SGWに慶良間諸島シュノーケルざんまいの旅　1日目（序曲）

2019/05/01 - 2019/05/06

旅行の時系列無視で直近の旅をつづります。

GWの遠出自体初めてでした。
だって高いじゃん。混むじゃん。
いつもGW後の土日の弾丸（安いので）やってたんですが、
改元の恩恵で10連休じゃあないですか。
めちゃくちゃ早めに調べ尽くして抜け穴ついて安く予約し、初のGWの沖縄です。
しかも5泊6日！（内座間味4泊那覇1泊）
国内旅行では自己最長になりました。

過去の旅行記見てくださった方はやんわりご存知だと思いますが、
私極端な海限定晴れ女です。
今回は出発直前の天気予報は5/1が雨、2～4日が晴れで5日が曇り後雨の予報を背負って出発とあいなりました。
1日（令和元日）は移動のみになるので雨でもいいけど、あと5日も晴れたらおれは神になると言い残して
朝空港に向かいました。
雨予報でしたが何故か羽田は晴れてますね。おや

GWだし手荷物預け列がすごかろうと予測して早めにでましたが、
こっちは空港側ががんばっててそんなに並びませんでした。

ですが初日の試練はこれからだったのです。

まず機材到着遅れとかで既に出発が40分遅延してました。
早めに来たので待ち時間が2時間になってしまい、搭乗口近くで待つことに。
1時間くらい待ったところで待ち飽きてラウンジ行って10分前くらいまでのんびりして搭乗口いったら

人がいない…？てか飛行機の行き先が徳島になってる…？

搭乗口が！！！変わっていた！！！！！

羽田の搭乗口はいっこいっこ広い。4番が11番に変わったということは300mくらいの移動を意味する。
すんごい待ったあげくにすんごいダッシュしなければいけなくなり、
東京を離陸する前からいきなりのピンチ
（後でメールみたら時間変更のおしらせはあったけど搭乗口変更のはきてなかった）
搭乗口には20分前にはついていないとこういうことになるという教訓を学びながらなんとか到着。

遠いわ…！！

エリア 慶良間諸島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

こうして見るとたいしたことなく見えるけど南ウイングをコの字型に横断するのでめっちゃ遠い。10分だと。

で、40分遅れで羽田を離陸したのですが、この時点では余裕ぶっこいてました。
元の予定が那覇13：30着。泊港の高速船の出発時間が16：00。
40分遅れたくらいでは痛くもかゆくもない…

はずだった。
ここから忍び寄る時間との戦いが始まった。

那覇は大雨だと放送が入り始める。
ゆえに那覇上空は混雑していて上空待機命令が出ていると。
まず到着予定が14時20分ごろだと放送があった。
自分の位置は瀬底島上空あたりである。
ほうほう、ちょっとバスの時間を確認しておこう…

次に到着予定が14時40分と再度修正が入った。
雲行きがあやしい。これはゆいレールで美栄橋から歩くのが無難かギリギリだな…
そのとき機体はケラマ上空。ここで落としてくれないか…

ついに最終通告は14時55分と放送が入る。
まてまて。逆算すると深刻にヤバい。
だいたい到着予定時刻より駐機場に着くのは遅くなる。
そこから機内から出て、荷物待ちして…

駄目じゃない？？？？？
クイーンの乗船場所はとまりんから一番遠い。
検索すると空港から港までタクシーでも20分と出る。
バスとかゆいレールとか言ってる場合じゃねえ。
事前にはじき出した所要時間が正しければ「普通にアウト」である。

仮にこのクイーンに乗れなかった場合、替わりの船がない。当日の宿もない。
詰んでる。明らかに詰んでる。
この時の私の顔は確実に梅図かずおだった。

大方の予測どおり機体から出たのは15時過ぎになった。
8時前に羽田についたのに15時過ぎに那覇に着くとか
ここはハワイか。
まさか台風でも雷雨でもないのにこんなことになろうとは、
やはりGWは恐ろしい。

現地の係員に拝み倒しても、荷物のピックアップがようやくできたのは15:25だった。
脳内で時間切れギリギリの時の鉄腕ダッシュの音楽がよぎる。
タクシーに飛び乗り、刑事ドラマさながらに「とまりんまで大至急！！！」

ここで運が味方した。
諦めの悪い僕に女神が微笑んだ。
タクシーの運ちゃんは焦りまくる私を落ち着かせるように和やかに、
のどかに会話をしながら裏道を交通ルールの範囲内で爆走し、
10分で港に到着させ、更に乗船券発券後に乗り場まで乗せてくれたのだ。
クイーンまでの距離をでかいスーツケース引いて雨の中歩いたら15分は固い。
それを乗船口までぴったりつけてくれ、
あろうことか出発15分前には船のシートに身を預けていたのだ。

ありがとう運ちゃん。
神対応の運ちゃん。
絶対忘れない。（しかも早かったから運賃も安い）

これでもう安心…

と思ったら今度は海が大荒れだった。
まさか台風ですらない雨でこんなに荒れるとは。
自分と反対側の窓から見える景色が海面と上空を交互に見せている。
おおおーい大丈夫かこれ万が一のためにシュノーケル装着すべき？？？

台風で帰り便が欠航したときより船が荒ぶる中、
猛者たる高速船パイロットはなんと定刻通りに座間味に着けた。
Googlemap見たらいつもの航路と違うルートだった。
よく欠航しないで出てくれたな。女王さんすごいっす。

そしたら今度は港で宿が迎えにきていない！
雨の中呆然とだれもいなくなった港に立ち尽くす僕。
今朝向こうから便を聞いて来たのにそりゃあないぜ！

電話したら純粋に、単純に、忘れられていた。

実は去年の段階で予約したのが、2月に確認したら予約されてなかったなど
ちょっとした一悶着があったのだが、大丈夫かおい。
そんなこんなで無理やり離れを空けてもらったのだが、
そこは想像を超えた骨董品の古民家だった。
天井を見上げたら赤瓦が見え、
おっとご先祖の遺影が飾られてるぜイエーイ
打ち付けられた壁は窓がなく、木戸はレールがないので開くのも一苦労、
たたみはゴミが多く、ベープたいたら虫がどんどん落ちてくる。

環境は自分で作るのだ！と掃除機借りて奇麗にし、
忘れられてたタオルも借りて（石ころ帽子かぶってたのか私は）、
心から蚊帳がほしいと楽天市場で蚊帳を検索しながらようやく寝たのだった。

寝た気がしないまま朝を迎えたら幸い雨はやんでおり、晴れそうだ。
虫は一晩中つけてたベープで駆逐されたようで、
これ以上降ってこなくなったので、
外からの虫の侵入口はないらしい。ほっ

5/2をようやく「待ちかねた海に来た」という実感とともに迎えたのである。

続く

ここからここまで大雨の中重てえスーツケースひっぱって歩いたらと思うとぞっとするので運ちゃんほんとありがとう…