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旅行記じゃなくてすみません、<br />こないだ更新した「シュノーケルをする前に読んでほしいこと」が思いのほか反響があり、<br />また追記でどんどん長くなったのでw<br />器材の選び方とか裏技だけピックアップしてほりさげようと思います。<br />山ほど買って失敗した経験からまとめますw

シュノーケル道具の選び方とか裏技あれこれ

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2019/05/01 - 2019/05/06

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虹色ちゅらら

虹色ちゅららさん

旅行記じゃなくてすみません、
こないだ更新した「シュノーケルをする前に読んでほしいこと」が思いのほか反響があり、
また追記でどんどん長くなったのでw
器材の選び方とか裏技だけピックアップしてほりさげようと思います。
山ほど買って失敗した経験からまとめますw

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  • 器材の選び方に絶対的な真理の正解はありません。<br />それぞれに一長一短があります。<br />むろんそれを越えての質のよしあしはありますがw<br /><br />前も言いましたが、器材選びの大前提は「どういうシュノーケルをしたいか」<br />によって変わってきます。<br />当然「どういうシュノーケルをしたいか」自体も、<br />個々の経験値によって変わってきます。<br /><br />こちらではせめて用途別にまとめてちょっとでも無駄出費を減らせればと、<br />やってから気付いたことを中心にまとめます。<br /><br />

    器材の選び方に絶対的な真理の正解はありません。
    それぞれに一長一短があります。
    むろんそれを越えての質のよしあしはありますがw

    前も言いましたが、器材選びの大前提は「どういうシュノーケルをしたいか」
    によって変わってきます。
    当然「どういうシュノーケルをしたいか」自体も、
    個々の経験値によって変わってきます。

    こちらではせめて用途別にまとめてちょっとでも無駄出費を減らせればと、
    やってから気付いたことを中心にまとめます。

  • 選ぶ前に案外想定から漏れることがあります。<br />それは「使用時以外の時を想定すること」です。<br />飛行機に持ち込むことであったり、<br />洗濯することであったり、<br />ビーチにたどり着くまでの徒歩であったり。<br /><br />機能ばかりに気をとられて、直前あるいはその時になって<br />「あーしまったなあ」ってわりとなりがちです。<br />もしくはしまったとは思わずに「たいへんだなあ」となるものの<br />もっと楽にできることに気付かなかったり。<br /><br />この辺は結構ギリギリでいつも生きていたいわけじゃないけど<br />結果的にギリギリで生きてる自分だからこそのピコーン!をお裾分けできたらと思いますw<br /><br /><br />1.時間に余裕がないとき<br /><br />荷物にならないようにとコンパクトな器材にしすぎると<br />全然進まないよ!と前に言いましたが<br />だったら長ければいいのかというとそれはそれで実は困ったことが起きます。<br /><br />「荷物待ちをしたくないから機内持ち込み用スーツケースで行きたい」場合に<br />入らない長さだとわりと苦労します。<br />手持ちのスーツケースの内径と器材のサイズは照らし合わせたほうがいいのです。<br />あまり急がない人はいいと思うのですが、<br />・飛行機の時間が船や終電の時間に余裕がない<br />・飛行機下りたらすぐそのまま出勤したい<br />など時間に縛られてるケースも多いかと思います。<br />そういう時は機内持ち込みサイズになんとなねじこみ<br />荷物待ちを回避するのをおすすめしますが、<br />その際に「スーツケースより器材の方が長い」と悩ましい。<br />この場合は<br />「スーツケースに収まる範囲の長さのフィンを選ぶ」<br />か<br />「器材の入る長さのスーツケースを買う」<br />など、旅行シーンのバリエーションを考えるといいかもしれません。<br />長めのフィンを2種買って使い分けるとかもありだけどね。<br />機内持ち込み用のフィンと、Lサイズのスーツケースで余裕のフィンと。<br /><br />入らなかったらキャリーバーに通せるサブバッグを駆使するのもあり

    選ぶ前に案外想定から漏れることがあります。
    それは「使用時以外の時を想定すること」です。
    飛行機に持ち込むことであったり、
    洗濯することであったり、
    ビーチにたどり着くまでの徒歩であったり。

    機能ばかりに気をとられて、直前あるいはその時になって
    「あーしまったなあ」ってわりとなりがちです。
    もしくはしまったとは思わずに「たいへんだなあ」となるものの
    もっと楽にできることに気付かなかったり。

    この辺は結構ギリギリでいつも生きていたいわけじゃないけど
    結果的にギリギリで生きてる自分だからこそのピコーン!をお裾分けできたらと思いますw


    1.時間に余裕がないとき

    荷物にならないようにとコンパクトな器材にしすぎると
    全然進まないよ!と前に言いましたが
    だったら長ければいいのかというとそれはそれで実は困ったことが起きます。

    「荷物待ちをしたくないから機内持ち込み用スーツケースで行きたい」場合に
    入らない長さだとわりと苦労します。
    手持ちのスーツケースの内径と器材のサイズは照らし合わせたほうがいいのです。
    あまり急がない人はいいと思うのですが、
    ・飛行機の時間が船や終電の時間に余裕がない
    ・飛行機下りたらすぐそのまま出勤したい
    など時間に縛られてるケースも多いかと思います。
    そういう時は機内持ち込みサイズになんとなねじこみ
    荷物待ちを回避するのをおすすめしますが、
    その際に「スーツケースより器材の方が長い」と悩ましい。
    この場合は
    「スーツケースに収まる範囲の長さのフィンを選ぶ」

    「器材の入る長さのスーツケースを買う」
    など、旅行シーンのバリエーションを考えるといいかもしれません。
    長めのフィンを2種買って使い分けるとかもありだけどね。
    機内持ち込み用のフィンと、Lサイズのスーツケースで余裕のフィンと。

    入らなかったらキャリーバーに通せるサブバッグを駆使するのもあり

  • 2.泳いだ当日帰ろうとすると濡れた水着類が重いしスーツーケースから水が…<br /><br />これね、かなり面倒なのよね。<br />個人的に「帰る日当日に泳ぐ場合は空港に向かう前に入浴する場所と時間を取る」<br />の大事だと思う。<br />ビーチのシャワー程度だと結構しんどい。<br />なので、一回コインランドリー通す予定を立てて、コインランドリーの場所を確認しておくの大事。水着の脱水大変だからね。<br /><br />こんなときネックになるものがある。そう、ウエットスーツ。<br />あれ手でしぼるのきっついよね。<br />かといってウエットスーツって洗濯機いれちゃだめーってなってる。<br />借りれるなら楽だけど、旅行中ずーっと借りてたらお金馬鹿にならんよね。<br /><br />ここで私がしつこくすすめてるセパレートのウエットスーツ。<br />2mm程度の薄さで短く、かさばらないのでこいつは洗濯機OKなのだ。<br />ぶ厚目のジャケットみたいなもんだから。<br /><br />ちなみに宮古島だと私は帰る日のシュノーケルはシギラと決めている。<br />なぜならシギラ黄金温泉があるから!!<br />これでさっぱり海水流して温泉であったまってご飯もたべて水着脱水機もある!<br />パーフェクトお帰りプランになる。<br />そんな「マイルート」作っておくといいよ。<br /><br />あとどーしても脱水機がないとき。<br />個人的に「スイムタオル」おすすめ。<br />これはスポンジでできたタオルで、絞ってなんどでも使えるやつ。<br />荷物もタオルのかさばりをなくせるし、<br />安いゲストハウスでタオル付いてない宿とかもあるから重宝する。<br />なによりこれで「ウエットスーツの水分を吸い取る」ことができる。<br />濡れた水着やウエットスーツをこのタオルで包んで踏みつけたり座ったりしてから<br />タオルを絞る。この繰り返し。<br />ちょっと手間だけどウエットスーツ自体を絞るよりはるかに効率的なので<br />裏技として覚えておくといい。<br />ちなみにこのタオルは完全に乾燥させるとカッチンコッチンになるので注意<br />水で戻るけど<br /><br />これもいいよ!があったら教えてくれるとうれしいですw<br /><br />器材そのものの機能的な選び方はこちらを参照<br /><br />シュノーケルをする前に読んでほしいこと<br />https://4travel.jp/travelogue/11498105

    2.泳いだ当日帰ろうとすると濡れた水着類が重いしスーツーケースから水が…

    これね、かなり面倒なのよね。
    個人的に「帰る日当日に泳ぐ場合は空港に向かう前に入浴する場所と時間を取る」
    の大事だと思う。
    ビーチのシャワー程度だと結構しんどい。
    なので、一回コインランドリー通す予定を立てて、コインランドリーの場所を確認しておくの大事。水着の脱水大変だからね。

    こんなときネックになるものがある。そう、ウエットスーツ。
    あれ手でしぼるのきっついよね。
    かといってウエットスーツって洗濯機いれちゃだめーってなってる。
    借りれるなら楽だけど、旅行中ずーっと借りてたらお金馬鹿にならんよね。

    ここで私がしつこくすすめてるセパレートのウエットスーツ。
    2mm程度の薄さで短く、かさばらないのでこいつは洗濯機OKなのだ。
    ぶ厚目のジャケットみたいなもんだから。

    ちなみに宮古島だと私は帰る日のシュノーケルはシギラと決めている。
    なぜならシギラ黄金温泉があるから!!
    これでさっぱり海水流して温泉であったまってご飯もたべて水着脱水機もある!
    パーフェクトお帰りプランになる。
    そんな「マイルート」作っておくといいよ。

    あとどーしても脱水機がないとき。
    個人的に「スイムタオル」おすすめ。
    これはスポンジでできたタオルで、絞ってなんどでも使えるやつ。
    荷物もタオルのかさばりをなくせるし、
    安いゲストハウスでタオル付いてない宿とかもあるから重宝する。
    なによりこれで「ウエットスーツの水分を吸い取る」ことができる。
    濡れた水着やウエットスーツをこのタオルで包んで踏みつけたり座ったりしてから
    タオルを絞る。この繰り返し。
    ちょっと手間だけどウエットスーツ自体を絞るよりはるかに効率的なので
    裏技として覚えておくといい。
    ちなみにこのタオルは完全に乾燥させるとカッチンコッチンになるので注意
    水で戻るけど

    これもいいよ!があったら教えてくれるとうれしいですw

    器材そのものの機能的な選び方はこちらを参照

    シュノーケルをする前に読んでほしいこと
    https://4travel.jp/travelogue/11498105

  • 3.油断大敵。全身防備<br /><br />まあ浅瀬で軽く泳ぐだけだしー<br />と思っても人は海中の地形をすべて把握してはいない。<br />どこでなに引っ掛けるかわからない。<br />コメントくれるフォロワーさんもサンゴかすっただけで炎症してしまったと言ってたし…<br /><br />やっぱ素肌露出はNGである。<br />わかりきったことはこないだも言ったのでもうちょっと踏み込んでみる。<br /><br />・ラッシュガード<br />この際UVカットであればなんでもいい。好みで選べばよろしい。<br />今は大変種類が豊富なので無地から柄までよりどりみどりだ。<br />ポケット付きは便利だが、うっかりそこになんか入れたまま泳ぐと大体無くすので「とりあえずマリングローブ突っ込む」とかそういう使い方がいい。<br />絶対に日焼け止めとか曇り止めとかそういうのは入れちゃダメだぞ!!(何回うっかり入れて無くしたか)<br />あとできたらフード付きのほうがいい。<br />日焼けに案外盲点なのは頭皮。<br />あとで皮が剥けるとか頭が大惨事である。<br />この場合ラッシュガードのフード被って泳ぐといい。<br /><br />・ラッシュトレンカ<br />いわゆるマリンカである。<br />なんとなくこれに2000円前後も出したくないなーという人は3coinsとかで売ってるUVトレンカとか履けばいい。虚弱だがないよりマシである。<br />やっぱしっかりしたやつほしいなと実感してから専用のを買うとよろしい。<br />これも近頃は柄物も増え、ヨガトレンカと兼用出来たりもする。オシャレを存分に発揮してほしい。<br /><br />・マリングローブ<br />これも「手だけだしー」とか油断してると1日で「手だけが真っ赤になった」とかなる。<br />あとむしろ身体のバランス崩した時に真っ先につくのは手だ。手は一番守るべきである。<br />ちなみに私バイクグローブみたいなチャックのやつがスマホ対応なのもあって使ってたけど、<br />防寒のために中がフリースなのと、砂地に手をつくとめっちゃ砂が入って、<br />行きはよいよい帰りはアレで入りやすいけど出しづらいので<br />いい加減本物のマリングローブ買いました。手首マジテついてるやつ<br />前買ったんだけど初島でなくしてね…<br />まあ現地でないことに気づいたら軍手でもええんでないかな<br />ちゃんとつけてると写真のようにカニとツーショも余裕です(必要ない<br /><br />・水着<br />これはもうどうせ上はラッシュガードやウェットスーツで覆うから好きなもんにせえと思うし、男性にいたっては全て海パンだけだろうけど、まずはおススメから。<br />海にさそっても「痩せてからね…」って身体に自信のないかたにはフロントジッパーのセパレートタイプ下短パンものをおススメ。<br />何しろ「ただの私服にしか見えない」ので水着という概念から自由になれる。<br />あとどうせ着込むならビキニのほうが楽かもしれない。多少防御力下がるけど。<br />とにかくシュノーケルにはタンキニ!!タンキニがベストです!!<br />あ、男性も上半身は「ショートジョン」ならサーファーっぽくてかっこいいよ!ウェットジャケットと重ね着できるし体型カバーになるし防御力あがるよ!!<br /><br />追記<br />体型カバーにはワンピースを使ったりしてましたが、今行き着いたコンパクトな装備に「ビキニとサーフパンツ」という組み合わせになりました。<br />ビキニたってどうせラッシュガードとトレンカはくし、サーフパンツはパラオの役割を果たすし、より普通の服っぽくなるのでその格好で街を歩いてもそんなに違和感がない。<br />その際にサーフパンツは「ポケット付き、それもジッパー式の」をおすすめします。<br />常に使いたいものに日焼け止め、曇り止めがあるんだけど、これいちいちテント取りに帰るの面倒な時あるよね。<br />でもラッシュガードとかのポケットとか胸元につっこんでるとおおかたなくす。<br />でもジッパーポケットならなくさない!!!<br />そんなわけもあってサーフパンツはお勧めします。<br />水着をビキニとサーフパンツにすることで多少かさばりを回避もできます。<br /><br />やめたほうがいいやつを理由つきでおしらせ。<br /><br />ワンピース →<br />競泳用だろうとオシャレ系だろうとセクシー系だろうと、これは何しろ「トイレに行きづらい」ので絶対におススメしない。水着オンリーでも上から脱がなきゃいけないの面倒なのに、上色々着込むので余計だ。<br />ただしパンツとセパレートになってるワンピースはオッケー。むしろ推奨<br /><br />パレオ付き(素潜り限定)→<br />パレオは足回りの体型カバーとしてとても有り難い代物だが、素潜りする人はあまりススメない。<br />なぜなら「何度もジャックナイフするうちに水圧でずり落ちる」からである。<br />私はこれにキレてセパレートワンピースにしました。<br /><br />・マスク<br />まあ大体シュノーケルとセットだけど、可能ならサイドまで透明なやつおススメ。<br />1眼と2眼なら1眼のほうが視野角広…そうだけど実はそんなに差がない。<br />スキンダイビングをするようになってわりと気になりだしたのは「マスクに水が入りやすいかどうか」でした。<br />耳抜きのために鼻をつまんだときにマスクがずれて水が入ると、潜水中に横から仰向きになったときに鼻がツーンとします。<br />なので素潜りするから耳抜きしたい人は、鼻のスペースが大目にとられてる2眼タイプで、さらに「Wスカート式シリコン」がおススメ。<br />Wスカートとは、顔に密着する形が二重になっていて、一体感でより水が入りづらくする形状だ。<br />目と鼻が分離してるので水が入りづらい、曇りづらいそしてスキンダイビングに最適!<br />個人的に好きなメーカーはIST。安くて高機能!<br />ISTの2眼タイプサイドウィンドウ式は私が買った直後在庫が消えた<br />廃盤かな…(買ったもの廃盤になるあるある)<br /><br />近頃フルフェイスとか出てきてるけど、あれは潜る人には向かないなあ<br />耳抜きできないから…<br />鼻はつまめるようにしたいところ<br />シュノーケル自体のオススメは前に言ったから割愛。<br /><br /><br />・マリンシューズ<br />パウダーサンドのビーチだけに行くならともかくシュノーケルビーチに行くなら「絶対ビーサンはやめとけ」<br />獣道通るし岩場、珊瑚のかけら場、岩礁地帯…足場悪いとこばかり。<br />マリンシューズは靴底しっかりしたやつにしよう<br />ビーサンは海から帰還してきたあとのつっかけにでもしよう<br />足を切ったらその後の海の予定パーやで

    3.油断大敵。全身防備

    まあ浅瀬で軽く泳ぐだけだしー
    と思っても人は海中の地形をすべて把握してはいない。
    どこでなに引っ掛けるかわからない。
    コメントくれるフォロワーさんもサンゴかすっただけで炎症してしまったと言ってたし…

    やっぱ素肌露出はNGである。
    わかりきったことはこないだも言ったのでもうちょっと踏み込んでみる。

    ・ラッシュガード
    この際UVカットであればなんでもいい。好みで選べばよろしい。
    今は大変種類が豊富なので無地から柄までよりどりみどりだ。
    ポケット付きは便利だが、うっかりそこになんか入れたまま泳ぐと大体無くすので「とりあえずマリングローブ突っ込む」とかそういう使い方がいい。
    絶対に日焼け止めとか曇り止めとかそういうのは入れちゃダメだぞ!!(何回うっかり入れて無くしたか)
    あとできたらフード付きのほうがいい。
    日焼けに案外盲点なのは頭皮。
    あとで皮が剥けるとか頭が大惨事である。
    この場合ラッシュガードのフード被って泳ぐといい。

    ・ラッシュトレンカ
    いわゆるマリンカである。
    なんとなくこれに2000円前後も出したくないなーという人は3coinsとかで売ってるUVトレンカとか履けばいい。虚弱だがないよりマシである。
    やっぱしっかりしたやつほしいなと実感してから専用のを買うとよろしい。
    これも近頃は柄物も増え、ヨガトレンカと兼用出来たりもする。オシャレを存分に発揮してほしい。

    ・マリングローブ
    これも「手だけだしー」とか油断してると1日で「手だけが真っ赤になった」とかなる。
    あとむしろ身体のバランス崩した時に真っ先につくのは手だ。手は一番守るべきである。
    ちなみに私バイクグローブみたいなチャックのやつがスマホ対応なのもあって使ってたけど、
    防寒のために中がフリースなのと、砂地に手をつくとめっちゃ砂が入って、
    行きはよいよい帰りはアレで入りやすいけど出しづらいので
    いい加減本物のマリングローブ買いました。手首マジテついてるやつ
    前買ったんだけど初島でなくしてね…
    まあ現地でないことに気づいたら軍手でもええんでないかな
    ちゃんとつけてると写真のようにカニとツーショも余裕です(必要ない

    ・水着
    これはもうどうせ上はラッシュガードやウェットスーツで覆うから好きなもんにせえと思うし、男性にいたっては全て海パンだけだろうけど、まずはおススメから。
    海にさそっても「痩せてからね…」って身体に自信のないかたにはフロントジッパーのセパレートタイプ下短パンものをおススメ。
    何しろ「ただの私服にしか見えない」ので水着という概念から自由になれる。
    あとどうせ着込むならビキニのほうが楽かもしれない。多少防御力下がるけど。
    とにかくシュノーケルにはタンキニ!!タンキニがベストです!!
    あ、男性も上半身は「ショートジョン」ならサーファーっぽくてかっこいいよ!ウェットジャケットと重ね着できるし体型カバーになるし防御力あがるよ!!

    追記
    体型カバーにはワンピースを使ったりしてましたが、今行き着いたコンパクトな装備に「ビキニとサーフパンツ」という組み合わせになりました。
    ビキニたってどうせラッシュガードとトレンカはくし、サーフパンツはパラオの役割を果たすし、より普通の服っぽくなるのでその格好で街を歩いてもそんなに違和感がない。
    その際にサーフパンツは「ポケット付き、それもジッパー式の」をおすすめします。
    常に使いたいものに日焼け止め、曇り止めがあるんだけど、これいちいちテント取りに帰るの面倒な時あるよね。
    でもラッシュガードとかのポケットとか胸元につっこんでるとおおかたなくす。
    でもジッパーポケットならなくさない!!!
    そんなわけもあってサーフパンツはお勧めします。
    水着をビキニとサーフパンツにすることで多少かさばりを回避もできます。

    やめたほうがいいやつを理由つきでおしらせ。

    ワンピース →
    競泳用だろうとオシャレ系だろうとセクシー系だろうと、これは何しろ「トイレに行きづらい」ので絶対におススメしない。水着オンリーでも上から脱がなきゃいけないの面倒なのに、上色々着込むので余計だ。
    ただしパンツとセパレートになってるワンピースはオッケー。むしろ推奨

    パレオ付き(素潜り限定)→
    パレオは足回りの体型カバーとしてとても有り難い代物だが、素潜りする人はあまりススメない。
    なぜなら「何度もジャックナイフするうちに水圧でずり落ちる」からである。
    私はこれにキレてセパレートワンピースにしました。

    ・マスク
    まあ大体シュノーケルとセットだけど、可能ならサイドまで透明なやつおススメ。
    1眼と2眼なら1眼のほうが視野角広…そうだけど実はそんなに差がない。
    スキンダイビングをするようになってわりと気になりだしたのは「マスクに水が入りやすいかどうか」でした。
    耳抜きのために鼻をつまんだときにマスクがずれて水が入ると、潜水中に横から仰向きになったときに鼻がツーンとします。
    なので素潜りするから耳抜きしたい人は、鼻のスペースが大目にとられてる2眼タイプで、さらに「Wスカート式シリコン」がおススメ。
    Wスカートとは、顔に密着する形が二重になっていて、一体感でより水が入りづらくする形状だ。
    目と鼻が分離してるので水が入りづらい、曇りづらいそしてスキンダイビングに最適!
    個人的に好きなメーカーはIST。安くて高機能!
    ISTの2眼タイプサイドウィンドウ式は私が買った直後在庫が消えた
    廃盤かな…(買ったもの廃盤になるあるある)

    近頃フルフェイスとか出てきてるけど、あれは潜る人には向かないなあ
    耳抜きできないから…
    鼻はつまめるようにしたいところ
    シュノーケル自体のオススメは前に言ったから割愛。


    ・マリンシューズ
    パウダーサンドのビーチだけに行くならともかくシュノーケルビーチに行くなら「絶対ビーサンはやめとけ」
    獣道通るし岩場、珊瑚のかけら場、岩礁地帯…足場悪いとこばかり。
    マリンシューズは靴底しっかりしたやつにしよう
    ビーサンは海から帰還してきたあとのつっかけにでもしよう
    足を切ったらその後の海の予定パーやで

  • 4.「あると便利だから持っているといいよ!」というプラスアルファ<br /><br />他にもあったら教えてくださいw<br /><br />・ポップアップテント(サンシェード)<br />近年かなり定着してきた便利アイテム。<br />これがあればパラソル借りる必要もないし、より個室感あってとてもよい。<br />シェアが上がってきたから安くもなってる。3千円もしないのザラだし3coins までだしてきゃがった(1000円)軽いのでよいぞ。たたむのがちょっとコツいるから、畳み方動画とか見るといい。<br /><br />ポップアップテントもキャリーバーに引っ掛けられるので無理にスーツケースとサイズ照らし合わせなくていいですが、収納サイズ46cmくらいならLサイズスーツケースに入るよ!とお知らせしておきます。(収納サイズは50~40cmが一般的)(40は3coins のやつ)<br /><br />余談だが私はポップアップテントをボンっと開く時ひっそり「卍!解!」とか言って斬魄刀の解放をしている(要らなすぎる余談)(楽しいよ)(本当だよ!!涙)<br /><br />・給水バッグ<br />これインフラが遠いところに行く時に真水持ち込むのに便利だから全力で推す。本来は災害用なのでアウトドアに便利<br />ペットボトルと違って最初から持ち込んでも場所を取らないところがいい。<br />手の塩水流せないのわりと不便だからねー<br /><br />倒れないように、置くときは最新の注意を。<br />https://room.rakuten.co.jp/room_6f3ca0f4c4/1700041657256242?scid=we_rom_iphoneapp_id_others<br /><br /><br />・防水時計<br />時間の把握は実は海にはとても重要。<br />無人島迎えの時間とか、潮の満ち引きの時間とか、帰りのフェリーの時間とか。<br />プチプラでもいいので、防水時計は持ってたほうがいい。<br />生活防水じゃなくしっかりしたやつ。<br />チプカシと言われるカシオのとかわりとシンプルでいい。<br />【10年保証】CASIO カシオ スポーツ レディース 腕時計 キッズ 子供 女の子 チープカシオ<br />[楽天] #Rakutenichiba<br />https://item.rakuten.co.jp/gryps-/s-lrw200h/<br /><br />ちなみに「蒼い海を刻む時計」という、水温や水深までわかるダイコン代わりに使える時計が出てる。<br />なんと1万切るので、ダイブコンピューター高くて買えねえって人はどうだろう。<br />https://room.rakuten.co.jp/room_6f3ca0f4c4/1700043318820114?scid=we_rom_iphoneapp_id_others<br /><br />私はこのシリーズの「蒼い地球を刻む時計」を使ってる。なんと今度のスーパーセールでは3千円切る。<br />海の方とすごい悩んだ(特に水温見たくて)けど、こっちは本来は釣り用?なのか潮位の時間表示ができる。地点もかなり登録できる。<br />表面の強化プラは岩場に擦ると傷作るくらいの強度なので大事に使ってw<br />https://room.rakuten.co.jp/room_6f3ca0f4c4/1700037848858189?scid=we_rom_iphoneapp_id_others<br /><br /><br />・防水カメラ<br />水中写真撮るのは憧れだよね<br />レンタルもあるけど年中行く人は買った方が安い。<br />コンデジレベルならそこまで高くないからね。<br /><br />で、「シュノーケルする前に~」で追記したものとかぶるけど<br />必要機能とリスクについて。<br /><br />水中撮影はめっちゃ難しいです。<br />特にシュノーケルは。<br />ダイビングはまだじっとしながらシャッター切れるけど、<br />シュノーケルは<br />自分が動きながら+意思と無関係に波に動かされる+対象も動く+止まれないのでタッチアンドゴーでシャッターチャンスは一瞬+シャッター硬い+モニター反射でよく見えねえ<br />と、撮影のハードルがアホみたいに高いです。<br />シュノーケルの角度だとそのまんま見下ろして撮る写真は後で見るとびっくりするくらいつまらないw<br />素潜りも耳抜きと呼吸とジャックナイフとカメラ構えるの同時にやるとどれかが失敗するw<br /><br />逆に言えばシュノーケルで写真うまくなったら大概のものはうまくなる。<br /><br />こういう状況化なので手ブレ補正は絶対です。<br />これないと「成功写真0.5%」みたいな惨状になりますw<br /><br />興奮すると撮りすぎてしまうので、バッテリーのペース配分は注意。<br />ちなみに3泊する場合のメモカは「8GBじゃ足りない」と言っておく。<br />16~32欲しいね。<br />メモカはSDカードよ。マイクロじゃないぞ<br /><br />防水デジカメは大体アクションカメラとして「防水・防塵」を誇ってます。つまり丈夫。<br />このタイプを比較したサイトとかもあるのでそれはお好みでいいとして、<br />「やめとけ…」と思うものをあげます。<br /><br />写ルンです防水→<br />仕上がりが確認できない従来型の撮影条件は陸上でもリスク高いのに、水中は無謀としか言えない<br />しかもズームできないし…<br />何もない時に臨時でというのはアリ(ないよりマシレベル)<br /><br />スマホ防水カバーつけたスマホ→<br />お手軽に水中撮影するのにスマホの防水カバーを使う手もあります(私も最初はそうだった)が、<br />が。<br />これはぶっちゃけおすすめしません。<br />スマホの防水カバーは劣化しやすい。<br />そして一度漏水するとスマホは一発であの世に行きます。<br />塩水なので、トイレの水没時に使われる技とかは一切通用しません。<br />即死です。<br />防水カバー使用3回目の旅行初日でiPhone逝った自分の経験上<br />マジやめたほうがいいです。<br />スマホの防水カバーは「濡れた手でスマホいじる時用の防御アイテム」<br />程度に留めた方がいいです。<br />スマホとカメラのバッテリー分散する意味もあるし、<br />私みたいに初日に逝かれると最後に同期した以降の写真はアデューだし<br />旅行中の通信手段もままならないです<br />(キャリアによっては代替機貸してくれたりするので店舗に行ってみて)<br /><br />あるある失敗談<br />カメラに夢中でファインダー越しにしか見てない…というあるある。<br />たまにはカメラから手を離してただただ海に溶け込んでいく時間を持ちたいものです。<br /><br /><br />・酔い止め<br />個人差あるだろうけど「日数分持ってく」のを推奨。<br />ボートシュノーケルはもちろん、「波でも酔う」ことを忘れずに…<br />私はアネロン派。自分に合うものを。

    4.「あると便利だから持っているといいよ!」というプラスアルファ

    他にもあったら教えてくださいw

    ・ポップアップテント(サンシェード)
    近年かなり定着してきた便利アイテム。
    これがあればパラソル借りる必要もないし、より個室感あってとてもよい。
    シェアが上がってきたから安くもなってる。3千円もしないのザラだし3coins までだしてきゃがった(1000円)軽いのでよいぞ。たたむのがちょっとコツいるから、畳み方動画とか見るといい。

    ポップアップテントもキャリーバーに引っ掛けられるので無理にスーツケースとサイズ照らし合わせなくていいですが、収納サイズ46cmくらいならLサイズスーツケースに入るよ!とお知らせしておきます。(収納サイズは50~40cmが一般的)(40は3coins のやつ)

    余談だが私はポップアップテントをボンっと開く時ひっそり「卍!解!」とか言って斬魄刀の解放をしている(要らなすぎる余談)(楽しいよ)(本当だよ!!涙)

    ・給水バッグ
    これインフラが遠いところに行く時に真水持ち込むのに便利だから全力で推す。本来は災害用なのでアウトドアに便利
    ペットボトルと違って最初から持ち込んでも場所を取らないところがいい。
    手の塩水流せないのわりと不便だからねー

    倒れないように、置くときは最新の注意を。
    https://room.rakuten.co.jp/room_6f3ca0f4c4/1700041657256242?scid=we_rom_iphoneapp_id_others


    ・防水時計
    時間の把握は実は海にはとても重要。
    無人島迎えの時間とか、潮の満ち引きの時間とか、帰りのフェリーの時間とか。
    プチプラでもいいので、防水時計は持ってたほうがいい。
    生活防水じゃなくしっかりしたやつ。
    チプカシと言われるカシオのとかわりとシンプルでいい。
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    ちなみに「蒼い海を刻む時計」という、水温や水深までわかるダイコン代わりに使える時計が出てる。
    なんと1万切るので、ダイブコンピューター高くて買えねえって人はどうだろう。
    https://room.rakuten.co.jp/room_6f3ca0f4c4/1700043318820114?scid=we_rom_iphoneapp_id_others

    私はこのシリーズの「蒼い地球を刻む時計」を使ってる。なんと今度のスーパーセールでは3千円切る。
    海の方とすごい悩んだ(特に水温見たくて)けど、こっちは本来は釣り用?なのか潮位の時間表示ができる。地点もかなり登録できる。
    表面の強化プラは岩場に擦ると傷作るくらいの強度なので大事に使ってw
    https://room.rakuten.co.jp/room_6f3ca0f4c4/1700037848858189?scid=we_rom_iphoneapp_id_others


    ・防水カメラ
    水中写真撮るのは憧れだよね
    レンタルもあるけど年中行く人は買った方が安い。
    コンデジレベルならそこまで高くないからね。

    で、「シュノーケルする前に~」で追記したものとかぶるけど
    必要機能とリスクについて。

    水中撮影はめっちゃ難しいです。
    特にシュノーケルは。
    ダイビングはまだじっとしながらシャッター切れるけど、
    シュノーケルは
    自分が動きながら+意思と無関係に波に動かされる+対象も動く+止まれないのでタッチアンドゴーでシャッターチャンスは一瞬+シャッター硬い+モニター反射でよく見えねえ
    と、撮影のハードルがアホみたいに高いです。
    シュノーケルの角度だとそのまんま見下ろして撮る写真は後で見るとびっくりするくらいつまらないw
    素潜りも耳抜きと呼吸とジャックナイフとカメラ構えるの同時にやるとどれかが失敗するw

    逆に言えばシュノーケルで写真うまくなったら大概のものはうまくなる。

    こういう状況化なので手ブレ補正は絶対です。
    これないと「成功写真0.5%」みたいな惨状になりますw

    興奮すると撮りすぎてしまうので、バッテリーのペース配分は注意。
    ちなみに3泊する場合のメモカは「8GBじゃ足りない」と言っておく。
    16~32欲しいね。
    メモカはSDカードよ。マイクロじゃないぞ

    防水デジカメは大体アクションカメラとして「防水・防塵」を誇ってます。つまり丈夫。
    このタイプを比較したサイトとかもあるのでそれはお好みでいいとして、
    「やめとけ…」と思うものをあげます。

    写ルンです防水→
    仕上がりが確認できない従来型の撮影条件は陸上でもリスク高いのに、水中は無謀としか言えない
    しかもズームできないし…
    何もない時に臨時でというのはアリ(ないよりマシレベル)

    スマホ防水カバーつけたスマホ→
    お手軽に水中撮影するのにスマホの防水カバーを使う手もあります(私も最初はそうだった)が、
    が。
    これはぶっちゃけおすすめしません。
    スマホの防水カバーは劣化しやすい。
    そして一度漏水するとスマホは一発であの世に行きます。
    塩水なので、トイレの水没時に使われる技とかは一切通用しません。
    即死です。
    防水カバー使用3回目の旅行初日でiPhone逝った自分の経験上
    マジやめたほうがいいです。
    スマホの防水カバーは「濡れた手でスマホいじる時用の防御アイテム」
    程度に留めた方がいいです。
    スマホとカメラのバッテリー分散する意味もあるし、
    私みたいに初日に逝かれると最後に同期した以降の写真はアデューだし
    旅行中の通信手段もままならないです
    (キャリアによっては代替機貸してくれたりするので店舗に行ってみて)

    あるある失敗談
    カメラに夢中でファインダー越しにしか見てない…というあるある。
    たまにはカメラから手を離してただただ海に溶け込んでいく時間を持ちたいものです。


    ・酔い止め
    個人差あるだろうけど「日数分持ってく」のを推奨。
    ボートシュノーケルはもちろん、「波でも酔う」ことを忘れずに…
    私はアネロン派。自分に合うものを。

  • わりとしつこく「シュノーケルを始めたら立とうとするなかれ」<br />というのは言っているのだけど<br />ここで結構切実な話をします。<br />万が一「絶体絶命になった場合」のことです。<br />むろん、まずそうならないようにすることが大前提だけど、<br />世の中絶対はないからね。<br /><br />立っちゃいけない理由、安定しない、サンゴ壊さない<br />もちろんこれはある。むしろ大半がそれだ。<br /><br />でももう一つ「立とうとする癖をなくすべき」である理由がある。<br />海には流れというものがある。<br />これは100%横に流れるもので、上下縦には流れない。当たり前だが<br />で、割と忘れられていることがある。<br />水中のすべての場所が「同じ流れかたをしているわけではない」ということだ。<br />表層部の流れと、少し水深を深くした場所の流れは違う。<br />足元と海面の流れは違う。<br />体を立てると安定しないのは、この深さによって流れのスピードが違うことによる。<br />これがどういうことか。<br />つまり「流れの早い高さ」だけが強く押されることで体が倒されてしまうのだ。<br />高波に一回巻き込まれたことがあるだろうか。1m程度でいい。<br />あの時自分がぐるぐるもみくちゃに回されて上下感覚が失調したことはないだろうか。<br />「打ち寄せる強い流れ」と、「打ち寄せた反動で引いてゆく強い流れ」が<br />上下に別れてぶつかった結果波が立つ。<br />つまり波に巻かれるというのは、上半身が岸側に、<br />下半身が沖側に同時に押されることで体が回転させられてしまうのだ。<br /><br />古い話をしよう。<br />私は小学生で、いとこと祖母と新潟の海に来ていた。<br />台風が近づきつつある日本海だったが、海にどうしても入りたくて、<br />また、テトラポットがあって他にも人が遊んでいたので海水浴をした。<br />祖母は海の家で休んでいて見ておらず、<br />私は1つ下のいとことともに、浮き輪ひとつだけ借りて海に入った。<br />見えない海底に漂着ゴミが何度もあたり、足元に気を取られたとき、<br />大きめの波がかぶってきた。<br /><br />膝丈くらいの深さからその1波でもみくちゃにされ<br />一気に腰くらいまでの深さに運ばれ、<br />慌てて歩いて戻ろうとしても引き波が強くまったく進めないうちに第2波がきた。<br />私といとこはたった2つの波であっさり足の届かない深さまで引き摺り込まれた。<br />浮き輪はいとこが持っていたのが幸いだった。<br />私は水泳が得意だったので立ち泳ぎをしながらなんとか呼吸ができていた。<br />散り散りだと安定が悪い、なんとか合流しなければと思いいそいでいとこのもとに合流。<br />いとこにつかまって多分一瞬の間に考えた。<br />「歩いてすら岸に近づけないままここまで流されたのだから足の届かない今戻れるはずがない」<br />「次の波に飲まれたらおしまいだ」<br />「これは助からない。死んだら本当に机の上に花が置かれるのかな」<br />頭の考えとは音読するものではないから、<br />こういう「認識」は文字にすると長いが一瞬の間に駆け巡る。<br /><br />ここで気づいたことがあった。<br />「浜辺には打ち寄せる波があるのだからその波に乗れば岸にたどり着けるのでは」<br />「歩いた時引きが強かったのは足元だ」<br />次の波に飲まれてからでは遅い、とにかく実行するしかなかった。<br />どうしたかは覚えていないが、おそらく立ち泳ぎから体を横にして腰をあげて<br />できるだけ水面ぎりぎりまで体を浮かせたんだと思う。<br /><br />結果を言うとこんなもん書いてることが答えだ。<br />次の波で一気にひざ下の浅さまで運ばれることに成功した。<br />引き波から逃げるように足を高くあげて急いで脱出した。<br />2人とも助かった。<br /><br />泳ぎが達者でも波の前では無力。<br />だからこそ波の力を借りれれば最強。<br /><br />あのまま立ち泳ぎを続けてたら次の波で沈んでいたと思う。<br />海で立ち泳ぎをする危険性と、<br />体を水面と平行にし続けることの重要性がおわかりいただけたかと思う。<br /><br />本来人間は浮く。<br />アスリートとかの筋肉の塊な人は沈むけどw<br />我々一般人は基本的に脂肪率が高いので(涙<br />浮きます。<br />パニック起こして暴れない限り、浮くものなのだ。<br />沈む方が難しいということを忘れないでいたい。<br />それを忘れると人はたいして深くないところでも溺れることは可能なのだ。<br /><br />個人的にシュノーケルよりはるかに危険なの海水浴だと思うわ<br />足元見えないうえフィンもシュノーケルもないんだから…<br /><br />なんにしろ海況はよく見て無理せず全力でエンジョイしよう!

    わりとしつこく「シュノーケルを始めたら立とうとするなかれ」
    というのは言っているのだけど
    ここで結構切実な話をします。
    万が一「絶体絶命になった場合」のことです。
    むろん、まずそうならないようにすることが大前提だけど、
    世の中絶対はないからね。

    立っちゃいけない理由、安定しない、サンゴ壊さない
    もちろんこれはある。むしろ大半がそれだ。

    でももう一つ「立とうとする癖をなくすべき」である理由がある。
    海には流れというものがある。
    これは100%横に流れるもので、上下縦には流れない。当たり前だが
    で、割と忘れられていることがある。
    水中のすべての場所が「同じ流れかたをしているわけではない」ということだ。
    表層部の流れと、少し水深を深くした場所の流れは違う。
    足元と海面の流れは違う。
    体を立てると安定しないのは、この深さによって流れのスピードが違うことによる。
    これがどういうことか。
    つまり「流れの早い高さ」だけが強く押されることで体が倒されてしまうのだ。
    高波に一回巻き込まれたことがあるだろうか。1m程度でいい。
    あの時自分がぐるぐるもみくちゃに回されて上下感覚が失調したことはないだろうか。
    「打ち寄せる強い流れ」と、「打ち寄せた反動で引いてゆく強い流れ」が
    上下に別れてぶつかった結果波が立つ。
    つまり波に巻かれるというのは、上半身が岸側に、
    下半身が沖側に同時に押されることで体が回転させられてしまうのだ。

    古い話をしよう。
    私は小学生で、いとこと祖母と新潟の海に来ていた。
    台風が近づきつつある日本海だったが、海にどうしても入りたくて、
    また、テトラポットがあって他にも人が遊んでいたので海水浴をした。
    祖母は海の家で休んでいて見ておらず、
    私は1つ下のいとことともに、浮き輪ひとつだけ借りて海に入った。
    見えない海底に漂着ゴミが何度もあたり、足元に気を取られたとき、
    大きめの波がかぶってきた。

    膝丈くらいの深さからその1波でもみくちゃにされ
    一気に腰くらいまでの深さに運ばれ、
    慌てて歩いて戻ろうとしても引き波が強くまったく進めないうちに第2波がきた。
    私といとこはたった2つの波であっさり足の届かない深さまで引き摺り込まれた。
    浮き輪はいとこが持っていたのが幸いだった。
    私は水泳が得意だったので立ち泳ぎをしながらなんとか呼吸ができていた。
    散り散りだと安定が悪い、なんとか合流しなければと思いいそいでいとこのもとに合流。
    いとこにつかまって多分一瞬の間に考えた。
    「歩いてすら岸に近づけないままここまで流されたのだから足の届かない今戻れるはずがない」
    「次の波に飲まれたらおしまいだ」
    「これは助からない。死んだら本当に机の上に花が置かれるのかな」
    頭の考えとは音読するものではないから、
    こういう「認識」は文字にすると長いが一瞬の間に駆け巡る。

    ここで気づいたことがあった。
    「浜辺には打ち寄せる波があるのだからその波に乗れば岸にたどり着けるのでは」
    「歩いた時引きが強かったのは足元だ」
    次の波に飲まれてからでは遅い、とにかく実行するしかなかった。
    どうしたかは覚えていないが、おそらく立ち泳ぎから体を横にして腰をあげて
    できるだけ水面ぎりぎりまで体を浮かせたんだと思う。

    結果を言うとこんなもん書いてることが答えだ。
    次の波で一気にひざ下の浅さまで運ばれることに成功した。
    引き波から逃げるように足を高くあげて急いで脱出した。
    2人とも助かった。

    泳ぎが達者でも波の前では無力。
    だからこそ波の力を借りれれば最強。

    あのまま立ち泳ぎを続けてたら次の波で沈んでいたと思う。
    海で立ち泳ぎをする危険性と、
    体を水面と平行にし続けることの重要性がおわかりいただけたかと思う。

    本来人間は浮く。
    アスリートとかの筋肉の塊な人は沈むけどw
    我々一般人は基本的に脂肪率が高いので(涙
    浮きます。
    パニック起こして暴れない限り、浮くものなのだ。
    沈む方が難しいということを忘れないでいたい。
    それを忘れると人はたいして深くないところでも溺れることは可能なのだ。

    個人的にシュノーケルよりはるかに危険なの海水浴だと思うわ
    足元見えないうえフィンもシュノーケルもないんだから…

    なんにしろ海況はよく見て無理せず全力でエンジョイしよう!

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