2017/09/09 - 2017/09/09
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コゲメシ☆徘徊録さん
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R60★亀(亀次朗)であります。
成田ビューホテルでの結婚式披露宴に出席した老夫婦、披露宴の余韻が覚めないまま成田空港に突っ走ります。
成田ビューホテルの入り口で待っていれば空港への送迎バスが1時間に2~3本やってきます。結婚式で着ていた服を大慌てで着替えてバスを待ちましょう。
この記事は2016年(平成28年)9月9日のものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
降りるのは空港第一ターミナル。
国際線到着ロビーのある一階に目指すANA国内線カウンターがあります。さあ、千歳に向かって旅立ちましょう。カウンターのおねいさんにプリントアウトした予約表を渡します。ANAのおねいさんが笑顔で応対してくださいます。何だか知らないけど随分と長くキーボードと格闘しているんです。だんだんとおねいさんの顔つきが強張ってきました。
んん??何だか変だ。
結婚式帰りでまだ酔いが醒めていなかった亀次朗ですが、すーっと酔い覚めしてきました。
暫くしておねいさんが思い切ったように口を開きます。
「あの、確かに予約は入っているのですが、うにテッドさんの方で取り消しされています」
ええええええええ!何で?何でや! -
ANAのおねいさんはその場でうにテッドに確認の電話を入れてくれます。
きっと我々が知らないエアライン同士のホットラインがあるのでしょうけど随分と難航しています。
ううむ。。。。
既に札幌のホテルは予約してあるし自宅から着替え等を宅急便で送ってあります。
何よりも札幌では大切なお友達と会う約束してあるんです。何が何でも全額正規料金を払ってでも飛ばねばなりません。
そう覚悟を決めていたら
「ちょっと交渉してきましからベンチに掛けてお待ちください」
っていうんです。
ANAカウンターのおねいさんに運命を預けて審判を待ちます。 -
成田空港第一ターミナル一階到着ロビーの片隅にあるベンチでどのぐらいの時間が経ったでしょう。
審判を待つ身には非常に長く感じられたました。
(多分)10分以上が経過して、そろそろ諦めかけた頃ANAカウンターのおねいさんが駆け寄ってきました。
「ご安心ください、鶴亀さんの予約復活してもらいました」
ありがとー(歓喜)お世話になりました。次回のハワイにはANAで行きましょう♪ -
成田から千歳に向かう。
初めて使うアシアナ特権でANA成田アライバルラウンジに潜り込む。
「潜入」と書くのには意味があるんです。
今回の予約は、うにテッドで貯まったまま放置していたマイル消化のものです。マイルで取ったチケットだから当然ラウンジには普通入れません。
第一ANAさんのラウンジです。30年以上うにテッドと長い付き合いがあってもANAには関係ありません。
そこで亀次朗が用意したのはアシアナダイヤモンド(スターアライアンス・ゴールドステイタス)
つまり
UAのマイルで取ったチケットで
ANAのラウンジに
アシアナのゴールドで突っ込む
という何とも厚かましいミッションなんです。 -
大体においてアシアナダイヤモンド(スターアライアンス・ゴールド)資格そのものが「なんちゃってゴールド」なんです。
普通スターアライアンス・ゴールド資格取得には暦歴1年の間に5万マイル飛ばないとなれませんよね。でもアシアナでダイヤモンドになるには2年間に四万マイル飛べばなれるんです。しかも有効期間は資格取った年とその後の二年間有効(うにテッドゴールドでは一年間だけ)という結構メリットのでかい扱いなんです。そこに眼を付けた亀次朗がサンフランシスコ旅行に出かける時にアシアナで飛んでその後のキャンペーンも利用して文字通り「なんちゃってゴールド」をせしめたんです。
「よし!これでソウルに行く時の往復ラウンジ利用やアップグレード特権も使える!」と思った矢先に義母の入院・闘病生活が始まってその後約二年近くに渡ってゴールド特権を活用する機会のないまま今日を迎えているんです。
残りの有効期限はあと半年位です。使わなきゃ損損。 -
うにテッドのマイルで取った予約が一時とは言え行方不明になってしまったのでラウンジ滞在時間は僅か30分程。
さっきまで結婚式披露宴で呑みまくっていたから座って休憩するだけです。ま、ちょっとだけ喉湿しを頂きました。 -
にしても、長い長い一日でした。
成田から千歳に向かうANA午後便はおよそ午後6時に成田を飛び立ち午後8時前に千歳到着予定です。
そこからハイウェイバスで札幌まで1時間。
乗換と待ち時間を考慮すると札幌のホテル到着は午後10時頃になりそうです。 -
ANAの飛行機にうにテッドのマイルで乗り込む老夫婦。
おまけにアシアナダイヤモンドを振りかざしてゲート最優先通過を果たすという図々しさでありました。
目指す飛行機にはバスで向かいます。 -
飛行機までは「うなりくん」が連れて行ってくれます。
んで「うなりくん」って誰? -
夕方近くなって成田上空は薄い雲が張り出してきています。
明日から三日間、札幌は晴れていてくれるかなあ。 -
何はともあれ無事に出発できる事を喜びましょう。
最悪、成田から自宅に戻る覚悟を決めていた時からまだ一時間も経っていません。
昔うにテッドのスタンバイチケットでNYに行った帰りにオーバーブッキングで飛行機から降ろされた悲しい出来事を思い出してしまいました。
早く乗り込んでドアを閉めてください。 -
成田でスターアライアンスゴールド特権で飛行機に一番乗りした老夫婦。
「やっぱり降りてください」
って言われるのが怖くって座席に着いたら即タヌキ寝入りしていたらほんまに寝込んでしまいました。
気が付けば千歳に到着していました。
機内で無事出発を祝って乾杯したかったなあ。老夫婦は空港バスで札幌市内に向かいます。 -
朝から結婚式披露宴に出席して成田空港から千歳までのフライト、更に空港バスを乗り継いでようやく札幌市内のホテルに辿り着いたのは午後10時をとっくに過ぎていました。
普通ならチェクインしたらバタンギューなんですけど老夫婦はこれから行動開始です。
品行方正なフォートラベラーさんなら多分そんな事しないと思うけど、夜のススキノ散策に出発しました。だって到着の晩も含めて三泊だけです。明日も明後日も行きたいお店に予約を入れてあります。
ススキノで喰い倒れできるのは到着早々の深夜だけしかチャンスが無かったんです。 -
この日は朝から披露宴でしこたま呑んでいる予定だったので札幌到着後には軽く握り寿司が食べられるお店とグラスワインを一杯だけ呑めるお店の二軒を調査してきました。
まずは寿司。
ホテルから歩いて行ける範囲で回っていないお寿司、出来れば旨くって安くって気軽なお店が嬉しいです。そんな我儘を最大公約数的に選んだのがこのお店です。ススキノ中心部ニッカおじさんのはす向かいにある雑居ビル一階奥にある立ち喰い寿司屋さんです。
狭い間口から店に入ると奥に延びる一直線のカウンターのみ。噂通りの「安近短」な寿司屋さんのようです。一番安いネタは「いなり」「とびっこ」一貫60円、大好物の「〆鯖」や「カンパチ」は一貫190円、成る程、これなら財布に優しい値段です。 -
肝心のネタはどんなんでしょう?
と思っていたら目の前の冷蔵ケースにネタが並んでいます。
老夫婦は決してグルメでも目利きでもありませんがとても美味しそう。
うっかり空腹でこのお店に入ってきたら居付いてしまいそうです。 -
〆さば、烏賊、サーモン、縁側。どれも旨し。
どうやら札幌到着一軒目は正解のようです。 -
さて、そろそろ夜中だし次のワインバーにも早く行きたいからお会計をお願いしようと食べたネタの値段を暗算しようと壁の値札を見ていたら妙なポップに気が付きました。
-
何だか、ごちゃごちゃと書いてあります。
とても鮨屋のポップとは思えないんですが一体何なんでしょう? -
あちょ~!
おお!ブルース・リー!
これが寿司屋さんと一体どんな関係があるって言うのでしょう?
3貫600円ってメニューですか?
1とろ鰯、
2ニシン、
3さんまの三貫で600円なんですね。
つまりブルー・スリー。
こんなもん観てしまったら喰わないで帰れません。お会計は後にして追加注文です。 -
お出ましになったブルー・スリーさまです。
新鮮なとろ鰯が口の中で文字通りとろけます。生のにしんってこんなんですか!ようやく漁期に入った生さんまは今年初めて頂きます。
嗚呼、青魚好きなハワイの姫さまにお届けしたい至極の味です。 -
こっちのポップも見逃せません。
「痛風3貫セット980円」
ううむ。。。。
めっちゃ体に悪そうです。元より体に悪い物程旨いもんはないといいます。食べてみましょう。痛風3貫セット。 -
痛風3貫セットさまがお出ましになりました。
雲丹、イクラ、筋子が悩ましくもほほ笑んでいます。ほんまに体に悪そうです。勿論美味しくいただきました。
ちなみに「プリン体アラモード1280円」はさすがに自重しました。どなたか突撃してくだされ。 -
ススキノの立ち喰い寿司で一息ついた老夫婦は本日の〆にかねてから行ってみたかったワインバーに潜入してみました。
噂のワインバーを探して深夜のススキノを彷徨う老夫婦。元より土地勘などありませんから薄らボケした脳味噌の中にあるおぼろげな地図の記憶だけが頼りの彷徨です。
確かタヌキ小路のアーケードが途切れた辺りの雑居ビルだったと思います。怪しげな看板が並んだ一角に目指すワインバーがありました。 -
雑居ビルの地下に降りる薄暗く狭い階段の奥にあるようです。
メイド喫茶の可愛らしい女の子のイラストが却って怪しさを増幅しています。とてもシラフでは降りられそうもない恐怖の階段であります。 -
ここですか。目指す「スギモト酒店」はここのハズです。
名前も間違えありません。このお店に来たかったんです。
いえ決して「メイド喫茶ゆいまーる」さんとか「癒しサロン」さんに来たかったんじゃあありませんよ。 -
果たして怪しげな雑居ビルの地下一階のワインバーは至極まっとうな落ち着いたカウンターバーなのでありました。
奥に一卓だけあるテーブルでは中年のおっさん達がワイン談義中。カウンターに陣取っている若い女性は常連客のようです。
ここは静かにワインを楽しむ隠れ家のような空間でありました。 -
「毎月テーマを決めてお客さんが飽きないように仕入れているんですよ」
若い(といっても40歳台)マスターがワインの説明をしてくださいます。
「今は関西圏からなかなか札幌では手に入り辛いワインを集めています」
せっかく内地からやってきたんだから道内のワインの呑み比べでもしたかったのですが、考えてみればこのお店は札幌在住者の秘密基地です。ここのオキテに従って関西のワインを楽しんでみましょう。 -
華やかな香りの赤ワインをグラスで。
-
ワインのお供には軽いツマミが何種類も用意されています。
朝から呑み続け喰い続けていた老夫婦にはこれで充分です。だってもう夜中の0時をとっくに過ぎています。
さっき飛行機の中で爆睡してきたから何とか起きているけど普段ならとっくに寝ている時間です。 -
北海道産のカマンベールとブルーチーズを頂きました。
グラスワイン二杯とチーズ盛り合わせだけの客でしたが、暖かくおもてなしをしてくださいました。
リピありです。
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2017秋 成田から札幌 食い倒れ、呑み倒れの旅
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