☆フランス☆手芸店と美術館を巡る旅Part2　1日目　～メーデーで休日のパリを歩く～

2019/04/30 - 2019/05/07

今年のＧＷは１０連休！ということで久しぶりに春のヨーロッパに行って来ました。
今回も手芸店と美術館を巡る一人旅の予定で航空券とアパルトマンを予約していましたが、友人に声をかけたら一緒に行けるということで、航空会社は別々になりましたが、パリで合流し一緒にアパルトマンに滞在してパリ生活を楽しみました。

4/30（火）関空～シンガポール
5/ 1（水）シンガポール～パリ
5/ 2（木）パリ市内
5/ 3（金）パリ市内
5/ 4（土）ロンドン日帰り
5/ 5（日）シャルトル日帰り
5/ 6（月）パリ～シンガポール
5/ 7（火）シンガポール～関空

平成が終わろうとしている４月30日に日本を出発。乗り継ぎのシンガポールにいる間に実感なく令和を迎えました。
5月1日にはパリに着きましたが、メーデーのパリはどこもお休み。おまけに毎週土曜日に行われるデモも、この日にも行われるとの情報がありましたが、特に混乱に巻き込まれることなく過ごせました。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 友人
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

4/30(火)
10:55　関空発
16:40　シンガポール着
5/1(水)
00:15　シンガポール発
07:35　パリ　シャルル・ド・ゴール着

友人はKLMで、5/1朝出発、19:00頃着く便です。
友人と合流するまでは一人で行動です。

パリ　シャルル・ド・ゴール空港
ターミナル1到着。
7:35の予定が30分ほど遅れて8:00頃に着きました。

今回はアパルトマンに宿泊予定で、入居の手続きを9:30に約束していました。到着が遅れ、入国審査もとても混んでいて、どうやら約束時刻に遅れそうです。
ちょっと気持ちが焦ります。

未来都市のようなターミナル1

おまけに、今日は5月1日、メーデーです。
フランスでは祝日になり、電車やバスも減便されるとか…。
空港からパリ市内へ移動するのに一番時間が読めそうなRERで行く事に決めていましたが、大幅な減便とかなければいいのですが。

荷物をピックアップして、無料シャトルでターミナル3へ移動します。
ここでナヴィゴ・デクーヴェルトを購入しました。
これで日曜日まではRER、地下鉄、バスが乗り放題です。

そのまま下の階へ降りるとRERの駅になっています。
RERの次の発車の時刻を確認したら、余り減便されていなくて、すぐに次の電車に乗れそうです。
ここでアパルトマンの入居担当の方に遅れる旨の電話を入れ、何分の電車に乗り、何時頃着きそうかを報告します。
到着は10時過ぎになりそうです。

９時過ぎのRERは通勤客の方がほとんどで危険な感じはありませんでした。
約30分で北駅に到着。
初めての北駅、RERを降りた後、地下鉄乗り場がよくわかりません。キョロキョロしていたら、若い男性が声をかけてくれて地下鉄乗り場まで一緒に行ってくれました。
シンガポールで働いていて、今日パリに帰国したと言う（たぶん同じ便で）感じの良い親切な青年でした。メルシーボクー！

地下鉄5号線で BASTILLE へ。
ここからアパルトマンへは徒歩約5分。
マレ地区、ヴォージュ広場のすぐ近くです。

アパルトマンの入り口。
17世紀の建物だそうです。
重厚な扉で、開けるのもとても重かったです。

中にもう一つ扉があり、ここも鍵がないと入れません。
でもセキュリティ面では安心です。

今回予約したお部屋は5階なんです。
古い建物なのでエレベーターはありません。
雰囲気のある階段を、荷物を持って1段1段上がります。
長年使い込まれて、真ん中がへこんでいます。滑らないように注意。

ふぅ～～～
やっと着きました。
この正面が今日からお世話になるお部屋の入り口です。

入室すると、現地担当者の方が待っていて下さいました。
台所やお風呂場の機器の使用方法、ごみの出し方、その他注意事項等の説明を受けました。最後に鍵を2つ受け取り、入居手続きが完了しました。
普通のホテルと同じようにオートロックになっているので、外出の際は鍵を忘れてはいけません。

窓の方から室内を見たところです。
キッチンとベッドルーム。

キッチンは結構広いです。
調理に必要な道具はほどんど揃っています。

さて、窓から見える景色は？
煙突がいっぱい！
う～ん、パリって感じの景色。

一息ついたら、行動開始とします。
早速、ヴォージュ広場に挨拶に行きましょう。

お久しぶりです。
4年ぶりにまたやって来ましたよ～！
やはり新緑に囲まれたこの季節がいいですねぇ。
広場を囲む赤いレンガが相変わらず美しく
パリで私のお気に入りの場所です。

今日はメーデーで休日なので、家族連れの方がたくさん寛いでいます。

ヴォージュ広場を通り抜けて、マレ地区を散策しましょう。

広場を囲む建物の1階部分は美しい回廊になっています。
この回廊を通り抜けて

カルナヴァレ博物館まで来ました。
パリの歴史資料を展示した資料館です。
中庭のフランス庭園も見たかったのですが…
工事中？お休みのようです。

（調べたら3年ほど改修工事だそうです。）

前回お気に入りだった手芸店
アントレ・デ・フルニスール
春は緑の蔦に囲まれて素敵ですね～。
でも・・・ここもお休みです、残念。

そろそろお昼です。マレ地区で有名なお店に行ってみました。
ラス・デュ・ファラフェル
噂に聞くユダヤサンドイッチを食べてみたかったのです。
ここのお店は開いていました！良かった。
（お店の写真を撮り忘れました）

ちょっと離れていますが、行きに見つけておいたこの公園までファラフェルを持って歩いてきました。
人があまりいないので、ここのベンチに座っていただきま～す。

ピタパンにひよこ豆のコロッケと野菜がたっぷり、ソースが美味しくてとてもボリュームがありました。

食べ終わってから、マレ地区散策の続きをします。
植栽のかわいい公園がありました。
ここはお花もいっぱい咲いています。

至る所に公園があります。
ここはちょっと大きめの公園。

前回も来たＭＥＥＲＴにやって来ました。
でもお休みのようです。
ワッフルを買いたかったのですが、今日はあきらめます。

中世から残る歴史的建造物が多いマレ地区です。

どの建物も歴史を感じます。

ルーブル美術館の近くに行きたいスイーツのお店があったので、地下鉄1号線で Louvre-Rivoli まで移動します。

ブラブラしながらお店を探します。

ルーブル美術館までやって来ました。
美術館も今日はお休みのようです。
そして目的のお店も、お休みでした。

お店がことごとくお休みなので、日曜日に開いているというデパートに来てみました。
地下鉄1号線で Hotel de Ville へ
LE BHV/MARAIS
でも、ここも祝日はお休みのようです。(ToT)

一旦アパルトマンに帰ることにします。
地下鉄1号線で、もう一つの最寄り駅、St-Paul まで帰ってきました。
駅のすぐそばには小さいメリーゴーランドがありました。

そして、地下鉄入り口の周辺にはスズランを売る人がいっぱいでした。
5月1日はフランスでは大切な人やお世話になっている人にスズランを贈る習慣があるそうです。そして誰でも売って良いのだとか。
せっかくなのでお部屋に飾ろうと一束買いました。

アパルトマンに帰る前に、近くにあった教会にちょっと寄り道します。
サン・ポール・サン・ルイ教会

真っ赤な扉が素敵で、開いていたのでちょっと覗いてみました。

ふらりと寄ってみましたが、とても大きく、荘厳な教会です。
ドーム天井からの光が内部を明るく照らしています。

パリでは唯一のバロック様式の教会だそうです。

大きなパイプオルガンもありました。
日曜日の午前中のミサに行けば演奏が聴けるようです。

夜に合流する友人のために、スイーツを買っておきました。
有名なお店はどこもお休みだったので、帰り道に開いていたパティスリーで調達しました。

果物屋さんで、いちごとオレンジジュースも買いました。
ジュースは店頭で絞ってくれる生ジュースです。とってもおいしかった！
スイーツとフルーツは冷蔵庫にしまって、また行動開始します。

祝日とは関係なさそうな場所、サンマルタン運河にやって来ました。

前回来たのは冬で枯れ木だったので、緑あふれる運河が見たくて、またやって来ました。

両岸には水辺で寛ぐ人がいっぱいです。
「旅するフランス語」で黒木華さんもエクレアを買って、この運河で食べていました。ピクニックが流行っているとの事、私も何か持って来れば良かったかな。

座って一息ついていると、向こうからクルーズ船がやってくるのが見えてきました。

水位が異なるところが何か所かあるので、水門を閉じて水位の調整をして次の運河に進んで行きます。
橋の上から眺めるもの面白いですが、船に乗ったらさらに気持ち良さそう！

クルーズ船を見送って、私も次に進みましょう。

レピュブリック広場まで戻りました。
近くでデモがあったのか、ちょっと騒々しい声が聞こえました。
早々に地下鉄に降りて移動します。

バスティーユまで戻り、徒歩でサン・ルイ島を目指します。
サンス館のそばを通り

マリー橋を渡れば、サン・ルイ島です。

よく歩いたので、汗をかきました。
一息ついて、この辺りで有名なアイスをいただきます。
ストロベリーとラズベリーのアイスにしました。
滑らかで甘酸っぱくて美味しかったです。

サン・ルイ橋を渡りシテ島までやって来ました。
火災のあったノートルダム寺院をこの目で見ておきたかったのです。

世界中の人がノートルダムの現状を一目見ようと、周りはすごい人だかりです。
でも規制があり近くには立ち入れません。

尖塔が崩れ落ちる映像を見た時はとても胸が痛みました。
世界遺産の建造物にこんな事態が起こりショックでした。

しかしすでに足場が組まれ、もう復旧が始まっている様子です。

ファザードは延焼を免れているようなので、キマイラは無事だったでしょうか？
今回時間があったら塔に上がりたいと思っていたのでとても残念です。

一日も早く元の姿を見せてくれる日を待ち望んでいます。

地下鉄10号線　Clunyu La Sorbonne 駅
天井が素敵な駅です。
ここからまたお気に入りの場所に行きます。

地下鉄6号線に乗り換えて、Bir Hakeim までやって来ました。
Bir Hakeim と Passy を結ぶビルアケム橋。

この猫足の橋脚がお気に入りです。
今回はこの橋を渡ってパッシー地区まで行ってみます。

橋脚と橋脚の間にあるランプもとても素敵です。

橋から見えるエッフェル塔。
橋は2階建て構造になっているので、上を走る地下鉄からも同じ景色が見えます。

橋の真ん中あたりまでやって来ました。

エッフェル塔をバックに写真を撮れる展望所が設けられていて、ベストスポットのようです。結婚写真を撮っているカップルが数組いました。
記念に撮らせてもらいました。

橋を渡り終わると、長い階段とエスカレーターがあります。
ここを上るとパッシー地区に行けます。

階段を上がる途中、薔薇が綺麗に咲いていました。
パッシー地区まで来たのは、16区にあるアール・ヌーヴォー建築を散策する予定でしたが…

少々歩く元気がなくなってきたのと、時間もなくなってきたので少しだけ散策して引き返しました。

途中で見つけた自転車です。
籠についているのは、ひったくり防止のカバーでしょうか？
こんなの見たことがありません。オシャレですね～。

途中で珍しいお花屋さん発見。
ブーケばかりを売っています。可愛い！

地下鉄9号線 Trocadero まで歩いて来ました。
せっかくここまで来たので、エッフェル塔を見ておきます。
お天気が良くないので暗くてちょっと映えません。

夜にはシャンパンフラッシュ見に来たいなぁ。

友人と合流するため、オペラ座へ移動。
ロワシーバスで着くので、バス乗り場に行けば必ず会えるはずです。

早めに行って、周辺のお店を眺めながら待とう…と思っていましたが、オペラ座の周辺もどこも開いていません。唯一、スーパーが開いていたのでお水を調達し、お店の椅子に座って時間調整させてもらいました。

バスが着いて、友人と無事に合流できました。
上海以来の再会をパリで果たせて感激です！

先ほどのスーパーで夕食や、朝食用のヨーグルトなどを調達してアパルトマンへ帰りました。

アパルトマンで夕食です。
ちょっとお見苦しいですが…。
私はお昼に食べきれなかったファラフェルの残りをいただきました。
もちろんデザートもこの後いただきましたよ～。

明日からは二人で行動です。

この旅行記へのコメント （2）

• sanaboさん 2019/06/26 17:49:58

  ご友人とパリで合流♪

  madeleine chocolatさま、こんにちは
  
  4年ぶりのパリではご友人と現地で合流されたのですね～。　上海へご一緒された方だそうですけど、日本ではなくパリで再会されるとはなんてお洒落なのでしょう☆彡　日本では遠くにお住まいの方なのでしょうか？
  CDGのターミナル１は本当に未来都市みたいですね。　JALがターミナル１から2に移動してから行ってないので懐かしく拝見しました。
  今回滞在されたアパルトマンではまさしく暮らすように滞在を楽しまれ、テーブルの上には美味しそうなエクレアやマカロンやイチゴ、搾りたてオレンジジュースやすずらんのお花などご友人をご自宅に招きおもてなしするかのようなmadeleine chokolatさんの優しい心遣いが伝わってきました。
  黒木華さんの「旅するフランス語」は私も旅の参考に観ています。　サン・マルタン運河やヴォージュ広場には行ったことがないなぁ…と旅行記を拝見しながら気づきました。　季節が異なると確かに見えてくる風景も変わりますね。　サン・ポール・サン・ルイ教会の真っ赤な扉もハッとするような美しさで驚きました。
  ノートルダム寺院の火災は私もとてもショックでした。　観光名所である以前に、パリの人々、特に信仰心篤い人々にとっては心の拠り所ですものね。　一日も早い再建を願っていますが、それでも失われた歴史的建築物（の一部）はもう取り返せないと思うと残念でなりません。
  ブーケばかりのお花屋さん、フランスならではですね。　ブーケなんてもうウン十年ももらったことないです（笑）
  私もパリに行きたくなってきました♪
  
  sanabo

  madeleine chocolatさん からの返信 2019/06/26 23:42:03

  Re: ご友人とパリで合流♪

  sanaboさま
  
  こんばんは。早々に投票とコメントをありがとうございます。
  今回の旅行は、無事に友人とパリで再会を果たせました。皆にも“おしゃれ～”なんて言われましたが、本人たちはドキドキで不安いっぱいだったんですよ。ちょっと離れた所に住んでいるので、年に2回ほどしか会えませんが、今回私の誘いに乗ってくれて、はじめて一人で海外まで来てくれた友人に感謝です。おかげで楽しい旅行になりました。
  アパルトマンで暮らすように旅するつもりでしたが、途中休憩に帰って一息つく程度の利用で、料理もほとんどしませんでした（笑）
  ノートルダム寺院の火災は、本当に残念な出来事でしたね。再建もこれを機に新しい形にする案も出ているようですが、どんな形になっても歴史の一部分として後世に残るものとなっていくことでしょう。
  パリのお花屋さんは、センスが良くてとても素敵ですよね。今となっては、すずらんだけでなく、ブーケも買ってもよかったかな？と思いました。滞在中ずっと楽しませてもらえますものね。
  
  madeleine chocolat