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写真は空中田園で有名な少数民族トチャ族の村へ降りる石段です。<br />天子山(賀龍公園)停車場から無料観光バスで丁香榕路口で下車し、<br />そこからミニバスで行けます。<br /><br />2018年7月7日の首都圏向けフジテレビの番組<br />「世界!極タウンに住んでみる。落ちたら死ぬ、<br />300m崖の頂上の村」というやや刺激的なタイトルで<br />この天空にある村が紹介されていました。<br />武陵源のこの空中田園は、2500年以上もはるか昔、<br />少数民族の土家(トチャ)族が戦乱を逃れるため<br />この地に身を隠し、田を興したのがはじまりと<br />伝えられています。<br />『帰去来辞』の「帰りなんいざ、田園将(まさ)に蕪(あ)れんとす、<br />胡(なん)ぞ帰らざる」でも有名な宋時代の超俗の詩人、陶淵明は<br />『桃花源記』で武陵の山奥の深いベールに包まれた神秘的な<br />謎の村を「桃源郷」として描いています。<br />「桃源郷」は身分の差がないユートピアとして描かれていますが、<br />武陵源の奇岩群の中で長い歴史の中にひっそりと息づいてきた<br />この空中庭園の村は今日でも当時のユートピアの夢を<br />育んでいるのでしようか。<br />今回はこの空中田園のトチャ族村を訪ねてみることにしました。<br /><br />

10連休、湖南省武陵源から上海へ(その4)天子山空中田園トチャ族の村へ行く(2019年4月29日~5月3日)

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2019/04/29 - 2019/05/03

72位(同エリア327件中)

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2013tomo

2013tomoさん

この旅行記のスケジュール

2019/04/29

  • 無料のバス乗車、15分くらいでロープウェイ下の駅まで行く。

  • 階段を昇ってロープウェイ乗り場へ ロープウェイで上駅へ 階段昇りバス乗り場へ バスに乗ります。

  • 再度バスに乗り同じロープウェイで下駅まで戻る。 又バスに乗って武陵源ゲート戻る

この旅行記スケジュールを元に

写真は空中田園で有名な少数民族トチャ族の村へ降りる石段です。
天子山(賀龍公園)停車場から無料観光バスで丁香榕路口で下車し、
そこからミニバスで行けます。

2018年7月7日の首都圏向けフジテレビの番組
「世界!極タウンに住んでみる。落ちたら死ぬ、
300m崖の頂上の村」というやや刺激的なタイトルで
この天空にある村が紹介されていました。
武陵源のこの空中田園は、2500年以上もはるか昔、
少数民族の土家(トチャ)族が戦乱を逃れるため
この地に身を隠し、田を興したのがはじまりと
伝えられています。
『帰去来辞』の「帰りなんいざ、田園将(まさ)に蕪(あ)れんとす、
胡(なん)ぞ帰らざる」でも有名な宋時代の超俗の詩人、陶淵明は
『桃花源記』で武陵の山奥の深いベールに包まれた神秘的な
謎の村を「桃源郷」として描いています。
「桃源郷」は身分の差がないユートピアとして描かれていますが、
武陵源の奇岩群の中で長い歴史の中にひっそりと息づいてきた
この空中庭園の村は今日でも当時のユートピアの夢を
育んでいるのでしようか。
今回はこの空中田園のトチャ族村を訪ねてみることにしました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今日5月1日(水)は武陵源観光の2日目です。<br />8:40分ホテルから歩いてゲートまで行きました。<br />8:50チケット売り場も混んでいません。<br />65歳以上なのでチケットなしで<br />警察官にパスポートを見せただけで入れました。<br />家内は4日間有効のチケットと親指指紋認証で入場しました。<br />朝から真っ青な空が広がり絶好の観光日和です。<br />中国では5月1日から4日まで4連休が始まるためか<br />写真のようにツアー観光客が増えてきました。

    今日5月1日(水)は武陵源観光の2日目です。
    8:40分ホテルから歩いてゲートまで行きました。
    8:50チケット売り場も混んでいません。
    65歳以上なのでチケットなしで
    警察官にパスポートを見せただけで入れました。
    家内は4日間有効のチケットと親指指紋認証で入場しました。
    朝から真っ青な空が広がり絶好の観光日和です。
    中国では5月1日から4日まで4連休が始まるためか
    写真のようにツアー観光客が増えてきました。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 武陵源ゲートを歩いていると素敵な観光広告が<br />ありましたので撮影してしまいました。<br />これは冬季の武陵源でしょうか。<br />白い雪に覆われた奇岩群の樹木と湧き上がる雲海が<br />神秘的な仙境の雰囲気を醸し出しています。<br />寒いけどここは冬に訪れたら異なる顔を見せてくれそうです。

    武陵源ゲートを歩いていると素敵な観光広告が
    ありましたので撮影してしまいました。
    これは冬季の武陵源でしょうか。
    白い雪に覆われた奇岩群の樹木と湧き上がる雲海が
    神秘的な仙境の雰囲気を醸し出しています。
    寒いけどここは冬に訪れたら異なる顔を見せてくれそうです。

  • この広告は朝の光に照らされた奇岩群です。<br />雲海とのアンサンブルが武陵源の自然を<br />荘厳に染め上げています。

    この広告は朝の光に照らされた奇岩群です。
    雲海とのアンサンブルが武陵源の自然を
    荘厳に染め上げています。

  • 武陵源ゲートから待たずに無料の観光バスに乗れました。<br />ロープウェイの登り口がある索道下駅に向かいます。<br />200段もの階段を登って行きます。<br />武陵源ゲート入場の時は<br />もちろんパスポートを提示し高齢者割引の適用を<br />受けることができました。<br />65歳以上の私はここでも3元約50円(保険の代金だけ)で<br />入場しました。<br />65歳以上の高齢者万歳!<br />索道下駅から索道上駅まではロープウェイで行きます。<br />(片道36元の割引チケットをキャッシュです)<br />窓口では片道のチケットしか販売してくれませんでした。<br />空いていてすぐ乗れました。<br />ロープウェイの山頂駅に着いてからまたもや100段の階段を登りました。<br />帰りも同じルートですので合計300段の階段が待っています。<br />日本人の16人くらいのツアー客と初めて会いました。<br />ガイドさんが流ちょうな日本語で説明しています。<br />

    武陵源ゲートから待たずに無料の観光バスに乗れました。
    ロープウェイの登り口がある索道下駅に向かいます。
    200段もの階段を登って行きます。
    武陵源ゲート入場の時は
    もちろんパスポートを提示し高齢者割引の適用を
    受けることができました。
    65歳以上の私はここでも3元約50円(保険の代金だけ)で
    入場しました。
    65歳以上の高齢者万歳!
    索道下駅から索道上駅まではロープウェイで行きます。
    (片道36元の割引チケットをキャッシュです)
    窓口では片道のチケットしか販売してくれませんでした。
    空いていてすぐ乗れました。
    ロープウェイの山頂駅に着いてからまたもや100段の階段を登りました。
    帰りも同じルートですので合計300段の階段が待っています。
    日本人の16人くらいのツアー客と初めて会いました。
    ガイドさんが流ちょうな日本語で説明しています。

  • 索道上駅から無料の観光バスで<br />賀龍公園停留所まで5分位で行きました。<br />近くだからと立っている人もいました。<br />またもや平地ですが300m歩いてバスの天子山停留所に<br />向かいました。<br />バス停からまた別のバス停まで歩くわけです。<br />100mくらい土産物や食べ物屋の所を通って行きます。<br />たくさんの階段やお店屋さんを通り抜けるのが観光地の特徴です。<br />丁香榕路口で下車して、<br />そこで空中田園村行きのミニバスに乗り換える予定でした。<br />しかし私たちの旅は何時も想定外の連続です。<br />丁香榕路口で下車するタイミングを逸してしまい<br />バス停を通り越して昨日行った楊家界の烏龍塞路口の<br />バス停も通り越しました。<br />何と昨日行った天下第一橋停留所まで行ってしまいました。<br />30分くらいですがくねくねと長いので立たない様に<br />皆座れるようにしてあるみたいです。<br />こちらの人はドライバーにわかるように「ウオメン シャー!<br />(降ります!)」言っていました。<br /><br />

    索道上駅から無料の観光バスで
    賀龍公園停留所まで5分位で行きました。
    近くだからと立っている人もいました。
    またもや平地ですが300m歩いてバスの天子山停留所に
    向かいました。
    バス停からまた別のバス停まで歩くわけです。
    100mくらい土産物や食べ物屋の所を通って行きます。
    たくさんの階段やお店屋さんを通り抜けるのが観光地の特徴です。
    丁香榕路口で下車して、
    そこで空中田園村行きのミニバスに乗り換える予定でした。
    しかし私たちの旅は何時も想定外の連続です。
    丁香榕路口で下車するタイミングを逸してしまい
    バス停を通り越して昨日行った楊家界の烏龍塞路口の
    バス停も通り越しました。
    何と昨日行った天下第一橋停留所まで行ってしまいました。
    30分くらいですがくねくねと長いので立たない様に
    皆座れるようにしてあるみたいです。
    こちらの人はドライバーにわかるように「ウオメン シャー!
    (降ります!)」言っていました。

  • 武陵源の観光バスには日本のように「降車ボタン」が<br />ありません。<br />降車したいときはバス停に到着する前に大きな声で<br />「下(シャー)!」とか「ウォメン、シャー!」と<br />叫ばなくてはなりません。<br />家内が目的の駅に近づいたことに気が付き<br />ほかの乗客のまねをして「シャー…。」と言ったのですが<br />声が小さかったので運転手さんは気づいてくれなかったのです。

    武陵源の観光バスには日本のように「降車ボタン」が
    ありません。
    降車したいときはバス停に到着する前に大きな声で
    「下(シャー)!」とか「ウォメン、シャー!」と
    叫ばなくてはなりません。
    家内が目的の駅に近づいたことに気が付き
    ほかの乗客のまねをして「シャー…。」と言ったのですが
    声が小さかったので運転手さんは気づいてくれなかったのです。

  • 「あなたの声のほうが大きいんだからあなたが”シャー!”って<br />叫んでよ。」と怒られてしまいました。<br />それからは私はできるだけ野太い声で「シャー!!!」と叫ぶように<br />しました。<br />最初は少し恥ずかしかったのですが後半には<br />ほかの中国人乗客の大きな声にも負けないくらいの大声を<br />出せるようになりました。<br />「シャー!!!!!」

    「あなたの声のほうが大きいんだからあなたが”シャー!”って
    叫んでよ。」と怒られてしまいました。
    それからは私はできるだけ野太い声で「シャー!!!」と叫ぶように
    しました。
    最初は少し恥ずかしかったのですが後半には
    ほかの中国人乗客の大きな声にも負けないくらいの大声を
    出せるようになりました。
    「シャー!!!!!」

  • ロープウェイ索道上駅

    ロープウェイ索道上駅

  • 観光の要所には写真のような地図が掲示されています。<br />地球の歩き方の地図は高齢者には小さすぎです。<br />しかも正式名称と違って書いてあります。<br />日本人に分かりやすいように変更してあると思います。<br />しかしバスドライバーなどには正式名称で<br />書いて見せると良いでしょう。<br />常に自分が今どこにいるかを確認して行動することが大切です。

    観光の要所には写真のような地図が掲示されています。
    地球の歩き方の地図は高齢者には小さすぎです。
    しかも正式名称と違って書いてあります。
    日本人に分かりやすいように変更してあると思います。
    しかしバスドライバーなどには正式名称で
    書いて見せると良いでしょう。
    常に自分が今どこにいるかを確認して行動することが大切です。

  • この標識は交通手段の一つである「籠(かご)」の値段表のようです。<br />天下第一橋から迷魂台までの籠代は一人当たり400元(約6800円)<br />と書かれています(高~い!)。<br />よほど疲れていない限り頑張って歩いたほうが良いと思いました。<br />

    この標識は交通手段の一つである「籠(かご)」の値段表のようです。
    天下第一橋から迷魂台までの籠代は一人当たり400元(約6800円)
    と書かれています(高~い!)。
    よほど疲れていない限り頑張って歩いたほうが良いと思いました。

  • 12時過ぎ想定外に袁家界に到着したため昨日できなかった<br />観光をすることにしました。<br />これは有名な天下第一橋です。<br />300段くらい登り降りしました。<br />車いすを何人かで持ち上げているのを見ました。<br />かつぐ籠もある場所とない所があります。<br />車いすから移れないから車椅子毎持ち上げて<br />いるのかな。<br />この観光地は山腹の桟道が空中に突き出していて<br />歩くのが怖い橋や階段もあります。<br />高所恐怖症で想像力の強い私は見ただけで足が震えるので<br />遠くから写真を撮影するだけにしました。<br /><br />観光ルートとして天下第一橋バス停から天梯上駅までバスで行き、<br />そこから高層エレベーターを降りて<br />天梯上駅から武陵源ゲートまで帰ることができます。<br />つまり武陵源ゲート⇒天子山バス停⇒丁香榕路口バス丁<br />(空中田園訪問)⇒天橋バス停⇒天梯上駅(高層エレベーター)<br />⇒天梯下駅⇒武陵源ゲートという観光コース一周ルートを<br />作ることもできます。<br /><br />別のルートは楊家界ルートに戻りロープウェイとバスで<br />黄石塞見学 往復又ロープウェイ利用、<br />バスで森林公園ゲートまで行く。<br />バス10元で武陵源バスターミナルに行くルートも<br />あります。<br />混雑具合、疲労度でいろいろルートは変更できます。<br />翌日5月2日は大混雑だったと日本人ツアー客に聞きました。<br />4連休の2日目ですね。<br />その日は私たちは天門山に行き大変でした。<br /><br /><br />

    12時過ぎ想定外に袁家界に到着したため昨日できなかった
    観光をすることにしました。
    これは有名な天下第一橋です。
    300段くらい登り降りしました。
    車いすを何人かで持ち上げているのを見ました。
    かつぐ籠もある場所とない所があります。
    車いすから移れないから車椅子毎持ち上げて
    いるのかな。
    この観光地は山腹の桟道が空中に突き出していて
    歩くのが怖い橋や階段もあります。
    高所恐怖症で想像力の強い私は見ただけで足が震えるので
    遠くから写真を撮影するだけにしました。

    観光ルートとして天下第一橋バス停から天梯上駅までバスで行き、
    そこから高層エレベーターを降りて
    天梯上駅から武陵源ゲートまで帰ることができます。
    つまり武陵源ゲート⇒天子山バス停⇒丁香榕路口バス丁
    (空中田園訪問)⇒天橋バス停⇒天梯上駅(高層エレベーター)
    ⇒天梯下駅⇒武陵源ゲートという観光コース一周ルートを
    作ることもできます。

    別のルートは楊家界ルートに戻りロープウェイとバスで
    黄石塞見学 往復又ロープウェイ利用、
    バスで森林公園ゲートまで行く。
    バス10元で武陵源バスターミナルに行くルートも
    あります。
    混雑具合、疲労度でいろいろルートは変更できます。
    翌日5月2日は大混雑だったと日本人ツアー客に聞きました。
    4連休の2日目ですね。
    その日は私たちは天門山に行き大変でした。


  • 袁家界での観光を終えて初期の目的地である<br />空中田園に向かいます。<br />今度は降りそびれないように<br />ドライバーに「丁香榕路口」と紙に書いて見せました。<br />途中でお茶が栽培されている畑が見えました。<br />武陵源は奇岩群に囲まれた観光地ですがここでも<br />この土地で暮らす人たちの生活を感じることが<br />できました。<br />空中田園の村はどんなところなのでしょうか?

    袁家界での観光を終えて初期の目的地である
    空中田園に向かいます。
    今度は降りそびれないように
    ドライバーに「丁香榕路口」と紙に書いて見せました。
    途中でお茶が栽培されている畑が見えました。
    武陵源は奇岩群に囲まれた観光地ですがここでも
    この土地で暮らす人たちの生活を感じることが
    できました。
    空中田園の村はどんなところなのでしょうか?

  • 無料観光バスを丁香榕路口で下車しミニバスで<br />空中田園で有名なトチャ族の村に向かいます。<br />ミニバス料金は一人往復50元(約850円)です。<br />途中で不思議な光景を見てしまいました。<br />比較的大きな村の家屋の全棟が破壊されている<br />最中です。<br />村の役場らしい建物には「団結して移住を完遂しよう!」<br />と赤い文字で力強く書かれたスローガンが風にヒラヒラと<br />はためいています。<br />政府の計画遂行のためにそこに住んでいる住民が強制的に<br />移住させられるという番組が日本でも報道されていました。<br />昨年7月7日報道されたフジテレビの空中田園の村の住民は<br />「我々の村は観光地の景観に適さないので強制的に<br />移住させられる。<br />長年住み慣れた村を離れるのが悲しい。」と<br />淡々と語っていました。<br />私の目の前で繰り広げられているこの家屋の破壊は<br />村人の言葉を現実であることを認識させるものでした。<br />50年近くも前のことですが大学1年生の時に原書講読<br />(昔は英語の本を授業で読むことをこのように言ったのです)<br />で読んだ「経済体制論」グレゴリー・グロスマン著(東洋経済)<br />大野義輝氏訳(昭和44年1月25日第1刷発行、<br />昭和45年6月20日第2刷発行)<br />-”Economic Systems” By Gregory Grossman-<br />の6章」指令経済:ソ連の149P.にはソ連の経済発展について次のように<br />説明されています。<br />「この国を比較的に遅れていた国から世界で2番目に大きな工業国に<br />変えることを助けてきたのは、消費者の長期間にわたった窮乏ーまた、<br />ときには飢餓ーであった。」<br />(50年以上経過した今でも教科書を持っているのは奇跡的であると<br />自分を褒めてあげたいと思います←”愛書家”の意見ですが。)<br /><br />21世紀の中国ではもうこのようなことはないのでしょうが<br />中央政府の指令が絶対的な権威を持って実行される傾向にある<br />ということは否定できないと思う光景を見た気持がしました。<br />

    無料観光バスを丁香榕路口で下車しミニバスで
    空中田園で有名なトチャ族の村に向かいます。
    ミニバス料金は一人往復50元(約850円)です。
    途中で不思議な光景を見てしまいました。
    比較的大きな村の家屋の全棟が破壊されている
    最中です。
    村の役場らしい建物には「団結して移住を完遂しよう!」
    と赤い文字で力強く書かれたスローガンが風にヒラヒラと
    はためいています。
    政府の計画遂行のためにそこに住んでいる住民が強制的に
    移住させられるという番組が日本でも報道されていました。
    昨年7月7日報道されたフジテレビの空中田園の村の住民は
    「我々の村は観光地の景観に適さないので強制的に
    移住させられる。
    長年住み慣れた村を離れるのが悲しい。」と
    淡々と語っていました。
    私の目の前で繰り広げられているこの家屋の破壊は
    村人の言葉を現実であることを認識させるものでした。
    50年近くも前のことですが大学1年生の時に原書講読
    (昔は英語の本を授業で読むことをこのように言ったのです)
    で読んだ「経済体制論」グレゴリー・グロスマン著(東洋経済)
    大野義輝氏訳(昭和44年1月25日第1刷発行、
    昭和45年6月20日第2刷発行)
    -”Economic Systems” By Gregory Grossman-
    の6章」指令経済:ソ連の149P.にはソ連の経済発展について次のように
    説明されています。
    「この国を比較的に遅れていた国から世界で2番目に大きな工業国に
    変えることを助けてきたのは、消費者の長期間にわたった窮乏ーまた、
    ときには飢餓ーであった。」
    (50年以上経過した今でも教科書を持っているのは奇跡的であると
    自分を褒めてあげたいと思います←”愛書家”の意見ですが。)

    21世紀の中国ではもうこのようなことはないのでしょうが
    中央政府の指令が絶対的な権威を持って実行される傾向にある
    ということは否定できないと思う光景を見た気持がしました。

  • ミニバスは20分ほど走って空中田園の村に到着しました。<br />駐車場の正面から昨日乗った高層エレベーターが山腹に<br />見えています。<br />空中田園村と袁家界の位置関係が理解できました。<br />観光スポットの真正面に少数民族トチャ族の空中田園村が<br />位置しているのです。<br />この微妙な位置関係が移住という社会現象を発生させている<br />のかもしれません。

    ミニバスは20分ほど走って空中田園の村に到着しました。
    駐車場の正面から昨日乗った高層エレベーターが山腹に
    見えています。
    空中田園村と袁家界の位置関係が理解できました。
    観光スポットの真正面に少数民族トチャ族の空中田園村が
    位置しているのです。
    この微妙な位置関係が移住という社会現象を発生させている
    のかもしれません。

  • 駐車場からトチャ族の空中田園村へ下ります。

    駐車場からトチャ族の空中田園村へ下ります。

  • ここから一部ですが写真の左隅に空中田園の緑が<br />見えています。

    ここから一部ですが写真の左隅に空中田園の緑が
    見えています。

  • 村の集落の屋根も見えました。<br />そこではどのような暮らしがあるのでしょうか。

    村の集落の屋根も見えました。
    そこではどのような暮らしがあるのでしょうか。

  • 村へは駐車場から石段を下りてゆきます。

    村へは駐車場から石段を下りてゆきます。

  • 石段は比較的新しく作られたものだと<br />思います。<br />石段のカドが新しいコンクリートで補修<br />されています。<br />観光客用に整備されたのかもしれません。

    石段は比較的新しく作られたものだと
    思います。
    石段のカドが新しいコンクリートで補修
    されています。
    観光客用に整備されたのかもしれません。

  • 相当な数の石段を歩いて降りて村へ入ります。<br />帰りは登らないといけません。<br />お婆さんがおしゃれな靴とスパッツ姿でしたが<br />階段を難儀しているので<br />息子さんらしき人が遅い?としかっていました。<br />しかも途中で階段ではなく近道の土の道を行かせてました。<br />私たちは滑ると危ないので石の階段を少し<br />遠回りして昇りました。

    相当な数の石段を歩いて降りて村へ入ります。
    帰りは登らないといけません。
    お婆さんがおしゃれな靴とスパッツ姿でしたが
    階段を難儀しているので
    息子さんらしき人が遅い?としかっていました。
    しかも途中で階段ではなく近道の土の道を行かせてました。
    私たちは滑ると危ないので石の階段を少し
    遠回りして昇りました。

  • 石段の途中でポンプがうなり声をあげながら<br />山の井戸水をくみ上げ坂道の下の家にホースで<br />水を提供していました。<br />家屋の中には炊事道具等が置かれ<br />天井には燻製肉(豚肉かな?)が吊り下げられて<br />村の日常生活を感じさせます。<br />同じ場所が2018年7月フジテレビで放映されていました。

    石段の途中でポンプがうなり声をあげながら
    山の井戸水をくみ上げ坂道の下の家にホースで
    水を提供していました。
    家屋の中には炊事道具等が置かれ
    天井には燻製肉(豚肉かな?)が吊り下げられて
    村の日常生活を感じさせます。
    同じ場所が2018年7月フジテレビで放映されていました。

  • 坂道を降り切ると左側に「楊氏民宿」という<br />看板と家屋がありました。<br />ここから眺める景色はよさそうです。<br />しかし家の中には人の気配が感じられませんでした。<br />(たまたまかな?)

    坂道を降り切ると左側に「楊氏民宿」という
    看板と家屋がありました。
    ここから眺める景色はよさそうです。
    しかし家の中には人の気配が感じられませんでした。
    (たまたまかな?)

  • 右側に行くと観光客用の売店が開かれていました。<br />また新しい民宿がありました。

    右側に行くと観光客用の売店が開かれていました。
    また新しい民宿がありました。

  • 民宿の部屋の内部を撮影させていただきました。<br />ベッドが大きめで居心地が良さそうな部屋だと思いました。

    民宿の部屋の内部を撮影させていただきました。
    ベッドが大きめで居心地が良さそうな部屋だと思いました。

  • 野生の蜂蜜が売店で売られています。<br />くず粉、キノコなど買っているいる人もいました。<br />日本のテレビで<br />崖から採るキノコ(岩ダケ)は名産で高いです。<br />なんと500gで23,000円もします。<br />スマホを落とした人に崖から取ってきてあげたりして<br />お金になると放映していました。<br />確か謝礼はスマホ1台2万円位でした。<br />くずきりのような甘味?を食べている観光客もいました。<br />昼食も食べてないので食べたかったのですが<br />妻はお腹が弱いので遠慮してしまいました。

    野生の蜂蜜が売店で売られています。
    くず粉、キノコなど買っているいる人もいました。
    日本のテレビで
    崖から採るキノコ(岩ダケ)は名産で高いです。
    なんと500gで23,000円もします。
    スマホを落とした人に崖から取ってきてあげたりして
    お金になると放映していました。
    確か謝礼はスマホ1台2万円位でした。
    くずきりのような甘味?を食べている観光客もいました。
    昼食も食べてないので食べたかったのですが
    妻はお腹が弱いので遠慮してしまいました。

  • ”空中田園簡介”という横看板がありました。<br />「空中田園概要」という意味でしょうか。<br />サイトで空中田園について調べると次のように<br />書かれていました。<br />〇「こんなところに空中田園!?神秘の絶景に言葉を失う」<br />「空中田園は、2500年以上もはるか昔、<br />土家(トチャ)族が戦乱を逃れるためこの地に身を隠し、<br />田を興したのがはじまりと伝えられています。<br />以来、他との接触を断ち独自の文化でそのままここで<br />暮らしているのです。<br />全体の耕地面積はわずか約0.3ヘクタール。<br />とはいえ、こんな険しい場所に移り住み、田を切り拓く<br />その覚悟と労力は計り知れません。<br />ちなみにこの空中田園は、武陵源名物の一つで<br />326mの高さを誇る「百龍天梯」からもかろうじて<br />見えるのです。<br />もし訪れた際には目を凝らして見つけてみてください。<br /><br />空中田園村からの眺めは”神秘の絶景”なんですね。

    ”空中田園簡介”という横看板がありました。
    「空中田園概要」という意味でしょうか。
    サイトで空中田園について調べると次のように
    書かれていました。
    〇「こんなところに空中田園!?神秘の絶景に言葉を失う」
    「空中田園は、2500年以上もはるか昔、
    土家(トチャ)族が戦乱を逃れるためこの地に身を隠し、
    田を興したのがはじまりと伝えられています。
    以来、他との接触を断ち独自の文化でそのままここで
    暮らしているのです。
    全体の耕地面積はわずか約0.3ヘクタール。
    とはいえ、こんな険しい場所に移り住み、田を切り拓く
    その覚悟と労力は計り知れません。
    ちなみにこの空中田園は、武陵源名物の一つで
    326mの高さを誇る「百龍天梯」からもかろうじて
    見えるのです。
    もし訪れた際には目を凝らして見つけてみてください。

    空中田園村からの眺めは”神秘の絶景”なんですね。

  • 短い訪問を終えてミニバスで帰路につきます。<br />村は観光化による経済的恩恵がもたらされているようでした。<br />今年の2月に雲南省元陽のハニ族の村、プーカオラオサイ(普高老寨)を<br />訪問した際に見た光景ですが美しい棚田が使われない状態で放置される<br />一方で、村では民宿が建設ラッシュの最中でした。<br />そこでは経済的豊かさという金科玉条の価値観との交換でハニ族の<br />歴史的な文化や暮らしが大きく変化させられているのを感じました。<br />通りすがりの旅行者が安易に言うことはできないことは理解していますが<br />「これで本当に良いのだろうか?」という気持ちが残る訪問となりました。<br />「このように感じることは大きなお世話かもしれません。」

    短い訪問を終えてミニバスで帰路につきます。
    村は観光化による経済的恩恵がもたらされているようでした。
    今年の2月に雲南省元陽のハニ族の村、プーカオラオサイ(普高老寨)を
    訪問した際に見た光景ですが美しい棚田が使われない状態で放置される
    一方で、村では民宿が建設ラッシュの最中でした。
    そこでは経済的豊かさという金科玉条の価値観との交換でハニ族の
    歴史的な文化や暮らしが大きく変化させられているのを感じました。
    通りすがりの旅行者が安易に言うことはできないことは理解していますが
    「これで本当に良いのだろうか?」という気持ちが残る訪問となりました。
    「このように感じることは大きなお世話かもしれません。」

  • 私たちが帰りに乗ったミニバスは電動自動車でした。<br />排気ガスを出さない自然に優しい乗り物です。<br />走ると風が冷たいので羽織るものがあると良いかも。

    私たちが帰りに乗ったミニバスは電動自動車でした。
    排気ガスを出さない自然に優しい乗り物です。
    走ると風が冷たいので羽織るものがあると良いかも。

  • ミニバスが出発地点の丁香榕路口のバス停に<br />次々と戻ってきました。

    ミニバスが出発地点の丁香榕路口のバス停に
    次々と戻ってきました。

  • もうお昼の時間でしたので運転手さんたちが<br />「チーファン、チーファン!(飯だ、飯だ!)<br />と言いながら休憩所に入っていくのが見えました。<br />景色は同じような景色です。<br />テレビで見たので行きましたが時間が余ったら<br />行ってもよいかと思います。<br />あまり観光客はいませんでした。<br />ドライバーさんにしっかり降りることを<br />書いて見せないと通り越してしまいます。

    もうお昼の時間でしたので運転手さんたちが
    「チーファン、チーファン!(飯だ、飯だ!)
    と言いながら休憩所に入っていくのが見えました。
    景色は同じような景色です。
    テレビで見たので行きましたが時間が余ったら
    行ってもよいかと思います。
    あまり観光客はいませんでした。
    ドライバーさんにしっかり降りることを
    書いて見せないと通り越してしまいます。

  • 天子山の帰り道でまた茶畑が見えてきました。

    天子山の帰り道でまた茶畑が見えてきました。

  • 翌日張家界のホテルに戻った時に張家界特産の<br />お茶をいただきました。<br />お茶自体は苦い味がするのですが飲んだ後に<br />お白湯を口に含むと口の中でほのかに甘い味に<br />変わりました。<br />ホテルの女性スタッフは<br />「これが張家界特産のお茶の味です。」と<br />自慢げに説明してくれました。

    翌日張家界のホテルに戻った時に張家界特産の
    お茶をいただきました。
    お茶自体は苦い味がするのですが飲んだ後に
    お白湯を口に含むと口の中でほのかに甘い味に
    変わりました。
    ホテルの女性スタッフは
    「これが張家界特産のお茶の味です。」と
    自慢げに説明してくれました。

  • 帰りの道で道端に面白いものを見ました。<br />標識の意味はこの道路は走行速度が30キロ制限ということですが<br />バスが近づくとバスの走るスピードが下の電光板に表示されます。<br />もしスピードが制限速度を超過したら電光板の数字が赤く変化して<br />35キロとかの赤い数字が表示されます。<br />急カーブが多い武陵源の道路では便利で安全なシステムだと思いました。

    帰りの道で道端に面白いものを見ました。
    標識の意味はこの道路は走行速度が30キロ制限ということですが
    バスが近づくとバスの走るスピードが下の電光板に表示されます。
    もしスピードが制限速度を超過したら電光板の数字が赤く変化して
    35キロとかの赤い数字が表示されます。
    急カーブが多い武陵源の道路では便利で安全なシステムだと思いました。

  • 朝来た所をバスとロープウェイで今度はゲートまで帰ります。<br />天子山停留所でバスを降りて少し観光をしました。<br />中国革命時の英雄像が立っているところで<br />家内が地図を見ながらベンチで休憩していました。<br />すると中国人のおばさん観光客がが中国語でペラペラと<br />普通に話しかけてきたそうです。<br />日本人と中国人の顔つきは良く似ていますので<br />家内は中国人のおばさんに間違われたのだと思います。<br />私は広東人、特に香港人の顔をしているといわれます。<br />中国を旅行するときには便利な顔だと思っています。

    朝来た所をバスとロープウェイで今度はゲートまで帰ります。
    天子山停留所でバスを降りて少し観光をしました。
    中国革命時の英雄像が立っているところで
    家内が地図を見ながらベンチで休憩していました。
    すると中国人のおばさん観光客がが中国語でペラペラと
    普通に話しかけてきたそうです。
    日本人と中国人の顔つきは良く似ていますので
    家内は中国人のおばさんに間違われたのだと思います。
    私は広東人、特に香港人の顔をしているといわれます。
    中国を旅行するときには便利な顔だと思っています。

  • 歩いて2分ほどで武陵源ゲートに行きます。<br />また索道(ロープウェイ)入り口に帰ってきました。

    歩いて2分ほどで武陵源ゲートに行きます。
    また索道(ロープウェイ)入り口に帰ってきました。

  • 今日も想定外のことを含め色々ありましたが<br />充実した一日でした。<br />お天気も良く暑いくらいの日差しの溢れた<br />武陵源の散策メインがこれで終わります。<br />まだまだ旅は続くのですがこの2日間の観光で<br />何を見て自分の中に何が残り何が変わるのか<br />わかりません。<br />ただ家内と二人の共通の思い出だけは作ることが<br />できました。<br />私たちの拙いブログに思い出を書き残すことで今後の楽しみ<br />にしたいと考えています。<br />旅は「準備する喜び」、「体験する喜び」、「思い出す喜び」<br />という3つの「喜び」を私たちに与えてくれる楽しい人生イベント<br />だと思っています。<br />ジョセーフ・キャンベルの『神話の力』に「汝の至福に従え」という<br />ヒンズー教の生きる知恵「アーナンダ」があると読んだ記憶があります。<br />私たちも後しばらくは旅という「至福」に従いたいと思います。

    今日も想定外のことを含め色々ありましたが
    充実した一日でした。
    お天気も良く暑いくらいの日差しの溢れた
    武陵源の散策メインがこれで終わります。
    まだまだ旅は続くのですがこの2日間の観光で
    何を見て自分の中に何が残り何が変わるのか
    わかりません。
    ただ家内と二人の共通の思い出だけは作ることが
    できました。
    私たちの拙いブログに思い出を書き残すことで今後の楽しみ
    にしたいと考えています。
    旅は「準備する喜び」、「体験する喜び」、「思い出す喜び」
    という3つの「喜び」を私たちに与えてくれる楽しい人生イベント
    だと思っています。
    ジョセーフ・キャンベルの『神話の力』に「汝の至福に従え」という
    ヒンズー教の生きる知恵「アーナンダ」があると読んだ記憶があります。
    私たちも後しばらくは旅という「至福」に従いたいと思います。

  • ロープウェイ乗り場へ向かってまた石段を登ります。<br />100段か200段だったか階段が多いです。<br />まだ体力のある時にここに来れてよかったと思いました。<br />いつまでこのような旅が続けられるかわかりません。<br />

    ロープウェイ乗り場へ向かってまた石段を登ります。
    100段か200段だったか階段が多いです。
    まだ体力のある時にここに来れてよかったと思いました。
    いつまでこのような旅が続けられるかわかりません。

  • ロープウェイの窓から<br />今はもう見慣れてしまった奇岩群を<br />見ながら下界へ降りて行きます。

    ロープウェイの窓から
    今はもう見慣れてしまった奇岩群を
    見ながら下界へ降りて行きます。

  • 武陵源で仙人に会うことはできませんでしたが<br />自然の中で悠久の時間の流れを感じることができました。

    武陵源で仙人に会うことはできませんでしたが
    自然の中で悠久の時間の流れを感じることができました。

  • 下界を見下ろすと岩壁にロープウェイの影が<br />私たちと並行して走っていました。

    下界を見下ろすと岩壁にロープウェイの影が
    私たちと並行して走っていました。

  • 午後になってもロープウェイは次々と観光客を運んで来ていました。

    午後になってもロープウェイは次々と観光客を運んで来ていました。

  • 中国人のお父さんと息子さんと一緒に<br />乗車しました。<br />お父さんに「息子さんはお幾つですか?」<br />と聞くと「8歳です。」という返事を頂けました。<br />恥ずかしがり屋さんなのか男の子は私たちのほうに<br />顔を向けないで最後まで外を見ていました。

    中国人のお父さんと息子さんと一緒に
    乗車しました。
    お父さんに「息子さんはお幾つですか?」
    と聞くと「8歳です。」という返事を頂けました。
    恥ずかしがり屋さんなのか男の子は私たちのほうに
    顔を向けないで最後まで外を見ていました。

  • 珍しく乗客のいない空のロープウェイとすれ違いました。<br />そろそろ武陵源ゲートからの観光客も少なくなってきたのかも<br />しれません。

    珍しく乗客のいない空のロープウェイとすれ違いました。
    そろそろ武陵源ゲートからの観光客も少なくなってきたのかも
    しれません。

  • できれば秋の紅葉の頃にもう一度ここを<br />訪れてみたいと思います。<br />そのころは人生のタイムリミットが<br />そろそろ来ているかなぁ?<br />旅と人生の店じまいとの競争です。<br />この競争は必ず負けるのは分かっているのですが<br />最後まで走り続けたいと考えています。<br />天子山ロープウェイ麓駅に降ります。<br />また階段を100段くらい歩きます。<br />バス停に行くときは必ず階段や歩きがありました。<br />お天気が悪いと大変でしょう。

    できれば秋の紅葉の頃にもう一度ここを
    訪れてみたいと思います。
    そのころは人生のタイムリミットが
    そろそろ来ているかなぁ?
    旅と人生の店じまいとの競争です。
    この競争は必ず負けるのは分かっているのですが
    最後まで走り続けたいと考えています。
    天子山ロープウェイ麓駅に降ります。
    また階段を100段くらい歩きます。
    バス停に行くときは必ず階段や歩きがありました。
    お天気が悪いと大変でしょう。

  • バスに乗るときに間違えました。<br />並んでいると行きと同じような大型のバスが来て<br />先頭の欧米人が乗ろうとしたのですが再び降りて<br />横の小さなバスの乗りました。<br />私たちも大型バスに乗りドライバーに聞いたら<br />小さなバスが武陵源ゲート行きと言います。<br />先入観で同じような大型バスと思って間違ってしまいました。<br />大型バスは昨日行った所に行ってしまったのかもしれません。<br />座れてまたくねくねと武陵源ゲートに降りてきました。<br />まだ14時過ぎなので<br />大型バスは駐車場で何台も待機していました。<br />きっと帰る夕方近くが待っているバスたちの<br />出番かもしれません。<br />ゲートのシンボルタワーはよく見ると9重の塔<br />なのですね。<br />今日は無料バスに7回、電気バス1往復、<br />ロープウェイも一往復しました。<br />今回の武陵源散策では本当にお世話になりました。<br />ありがとうございます。

    バスに乗るときに間違えました。
    並んでいると行きと同じような大型のバスが来て
    先頭の欧米人が乗ろうとしたのですが再び降りて
    横の小さなバスの乗りました。
    私たちも大型バスに乗りドライバーに聞いたら
    小さなバスが武陵源ゲート行きと言います。
    先入観で同じような大型バスと思って間違ってしまいました。
    大型バスは昨日行った所に行ってしまったのかもしれません。
    座れてまたくねくねと武陵源ゲートに降りてきました。
    まだ14時過ぎなので
    大型バスは駐車場で何台も待機していました。
    きっと帰る夕方近くが待っているバスたちの
    出番かもしれません。
    ゲートのシンボルタワーはよく見ると9重の塔
    なのですね。
    今日は無料バスに7回、電気バス1往復、
    ロープウェイも一往復しました。
    今回の武陵源散策では本当にお世話になりました。
    ありがとうございます。

  • 宿泊先のユースホステルの女性スタッフから<br />頂いた張家界景観地区のマップです。<br />武陵源の全体が把握でき、また各景観地区への<br />行き方、交通手段、移動時間、料金等が表示されて<br />いるのでとても便利でした。<br />観光客も途中でこの地図を広げて見ている人が多く<br />いました。<br />武陵源観光の必須アイテムではと思います、<br />ホステルのフロント前でカナダ人の女性たちから<br />雛子塞は崩れたとか聞いたので<br />行く前にルートを相談すると良いでしょう。<br />ここは行けないとか教えてくれます。<br />私たちが武陵源から帰ってくると<br />偶然に彼女たちがホテルを出発するのに会いました。<br />「どうだった~?」<br />と聞かれたので<br />妻のほうは思わず正直に「疲れたー!」と言ってしまいました。<br />私はすかさず「あなたたちのお陰で素晴らしい観光ができました。<br />ありがとう!」とフォローしました。<br />これは夫婦のチームワークですね。

    宿泊先のユースホステルの女性スタッフから
    頂いた張家界景観地区のマップです。
    武陵源の全体が把握でき、また各景観地区への
    行き方、交通手段、移動時間、料金等が表示されて
    いるのでとても便利でした。
    観光客も途中でこの地図を広げて見ている人が多く
    いました。
    武陵源観光の必須アイテムではと思います、
    ホステルのフロント前でカナダ人の女性たちから
    雛子塞は崩れたとか聞いたので
    行く前にルートを相談すると良いでしょう。
    ここは行けないとか教えてくれます。
    私たちが武陵源から帰ってくると
    偶然に彼女たちがホテルを出発するのに会いました。
    「どうだった~?」
    と聞かれたので
    妻のほうは思わず正直に「疲れたー!」と言ってしまいました。
    私はすかさず「あなたたちのお陰で素晴らしい観光ができました。
    ありがとう!」とフォローしました。
    これは夫婦のチームワークですね。

  • 地図には裏表があって裏側(表かな?)は張家界市内<br />のマップとなっています。<br />左隅を見ると5元(約85円)と書かれていましたが<br />スタッフの方からは無料で頂きました。<br />安い宿泊料金なのにただで頂いてありがとうございます。<br />

    地図には裏表があって裏側(表かな?)は張家界市内
    のマップとなっています。
    左隅を見ると5元(約85円)と書かれていましたが
    スタッフの方からは無料で頂きました。
    安い宿泊料金なのにただで頂いてありがとうございます。

  • 武陵源の入場チケットやロープウェイの乗車チケット<br />を並べてみました。<br />2日間でロープウェイ、観光バス、歩くという武陵源散策を<br />堪能することができました。<br />写真の左下のものは鳳凰古城で購入した<br />美味しいマンゴーのお菓子です。<br />武陵源とは関係ありません。

    武陵源の入場チケットやロープウェイの乗車チケット
    を並べてみました。
    2日間でロープウェイ、観光バス、歩くという武陵源散策を
    堪能することができました。
    写真の左下のものは鳳凰古城で購入した
    美味しいマンゴーのお菓子です。
    武陵源とは関係ありません。

  • 部屋のドアに面白い注意書きがありましたの<br />撮影しました。<br />この注意書きがあるということは過去にこのような<br />犯罪行為があったということでしょうか。

    部屋のドアに面白い注意書きがありましたの
    撮影しました。
    この注意書きがあるということは過去にこのような
    犯罪行為があったということでしょうか。

  • 部屋の窓の外を見ると今から武陵源に出発するのか<br />ツアーガイドさんから説明を受けている観光客がいました。<br />中国では今日(5月1日)から4連休がスタートしますので<br />観光客がもっと増えることが予想されます。

    部屋の窓の外を見ると今から武陵源に出発するのか
    ツアーガイドさんから説明を受けている観光客がいました。
    中国では今日(5月1日)から4連休がスタートしますので
    観光客がもっと増えることが予想されます。

  • ユースホステルの受付カウンターの前には<br />雨具のナップザックや雨傘がかけられていました。<br />スタッフに聞くと必要な時は無料でお貸しいただける<br />とのことです。<br />この2日間たまたま晴天に恵まれましたが武陵源は<br />雨が多い土地だということが分かりました。

    ユースホステルの受付カウンターの前には
    雨具のナップザックや雨傘がかけられていました。
    スタッフに聞くと必要な時は無料でお貸しいただける
    とのことです。
    この2日間たまたま晴天に恵まれましたが武陵源は
    雨が多い土地だということが分かりました。

  • 真ん中の階段を登って2階のフロントに行きます。<br />右側の2階の国旗が飾られている所がフロントです。<br />1982初見客桟下の階段を昇って行きます。<br />階段は途中で段差が高くなっている段があるので<br />気を付けなければなりません。<br />しかも段差だけでなく一段の左右で高さが違っている段も<br />あるのでびっくりします。<br />私たちは4階でしたが欧米人が多く宿泊していました。<br />フロントは英語はかなり話せる方もいました。<br />お昼ご飯を抜いてしまいましたので<br />夕食を兼ねた遅いお昼ご飯を頂くことに<br />します。<br />ユースホステルのすぐ隣に大衆食堂のような<br />レストランがありましたので写真右のここに入りました。<br />中に入ると若い女性店員が中国語で注文を聞いてきました。<br />よく聞き取れなかったので困ったような顔をしていますと<br />年配の女性店主が「あなたたち日本人でしょ。」と言いながら<br />写真付きのメニューを持ってきてくれましたので助かりました。<br />私たちのような庶民にはこのような<br />大衆食堂的なレストランのほうが<br />似合います。<br />お店の雰囲気にすぐに馴染んでしまいました。<br />写真左角がおしゃれなレストランで2回夕食を食べました。<br />キーカードを見せると約1割引です。

    真ん中の階段を登って2階のフロントに行きます。
    右側の2階の国旗が飾られている所がフロントです。
    1982初見客桟下の階段を昇って行きます。
    階段は途中で段差が高くなっている段があるので
    気を付けなければなりません。
    しかも段差だけでなく一段の左右で高さが違っている段も
    あるのでびっくりします。
    私たちは4階でしたが欧米人が多く宿泊していました。
    フロントは英語はかなり話せる方もいました。
    お昼ご飯を抜いてしまいましたので
    夕食を兼ねた遅いお昼ご飯を頂くことに
    します。
    ユースホステルのすぐ隣に大衆食堂のような
    レストランがありましたので写真右のここに入りました。
    中に入ると若い女性店員が中国語で注文を聞いてきました。
    よく聞き取れなかったので困ったような顔をしていますと
    年配の女性店主が「あなたたち日本人でしょ。」と言いながら
    写真付きのメニューを持ってきてくれましたので助かりました。
    私たちのような庶民にはこのような
    大衆食堂的なレストランのほうが
    似合います。
    お店の雰囲気にすぐに馴染んでしまいました。
    写真左角がおしゃれなレストランで2回夕食を食べました。
    キーカードを見せると約1割引です。

  • 14:30<br />これは少し離れた道路から撮影したお店の様子です。<br />お値段も大衆的でかつお味も美味しかったです。<br />ここのビールは6元、写真左奥の角のレストランでは倍以上します。<br />最初からこのお店にしたら良かったのにと反省しました。<br />ホステルのTV、16チャンネルは英語でやっています。<br />日本の令和のニュースもやっていました。

    14:30
    これは少し離れた道路から撮影したお店の様子です。
    お値段も大衆的でかつお味も美味しかったです。
    ここのビールは6元、写真左奥の角のレストランでは倍以上します。
    最初からこのお店にしたら良かったのにと反省しました。
    ホステルのTV、16チャンネルは英語でやっています。
    日本の令和のニュースもやっていました。

  • 家内は定番の焼き飯、私は地元の名物めんと<br />いつものように青島ビールを注文します。<br />めんは見た目にはスープが赤い色をしているので<br />辛そうですが淡白な味で日本人の舌にも合いそうでした。<br />ビールは一瓶6元(約100円)と普通の販売価格でした。<br />2品で29元 合計は二人で35元(約600円)です。<br />昨日のレストランでは疲れたのに食べすぎましたので<br />これ位が丁度良かったです。<br />食べ終わってお店を出るときに若い女性店員さんに<br />「ハオチー(美味しかったですよ)」と言うと<br />最初は一瞬怪訝な顔をしていましたが私の言っている<br />意味が分かったみたいで「シェシェ、ニー(ありがとう)」<br />と答えてくれました。<br />中国語の発音は(も)難しいですね。<br />朝6時過ぎくらいから開店だそうです。<br />明日はバスで張家界に帰ります。<br />2度目ですので馴染んだ街です。<br />

    家内は定番の焼き飯、私は地元の名物めんと
    いつものように青島ビールを注文します。
    めんは見た目にはスープが赤い色をしているので
    辛そうですが淡白な味で日本人の舌にも合いそうでした。
    ビールは一瓶6元(約100円)と普通の販売価格でした。
    2品で29元 合計は二人で35元(約600円)です。
    昨日のレストランでは疲れたのに食べすぎましたので
    これ位が丁度良かったです。
    食べ終わってお店を出るときに若い女性店員さんに
    「ハオチー(美味しかったですよ)」と言うと
    最初は一瞬怪訝な顔をしていましたが私の言っている
    意味が分かったみたいで「シェシェ、ニー(ありがとう)」
    と答えてくれました。
    中国語の発音は(も)難しいですね。
    朝6時過ぎくらいから開店だそうです。
    明日はバスで張家界に帰ります。
    2度目ですので馴染んだ街です。

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