2019年のGWは10連休！（といっても、毎年谷間の平日に有休を取るので、いつもこのくらいの連休になるのですが・笑）<br /><br />ただ、チケットの手配で後手を踏んでしまい、関空からテヘランまで6フライト、内4フライトがLCCという本題に入る前から躓いたような旅になる予定だったのですが、香港～ロンドン間で利用予定だったスカンジナビア航空のパイロットのストライキの影響でまた躓いてしまい、旅程を大幅に見直す事を余儀なくされました。<br /><br />タイトルに「again」と入っているのは、2015年のGWに同じようにイラン＆コーカサス二ヶ国（アルメニア&ジョージア）を周ったため。<br />今回はイランをメインに、アルメニアに代わって未訪問のアゼルバイジャンへ。トビリシoutという点は前回と同じです。<br /><br />【前回イラン編】https://4travel.jp/travelogue/11031148<br />【前回アルメニア前編】https://4travel.jp/travelogue/11035369<br />【前回アルメニア後編】https://4travel.jp/travelogue/11052074<br />【前回グルジア編】https://4travel.jp/travelogue/11035371

イラン＆コーカサス二ヶ国again（おまけ）⑦ 　リヒテンシュタイン編【2019GW】

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2019/05/06 - 2019/05/06

20位(同エリア199件中)

エリア

ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道高速・路線バス

（ジョージア編からの続き）

トビリシからのフライトは、遅れを取り戻すことが出来ずにアテネ・エレフテリオス・ヴェニゼロス空港着。おかげで乗り継ぎ時間は１時間ほどしかなくなってしまった。非シェンゲンからシェンゲンへの乗り継ぎのため、イミグレ＆ターミナル移動もこなさなくてはならない中でのディレイは痛い(>_<)。

エーゲ航空ラウンジでは、ヨーグルトとキウィドリンクをかき込んだだけで退散。時間の無いなかでそこまでしてラウンジに寄るような事は普段はしないのですが、リニューアルなって楽しみにしていたこともありまして。
沖止めで、ゲートに遅めに着いたこともあって、優先搭乗も何もありません。
チューリヒ行きA3・850便。こちらもアップグレードクーポンを利用してビジネスクラス。

トビリシからの便はすんなりアップグレードできたものの、この便は前日までリクエスト状態が続いていました。なので、ビジネスクラスは満席。
このシートで満席だと、ビジネスクラスに乗っている感じが全くしないです（笑）。
チューリヒ到着直前。

こういう風景を見ると、久々に先進国に戻って来た感じがします。
遅れて出発したものの、ほぼ定刻の10時20分頃にチューリヒ・クローテン空港到着。

次のフライトがスイス航空便（ヒースロー行き）なので随時チェックイン可、ということで、帰るまで一切不要となる荷物をひとまとめにして、電車に乗る前に先にチェックイン。

リヒテンシュタイン行きのバスが出るSargansへは、空港駅からだと中央駅で一度乗り換え。チケットはスイス国鉄のサイトから通しで購入。supersaverチケットが11.80CHFと超激安！

1CHF（スイスフラン）≒110円
中央駅～Sargans間はノンストップで1時間弱の風光明媚な区間。中央駅からだと進行方向左側になります。

あと、Sargansを「サルガンス」とふつうに発音しても通じません。
「ザ・ガンス（もちろんtheではなくza）」と言う方が近いかな。
リヒテンシュタインのバス「LIEmobil」。付いているナンバープレートももちろんリヒテンシュタインのもの。

チューリヒからの列車が定刻ピッタリにSargansに着いたので、４分の乗り換え時間で急行の12Ｅのバスに乗り換える事ができました。（12時32分着→36分発）

運賃は7EUR or 8CHF。
首都ファドゥーツの郵便局前（Vaduz Post）に到着。急行バスだと20分強で着くようですが、途中道路工事による迂回やドライバーが道を間違えたりして、結局 30分近くかかってしまいました。
郵便局の裏にある観光案内所。ここでリヒテンシュタインのスタンプ（有料）を押してもらえるらしいのですが、期限の切れたパスポートを持ってきていないのでパス。「有効な公文書に落書き」はしたくないんで。それに効力の無いスタンプ自体にそもそも興味も無く・・。
こちらは切手博物館ですが、滞在時間が1時間ちょっとしかないので、こちらもパスして、上に見えるファドーツ城を目指します。
ファドゥーツ城への登山口と案内看板。一応、日本語もあり。
15分ほどでファドゥーツ城。侯爵家が普通に住んでいる邸宅なので、内部は見学不可。

因みに、ドイツに「妖精の城」と呼ばれるリヒテンシュタイン城というのがあって、間違えてここにやって来る観光客が後を絶たないのだとか。それはさぞガッカリでしょうねぇ（笑）。

あと全くもって余談ですが、温泉目当てに滋賀県の草津市へ来てしまう観光客が、毎年必ず数組いるらしい。
時間がないので、すぐに来た道を通って下山します。

これが登山道。まぁ、サンダルでも登れるハイキングコースってな感じです。
途中のビューポイントからの眺め。向こうの山の麓はスイス領。
再び町の中心部へ。

名前からして時計の博物館かと思いましたが、時計の市場のような所でした。

リヒテンシュタイン国旗とともに掲げられているのは五星紅旗。お察しの通り、かの国の方々が上得意客なわけです（笑）。
市庁舎と大聖堂。
1時間ちょっとの滞在時間でしたが、チューリヒ空港に戻ります。

途中の町バルザースにあったグーテンベルク城。
国境に架かる橋を、リヒテンシュタイン側から。

ここを渡ると、Sargansまで7、8分。
Sargans駅に戻って来ました。

黄色いバスが見えているあたりが乗り場なので、チューリヒ方面からだと後ろめの車両に乗ると、乗り換えがしやすいと思います。

帰りのチケットもsupersaverですが、なぜか少しお高くなって16.80CHF。それでもスイスの物価を考えると、「超」はつかないまでも激安ではあるんですが。

帰りの電車はかなり古い車両がきてしまい、充電ができませんでした。
帰りの電車も定時運行だったので、ほぼ定刻の16時20分にチューリヒ空港に帰還。イミグレ通過後にラウンジへ。
次のフライトはターミナルDからの出発ですが、先に長距離便用のターミナルEのラウンジへ。トビリシで公衆浴場に入れなかったので、一にも二にもまずシャワー。

退室時に、フロントで渡された「清掃願います」の札をドアノブに掛けて退室。

シャワールーム内の時計はHUBLOTでした。
物価が高いんで、ここでお食事タイム（笑）。
オープンエアのテラスから、離着陸機を眺めることも出来ます。
(LX338便)

ヒースローまでの所要時間は２時間弱。サンドウィッチとドリンク、そのあとにチョコレートのサービスもありました。
出発が少々遅れたうえ、着陸待ちもあったので、ヒースローでの乗り継ぎ時間が1時間程度になってしまいました。これでは荷物はロストかな。

それでも、乗り継ぎがスムーズに行ったので、ゲートから最も近いUAラウンジに寄ってみました。

サラダの種類が多いのはさすが。
(OZ522便)　使用機材はお初のA350。

座席は三列並びの窓側。真ん中の空席をはさんだ通路側に座る日本人のお爺さまが、プラカップを床に大量に散らかすは、ボヘミアンラプソディを爆音（モニターを見なくても何を聴いているか分かるぐらいです）で鑑賞するはと、なかなかの困ったさんでした。
間もなく仁川到着。

結局お隣の爆音困ったさんは、降機直前までQUEENを堪能されてました(－－〆)。
仁川空港アシアナラウンジ(central)。

かなり混雑していて、ダイニングエリアになんとか空席を見つけました。
(OZ118便)

大鳴門橋（奥が淡路島）。
よ～く目を凝らして見てみると、渦が巻いているように見えたような。
関空到着。
前の写真でこの旅行記を締めるつもりでしたが、ANAのA380が駐機してあったので、思わず一枚。「フライング・ホヌ」とかいうらしい。関空には就航しないはずなんですが、一体何のため？

LHRでの乗り継ぎ時間が短くなったため諦めていた預け荷物も、priorityタグの威力でちゃんと三番目ぐらいに出てきて、ひと安心。

贅沢にもJRの特急に乗って、乗り換えなしで楽チン帰宅♪

（おわり）