2017/08/11 - 2017/08/14
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forestkoroさん
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8月の2回目の旅は福井からスタートしました。
今回の旅の第一目的は、「夏の徳山鮓」さん@余呉です。
せっかく滋賀・余呉まで出かけるので、そのルートとして福井を選んだ第一の目的は「永平寺」に行ってみること。。。
寛永2年(1244年)、道元禅師が開いた日本曹洞宗の大本山「永平寺」は、約10万坪の境内に大小約70もの伽藍が建ち並び、現在も約200名の雲水(修行僧)が修行の日々をおくる禅寺です。
飛行機か新幹線で金沢へ入って南下することも考えたのですが、今回は●●年ぶりに「夜行バス」を利用して福井までアクセスすることにしました。若い頃にクライアントのお供で奈良まで夜行バスで何度か往復したことがあるので「楽勝!」のつもりでしたが、結構、腰に来ますね(笑)。
22時55分に新宿駅を出るバスは、朝6時30分にJR福井駅に到着します。独立3列シートでしたが、飛行機のシートの方が広いかな(汗)。
長年の夢だった「永平寺」もようやく訪問できて、楽しい旅のスタートです。
階段が多くて疲れましたが、凜とした空気に包まれて背筋がスーーっと伸びるような場所でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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福井駅、初めて来ましたが、とても立派です。こんなのが駅のあちこちのベンチに座っています(笑)。
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永平寺まで直行の「永平寺ライナー」(バス)は9時近くまでないので、えちぜん鉄道とバスでアクセスします。
朝の「えちぜん鉄道」は一両編成。 -
バスに乗り換える「永平寺口」駅までは25分ほどです。
そこからバスでさらに13分。永平寺参道の入口にあるバス亭に辿り着きました。
さらに門前町を歩いて5分。。。ようやく「永平寺門前」に到着します。
奥に見えるのは「瑠璃聖宝閣」。永平寺に関わる宝物や古文書が収蔵されています。 -
右奥にある「龍門」から神秘的な林道を奥へと進みます。
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樹齢700年余りの杉などの大木が鬱蒼と茂る荘厳な雰囲気の中、清々しい空気を吸いながら歩を進めます。
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全体の案内図。広いですねぇ!!
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一般の参拝者が出入りする「通用門」。
この季節は朝8時にオープンとなります。(拝観料500円)
8時まで少し時間があるので周辺を散策します。 -
新しい住職や皇族などの實客を迎え入れるための勅使門として用いられる「唐門」。
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やがて8時の開門となります。
まずは「吉祥閣」で永平寺の歴史、概要などの簡単な説明を受けます。その後、「傘松閣」へ進み、2階にある「天井絵の広間」へ。天井一面に描かれた230枚の絵を眺めます。 -
「鯉」「唐獅子」「リス」の絵を見つけると願いが叶うのだそうです。。。
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欄間も立派です。
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雲水たちの食事の様子や座禅に使われる法具が並んでいます。
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姿勢を正すのに使用される「警策」は実はそんなに痛くないのだとか(以前、某所で聞いた情報です)。
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毎朝、行われる清掃により、ピカピカに磨かれた階段を通って「七堂伽藍」(修行のほとんどが行われる7つの伽藍)に入っていきます。
これは上から階段を眺めたところ。 -
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約80名の雲水が生活する「僧堂」。(内部は見学不可)
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一番奥に位置する「法堂」(はっとう)。朝の読経をはじめ、各法要を執り行う境内で最も豪華な場所。
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永平寺を見渡す景色も堪能できます。
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開祖の道元禅師をはじめ、歴代禅師の遺骨と位牌を安置した「承陽殿」。
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鐘や太鼓、木槌の音などで時間を知らせるのだそうです。
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「瑞雲閣」
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「大光明蔵」
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昼・夜の読経が行われる「仏殿」。法堂と共に本堂の役割を担い、本尊・釈迦牟尼仏が祀られています。禅の教えを図案化した12枚の欄間彫刻は必見!
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「中雀門」
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典座をはじめとした雲水が毎日200人分以上の食事を一日3食作る「大庫院」。
毎朝1時に起床し、食材に無駄が出ないように感謝を込めて調理するそうです。 -
「大すりこぎ棒」。。。どうやって使うのでしょう(汗)。
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入浴やお手洗いも決められた手順で行うそうです(これも修行なのだそう)。
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山門側から眺める「中雀門」。
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「山門」にやってきました。
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修行僧が最初に訪れる門で、次にくぐるのは修行を終えた出門時のみという神聖な門。永平寺に現存する最古の門。参拝者もここからは出入りできません。
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四天王が祀られています。
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NHKの「ゆく年・くる年」によく登場する「鐘楼」。重さは5トンもあるのだそうです。
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座禅体験や参籠(一泊二日)もできるのだそう(2食付きで8,000円)。
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雪の永平寺。。。寒そうです。
最後は傘松閣(?)にあるお休み処で永平寺のビデオを鑑賞。。。典座の方による永平寺の食に対するこだわりが解説されていてとても面白かったです。
松茸であろうと、大根であろうと、高価な食材、安い食材に関係なく、いずれも大切にいただくという考え方、そしてどの食材も余すところなく工夫していただくというお話でした。お大根を8千本(だったかな?)漬けること、胡麻をすりすぎると風味が損なわれること、最近はアボカドの調理法の可能性を探っていることなど、素人にもわかりやすい内容で楽しめました。 -
時間が許せばもっとゆっくり滞在したかったのですが、後の予定が詰まっています(汗)。という訳で、後ろ髪を引かれるままに退散。。。
またどこのお店もオープンしていないので、バス亭近くの「井の上」というお店で
「ごまとうふソフト」(300円)を購入。 -
バスとえちぜん鉄道の接続は素晴らしいです。待ち時間はほとんどなし!!
「永平寺口駅」はこのような感じです。 -
帰りのえちぜん鉄道は2両編成でした(福井まで410円)。
長年の夢だった「永平寺」もようやく訪問できて、楽しい旅のスタートです。 -
永平寺から福井まで戻ってきて、とても立派なJR福井駅でお買い物です。
特に16年4月に立派な建物(日本初360度、8K高解像度映像が見られるドームシアター(セーレンプラネット/福井市自然史博物館分館)ができた西口方面が活気があるようです。
が、あまり動きたくない場合は、JR福井駅内にあるショッピングセンター「プリズム福井」がオススメ。大体のめぼしい福井土産が揃うようです。
まずは「日本酒」(爆)。福井にはあちこちに酒造があって、そのコレクションが
揃っているようです。福井といったら「黒龍」ですが、いずれの銘柄も「一人1本」の制限がついています。
翌日の宴会に備えて「黒龍」で揃えようかと思っていたら、「絶対に美味しい!」と
勧められたのが、伊藤酒造の「越の鷹BLUEHAWK(ブルーホーク)夏純吟」。
「味見」を勧められたのですが、この後はレンタカーで走らなければなりません。
という訳で、「黒龍」と「越の鷹BLUEHAWK(ブルーホーク)夏純吟」は
私とずっと旅をすることに(笑)。「黒龍」は余呉で飲んじゃいましたが(汗)。 -
その後は、「プリズム福井」改札側にある「カフェ・コロラド」さんへ。
ご存じ、ドトール系列のコーヒーショップです。セルフのドトールとは違って、ホール担当のスタッフさんもいてノンビリできるのが良いですね。
アイスコーヒーをいただきます(460円)。
ネルドリップで丁寧に抽出しているとのことで、ドトールよりも美味しいような(笑)。惜しむらくは朝7時オープンなこと。。。先ほど6時30分に福井に到着したときには、まだ開店前だったようです。
さて、この後はレンタカーを借りて東尋坊方面をめざします。
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