'19 モンゴル04 : チンギスハン像とザイサントルゴイ戦勝記念碑を見て禁酒デーにがっくりする

2019/05/01 - 2019/05/01

GWのモンゴル旅 4日目。

テレルジのキャンプをチェックアウトし
https://4travel.jp/travelogue/11503251
チンギスハーンの巨大ステンレス像と
ザイサントルゴイの戦勝記念碑を見に行く。

ウランバートルのホテルにようやく着いて
さぁお酒だぁ～と思ったら。。
なんとこの日モンゴルでは禁酒デーだった。

---スケジュール---
　4/27土　成田→ウランバートル
　4/28日　ウランバートル
　4/29月　ウランバートル→テレルジ
　4/30火　テレルジ
●5/01水　テレルジ→ウランバートル
　5/02木　ウランバートル
　5/03金　ウランバートル
　5/04土　ウランバートル→成田

エリア テレルジ(モンゴル)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月1日水曜 10時。
ゲルキャンプをチェックアウトして
手配してもらった車でチンギスハーン像へ。

「コウツウキセイニ シタガッテ
ソウコウシテクダサイ…」

っって この中古プリウスのナビも日本語w

幹線道路をしばらく突き進むと。。
ﾃﾞﾀ━━━ﾟ(∀)ﾟ━━━!!

野っ原と山しか見えてなかった景色に
突然見えてくる巨大像 !

オーールステンレス。
ただただデカイ。

なんでもチンギスハンはこの場所で
縁起がよいとされる鞭を拾ったのだとか。

巨大像の向きは、彼が生まれた
東の方を向いている。

チンギス ハーン像テーマパーク 文化・芸術・歴史

鷲と写真撮りませんか? のサービス。

モンゴルの西の地域では
イヌワシで狩りをする伝統風習が有名らしい。

めっちゃカッコイイ。。。

イヌワシを操る狩り、見てみたいなぁ。。
(調べてみたけど、すんごく遠い)

ラクダに乗りませんか? のサービスも。

モンゴル南に横に広がるゴビ砂漠には
野生のラクダがいるのだそう。

一応ツアーの名目でここに来てるので
ドライバーさん(兼ガイドというべきか)
とともに宮殿のような施設へ。

建物以外は、まだ建設中。
というのもこの施設、どこかのサイトで
みたけど、国じゃなくて実業家が造ったのだそうで。

どんだけのお金持ちなんでしょうか。。

この写真撮った時とっても印象に残ってて。

たぶんこのドライバーさんは
受付の女の子のことが好きなんだと思う。

「恋」という感じの雰囲気だった。(*´Д`*)

チケットをドライバーさんから受け取り
展示物の説明をしていた女性のガイドさんの
ところに案内され 英語のガイドだいじょぶ?と
聞かれる。

正直大丈夫じゃないのだけど、
ドライバーさんは まぁ聞いときなよって
感じだったので、超絶早口の
英語のガイドを聞く。
(数字しか頭に入ってこない。。)

横になった棒はチンギスハンが
拾った鞭を模したもの。

モンゴル語は今はキリル文字が主流だけど
旧ソ連の影響下になる前はこんな
カッコイイ文字だったんですね。

自分たちの国の文字が使えなくなるとは
なんと悲しいことだろうか。。

巨大ステンレス像が履くためのものなのか
大きな大きな長靴。

モンゴルの伝統的なこの靴はゴタルといって
乗馬の時に馬が暴走したらすぐぬげるように
この靴を履くらしい。

そういえばモンゴルの人たちは
ブーツ履いてる人が多かった。

地下の展示室。

モンゴル民族の生活の歴史や
歴代ハーンの肖像画が展示されている。

モンゴル帝国時代のコスプレコーナー。

欧州からの女性3人組がｷｬｰｷｬｰ楽しそうに
写真を撮ってもらってたので私も撮る側で参加。

エレベーターで展望台へ行くと
ステンレス像のお股のところから
外へ出られます。

下から見上げると雲がまたいい演出して
迫力ある!

なんかすっっっごい怒ってる感じの
チンギスハンが撮れた。

イライラ～

日本人女子3人グループについてた
日本語ぺらぺらのガイドさん。

鞭の説明をしてます。
あつかましくも便乗して一緒に聞く。

山にキャンプの名前がかかれた
ゲルキャンプ。

今はこんな茶色い景色も
夏になれば緑一面になるんだろうか。

お土産屋さんを覗いたけど
チンギスハンの絵本がなんと。。100000Tg。
日本円で約5000円!! ( ﾟдﾟ)

高すぎる!!と言うと、女の子3人組についてた
ガイドさんが「私だって日本で5000円の本
買いましたよ」って。

何の本か聞くと投資家の本ですと。
絵本と比較するものじゃないと思うけど…

一通り見終えて外へ。
こちらはチンギスハンの側近たちの像。

さっきの日本語ぺらぺらのガイドさんが
またいたので、これ誰ですか?　と聞くと
みんな同じ顔だしねぇ、わからないよ と。

とゆーか、モンゴルの人たちって
ほんとみんな同じ顔なんです。
チンギスハン顔。

さすがユーラシア大陸のほとんどを
支配した男は、側室もめちゃ多かったため
モンゴル国民のほとんどはチンギスハンの
末裔というのがよくわかる。

写真は本人じゃなくて、歴代ハーンの
ひとりだけど、まぁ切れ長の目なのは
すべての肖像画で変わらない。

ほんとにこの顔だったのかはおいといて。

遠くにはチンギスハンの母の像。
あそこもここのテーマパークの一部なのかな。
としたら、移動が大変そう…

さくっと小一時間の鑑賞でした。

もう少しじっくり見たかったけど
なんかドライバーさんが早く行きたいオーラ
漂ってたもので。。

ではウランバートルへ!

途中、ピースアベニューに入らず
下道に入ったのであれれ? と思っていると
ドライバーさんが、今日は自分の車の
ナンバーが市内に入れない日なんだ…と。

なるほど！ピースアベニューを外れた
理由がわかった。

で、行きたいと思っていた
戦勝記念碑のあるところに
向かっていたので、そこで降ろしてもらう。

ここでドライバーさんとお別れ。

戦勝記念碑に関連づけてか
こんな戦車のモニュメントがありました。

下の赤い線は、文字からするに
1945年のベルリン崩壊に向けて
ソビエト赤軍がベルリンに行った経路を
描いてるらしい。

このあたり、高級住宅街な雰囲気。
小学生がブレザー着て歩いてるし
車も市内に駐車してる車と比べて古さがない。

そしてわりと新しそうな商業施設が。

ちょっと階段がきつそうだけど
中に入ってみることに。

建物は、映画館併設のハイソな
ショッピングモールといった感じ。

そこに、この場にまったくふさわしくない
バックパッカーの私ら日本人。

フードコートがあったので
自分たちは かなり浮いてるけど
気にせずランチにすることに。

やっぱり日本食が食べたくて無難に
ラーメンとチャーハンのセットを注文。

てんてこまいの様子から15分待ってと言われ
まぁ想定内で30分以上かかりようやく
できてきたのを食べてみたけど。。

頼んじゃいけないレベルの味だった。

こちらは相方の鶏肉の味噌炒め定食的なやつ。
まだ食べられるレベル。

結構お客さんが並んでいた店だったので
私が注文したラーチャンセットの味が
日本の食べ物と思われるのは
とっても嫌だなぁ。。と思った。

さて戦勝記念のモニュメントへ。

なんとこの施設から行けるっぽい!
エレベータで7Fへ。

この施設、エレベータは日本製じゃないけど
トイレはTOTOの便座とシンク。

高層階には高級そうなブティックや
レストランが並ぶ。

モニュメントまでの渡り廊下。

いろいろ怖い。
(モンゴルは世界的な恐竜化石産地)

正直荷物を背負っての下からの階段が
キツイに違いないと思っていたけど
エレベータでショートカットできてよかったーー( ﾟ∀ﾟ)

こちらが1971年に、ソ連とモンゴルの
友好を記念して造られた戦勝記念碑。

かつての中国からモンゴルが独立してから
50周年を記念して造られた模様。

ザイサン トルゴイ 自然･景勝地

特筆すべきなのがこの鮮やかな色の
モザイク画。

物語があるようなのですが。。

ソ連とモンゴルとで、ともに戦おう!
みたいな姿で日本の国旗を足でボキボキッッ

・・・(￣Д￣ )

これはソ連軍がナチスドイツに
追い詰められる？

国旗が生々しいのよ。

ソ連とモンゴルの有人宇宙飛行成功！
子どもたちの未来の平和～

といったところか。

こんな感じで壁画はソ連主体の印象。

まぁモンゴルはソ連の衛星国だったから
仕方ないかもだけどなんだかなぁ…

ただこの絵、共産主義が描く
アメコミみたいなテイストが
結構好みではある。

モニュメントの奥の絶景ポイントで
談笑するモンゴルの若者たち。

このようなところに未来が感じられる
人たちがいるのが感慨深い。

広島の平和記念公園みたいに
平和の火なるものを灯すんですかね。

これをみて以前平和記念公園に行ったときに
子どもたちの楽しそうな声が響いてたのを
思い出しました。

戦勝記念碑から望むウランバートル市内。

ザイサンの丘はウランバートル市内に
比べると空気がよいために
富裕層向けのマンション建設が
進んでるらしいです。

ウランバートルに住む人たちの
生活を担う火力発電所。

ﾊｲ ほんじゃホテルに行きますか。

タクシースタンドからメータータクシーに
乗ってホテルへ。

ただメータータクシーなんか料金高く
請求してくるので、このあとの移動は
白タクでしてました。

後半の3泊はこのホテルに泊まったけど、
カラオケがうるさくてとても
休まるどころじゃなかった。( ´д｀ll)

ザ グランド ヒル ホテル ウランバートル ホテル

実のところテレルジでは私
寒いところでシャワー浴びるのが
体調崩しそうでやめてたのです。

だからかなりな くっサーだった。
ソッコーでお風呂にお湯張り！

しかし…外のコンビニでお酒を調達しに
行った相方が ちょとおおお！どこも
お酒買えないよ！と帰ってきた。

なんとモンゴルでは毎月1日に禁酒デーと
なっていて、販売してるのが警察に見つかると
ペナルティがあるというのである。

それでやむなく炭酸で呑んだふり。

そしてテレビをつけるとこの日から
日本では令和！あー!!そーだった!!

ｵﾒﾃﾞﾄ━━.ﾟ+.(・∀・)ﾟ+.ﾟ━━━!!

クソォ…
こんなときにお酒が飲めないなんて。。

新元号にもなったことだし、ちょっと
美味しそうなところを検索して
夜は羊肉のしゃぶしゃぶ。

「いただきまーーす!」というと
隣のテーブルで女の子も「いただきまーす」と
言ったので驚くと、ご両親が日本語講師で
女の子は日本語勉強中なのだそう。
お父さんは浦和でも先生をしてたそうです。
なんか嬉しいな。

ﾁｭｰｺﾄﾃﾞ 次の日からはウランバートル市内観光です。
つづく～( ˘ω˘ )

ザ ブル アジア料理

この旅行記へのコメント （2）

• 琉球熱さん 2019/06/25 02:58:27

  気になる点、満載

  picotabiさん
  
  > 「恋」という感じの雰囲気だった。(*´Д`*)
  
  これ、いいねぇ
  こういう場面を見ると、そこはかとなく応援したくなっちゃうねー
  オジサンの「あるある」だー
  
  ところで、空が凄くキレイだけど、モンゴルっていつもこうなのでしょか？
  他にもいろいろ気になるところがあって･･･
  
  > 鷲と写真撮りませんか? のサービス。
  
  で、記念撮影はしたのかな？
  
  > モンゴル帝国時代のコスプレコーナー
  
  picotabiさんのコスプレは？
  
  ま、しょうもない質問なので答えなくてもよいです
  
  それにしても「日本の国旗を足でボキボキッッ」とは気になるねェ
  国旗を燃やす・破く・踏みつけるってのは、相当な怨恨
  モンゴルは親日、少なくとも反日じゃないはずだけどね～
  
  > だからかなりな くっサーだった。
  
  ここ　一番気になる(笑)
  
  ------琉球熱--------
  

  picotabiさん からの返信 2019/06/29 19:27:38

  RE: 気になる点、満載

  琉球熱さん　おこんばんは。またまた返信遅くなってしまいすみません!
  
  > これ、いいねぇ
  > こういう場面を見ると、そこはかとなく応援したくなっちゃうねー
  > オジサンの「あるある」だー
  
  そうなんです。おばさんもしかりです。
  ゲルでは若い女の子もたぶん彼氏さんなのか
  FaceTimeらしきもので電話してて嬉しそうに笑ってたりしてたので
  あー恋してるんだなぁ　とか思いながら見てました。
  なんかこういうことを言うのはアレなんですが、あまり文化的なものが
  ないほうが、出生率があがるんでは!?　なーんて。
  
  > ところで、空が凄くキレイだけど、モンゴルっていつもこうなのでしょか？
  > 他にもいろいろ気になるところがあって･･･
  
  えっ　他にもいろいろきになるってなんですか
  相方の靴が汚いことですか
  ナニナニ　こわいーー
  空はテレルジはほんとに綺麗でしたよ。
  ウランバートルは空気が悪いからなのか空はやばい色のときもありました。
  
  > > 鷲と写真撮りませんか? のサービス。
  
  してないです。このとき現金は1000円ほどしかなかったので。
  コスプレは、モンゴルの後に書くつもりの秋田旅で出そうと思ってます。あー早くだしたい
  
  > それにしても「日本の国旗を足でボキボキッッ」とは気になるねェ
  > 国旗を燃やす・破く・踏みつけるってのは、相当な怨恨
  > モンゴルは親日、少なくとも反日じゃないはずだけどね?
  
  これすごいですよね。
  これができた1971年は宗主国に逆らえなかったんでは。
  ほとんどロシアが作ったものだし。
  ただ海外に行くと戦争関連のものは随分昔に造ったものでも
  その国の観点や思いがわかって個人的に興味深いです。
  
  このあとは日本人抑留兵の慰霊碑にも行き
  戦争で負けるってこういうことかとしみじみ思いました。