2019/05/04 - 2019/05/04
63位(同エリア278件中)
ぶんさん
2019年のGWは10連休!(といっても、毎年谷間の平日に有休を取るので、いつもこのくらいの連休になるのですが・笑)
ただ、チケットの手配で後手を踏んでしまい、関空からテヘランまで6フライト、内4フライトがLCCという本題に入る前から躓いたような旅になる予定だったのですが、香港~ロンドン間で利用予定だったスカンジナビア航空のパイロットのストライキの影響でまた躓いてしまい、旅程を大幅に見直す事を余儀なくされました。
タイトルに「again」と入っているのは、2015年のGWに同じようにイラン&コーカサス二ヶ国(アルメニア&ジョージア)を周ったため。
今回はイランをメインに、アルメニアに代わって未訪問のアゼルバイジャンへ。トビリシoutという点は前回と同じです。
【前回イラン編】https://4travel.jp/travelogue/11031148
【前回アルメニア前編】https://4travel.jp/travelogue/11035369
【前回アルメニア後編】https://4travel.jp/travelogue/11052074
【前回グルジア編】https://4travel.jp/travelogue/11035371
※1マナト≒66円
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(イラン編からの続き)
テヘランからのブタ航空でバクー・ヘイダルアリエフ空港に到着すると、入国審査の前にビザカウンターでアライバルビザを取得。日本人は無料♪
ビザといっても、カウンターで渡されるレシートのような紙がビザなので、パスポートに残るのは出入国スタンプのみ。これは助かる(^^)。
別に頻繁に海外へ行くわけではないですが、来年以降、ビザを必要とする国々へ行くかもしれないので、できるだけ余白は残しておきたい。 -
空港からは、深夜早朝は1時間に1本運行される空港バスにてバクー中央駅へ向かいます(早朝なので所要約 30分)。
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バクー中央駅では
・コインロッカーへの手荷物預け : 4時間で4マナト+8時間分の追加料金 3.2マナト(ただしロッカーのサイズによる)
・今晩20時40分発のトビリシ行きの夜行列車の切符購入 : 二等寝台で35マナト(VISAカード払い)
・スマホ&デジカメの充電 : 待合室のソファ据え付けのため無料(帰国まで宿無しで切り抜けるんで)
をこなしてから、世界遺産のゴブスタン遺跡へ向かうため、ネットの情報通りに駅前から125番のバスに乗って20-ci Sahaというバス停で下車。195番のバスに乗り換えの為。
1時間ぐらい待つこともあるらしいので気長に待っていると、様子を見ていたポリスから「ゴブスタンならビナだ」と教えてくれました。再度125番のバスに乗ってさらに南下すること約20分で終点のビナバスターミナルへ。到着した所のすぐ向かいに195番のバスが停まっていました。
ゴブスタン方面(終点はアラトという町)行き195番のバスは、ここ発着になった模様。 -
出発してすぐにウトウトしてしまい、目が覚めた時点ではなんとなく乗り過ごしてしまっている予感。ただ、直感で「ゴブスタンへ行く旅行者」とみていた離れたところに座っている若いロシア人達もまだ乗っているので、私もそのまま乗り続けることに。
そして全ての乗客を降ろして、私とそのロシア人達だけになると、195番のバスがツーリストバスに化けて泥火山へ向かいました。どうやらドライバーと言葉の通じる彼らとの間で、そのような話になっていたようです。
泥火山経由ゴブスタンまでのone wayという条件で、ひとり20マナトという内容。 -
舗装もされていない山道を上って、泥火山(mud volcano)へ。ここで1時間ストップ。
ここら辺あちこちにある小さな泥山のてっぺんで、ガスがポコンポコンと湧き出ています。 -
こんな感じで。
この辺りは普段から風が強いので、コイツが破裂すると、泥飛沫が風下に飛び散ります。熱くはないですが、服とか汚れるのでなるべく風上にいる方が良いかも。 -
水面(泥面?)に映る丸い輪っかが、ガスが湧き出た跡。
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次は、バスで15分ほどでゴブスタン国立保護区へ。石器時代に描かれた岩絵が数多く残る世界遺産。
入場料は1人5マナト。 -
これらは当時の人類の営みを描いた岩絵。古いものだと約2万年前まで遡るらしい。
ちなみに、「○○の絵」などといった案内板の類は一切ありません。 -
こちらは二頭の牛が向き合う絵。
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何を表しているのかは分かりませんが、このように数字が描かれた岩も多く見かけました。
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保護区からはカスピ海を一望。
その対岸は遠い遠いトルクメニスタン。ビザ条件が厳しくて・・。お金に糸目をつけないか、同行者が多く集まれば楽にはなるんですけどね。 -
帰り際に現地の子供達(手前の子や岩に上っている子たちを含む)だいたい20人ぐらいからセルフィ攻撃を受けました(笑)。
日本でいうと小学校高学年くらいから中学生ぐらいかと思うのですが、皆驚くほど礼儀正しく、写真を撮った後に「thank you for visiting our country.」などと言ってきた子もいました。 -
ビナバスターミナルから乗って来たバス。
このバスはここまでという話でしたが、一人当たりあと5マナト追加でビナバスターミナルまで行ってもらう事になりました。乗合では無くチャーターなので、帰りはもちろんノンストップ。30分ほどでバスターミナルに戻って来られました。
一般的な型のバスだと泥火山までの山道を登れないので、この型のバスに当たると、旅行者に対してこのような打診が有り得るようです。とはいえ、いったん終点まで行ってからのスタートなので、時間はかなり要します。 -
125番のバスに乗り換えて、バクー旧市街へ。
1週間ほど前までF1が開催されていたようで、臨時のスタンドなどが未だ撤去されずに残っていました。そのせいでとにかく歩きにくかったです。 -
旧市街のシンボル乙女の塔。
付近はお土産屋さん多く、旧市街で最も賑やかなエリア。 -
公衆浴場、ハマムの屋根がレストランに。
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脇道に入ると、人通りが少なくなりますが、車は入って来られるようです。
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旧市街のモスク。
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中東っぽくなく、欧州っぽくもなく、かといってソ連っぽくもない。コーカサス三か国はいずれもそんな印象でした。(首都郊外なんかは旧ソ連らしい集合住宅をよく見かけましたが。)
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それぞれの良いトコ取りといったところでしょうか。
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誰も傘をさしていないので分かりにくいですが、かなり雨脚が強くなってきたので、この門の向かいにある駅から地下鉄でバクー中央駅に戻ります。
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トビリシ行き夜行列車の出発時間近くになっても、フレームタワーのライトアップが始まらない・・。結局出発に間に合いませんでした。
これは想定外(><)。
出発後にどうにかほんの一瞬だけ見えましたけど。
(ジョージア編に続く)
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この旅行記へのコメント (3)
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- jaikochanさん 2019/07/01 19:58:50
- 早くジョージア書いて~♪
- ぶんさん、こんにちは~♪
今思うと、ぶんさんがSASを持ってたならチケットを全て棄てずにぶんさんとめぐるのもアリだったと後悔してます。
それに戻ってきたお金でジョージア行きのチケット買っちゃったんです。
なので、できれば早く書いてもらえるとな~なんて淡い期待をしてます。
ずっと前にアイコンで使われてた写真がどこかを知りたくって興味を持ってたんです。
それで今回の運びに・・・しかも行きたいと思ってたカズベキ&ムツヘタ。
いちどトリビシに戻らないと行けないと思ってたんですが、帰り道に行けるとなると時間短縮になりますね。
楽しみにしてます~(*^^*)
- ぶんさん からの返信 2019/07/02 23:00:13
- 暫しお待ちをm(_ _)m
- こんばんは、
せめて香港まで来てくれていたら、共にストで途方にくれるとか、良いネタになったのにと思うと、残念でなりません(爆)。
ジョージアではほぼ1日がかりの現地ツアーの一点に絞ったので、お役に立てるかどうかは何とも・・。ココ推しの欧米人はやたらと多いのですが、日本人はあまり行かない所のようで、4トラでも触れられている旅行記を見かけません。
以前にアイコンに使っていた写真というと、アルメニアのゲガルド修道院で撮ったものだと思います。アルメニアは行かれるのかな?
- ぶんさん からの返信 2019/07/02 23:08:13
- 暫しお待ちをm(_ _)m (続き)
- 途中で送信してしまいました。
ちなみに現在のアイコンもエレバンのカスケードに展示してあった作品です。前のアイコンが政治的主張を含みだして止む無く変えたので、あまり気に入ってないのですが(笑)。
ムツヘタに寄り道するなら、必ずトビリシへの帰り道で!
ぶん
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