2019/05/14 - 2019/05/19
50位(同エリア76件中)
AandMさん
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オーストリアのウイーンを起点にイストラ半島を訪問しました。この半島には、アドリア海に面して中世から発達してきたピラン、ポレチ、ロビニ、プーラなどの観光名所があります。公共交通機関の便利が良くありませんので、行動自由度が大きいレンタカーで旅行をすることにしました。今回の旅行では、オーストリア、スロベニア、クロアチア、そしてハンガリーの4か国を通過します。国境を越える場合は、レンタカー会社に事前連絡して保険や緊急時のロードサービスなどの条件を詰めておく必要があります。
レンタカー会社のホームページを調べました。通常利用するHertzやAvisは国境越えに関する情報が殆ど書いてありません。Europcarでは、訪問予定の4か国を訪れる場合の付加料金などの情報が出ていましたので、このレンタカー会社に予約を入れました。ドライブでは、国によって高速道路料金の支払いも異なりますし、国境を越えると通貨も変わります。駐車場の利用法なども国によって変化します。オーストリア、スロベニア、ハンガリーで高速道路を利用する場合、ヴィネット(Vignette)と呼ばれる電子認証(ETCカードのような)の事前手続きが必要です。「手続なしで高速道路を利用して莫大な罰金を払わされた」といった経験談も口コミに書かれていました。
多少心配な点もありましたが、何とかなるだろうと前向きに考えて、レンタカー旅行を実行しました。経路は、(オーストリア)ウイーン→グラーツ→(スロベニア)リュブリャナ、ポストイナ、ピラン→(クロアチア)ポレチ、ロヴィニ、プーラ、リエカ、ザグレブ、ヴァラズディン→(ハンガリー)ショブロン→(オーストリア)ウイーンの4泊5日のドライブ旅行です。この旅行記では、レンタカードライブに関連した体験にポイントを絞って紹介致します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月14日
ウイーン国際空港のホテル(Moxy Vienna Airport)で1泊後、空港からレンタカーで出発します。今回訪問する4カ国の中で2カ国(オーストリア、スロベニア)の通貨はユーロですが、クロアチアはクーナ(1Kn,約17円)で、ハンガリーはフォリント(1Ft,約0.4円)です。ユーロ手持ちはありましたが、クーナとフォリントはありません。国境付近で両替できるか不明でしたので、ウイーン国際空港でクロアチアとハンガリー通貨にそれぞれ1万円程度を両替しておきました。この対応は結果的に正解でした。国境付近で両替できる施設は見当たらず、しかも直ぐに駐車場利用などで現地通貨が必要となりました。モクシー ウィーン エアポート ホテル
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ホテル(Moxy)を出て、ウイーン国際空港のレンタカー会社(Europcar)で車の貸し出し手続きを行います。
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4カ国をレンタカーで訪れる場合、越境(クロスボーダー)料金が上乗せされます。この料金は国によって異なりますが、スロベニア、クロアチア、ハンガリーの組み合わせは比較的安め(1週間で1.5万円程度)でした。この他、高速道路を利用する場合はヴィネット(Vignette)手続きも必要です。オーストリアのヴィネットは貸し出し時にレンタカー会社で対応してくれました。車を借りている1週間の間はオーストリアの高速道路を自由に利用できます。オーストリアでは、高速道路のカメラが車の登録ナンバーを読み取ってヴィネット支払いがされているかどうか判定し、未払いを検出すると罰金請求が送付されるシステムになっているとのことでした。
国境を超える場合の対応を質問しましたが、「国境付近でその国の制度に即して高速道路の通行手続きをして下さい」とレンタカー会社係員から言われました。国によって対応が異なっており、それぞれ国境付近で処理する必要があります。面倒ですがドライブ旅行で高速道路利用は必須ですので、忘れずに対処することが必要です。ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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借りた車です。予約した車はフォルクスワーゲンでしたが、グレードアップしてくれてAudiーA3になりました。
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走行距離約3000Kmで、ほぼ新車です。ラッキーです。
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カーナビ付きですが、日本のカーナビと勝手が違って、操作方法が良く分かりません。ドイツ語設定なので、英語への変更が必要です。出発前に、Europcarの係員に頼んで、取り扱い方を教えてもらいました。
英語に変更して、使い方をサーと教えてくれました。カーナビを使いこなせるか自信が持てませんでしたが、何とかなると考えて出発しました。 -
最初の目的地はウイーン南方約200kmにあるオーストリア第2の都市グラーツです。ウイーン国際空港からグラーツまでは高速道路があり、カーナビ案内に従って車を走らせて、グラーツ旧市街に到着しました。
ここは旧市街の駐車場入り口で、カーナビに登録しておいた場所です。カーナビも何とか使えそうです。車を地下の駐車場に停めて、旧市街を見学することにしました。 -
駐車場上はショッピングセンターになっていました。外に出て、旧市街を歩いてみました。グラーツは「グラーツの市街-歴史地区とエッゲンベルク城」として世界遺産に登録された美しい街です。
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街中心部にあるシュロスベルグの丘に立つ時計塔で、グラーツのシンボルです。短針と長針が指す時間と分が、通常の時計とは逆になっている珍しい時計で、オリジナルは13世紀の建造です。
この他、中世に建てられた美しい建造物が、グラーツには沢山ありました。グラーツ市歴史地区 旧市街・古い町並み
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グラーツ郊外のエッゲンスベルグ城入口です。車を道路脇にある駐車スペースに停め、近くの駐車料支払い機で駐車チケットを購入しました。チケットは、2時間で3ユーロ程度でした。車のダッシュボード上の外部から見える箇所ににチケットを置いて、エッゲンスベルグ城の見学です。
ちなみに駐車料を払っているかどうかを確認する係員が巡回していました。 -
エッゲンスベルグ城です。中世建造の貴族のお城ですが、現在は博物館(美術館)になっています。
エッゲンベルク城 城・宮殿
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エッゲンスベルグ城の美術館に展示されていた絵です。1597年にブリューゲル(Jan Brueghel the Elder, 1568-1625)が描いた「死の勝利、The Triumph of Death」です。
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中世に作られた彫像で、表情が生き生きとしている名品です。この他、見事な絵画や彫像が博物館(美術館)には沢山展示されていました。エッゲンスベルグ城は見ごたえがありました。
グラーツを出て、次はスロベニアの首都のリュブリャナに向かいます。 -
オーストリアの高速道路(E59)を進んでいくと、料金徴収所のような施設がありました。オーストリア/スロベニアの国境でした。パスポート提示だけで、簡単に通過することができました。スロヴェニアでも高速道路を利用しますので、ヴィネット手続きを行っておく必要があります。
国境を越えた所にあった最初のガソリンスタンドに立ち寄り、ヴィネット(Vignette)のことを聞きました。販売しているとのことで、1週間有効のヴィネットを購入しました(15ユーロ)。1週間が最短期間で、スロヴェニアでは車のフロントガラスに張り付ける様式でした。道路に設置されているカメラが自動検出するそうです。これでスロヴェニアの高速道路を自由に利用できます。 -
リュブリャナ郊外のホテル(Four Points By Sheraton)にチェックインしました。リュブリャナ旧市街まで車で10分程の場所ですが、大型駐車場があります。
フォー ポインツ バイ シェラトン リュブリャナ モンス ホテル
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ホテル駐車場は広々しています。
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車のダッシュボードにチェックインの際にホテルから頂いた表示を乗せておきます。この表示があれば、駐車場を自由に出入り可能です。
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リュブリャナ旧市街を見学しました。革命広場の公営駐車場に車を停めましたが、大変混雑しており、かろうじて空きスペースを見つけることができました。
雨が降っており、観光客数は多くはありませんでしたが、中心部に近い駐車場で駐車スペースを見つけるのは、そんなに容易ではない感じです。 -
町中心部の丘上に立つリュブリャナ城です。雨模様で、気温も10℃程度と寒い中、見学しました。
リュブリャナ城 城・宮殿
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5月15日
リュブリャナのホテルを出発し、カーナビ目的地に「ポストイナ鍾乳洞」を入力し、案内に従って車を走らせました。40分程で到着しました。冷たい雨が降っていましたが、洞窟見学ですので天候は問題にはなりません。ポストイナ鍾乳洞 洞穴・鍾乳洞
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「ポストイナ鍾乳洞」は総延長が20km以上もあるスロベニア最長の鍾乳洞です。鍾乳洞見学ではトロッコ列車に乗車しました。鍾乳洞内の壁際ギリギリを走るトロッコ乗車は迫力がありました。
トロッコ列車 (ポストイナ鍾乳洞) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ポストイナ鍾乳洞から数Kmの場所に「プレジャマ城」があります。崖に面した洞窟の中に巧妙に作られた中世のお城で、大変珍しいと思いました。スロベニアでは必見の観光スポットだろうと思います。
駐車場は無料でしたが、収容できる車数が10程度しかありません。幸いにも空きスペースがあり、無事に洞窟城を見学することができました。プレジャマ城 城・宮殿
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ホテルは中世の街ピランから1kmほど離れたポルトロスのケンピンスキー(Kempinski Palace Portorož)です。ピラン旧市街にもホテルはありますが、駐車場が無いケースが多く、またホテルまでの道も狭いので、車の場合に苦労が予想されましたので、少し離れたポルトロスのホテルを選択しました。
ホテル ケンピンスキー パレス ポルトロツ ホテル
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大きくて立派なホテルでした。バレットパーキング(キーを預けると、車をホテル従業員が駐車してくれるシステム)で、料金が掛かりましたが駐車は問題ありませんでした。
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5月16日
午前中にピラン旧市街の見学をしました。ホテルから車で旧市街に向かいました。グーグル地図に旧市街でPマークがある場所があったので行ってみました。広めの駐車場で空きスペースも結構ありましたので車を停めました。すると地元の人が近づいてきて、ここの駐車場は特別許可証を持っている住民のための駐車場で、訪問者は駐車できない、と言われました。旧市街のあちこちにPマークが表示された住民用の駐車場がありますが、観光客などの訪問者は利用できません。
グーグル地図に幾つかPマークが出ていますが、利用不可の駐車場もありますので要注意です。 -
旧市街から少し離れた高台に公営駐車場がありました。訪問者が利用できる旧市街に最も近い駐車場です。地下もある屋内駐車場です。ただ中の通路は狭く駐車スペースも狭いので小型車なら問題ありませんが、中型車以上では進入と駐車で苦労すると思いました。
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駐車料金表です。2時間までなら2.4ユーロと表示されています。狭くて窮屈な駐車場にしては、料金高めだと思います。
駐車場から旧市街中心部の広場まで、石畳の坂道を数百メートル下る必要がありました。観光に便利な場所にある駐車場ではありません。 -
ピラン旧市街のタルティーニ中央広場(Tartini Central Square)です。ピラン旧市街には、中世の建築物や文化的な遺産が豊富に残されていました。訪問者数も多くないので、静かで落ち着いた雰囲気で味わいのある良い街です。ただ旧市街の中心部に駐車場がありませんので、車で訪問するのは適していないように思います。
タルティーニ広場 広場・公園
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次の目的地はイストリア半島西岸の街ポレチです。ポレチはクロアチアですので、途中で国境を通過します。
ピランから数キロほど南に走り、スロヴェニア/クロアチア国境に到着しました。国境検問所は、高速道路の料金徴収所のようでした。EUとクロアチアの国旗が掲揚されていますので、国境であることが分かります。国境通過は、パスポートの確認だけで簡単でした。クロアチア通貨はユーロでなくてクーナですが、国境付近で両替ができそうな施設は無かったと思います。事前にクーナを準備しておいて良かったと思いました。 -
ポレチ港にあったPマーク駐車場です。ただこの駐車場は特別な許可カードを持った人のための駐車場で、訪問者の利用はできません。利用できないのならPマークを出すな!、と言いたい感じです。
明るくて穏やかな小さな港、ポレチュ港 by AandMさんポレチュ港 海岸・海
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道路脇に青線が引かれた駐車スペースです。ここは自由に駐車できます。
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近くにあった駐車券販売機で2時間有効の駐車券を購入し、車のダッシュボードに置いてから、観光に出発です。料金は8クーナ(8Kn)で、早速クロアチアのお金を使うことになりました。
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ポレチには世界遺産に登録されているエウフラシウス聖堂があります。
エウフラシウス聖堂 寺院・教会
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エウフラシウス聖堂には世界でも優れたビザンティン芸術の一つとされるモザイク画がありました。古いものは6世紀頃に作られています。
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聖堂の天井画にはビザンティン芸術の特長が感じられます。ポルチェは、美しい中世の街でした。旧市街での駐車場の数は多くはありませんが、先に訪れたピランの街よりは良いと思います。
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ポルチェから南に40kmほど走り、海岸の美しい街ロビニに到着しました。ロビニ旧市街では、海岸に広い駐車場がありました。沢山の車が停まっていましたが、チラホラ空きスペースもありました。ここから旧市街中心までは、歩いて10分程ですので、観光に便利な駐車場です。
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駐車場から見た旧市街です。中世に建造された旧市街は狭い路地が入り組んでおり、車での乗り入れは困難です。街をゆっくりと歩いて見学しました。
ロヴィニ旧市街 旧市街・古い町並み
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宿泊ホテルはロビニの街から南に2kmほどの丘にあるHotel Loneです。新設の近代的なホテルでした。ヴァレットパーキング方式で、ホテル従業員が車を駐車場に停めてくれました。
Hotel Lone ホテル
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Hotel Loneはリゾートホテルで、スペースもゆったりした良いホテルでした。
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5月17日
今日はイストラ半島の南端の街プーラを訪問し、その後、リエカを経由してクロアチアの首都ザグレブまで行きます。約400kmの長距離ドライブです。 -
イストラ半島を南北に走る主要道路21号線は、舗装が良好で混んでいないため快調にドライブすることができました。道路標識も分かりいので、迷うことはありません。
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プーラ円形競技場の前にある駐車場入り口です。
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広い駐車場で空きスペースもたっぷりありました。駐車場の向こうに円形競技場が見えます。
円形劇場 劇場・ホール・ショー
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駐車場に有料トイレがありました。5Knの料金が必要ですが、手入れが行き届いていて清潔でした。入り口におばさんがいて、紙幣からコインへの両替をしていました。
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古代ローマ時代に建造されたプーラ円形競技場です。二千年以上も前に作られた競技場ですが、保存状態はとても良好です。古代ローマ時代には剣闘士の戦いや剣闘士と猛獣の戦いなどの見世物が、中世には騎士の模擬戦争が行われたそうです。
円形劇場 劇場・ホール・ショー
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プーラ旧市街見学を終えて、市内道路を走り、ザグレブ方面に向かいます。プーラからザグレブまで300kmありますので、リエカで中途休憩します。
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旧市街を抜けると高速道路に入ります。クロアチアの高速道路利用は日本と同じ方式でした。入り口でボタンを押して高速券を受け取り、出口で料金を支払う形式でした。出口で係員が支払い対応をしてくれました。現金(クーナ)でもクレジットカードでもOKでした。
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高速道路の路面状況は良好で、車も少ないので快適なドライブです。
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高速出口の料金徴収所です。
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リエカの町中です。リエカはクロアチア最大の港町で人口が12万人と多く、道路も車で混みあっていました。港を見下ろす高台で小休憩した後、ザグレブに向かいます。
リエカバスターミナル バス系
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高速道路入り口で、高速券を受け取ります。
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ザグレブのホテルはWestinです。旧市街中心部にありますが、事前調査で駐車場があることが分かりましたので、このホテルに決めました。町中は一方通行が多く、車で混みあっており、ホテルに到着するのに手間取りましたが、何とか辿り着くことができました。駐車場はホテル入り口前にありました。
ウェスティン ザグレブ ホテル
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夕方でしたが、ザグレブ市内を見学しました。市内見学では路面電車(トラム)を利用しました。トラムチケットは通りにあるキオスクで購入できます。そして路面電車の中に設置されている装置で乗車時間記録を記録します。
ザグレブ旧市街にある聖マルコ教会です。色瓦で表示された屋根の紋章が印象的で、ザグレブ観光の目玉になっています。聖マルコ教会 寺院・教会
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5月18日
次の目的地であるハンガリーのショブロンに向かいます。約300kmの行程ですが、途中にあるクロアチアの街ヴァラズディンに立ち寄ります。高速道路E65を利用してヴァラズディンを目指します。 -
カーナビの案内で、ヴァラズディン中心部にある駐車場(Parkiraliště)に到着しました。広めの駐車場で空きスペースも豊富です。
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ヴァラズディン中心部の広場(Grad Varaždin)には、旧市庁舎や教会など中世時代に建てられた美しい建造物が並んでいました。観光客数も少なく、落ち着いた街でした。
トミスラフ広場 (ヴァラジュディン) 広場・公園
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街の見学を終えて駐車場に戻ってきました。駐車場の精算機です。これで精算します。
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英語の言語選択もできました。駐車券を入れると金額(クーナ)が表示され、コインもしくは紙幣を入れると、処理済みの駐車券が出てきます。これを出口のゲート機に入れるとバーが開く仕組みになっていました。日本の駐車場と同じ感じで利用できます。この駐車場では、クレジットカードは使えませんでした。
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ヴァラズディンの街を出てハンガリーのショブロンに向かいます。10kmほど北に進むとクロアチア/ハンガリーの国境検問所がありました。幾つかの車が並んでいました。
この検問所では、これまでの国境通過と違って審査が厳格で時間がかかりました。パスポート提示の他に車の登録証などを要求されました。レンタカー会社の契約書などを差し出すと、「車を脇に停めて、待機するように」とのことです。旧共産圏への入国審査と同じ感じの対応です。我々以外の車は(多分クロアチアとハンガリーの車)は、簡単な審査だけで通過していきました。
15-20分程待たされましたが、パスポートと車関係の書類を返却してくれ、通過OKとなりました。盗難車でないかどうかの確認をレンタカー会社に問い合わせていたのかも知れません。今回の旅行では数回国境を通過しましたが、いずれも審査官は事務的&友好的な印象でしたが、この検問所は例外でした。審査官(年配女性)の猜疑心に満ちた眼差しが印象に残りました。 -
国境を越えてハンガリーに入りました。
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燃料が少なくなりましたので、国境付近のガソリンスタンドに立ち寄りました。ここでハンガリーの高速道路を利用するためのヴィネット手続きが可能なら、行うつもりです。”ヴィネット処理を行わないで高速道路を走って、莫大な罰金(150-200ユーロ相当)を請求された””、と英語ブログに書かれていたことが思い出されました。
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ガソリンはセルフで給油します。レギュラー(緑のノズル、95)を満タンにして、ショップ内で支払いをしました。ハンガリー通貨のフォリントで支払いました。ヴィネット処理のことを聞きました。「ここでは扱っていないが、少し進んだ所にある大きなガソリンスタンドで扱っているよ」と片言の英語で教えてくれました。
数Km先にあったガソリンスタンドでヴィネット処理を行いました。ハンガリーでは車のナンバーをコンピュータで登録する方式でした。オーストリアと同じ対応です。10日間有効のヴィネット料金は3500フォリント(約13ユーロ)でした。料金もオーストリアと同レベルです。これでハンガリー内の高速道路を自由に利用することが出来るので、一安心です。 -
ヴィネット処理を行い、燃料も満タンです。気持ちよく田舎道を走ると「ショブロン」の表示が目に入り始めました。
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ショブロンまでの道路は田舎道で、高速道路ではありませんでした。もう少しハンガリー内を走る予定ですが、ひょっとしたらこのような田舎道ばかりで、ヴィネット処理は必要なかったのかも知れません。でも高額の罰金(150-200ユーロ)よりヴィネット(15ユーロ)を保険の意味合いで払っておいた方が安心です。
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田舎道を走ってショブロンに到着しました。予約しておいたホテル(Hotel Sopron)は旧市街の北側で旧市街まで歩いて10分ほどの場所にありました。広めの駐車場があることを事前確認して予約しておいたホテルです。
ホテル ショプロン ホテル
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高台に立つ比較的新しいホテルでした。大きな駐車場があり、大型バスも駐車していました。
ホテル ショプロン ホテル
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ホテルのフロントです。このホテルを起点に、徒歩でショブロン旧市街を、車でショブロン郊外を訪れました。
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ショブロン旧市街に立つ「火の塔、Fire Tower」で、町のシンボルです。塔に登ることができ、内部は博物館になっていました。ショプロンは石畳小径の両側に中世に建てられた教会などが並ぶ美しい町です。数百メートル四方の狭い領域に主な見所が集まっていますので、1日の滞在で十分観光できました。
火の見塔 建造物
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5月19日
ショプロンの東15kmにあるエステルハージ宮殿を訪問しました。無料の駐車場に車を停めて宮殿を見学しました。エステルハージ宮殿 城・宮殿
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ハンガリー貴族のエステルハージ家の居城で、交響曲の父と呼ばれる作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)がエステルハージ家に楽長として仕えていた場所でもあるそうです。
内部見学ではツアー参加が必要です。英語ツアーもありますが、時間が限定されています。急いで見学したかったので、ハンガリー語のツアーに潜り込みました。ガイドさんが、我々にはハンガリー語は分からないことを承知していて、親切にも時々英語で説明を加えてくれました。粋な計らいです。 -
フェーデラルコーシュの採石場です。ショブロンから車で20分ほどかかりました。ローマ時代から20世紀初め頃まで使われていた採石場で、ハンガリーやオーストリアの建造物の石材の多くがここで切り出されたものだそうです。発掘跡の見学が可能で、石切り場の空洞空間がコンサートホールになっていました。
採石場 自然・景勝地
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採石場から湖(フェルテー湖)にやってきました。この湖は世界遺産に登録されています。中央ヨーロッパで二番目に大きい湖でオーストリアとハンガリーにまたがり、ドイツ語ではノイジードル湖、ハンガリー語ではフェルテー湖と呼ばれています。
フェルトゥーラーコシュ 散歩・街歩き
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湖の畔の船着き場から観光遊覧船が運行されていました。訪問者数は多くはありません。文化的、歴史的な価値があるようですが、見かけは広くて静かな湖でした。
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ショブロンの北数Kmはオーストリアとの国境ですが、歴史的な事件が起こった場所でもあります。1989年に共産圏の壁が破られる契機になった場所で、汎ヨーロッパピクニック(Pan-European Picnic - where the Iron Curtain was breached in 1989)として知られています。この広場に共産圏側から集まった人々が、国境を越えて自由圏(オーストリア)になだれ込んだのが切っ掛けになって、東西の壁が崩壊するに至っています。現状は、草むら状の田舎の広場でした。
ハンガリー/オーストリアの国境に、小さな小屋の検問所がありました。車の速度を落として近づきましたが、検問所の係員は「進んで良い」のジェスチャーだけでパスポートチェックなどはありませんでした。ナンバーを見てオーストリアの車であることが分かったので、ノーチェックで通過させてくれたのかも知れません。2日前に通過したクロアチア/ハンガリーの国境検問所とは大違いでした。ヨーロッパ ピクニック計画記念公園 広場・公園
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オーストリアに入り、道路状況が格段に改善されました。3-4車線の高速道路をウイーン向けて快調に走ります。
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ウイーン国際空港の案内標識も出てきました。空港までもうすぐです。
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空港近くのガソリンスタンドで燃料を満タンにした後、レンタカー会社の駐車場に到着しました。係員が車をサーッとチェックして、返却完了です。
ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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車から降ろしたスーツケースを引きながら空港の出発ゲートに進みます。車返却場所から地下道を歩いて10分程の距離です。
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オーストリア航空のチェックインカウンターに到着しました。東京便への搭乗手続きを済ませ、セキュリティーと出国審査に向かいます。
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東京便の出発ゲートです。定刻(17:45)出発が表示されていました。この後、オーストリア航空機に搭乗(https://4travel.jp/travelogue/11497515)して帰国しました。
イストラ半島の訪問を主目的とした4カ国ドライブ旅行でしたが、国境通過で時間がかかった場合もありましたが、概ね問題ありませんでした。注意する必要があるのは、高速道路利用のためのヴィネット手続きを確実に行っておくことと、それぞれの国の通貨を準備しておくことだろうと思います。駐車場利用などで現地通貨が必要でした。ドライブで国境を超えましたが、国境付近に両替所は見当たりませんでした。イストラ半島の街では両替所はあまり無かったように思います。ドライブに関連する情報を事前に調べて着実に手を打てば、レンタカー観光はとても効率的だと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- comestaiさん 2019/08/04 10:09:08
- イストラ半島ドライブ旅行記、懐かしかったです!
- AandMさん、
こんにちは、comestai です。はじめまして!
イストラ半島ドライブ旅行記、懐かしく拝見しました。
ウィーンから南下する方法もあったのですね。参考になりました。
私達はヴェネチアからイストラ半島を訪れ、憧れのロヴィニに宿泊しました。
ロヴィニ、プーラの駐車場も同じ場所で、観光には便利な場所でした。
ポレチの駐車場ではカードが使えず、ATMで現地通貨をおろしました。
両替せず、カード支払いで通そうとしたのですが駄目でした。
クロアチア、道路も良かったのですが、ユーロが使えず不便ですね!
ピランは城壁脇の駐車場に停めましたが、住民専用だったみたいで、
駐車禁止のステッカーがフロントに置いてあって焦りました(^^;)!
ピランは城壁からの写真撮影だけだったので、次回、行く機会があったら、
城壁手前の公共駐車場に停めたいと思います。
4トラの皆さんのレンタカー旅行記はとても参考になりますね。
これからも楽しみにしています!
comestai
- AandMさん からの返信 2019/08/04 12:22:49
- Re: イストラ半島ドライブ旅行記、懐かしかったです!
- comestaiさん
コメント有難う御座います。
イストラ半島の歴史ある町々のレンタカーでの訪問は、道路状況が良くて空いており、また町も混んでいないので、誠に快適でした。
以前、南イタリアのレンタカー旅行で旧市街のホテルを予約したため、車でホテルまで行きつくのに大変苦労したこと、駐車場探しで余分な時間を浪費したこと、などを教訓に今回の旅行ではホテルと旧市街観光のための駐車場選びを、ネット情報を参考に少し慎重に行いました。大きな問題はありませんでした。車で移動する場合の事前調査はとても大切と思います。
comestaiさんも経験されているかも知れませんが、速度超過や駐車などにに関連して発生する想定外の出費(罰金)も要注意です。今回のイストラ半島旅行では、幸いこのような出費を免れることができましたが、これまでの海外ドライブ旅行で何回か経験しています。旅行終了後にレンタカー会社から連絡が入ったり、航空便が届いたりして「エー!」と驚ろかされました。少し慎重気味に対応することで、想定外の多大な出費も防げるように思います。
海外ドライブ自主旅行では、多少痛い経験を踏まえて、計画を立てて行動することが大切だろうと思います。
家内からは、「慎重すぎる、効率が悪い、計画が甘い、------」などと常に文句を言われていますが、忍、忍----で対応中です。
AandM
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