8/10 10連休＋前倒し休暇で行く北欧4か国10泊13日（デンマーク→ベルゲン編）

2019/04/30 - 2019/04/30

改元に伴う１０連休の前にさらに結婚休暇として５連休を職場からもらい、全部で１７連休。
北欧４か国周遊に行きました。

〇日程
日程は以下のとおりです。

4/22
羽田→北京

4/23
北京→ミュンヘン→ヘルシンキ観光　　

4/24
ヘルシンキ観光→トゥルク→ヴァイキングライン乗船

4/25
→ストックホルム観光

4/26
ストックホルム観光

4/27
ストックホルム→ヘルシングボリ→エルシノア（クロンボー城）→コペンハーゲン　

4/28
コペンハーゲン（市内・郊外）観光

4/29
コペンハーゲン脱出失敗・もう一日コペンハーゲン観光

4/30
コペンハーゲン→ベルゲン市内観光 ←今回の旅行記はここまで


5/1
ベルゲン→フィヨルド観光→オスロ

5/2
オスロ市内観光

5/3
オスロ観光→オスロ空港→ストックホルム空港→

5/4
北京空港→羽田空港


【4/30の概要】
SASのパイロットのストライキで一日遅れのノルウェー入国。
本来の予定であったフィヨルド奥地のスターヴ教会（ウルネスとボルグンド）めぐりはあきらめ、割り切ってベルゲンをゆっくり観光することとしました。

もっとも、SASのストライキは継続しているので、SASの直行便は当然なく、我々が割り振られたのはSASの子会社Wideroeの乗り継ぎ便でした。
コペンハーゲン→クリスチャンサン→ベルゲンの行程です。
本来１時間半の移動ですが、SAS欠航の影響は大きかったようで、随所で遅延が発生。
結局４時間ほどかけてベルゲンに到着しました。

疲れもあったほか、観光時間も限られていたことから、観光はブリッゲンとフロイエン山の散策に絞り、ゆっくりした日を過ごしました。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

振り替え便は朝７:35でしたので、ホテルを６：１５分には出ました。
空港は１時間前の到着ですが、SASストライキの影響か、人が少なく、すべての作業がサクサク進みます。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

搭乗デッキはなく、バスで移動後に搭乗します。
プロペラ機での移動は初めてなのでわくわくします。

まずはノルウェーの南部の街クリスチャンサンに向かいます。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

クリスチャンサンの街が近づいてきました。

クリスチャンサン空港はとても小さな空港で、スルーバゲッジの設備もないのか、一度荷物を回収した後、空港の外に出され、再び荷物預け入れの手続きを行うよう案内されました。

クリスチャンサンで降りたほぼ全員が乗り継ぎ利用者で、我々と同じような境遇と思しき日本人の方も何名かいらっしゃいました。
心強かったです。
SASストライキといった特殊な事情がなければ、ここにこんなにもたくさんの日本人が集まることはなかったでしょう。

おそらく、普段であれば、降り立つことのないほどの人数が降り立ったせいか、空港の職員は我々が到着した後ポカーンとした表情を浮かべた後バタバタと業務を始めました。
その結果、1時間３０分ほどの遅延となりました。

クリスチャンサン空港 (KRS) 空港

再びウィデローでノルウェーの中央部を北上します。
真っ白な下界に感動します。

コペンハーゲンからクリスチャンサンへの移動の際は客室乗務員は２人だったのですが、このフライトも全く同じ人。

搭乗時間自体は１時間未満。
あっという間にたどり着きます。

ベルゲン空港 (BGO) 空港

トイレの案内がキュートでした、

ベルゲン空港 (BGO) 空港

Bergen？

Yeah!!!!

ベルゲン空港 (BGO) 空港

ベルゲン空港から市内を結ぶライトレールがあります。
シングルチケットは３８nok

ベルゲンでの観光は時間が足りなく市内中心部以外の観光はこなせそうにありません。
ベルゲンのライトレールは中心部内の移動というよりは中心部と空港（郊外）を結ぶ性質のものに思われたので、一日券等は購入せず、シングルチケットとしました。
ちなみに、もうちょい早く着くバスもありますが、ライトレールのほうが安く、そんなに時間も変わらないのでお勧めです。

ベルゲン空港 (BGO) 空港

信号と並んで、外国の踏切も大好きですが、遮断機はありませんでした。

ライトレールの終着、Byparken 停留場の目の前に公園です。
Byparkenというのは都市公園という意味だそうです。

花が咲いていて春の気配です。

とりあえず、荷物を本日宿泊予定のホテルにおいてきました。
翌日は、ベルゲン鉄道、フェリー、フロム鉄道を駆使して、ネーロイフィヨルド・アウルランフィヨルドを観光しながらオスロに行く計画としておりましたので、ベルゲン駅に行ってみます。
ユーレイルパスを所持しているので、ベルゲン鉄道分は切符の購入は不要かと思いますが、フロム鉄道の切符を事前購入できるのであれば、購入してしまおうと思った次第です。

ホテルから駅まで徒歩で行きます。
道中これまた雰囲気のいい公園があります。

小ルンゲゴース湖 滝・河川・湖

ベルゲン駅にやってきました。
とても雰囲気のある駅ですが、駅舎は移っている範囲ですべて。

ノルウェー第２の都市のターミナル駅とは思えないほど、ゆったりとしています。
日本が人が多いのかもしれませんね。

ベルゲン駅 駅

駅のホーム。
右手にノルウェー国鉄のオフィスがありますので、そこでフロム鉄道のチケットを購入します。
ユーレイルパスがあるので３割引です。
ベルゲン→ヴォス、ミュールダール→オスロのベルゲン鉄道は座席指定しなければユーレイルパスでそのまま乗れます。

Norway in a nutshellという一枚つづりのパスもありますが、ユーレイルパスを所持しているのであれば、フロム鉄道とフェリーチケットのみを買うほうがずっとお得です。
nutshell でもユーレイルパス保持者用割引チケットがありますが、これはユーレイルパスとの重複があります。面倒でも別々に購入したほうがいいです。
もっとも、ほかに長距離列車に乗る予定がなければ、ユーレイルパス自体が高いので費用計算をしっかりするといいと思います。

なお、我々が行ったときはハイシーズン前。
前日の手配でも余裕でしたが、夏の場合は状況が異なるかもしれません。
ユーレイルパスで乗れるベルゲン鉄道も席が確保できるか分かりませんので、夏行かれる人は早めに手配し、席も確保したほうがいいかもしれません。

ベルゲン駅 駅

must のお仕事は終わらせたので、のんびりまったり観光することにします。
マクドナルドすらおしゃれ。
でも、値段はおしゃれとかそういう次元ではない。

有名なブリッゲン地区にやってきました。
青空にカラフルな街が映えます。

こんだけ天気が良ければ、フィヨルドの奥地探索はさぞ素晴らしかっただろう・・・
とSASに対する怒りが再び沸き上がります。

でも、そうでなかったら、このようにゆっくりブリッゲンを見る時間もなかったことだろうと、自分を言い聞かせ、ポジティブに考えることとしました。

ブリッゲン 旧市街・古い町並み

気が付くと１４時を回っていました。
ガイドブック等でも有名なBryggeloftet & Stuene

私はとってもミーハーなので、名物のバカラオスープをいただきます、

ブリッゲロフテ ＆ ステューエナ シーフード

バカラオは195nokと驚愕のお値段。
ノルウェー価格の洗礼を浴びます。
デンマークの上を行きますね。

お味はスープは最高にうまい。
メインのはずのタラはかなりしょっぱく、また、発酵系の臭みもほんのりでクセがあります。
中にジャガイモが入っており、パンまであるのでしっかりお腹いっぱいになります。

ブリッゲロフテ ＆ ステューエナ シーフード

こちらは妻が頼んだサーモンのオープサンド
175nok。
ノックアウトされそう。
サーモンはとてもとろとろで美味しかったです。

サーモンはノルウェーが一番安定しておいしかったです。
（ナンバーワンはストックホルムのヴェランダでしたが。）

ブリッゲロフテ ＆ ステューエナ シーフード

特に用はなかったのですが、せっかくなのでフィッシュマーケットにやってきました。
観光案内所と同じ建物にあります。

いろんな種類の鮮魚やちょっとしたテイクアウト料理があります。
寿司や刺身も売ってますが、サーモン中心。
ノルウェーサーモンは日本で食べたほうが安そうです。

ベルゲン 観光案内所 散歩・街歩き

フィッシュマーケットの前から港を湾内の様子を撮ります。

次にフロイエン山に向かいます。
登山が好きなので、歩いてもいいですが、そういう格好ではないのでケーブルカーでサクッと登ります。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

上から降りてきた人たちです。
ケーブルカーは往復で一人９０nok

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

新緑が目に優しい。
すごい勾配を登っていきます。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

上に着きました。
下界の眺めは絶景でしたが、まず湖のほうに歩いていきます。
５００ｍほどでしょうか。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

素敵な湖です。
ランニングしている人や、湖畔でくつろいでいる人がいっぱいいました。
一周してから帰ります。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

戻ってきて改めて下界を見下ろします。
市街よりちょっと南側。
街が広がっています。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

今度はブリッゲンや港が広がる中心地側。
複雑に入り組んだ地形をしていることがわかります。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

フロイエン山からおりてちょっと散歩してホテルに向かいます。
大聖堂は立派な建物でしたが、特に中には入りませんでした。

本日のお宿はストックホルムと同じスカンディック系列のスカンディック・バイパルケン
朝食付きで１人当たり7000円ちょいと、ノルウェーではかなりお得な価格帯です。

Scandic Byparken ホテル

ホテルスタッフから、エコノミーだけど小さい部屋なの。ごめんね。
と言われましたが無問題。
シャワートイレもきれいで文句なしです。

翌日は、フィヨルドに行くために８時39分の電車に乗ります。
朝ご飯をしこたま食べるためには多少早起きしなくてはならないので、早めに休むこととしました。

Scandic Byparken ホテル