2019/07/11 - 2019/07/13
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FUKUJIROさん
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忍耐力を強化するため、雨季のカトマンズに行ってきました(負け惜しみ)の続きです。
今回、阪急交通社のトラピックスツアー【燃油サーチャージ込!】感動のネパールとエベレスト遊覧飛行5日間に参加しました。
日本からネパールへの直行便はありませんので、デリー経由、バンコク経由とか、現地で出会った人たちは、シンガポール経由、クアラルンプール経由でした。
私たちは仁川経由でしたが、デイリーでないことを除けば、一番良いルートだと思います。
本編では、3日目の午後からまとめていますが、まだまだ試練が待ちかまえていました。
1日目:成田空港→仁川空港経由→トリブバン空港
2日目:パタン観光とショッピング
3日目:バクタプル観光とチャンドラギリの丘
4日目:カトマンズ観光、トリブバン空港から帰国
5日目:仁川空港経由→成田空港
まだまだ旅は終わりませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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3日目の午後、チャンドラギリの丘への道も渋滞です。
カトマンズ近郊でヒマラヤを展望する場所としてナガルコット(標高約2200m)が人気でしたが、チャンドラギリの丘にケーブルカー(日本でいうロープウェイ)ができ、人気急上昇となっているそうです。 -
高度が上がったからかどうか、途中から雨になりました。
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麓のロープウェイ乗り場です。価格は4種類でした。
Nepalese SAARC Chinese Foreign
One Way NPR 415 NPR 664 USD 9 USD 13
Round Trip NPR 700 NPR 1,120 USD 15 USD 22 -
麓で標高1,569m。カトマンズの標高がだいたい1,300m。
ネパールでは3,000mまでは丘と呼ぶそうです。 -
覆いが外されたゴンドラに資材を積んでいます。
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その後ろは普通のゴンドラ。
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ゴンドラは8人乗りでした。
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この後、どんどん真っ白になりました。
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山側の乗り場に到着。2,500mの距離を約9分で上りました。
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下界は真っ白。
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さらに道は上へと続いています。
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山側の乗り場は2,520m。この上にお寺と展望台があります。
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この方向にエベレスト(サガルマタ)山が見えます。見たかった!
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現実は厳しい。ここでも忍耐力が試されました。
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お寺が見えてきました。
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こちらは展望台。1Fはカフェとトイレなど。
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隣には土産店。
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Bhaleswor Mahadev 寺院。ヒンズー教の寺院で、シヴァ神をお祀りしています。中に入れるのはヒンズー教徒だけです。
ロープウェイができてから、このお寺も再建したそうです。 -
聖牛。ヒンズー教では、牛には3億3千万の神様が宿っているとされます。
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ガネーシャ様。
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プリトビ・ナラヤン・シャハ王の像。
ネパールが小国に分裂していた時代だった1743年、第10代ゴルカ王に就くと、ネパールの統一に動き、1768年のカトマンズの戦いでマッラ王朝を破り統一ネパール王に即位しました。 -
その戦闘の際し、この地を橋頭堡としていたようです。
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こんな景色が見たかったら、雨季はダメですよ。
ベストシーズンは、11月と2月だとガイドさんが言ってました。 -
山側の乗り場に戻ってきました。2,520mのスカイバー。
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ロープウェイで下ります。
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雨が止みました。麓の乗り場から見た景色。
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タルチョを掲げている建物もありました。
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噴水で遊ぶ人たち。
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旅行中に唯一、一瞬だけ見えたヒマラヤ山脈です(写真中央)。
ガイドさんはランタン・リルンの中腹だと言ってました。 -
カトマンズへの帰り道、兵隊さんの行軍に出会いました。
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こちらのレストランで民族舞踊を見ながらの夕食です。
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もちろん日本語の説明はなし。
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烏来で見たタイヤル族の踊りみたいでした。
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ネパール料理。同じネパール料理でもお店で味は違います。昨日の方が好きです。
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4日目(現地観光3日目)の朝。エベレスト遊覧飛行も最後のチャンス。
昨夜から雨降ってるし、半ば諦めつつ待っています。 -
いきなりボーディングが表示されました。
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空港内のバスに乗っただけで大喜びでした。
これは燃料を運ぶタンクローリー。 -
ATR72。機体後方から乗降します。
国内ではJAL系列のエアコミューターが飛ばしています。 -
ブッダエアー。ネパールの航空会社はいずれも世界ワースト10に入るような危ない会社ばかりなので、仏様の加護を祈ります。
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地上は隣の機体も見えないような雨ですが、上空は大丈夫なんでしょうか?
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機内の様子。乗客は全員窓側の席に座ります。往路は左の席からヒマラヤ山脈が見え、復路は逆になります。
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飛び立つと、パタンの街が見えました。
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20分ほど飛んだ所で、視界が悪いためリターンすると宣告されました。
どうやら、私たちがテスト飛行だったみたいです。 -
上空で見えていたのは左の翼だけでした。
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カトマンズへ降下しています。下に見える道路は、何度も通っているAH42号線。
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空港に戻ってきましたが、私たちの中で議論が起きました。ツアーの説明書では、3回中一度も飛ばないときは実費を返金とあり、飛んだから返金しないのか、良識ある会社なら返金するだろう、答えは誰にも分かりませんでした。
それでも、飛んだことでみんなの鬱憤は晴れたようで、怒ってる人はいませんでした。 -
そんな議論をよそに、猿は軒下で雨宿り。
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この日の予定はカトマンズ市内の観光です。ホテルで朝食後、出発です。
道路脇でバスを降りて、この橋を渡って行きます。 -
ビシュヌマティ川。ずいぶん水量がありますが、帰りは大丈夫でしょうか。
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橋を渡ります。
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狭い路地を進みます。雨水で洗濯してるおかみさんや雨水で洗髪している子供たちもいました。
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カトマンズのダルバール広場も外国人は1,000ルピーです。
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東へ進み、雨の中をダルバール広場を目指します。
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カスタマンダプ寺院。ほぼ全壊です。「木の家」の意味で、修行僧の巡礼宿的な休憩施設でした。12世紀の創建でネパール最古の寺院であり、カトマンズの語源といわれています。
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シンハ・サッタル。カスタマンダプ寺院を建てた際の余った材木で建てられたという伝承があり、そのとおりなら12世紀の建設でしょうか。
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ガッディ・バイタク。1908年に建てられた白亜の宮殿。
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ダルバール広場では異様に目立っていました。震災の被害が大きく、中国人が買い取って修復中らしいです。
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クマリの館。
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クマリ・チョーク。木彫り彫刻を施したバルコニーが立派です。
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この雨の中、はるばる日本からやって来た私たちに同情したのかも知れませんが、右側の窓からクマリ様が顔を出しました!生きている女神様に会えるとは、長生きしてて良かった。
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クマリ様の撮影は禁止されています。
2015年ネパール大地震は、クマリ様を隠し撮りした外国人がいたからだと噂されたそうです。たぶん撮影好きな某国の人ですね。
これはトリブバン空港内のパネルを写したものです。 -
山車。クマリの館に隣接して置かれていた山車は、インドラ・ジャトラの大祭のときにクマリ様が乗るということです。
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シヴァ・パールヴァティ寺院。18世紀後半にゴルカ王朝のバハドゥル王が建てたもので、中央上部にはシヴァ神とパールヴァティ妃が顔を出しています。
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ジャガナート寺院。雨にも負けず、無数の鳩が群がっています。
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カーラ・バイラブ。シヴァ神の化身で破壊と殺戮の神
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タレジュ寺院。
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ハヌマン・ドカ(旧王宮)の修復には日本も協力していました。
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ハヌマン・ドカのナサル・チョーク。こちらも被害が大きかったのですが、外国の元首が訪れた時などには、いまもここが使われています。
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初代ネパール王、プリトビ・ナラヤン・シャハ王の肖像画。
チャンドラギリの丘で見た像とはずいぶん雰囲気が違います。
中庭の通路に歴代の王の肖像画が掲示されていました。 -
降りしきる雨の中、路地を抜けて、ビシュヌマティ川を渡り、バスに戻りました。
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最終日のお昼は Hotel SunsetView のレストランで日本のお蕎麦をいただきました。こちらのホテルはオーナー夫人が日本人ということで個人客に人気だそうです。空港から車で10分ぐらいです。
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スワヤンブナートの丘に到着。猿だって雨宿りしたい。
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スワヤンブナート寺院の入り口です。
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猿に餌を与えてるおじさんがいました。
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スワヤンブナート寺院はネパール最古の仏教寺院とされまています。
1979年に世界遺産に登録された「カトマンズの渓谷」の一つです。 -
建物に「ブッダ・アイ」といわれる仏陀の知恵の目が付いています。
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広場の池には釈迦如来がいました。
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天気が悪いのでくすんで見えますが、金色の像です。
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本堂は、さらに丘の上にあります。
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反対側には修行のための施設があるようです。地元の方はそちらにも進んでいました。
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ここから本堂まで約140段。下の駐車場からは約400段だそうです。
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はるか昔、カトマンズ盆地は湖だったという説があり、そのときから丘の上に建っていたという伝説があります。ブッダ・アイは東西南北に向いています。
タルチョが飾られた中央の大きな仏塔は、グーグル先生によると「ストゥーパではなくマハ・チャイテャと呼ばれる」そうです。 -
このお寺は、グーグル先生によると「鬼子母神堂(ハリティ)であり、ヒンドゥー寺院ではない」とのこと。
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様々な宗教の人がいるからでしょうか、お釈迦様は檻の中で保護されていました。
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仏塔の外周にはマニ車が設置されています。時計回りに仏塔を回りながら、マニ車を回します。
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この白い塔も仏塔だと思うのですが、わかりません。
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この愛嬌のある動物も何でしょうか。
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何かを燃やしています。猿が身体を乾かしていました。
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南向きのブッダ・アイ。ホテルの方向です。
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カトマンズの街。
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泊まっていたホテルが写真中央に見えています。歩いても来られそうな感じです。
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観光を終えて、帰国の途につくはずでした。
空港に着いたときは早すぎて、カウンターに人がいなかったのですが、やがてこのボードが出されました。
出発時刻が明日の13:25になっています!本来は今日の19:40発ですが、何が何だかわかりません。
カウンターの人の話では「空港がクローズになった、今日は飛ばない」ということ。理由は、システムダウンだと。本当の理由がわかるのはずいぶん先でした。
とにかく明日の10時に空港に来てくれと言うことでした。 -
ということは、今夜の宿を確保しなければなりません。私たちは17名ですので、移動の足も必要です。
ネパールまで来るような方たちですから、慌てず騒がずはよろしいのですが、どなたも次の行動に移りません。
仕方ないので、英語の苦手な私が現地の旅行代理店に電話することになり、ブロークンな英語で状況を伝え、何とかガイドさんと連絡を取ることに成功しました。
このときは、本当に英語の必要性を強く感じました。 -
ドタバタしましたが、ガイドさんと合流し、夕食を取ってからホテル向かうことを告げられ、一安心です。前日までのホテルよりは若干落ちますが、ベッドで寝られるのはありがたいことでした。宿はFERN@HOTEL(翌朝撮影)でした。
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部屋は広いのですが、何となくラブホテル風。
どうやってもwifiがつながりません。諦めて寝ました。 -
バスタブはありません。お湯が出たので良かったです。
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ホテルで朝食の際、明け方にトリブバン空港に到着した方がいたので、空港が動いていることを確認できました。
10時に国際線ターミナルに着きましたが、なかなか発券できません。どうやら、仁川空港での乗継ぎができるかどうか不明のためらしいです。
カウンターのコンソールにノートPCを接続してゴソゴソやってる姿はシュールすぎて怖かったです。 -
取り敢えず仁川空港まで発券できることになりましたが、到着時刻を考えると仁川に泊まらざるを得ない状況です。その後も仁川から日本に帰る便に乗せて貰えるかどうか不明のまま出発することになりました。
写真は、トリブバン空港にあったアライグマの剥製。 -
幾多の試練を乗り越えて、空港内の待合室にまで辿り着きました。
タイ航空機の奥に見える大韓航空機に乗ります。 -
出発がさらに1時間遅れることになり、14:30発に変更されました。時差を考えると、今頃は自宅に帰っている頃です。待合室の中は韓国の人が多数でした。
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待合室から見えたサイ。ネパールではサファリもできるそうです。
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まだGATEが発表されませんが、この電光掲示板も見納めです。
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定刻が何時なのかもわかりませんが、14:50に離陸しました。
1時間ほどして機内食が出ました。ビーフンと魚のフライ、コチジャンをかければ美味しくいただけます。大韓航空のコチジャンは最強です。 -
ウトウトしていたら、2/3ほど飛んでいました。仁川空港到着は零時頃になります。最悪の場合は空港泊を覚悟していました。3泊5日の旅行が、まもなく6日目に突入です。最終章に続きます。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
仁川で一泊した旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11517226
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