2019/07/09 - 2019/07/11
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FUKUJIROさん
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忍耐力を強化するため、雨季のカトマンズに行ってきました(負け惜しみ)。
この時季、東南アジアは雨季ですし、ネパールは南アジアですから、ある程度の覚悟はしてました。分かっているわけです。でも、たいていスコールは短時間ですし、雨上がりは空気が澄んで気持ちのいいときもあります。
しかし、カトマンズの雨季は違いました。一日中雨が降ってます。最近は日本の梅雨も大雨のことが増えましたが、カトマンズも大雨でした。朝から晩まで雨でした。
まあ、多少の晴れ間があったりして、これが曲者なんですね。
今回、阪急交通社のトラピックスツアー【燃油サーチャージ込!】感動のネパールとエベレスト遊覧飛行5日間に参加しました。安かったんです。ネパールって、航空運賃が高いですよね。
私と同じような人がいっぱいいました。私たちが17名、同じ行程の別グループがやはり16~17名ぐらいでした。
私たちは仁川経由でしたが、現地で出会った人たちは、シンガポール経由とかクアラルンプール経由とか、皆さんお値段に引かれてポチったと言ってました。
今回の旅行で一番困ったのは、靴の中に水が溜まって、グチュグチュのまま歩かなければならないことでした。現地の皆さんは素足にサンダルです。雨季のカトマンズに行くときは、サンダルが必需品です。
1日目:成田空港→仁川空港経由→トリブバン空港
2日目:パタン観光とショッピング
3日目:バクタプル観光とチャンドラギリの丘
4日目:カトマンズ観光、トリブバン空港から帰国
5日目:仁川空港経由→成田空港
本編では、1日目から3日目の昼までをまとめています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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成田空港第1ターミナル北ウイングで準備中のKE706。機材はA330-200。
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定刻9:15に出発、10時に朝食がでました。
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仁川空港までもうすぐです。
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仁川空港第2ターミナル。14:25発のカトマンズ行きKE695は261番ゲートから。行き先の文字が読めません。
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261番ゲートは一番端でした。
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B777-200は3-3-3の配列。48FはDもEもいなかったのでEに移って3席独占。Eの後ろも空席だったので、座席を倒して超楽チン。遅れて14:50離陸。
15:30に昼食が出ました。ビーフンに魚の餡かけ。 -
航路の中間ぐらい。中国からミャンマーへ入りました。
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ネパール時刻で17時前にピザが出ました。
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17:50、天気は悪いですが、まだ明るさが残っていました。
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カトマンズまで飛んできたB777-200。
入国審査はかなり簡単、ランディングカードはノーチェックでした。
形だけのセキュリティチェックを通って、空港の出口を抜けました。 -
ホテルに行く前にレストランに寄りました。チベット料理のお鍋は、野菜たっぷりでとても美味しかったです。瓶ビール大瓶が700ルピーでした。
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GRAND HOTEL。(翌朝撮影)カトマンズの中心部からは離れています。周辺には小さな酒屋さん等が数軒あるのみ。
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やや古いですが、部屋は広いです。
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時々不安定でしたが、wifiも使えました。バスタブもありました。
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ネパールルピー札。これは1,000ルピー。ガイドさんの両替で、5,000円が4,600ルピー。ホテルのレートを見たら、4,500ルピーでした。
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上から500ルピー札、100ルピー札、50ルピー札。表の図柄はどれも同じで、裏に描かれている動物が違っています。
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このツアーにはエベレスト遊覧飛行がセットになっています。
チャンスは3回あるのですが、その1回目。 -
6:30発ブッダエアーに乗る予定です。遊覧飛行の目的地は「山」と、わかりやすいネーミングです。
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遊覧飛行は、次々とWAITINGの表示になりました。外は雨ですからね。
結局、7:20にキャンセルになりました。 -
ホテルに戻って朝食です。品数、味ともに日本のビジネスホテルぐらい。
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2日目(現地観光1日目)は10時出発。雨の中、バス停の高校生。
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天気に関係なくクルマとバイクの鬩ぎ合い。
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信号はほとんどなく、あっても壊れていることが多いので、大きな交差点には警官が立っています。
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この日はパタンを観光します。
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柱がじゃまですが、観光地に入るなら外国人は1,000ルピー。SAARCの人は250ルピーとありました。
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WELCOMEではありません。何とかの義務に反対という横断幕。
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いきなりパタンの中心部ダルバール広場に出ました。右手前が旧王宮、奥の塔がタレジュー寺院。左手前がクリシュナ寺院、奥がハリ・シャンカール寺院。
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クリシュナ寺院。17世紀のシディナラシン王の時代に建てられました。ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身であるクリシュナ神が祀られています。ネパールでは珍しい石造りです。
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この広場は、世界遺産を構成しています。
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旧王宮。マッラ朝の歴代の王が住んでいました。カトマンズ周辺の王宮は、中庭を囲む建物(チョーク)が特徴です。現在3つのチョークが残っています。
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旧王宮の中庭です。中央の祠は、お祀りのときに神様を運んでくるための施設です。
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チョークの内側の装飾。
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ヒンズー教の神様。
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軒下の彫刻。
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王の沐浴場。1960年に修復。浴槽の上にはクリシュナ寺院のミニチュアが建っています。
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内側には様々な装飾が施され、噴出口にはヴィシュヌ神とラクシュミ神の像。
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チョーク内の廊下。
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休憩所でしょうか。それとも修行僧の寝所でしょうか。
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窓格子がおしゃれ。
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旧王宮の窓からクリシュナ寺院。
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旧王宮に隣接している博物館の展示。建物の形がイメージできます。
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MOO CHUKA寺院。
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ヴィシュワナート寺院。
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同じような景色で、方向感覚が狂います。
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ゴールデンテンプル。12世紀のバスカル・バルマ王によって建てられました。現在の建物は19世紀に造られたもので、正式名はヒラニャ・ヴァナル・マハヴィハール寺院。
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ゴールデンテンプルの門。
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本堂は金箔で覆われています。ネワール族の僧院です。
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雨が激しい。
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釈迦如来。
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ゴールデンテンプルを出たら、道路が川になっていました。
私たちは20分ほど待ちましたが、結局、この川を横断しました。 -
ずぶ濡れになりながらレストランに到着、ネパール料理をいただきました。
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バスに戻り、午後は買い物ツアーです。靴の中が水浸しで気持ち悪い!
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雨が止み、少し明るくなりました。
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民芸品店。店内には三浦雄一郎さんの写真が飾ってありました。
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国家手工業職人工房。
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工房直売のお土産店です。
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価格は不明。
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さらに明るくなり、明日は遊覧飛行ができるかな、期待が高まります。
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テンプー。ネパールの三輪タクシーです。
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中国資本のスーパーマーケット。1階の食料品だけ見ましたが、インド産、中国産、トルコ産などが大半でした。ガイドさんの話では、この店の客はネパールでは上流階層の人たちだそうです。
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夕食はレストランで中華料理をいただきました。食べ慣れた美味しさでした。瓶ビール大瓶が750ルピー。
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朝。トリブバン空港のゲートです。
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エベレスト遊覧飛行の2回目です。皆さん慣れた様子で椅子に座ってます。
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この後、WAITINGが表示されました。まるで忍耐力を試されているようです。
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テスト飛行で何も見えなかったことから、今日もキャンセルでした。
後方は国内線ターミナル。皆さん、駐車場へ移動中。 -
ホテルに戻って朝食です。
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ホテルから北方向の写真。
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ようく見ると、スワヤンブナート寺院が見えました(中央やや右)。
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3日目(現地観光2日目)は9時半、バクタプル観光に出発です。
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国道沿いにも野生の猿がいました。
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国道3号線。アジアハイウェイ42号線です。
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イスラム教寺院。ネパール人口の約5%がムスリムです。
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中央にある表示板は、POLLUTION METER。大気汚染度を示しています。カトマンズでは、歩行者もバイクのライダーも大きなマスクを着けています。
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カトマンズでは一日中こんな渋滞が続いています。
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バクタプルへの道は、ここで左折しました。因みにこの道(AH42)は、国境を越えてチベットのラサ、そして西寧へ続いています。以前はバスに乗って日本人もラサに行けたようですが、最新の状況は不明です。
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バクタプル。別名はバドガオン、帰依者の町という意味です。観光するには、外国人(日本人も)1,500ルピー、SAARCの人は500ルピーです。
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バクタプルの地図をもらいました。
私たちは東端のChyamasinhから入域しました。 -
バクタプル観光の始まり。マッラ朝の時代、バクタプルが中心でした。そこからカトマンズが分かれ、さらにパタンが分かれて3王国の時代になりました。
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2015年のネパール地震で壊れかけている建物。
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プジャリ・マート。ヤクシャ・マッラ王の時代にはヒンズー教の僧院でした。現在は木彫博物館です。
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壁面にはエロティックな彫刻が施されています。
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カーマ・スートラの88手の体位が彫られています。
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プジャリ・マートの横の路地を進むと、その外壁に「孔雀の窓」がありました。
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ネワール彫刻「孔雀窓」は、ネパール工芸美術の最高傑作として知られています。
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ダッタトラヤ寺院。1427年、ヤクシャ・マッラ王が建てたヒンズー教寺院ですが、ご本尊のダッタトラヤ神は仏陀の従兄弟とされ、仏教徒も参拝に訪れます。
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正面の柱にはヴィシュヌ神の乗り物であるガルーダの像。
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入口の像は、伝説の戦士ジャヤ・マッラとパッタ・マッラ。
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バクタプルで一番大きな水場、ビムセン・ポカリ。
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こんな路地を進みます。
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ここは魚屋さん。路地裏には魚を焼く匂いが漂っていました。
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ネパール餃子の「モモ」のお店。
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ニャタポラ寺院。ネパール唯一の5重の塔で、1702年にプパティンドラ・マッラ王が建てた寺院です。5段の基壇と5層からなり、高さ約30m、カトマンズ盆地で一番高い寺院といわれています。ご本尊はラクシュミ神であるとされていますが、扉は一度も開かれたことがないそうです。
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石段の両側には、下から伝説の戦士ジャヤ・マッラとパッタ・マッラ、象、獅子、鳥頭獣体のグリフィン、女神の石像が一対ずつ置かれています。
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バイラブナート寺院。17世紀初頭のジャガット・ジョティ・マッラ王が建てたヒンズー教寺院です。再建中です。
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竹の足場。資材は、手投げで送ります。
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シヴァ神の化身であるバイラブが祀られています。
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水場です。カトマンズでも見かける青いボトルに水を入れています。もっと清浄な水だと思ってました。
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大きな車輪。祭りの際に山車を組み立てるそうです。
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地震で壊れてしまった寺院の跡。
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ダルバール広場。右の建物がパシュパティナート寺院。1492年に創建されたバクタプル最古の寺院です。シヴァ神の化身であるパシュパティを祀っています。
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旧王宮。かつては99ものチョークがあったと言われています。右端の建物は55窓の館。
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ゴールデンゲート。1745年にランジット・マッラ王によって造られた旧王宮の門。金箔ではなく、黄金製の門にはヒンズー教の神々の装飾が施されています。
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国立美術館。かつてのマラティ・チョークです。ネパールの仏像やヒンズー教の神々の像などが展示されています。
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55窓の館。17世紀にブパティンドラ・マッラ王によって再建されました。
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プラタップ・マッラ王の石柱。ネパール石像の中でも最高傑作と言われている「祈りを捧げるブパティンドラ・マッラ王」像。
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レストランから見たパシュパティナート寺院(奥)。
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昼食です。チキンソテーとバターライス。チキンの歯ごたえがすごかった。
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バクタプルから北の景色。
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ダルバール広場の北方向にある市役所。この前でバスに乗りました。
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カトマンズの西方にあるチャンドラギリの丘を目指して移動中です。
写真はトリブバン空港の南端です。 -
午前中の雨も止んだので、丘の上からの景色やヒマラヤ山脈を期待していましたが、さらに忍耐力を試されることとなりました。後半に続きます。
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