2025/08/28 - 2025/08/28
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この旅行記のスケジュール
2025/08/28
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テレルジ・スターリゾートで朝食、その後チェックアウト
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車での移動
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牧場で乗馬体験
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車での移動
35km
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チンギスハーン像テーマパーク
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像の下部にある博物館
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車での移動
55km
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この旅行記スケジュールを元に
モンゴルはこれまで行ったことがない国の一つでした。チンギスハーンや大草原が思い浮かびますが、ヨーロッパのような歴史的な遺産がある訳ではありません。ただ大草原のゲルに泊まり、乗馬を体験するのも面白そうです。現地ツアーを利用してウランバートルから近いテレルジ国立公園を訪問し、モンゴルを体験することにしました。
2025年5月に開設されたUA便でウランバートルを訪れ、ホテル宿泊の翌日「テレルジ国立公園1泊2日ツアー」に参加しました。ツアー初日には、亀石、アリアバル寺院、馬術ショーの見学、ゲル泊の体験をしました。
この旅行記では、ツアー後半で体験した乗馬や巨大なチンギス・ハーン像の見学などの様子を紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月28日
ゲルに泊まった翌朝、天気は快晴です。空気が澄んでいるため、遠くの景観がはっきりと見えます。 -
朝食を取るため、テレリ・スターリゾート中央部にある食堂に移動します。
テレリ スターリゾート - キャンプサイト ホテル
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大型ゲルが食堂で、テーブルに花が飾ってありました。
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リゾート従業員が食事を持ってきてくれました。食事はビュッフェ形式ではありません。目玉焼き、ソーセージ2種類、野菜炒めにパン、バナナ、オレンジが付いていました。飲み物はセルフサービスで、紅茶、緑茶、ミルク、コーヒーありました。まあまあの内容です。
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食事後、スター・リゾートを散歩しました。
緩やかな斜面に宿泊用のゲルが20~30棟設置されており、訪問時の8月下旬、ほぼ半数のゲルを宿泊客が利用していました。9月に入ると観光のシーズンオフに向かうため、宿泊客が減るそうです。 -
スターリゾートの最上部から下方を眺めた景色、青い空に白い雲がポッカリと浮かんでいます。長閑な光景です。
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横には広大な草原が広がっています。複数の奇妙な形をした岩山群に向かって細い路が伸びています。
ガイドさんの話では、この辺りの代表的な散策路で、昼近くになるとウランバートルから観光客を乗せたバスが到着し、多くの人がトレッキングを楽しむ、とのことでした。都会と違って、時間がゆっくりと流れているように感じます。 -
午前10時過ぎにテレリ・スターリゾートをチェックアウトしました。
リゾート前の駐車場に観光バスが数台到着していました。トレッキングに向かう人達が乗って来られたようです。テレリ スターリゾート - キャンプサイト ホテル
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ガイドさんの運転する車で、数km先にある牧場に向かいます。
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牧場には沢山の馬がいました。乗馬用の馬です。
我々は乗馬は初体験です。ガイドさんにお願いし、大人しそうな馬を準備頂き、乗り方も丁寧に教えて教えて頂きました。 -
何とか馬に乗ることができました。草原の乗馬トレッキングのスタートです。
起伏のある草原を1時間程、馬に乗って巡りました。 -
馬の扱いは不慣れでしたので、大部分の行程では馬に乗った牧場のおじさんが先導してくれました。
乗馬トレッキング、多少の揺れはありましたが、鞍がしっかりしていたため不安感はありませんでした。最初は神経を使いましたが、10分程で慣れ、以降は周辺の景色を楽しむ余裕が出てきました。初体験の乗馬、楽しくて良い思い出となりました。 -
乗馬体験を終え、巨大なチンギスハーン像があるテーマパークに向かいます。途中の道路で出会ったヤクの群れです。
ヤクなどの家畜は、車を気にすることなく、のんびりと道路を横切って行きます。群れが行き過ぎるまで、暫し待ちます。 -
テレルジ国立公園の南側を流れるトゥール川(Tuul River)を渡ります。テレジ橋の親柱に設置されているのはライオン像のようです。
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トゥール川(Tuul River)はウランバートル街中も流れていますが、この付近は河岸整備も行われおらず、自然な形が保たれています。8月下旬の訪問時は乾季なので水量は少な目ですが、雨季になると水量が増えて周辺道路が冠水することが結構あるそうです(ガイドさん談)。
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テレルジ、ウランバートル、エレデネに向かう道路が交わる三叉路のガソリンスタンドで小休止し、車交換をしました。
ガイドさんの話では、近年ウランバートルの交通渋滞が深刻なため、街に乗り入れる車がナンバープレートの偶数と奇数で隔日制で制限されているそうです。今日、ツアーの最後にウランバートルに戻りますが、昨日使用した車は市内に入れないので車を入れ替える必要があるとのことでした。 -
入れ替えの車が到着するまで、周辺をブラリと散策。
ガソリン価格の表示が出ています。ハイオクが2950トゥグルグ(MNT)(約107円)、ディーゼルが2990MNT(約123円)、ディーゼルの方がハイオクより少し高価ですが、日本価格の60%程度。モンゴルの物価を考慮すれば、妥当な価格と思われます。 -
代わりの車が届きましたので、乗り換えて出発です。
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三叉路から約20km東に車で走ると、丘上に巨大な銀色像が見えてきました。
草原の丘に建っている巨大な騎馬像 by AandMさんチンギス ハーン像テーマパーク 文化・芸術・歴史
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像のあるエレデネ村は、チンギスハーンが金色のタンショル(馬の鞭)を拾い世界制覇への出発点となったと言い伝えられる地で、巨大な騎馬像は2008年に建造されたそうです。ステンレス製の像で、大きさは世界一だそうです。
丘の下に車を停めて、石段を登ります。 -
像の下部は博物館で、チンギスハーンやモンゴル帝国関連の品々が展示されていました。建物を入った1階に、沢山の肖像が掲げられています。
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モンゴル帝国の歴代の皇帝像です。
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最上部にチンギスハーン(在位1206-1227)の像、以下に息子のジュチ、チャガタイ、オゴタイなどの像が掲げられています。
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モンゴル帝国時代の物品類などが展示されています。これは儀式に用いられた刀剣。
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帝国時代に用いられていた弓と矢。比較的新しいので、多分、複製品
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展示室に大きな油絵がありました。チンギスハーン(1162-1227)と彼のライバルでもあった友人のジャムカ(-1205)のようです。
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モンゴル帝国で使われていたモンゴル文字(蒙古文字)の展示がされていました。13世紀頃にウイグル文字から派生したものだそうです。
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これらはモンゴル帝国時代に用いられていた紋章(記号)です。
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モンゴル帝国の王や貴族は、それぞれの紋章(記号)を使用していたとのことです。「バス停マーク」のような記号が、チンギスハーンの紋章であると、説明されています。
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モンゴル王朝の宮廷の様子が描かれた絵、中央に王と王妃、周囲に部下や召使達が描かれています。明や清などの中国王朝の宮廷が描かれている絵に比べて、質素な感じです。ゲルで生活していた騎馬民族であったことが影響しているように思われます。
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モンゴル帝国時代の13世紀に用いられていた手形(複製)
王の権威に従うように、といった文章が刻まれています(説明板記述) -
14世紀のモンゴル帝国で用いられていた手形(複製)
中心部は銀で表面が金で覆われています。後世になるほど豪華になっているようです。 -
建屋の小さなエレベータ、それに続く狭い階段を登るとチンギスハーンの馬の鬣の箇所に至ることができます。
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振り返ると、チンギスハーンの巨大な象が目の前に迫っています。
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下方には延々たる草原が広がっています。
良い眺めですが、展望スペースはとても狭く、次々に観光客が登ってきますので長居はできません。写真を撮って、早々に階段を下ります。草原の丘に建っている巨大な騎馬像 by AandMさんチンギス ハーン像テーマパーク 文化・芸術・歴史
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1階にお土産品ショップがあり、絵ハガキ、工芸品、モンゴル帝国関連グッズなどが売られていました。
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モンゴル帝国時代のゲルが再現されており、記念写真を撮れるようになっています。
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エレデネ村のチンギスハーン記念公園を後にし、ウランバートルに向かいます。これは途中の光景、街中を牛の群れが移動していました。モンゴルならではの景観です。
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道路沿いの家々、お店のようですが看板がキリル文字なので何の店なのか分かりません。
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ウランバートルに近づくと、トゥール川が見えてきます。道路は暫く川沿いに走っています。
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ウランバートルのホテルに着きました。スフバートル広場に隣接しているベストウエスターン・プレミア・トゥーシン・ホテルです。このホテルで4泊します。
ウランバートル中心部にある欧米風の快適ホテル by AandMさんベストウェスタンプレミアトゥーシンホテル ホテル
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ホテルのチェックインは14:00~、現在14時過ぎですのでチェックイン可能です。入口を入ると赤じゅうたんが続いています。
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ロビーも豪華で立派です。
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部屋は14階の2ダブルベッド室、欧米のベストウエスターン・プレミアとほぼ同様で広めです。
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窓の外を見ると、スフバートル広場が見えました。
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バスルームです。
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浴槽付きです。
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部屋にはソファー・チェア、事務机、ミニ冷蔵庫、ティー・メーカーなどが揃っており、快適に過ごせそうです。
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夕食はホテル25階のプレミア・ラウンジで取ることにしました。ラウンジは飲み物が主ですが、簡単な食事のサービスもありました。
ビールで喉を潤します。モンゴルのビールは、軽いサッパリ味で肉料理に合いそうな感じです。 -
野菜や肉を煮込んだスパイシーな料理を頂きました。名前は忘れましたが、人気の高い料理で、沢山の宿泊客の注文がある、とのことでした。味が濃い目でしたが、結構おいしい料理でした。
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バンド演奏が始まりました。毎夕行われる訳ではなく、たまたまこの日に行われたようです。曲名も知らないジャズ演奏でしたが、フロアーでダンスを始めたお客が2-3組いました。ウランバートルでジャズ人気が高いこと、知りませんでした。
今回参加した「テレルジ国立公園1泊2日ツアー」、モンゴルならではの見所が含まれており、馬術ショー、ゲル泊、乗馬など珍しい体験をすることができました。参加する前には若干の不安もありましたが、親切なガイドさんの助けもあって、とても楽しく過ごせました。ガイドさんと天候の良し悪しがツアーの印象を左右しますが、振り返ってみると今回のツアーは極上であったと思います。ウランバートル中心部にある欧米風の快適ホテル by AandMさんベストウェスタンプレミアトゥーシンホテル ホテル
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