2019/07/13 - 2019/07/13
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ドクターキムルさん
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「塚越古墳確認調査現地見学会資料」には、
「幸区塚越に所在する塚越古墳は「塚越」という名前の由来になった古墳です。川崎市教育委員会が、平成25年3月に確認調査を実施した結果、古墳の周囲に掘られた溝(周溝)や埴輪の破片が発見されました。平成27年3月には石室の一部が見つかり、今年度の調査では横穴石室であることがわかりました。
塚越古墳は、6世紀前半(西暦501~550年)の円墳です。大きさは直径約24m、周溝をふくめると直径約30mで、高さは現地表面から約3mあります。およそ1,500年前の石室が残っている塚越古墳は、貴重な文化財です。」
教育委員会文化財課長の言い分では「塚越古墳確認調査現地見学会のお知らせ」(https://4travel.jp/travelogue/11515658)は石室発掘前に作成していたためであるのだという。それなら、「この貴重な成果」は?何も見学会を開催するほどのものではなかったのでは?
発掘の成果が明らかではない時点で見学会開催を決定してしまうとは開いた口が塞がらない。なお、課長がいうには今回の見学会はここの地域住民を対象としたものであるのだという。
古川小体育館でパワーポイントを使って説明してくれた係員は、今回見学会に来ていた90歳過ぎと思われるお婆さんでも子供の頃から古墳だと知らされたいた塚越古墳を自分が最初に見つけた古墳であると言っている。後でこの係員を叱っておいた。また、最初に見たときには富士塚かと思ったというが、昔から古墳であると認識されているのであるから誰も富士塚でないかなどとは思わないものだ。なお、古墳を富士塚として再利用した例は、ここから1km余り西の夢見ヶ埼にある富士浅間神社(https://4travel.jp/travelogue/11443177)がある。
塚越古墳の石室からは天井石は発見されておらず、遠い昔に既に盗掘にあっていたのであろう。したがって、墳丘の高さも3mよりは5mに近かったのでは?
石室には小さな穴が無数に開いた房州石のような石材が見られる。房州石は関東北部の古墳の石材として利用されている。
それにしても夢見ヶ埼の丘陵地ではなく、街道沿いの平場に円墳があるのはなぜ?
(表紙写真は塚越古墳の石室)
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