2019/04/24 - 2019/05/02
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xindeさん
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初めてのトルコ旅行です。トルコには現在18ヶ所の世界遺産があるそうですが、そのうちの定番、必須の5ヶ所を巡る6泊9日のツアーに参加しました。イスタンブールに2泊、リゾート地アイワルクとパムッカレにそれぞれ1泊、カッパドキアに2泊、アンカラを経由して帰国という行程です。フライトは往復とも成田/イスタンブール間の直行便でした。
旅行4日目、イスタンブールを離れて、ダーダネルス海峡を渡り、エーゲ海沿いに南下、古代ギリシャ・ローマの遺跡を訪れます。トロイ/エフェソス編。トロイ、エフェソスとも世界遺産。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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4月27日、4日目、朝7時半にホテル出発。
イスタンブール市街を出て、しばらくヨーロッパ側の高速道路を南下する。田園風景の中で、黄色い畑、菜の花畑をよく見かけた。菜種は油を取る原料。
トルコの道路網は(少なくとも我々が走った範囲では)とても快適です。西ヨーロッパの国々に引けを取らない。速度制限は概ね90キロでした。有料道路はなかった。 -
9時半、犬印のガソリンスタンドで最初の休憩。移動中、大体1時間半前後でトイレ・タイムあるいは給油タイムを取ります。休憩所はガソリンスタンドのほか、レストラン/カフェだったり、お土産物屋だったり。
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11時、午前中2度目の休憩。
我々一行は総勢19名。うち、15名は往復のフライトを含め全く同じ行程。2名は関空からイスタンブールへのフライトでジョイン。あとの2名はエミレーツ航空でドバイ経由で参加。19名プラスガイド1名でバスはゆったりでした。 -
ワンちゃんコレクション⑥ 休憩所にいた犬。
更に1時間半ほど走って... -
ダーダネルス海峡に面したゲリポルの港に到着。ここからフェリーで対岸、アジア側に渡る。
その前に昼食。豆のスープとムール貝にピラフ(トルコ語ではピラウ。ピラフは元来トルコ発祥とか)を詰めたもの。 -
メインは肉団子。あるいはトルコ風ハンバーグ。
左上にあるピラフ、付け合わせによく出てくるが、薄茶色い米粒のようなものが混じっている。聞くとこれは一種のパスタだと。小麦粉を固めたもの。ご飯と一緒に炊く。不思議な感じですが、おいしいです。 -
レストランに飾ってあった”国父”アタチュルクの肖像。
ダーダネルス海峡の出口にあたるこのあたりは、戦略上の要衝であり、第一次世界大戦の激戦地となった。”ガリポリの戦い”として有名。英・仏、オーストラリア・ニュージーランドの圧倒的な連合軍に対し、トルコ軍はよく奮戦した。その中心となったのが、のちのアタチュルク、指揮官ケマル・ムスタファであった。 -
昼食後、フェリーの出航を待つ。
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フェリーでダーダネルス海峡を渡る。30分ほどの航海。先にアジア側、かつて小アジアと呼ばれたところが見えてくる。
アジア側の港、ラプセキに上陸。更にエーゲ海沿いを南下してトロイに向かう。途中通過するチャナッカレも第一次世界大戦の激戦地。両軍の多くの将兵が亡くなった。 -
トロイに到着。トルコではトロイではなく、トゥルワと呼ばれている。(エフェソスも実はエフェス)
10年続いたトロイア戦争で最終的にギリシャ側の勝利をもたらした機略、”トロイの木馬”作戦。木馬の”なんちゃって”レプリカがお出迎え。 -
木馬の中はこんな感じ。かなり狭く、ひとりずつしか昇り降りできない。
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木馬の周囲、公園のようになっているが、なぜか犬多い。⑦
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犬⑧
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犬⑨
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犬⑩ 昼下がり、皆寝ている。起きる気もない。
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猫もいた。猫は元気に動いている。猫ちゃんコレクション⑤
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冗談のような木馬で記念写真を撮ったあと、本物のトロイの遺跡に入場。
トロイの遺跡を発見、発掘したひととしてドイツ人、シュリーマンが有名だが、当時はダイナマイトを使ってかなり乱暴に発掘して、遺跡を痛めたとも。(ガイドさんの談) -
木道の順路に沿って見学。
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オデオンと呼ばれる小劇場址。
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スロープ。ここが町の入り口だった。
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神殿跡の城壁。ガイドのギョクセルさん。
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よく見るとローマ数字の番号がふられている。トロイは何千年かにわたって町が積み重なっており、古い順に層になっている。
(あとでエフェソスの遺跡と見て比べてしまうと、トロイの遺跡は規模も小さく、保存状態も悪い。しょぼい感じが否めない) -
かつてトロイの町はもっと海、エーゲ海に近かった。川が土砂を運び、海が埋まってここは海岸から遠ざかった。
遠く、かすかにダーダネルス海峡を通過する船が見える。
トロイを出て、更に南下。 -
トロイから今晩の宿まで2時間半ほど。中間でまた一度休憩。お菓子や飲み物を買うひと、タバコを吸うひと...
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休憩所の猫⑥
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エーゲ海沿いのリゾート地、アイワルクに到着。4日目の宿は”アドリナ・サーマル ヘルス&スパ”。
この日は500キロ近く移動。 -
まだ4月だが、リゾート地なのでプールで泳いでいるひとがいる。主に子供たち。
奥の海はエーゲ海。 -
部屋の中。ツインベッド。
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夕食までちょっと時間があったので、海岸を散歩。
エーゲ海の夕陽に佇む男。 -
夕食はバフェでした。(翌朝の朝食も)
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トマトスープに米が入っている。
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手間は鯖、奥は十分火の通ったローストビーフ。マッシュポテトとアーティチョークなどの野菜。
写真はないが、食後、トルコの伝統的な風呂、”ハマム”に入る。大理石のテーブルに横たわりじんわり温まる。そのほか、温水プール、ジャグジー、サウナなど完備している。水着・スイミングキャップ着用が必須。 -
4月28日、5日目。早朝7時にホテルチェックアウト、出発。更に南下を続ける。
エーゲ海沿いのこのあたりはオリーブの産地で、道の両側オリーブの畑が続く。
トルコは世界4番目のオリーブ生産国で、実も油もよく食べる。 -
養殖池らしきものが見えたが、何を養殖しているか不明。
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本日最初の休憩。
トルコのトイレ事情・・・休憩所のトイレ、無料のところもありますが、有料のところが多かった。1~1.5リラ(20~30円)。(レストランのトイレは無料) トイレは概してきれいで、トイレットペーパーもきちんと備えてあります。私の印象ではフランスやイタリヤよりずっとましです。たまに”和式”というか”中国式”のしゃがむタイプもありますが、多くは洋式で、洋式の場合、”簡易ウォシュレット”が付いています。右手にあるコックを開くとお尻に向かって水が出る。但し、正しくお尻に当たるとは限らない。ほかの国では見たことない。 -
休憩所の犬⑪ 女性になでられて気持ち良さそう。
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イズミールを通過。トルコ第3の都市。
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午前中2度目の休憩。
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休憩所では毎回、作業員のおじさんが現れてバスを洗車する。フロントガラスはぶつかった虫の死骸で汚れるが、毎回洗う必要があるのか? バスの運転手が料金なりチップを払う。
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11時半ころ、エフェソス到着。遺跡への入り口は、北・南2ヶ所ある。駐車場は北口近く。我々は南口付近でバスを降り、見学しながら北口に向かい、バスに乗る・・・という手順。
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オデオン(小音楽堂)。
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プリタネイオン...市庁舎跡だそうです。
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大理石で舗装されている。
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メミウスの碑。
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伝説の名医アスクレピオスの杖。蛇がからまる杖が医学の象徴なのだそうです。
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勝利の女神ニケのレリーフ。
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ここが”メインストリート”クレテス通り。南口から入ると、北口に向かって下りになる。
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ヘラクレスの門。右側にもう1本柱がある。
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トラヤヌスの泉。
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モザイクの舗道。きれいに残っている。
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ハドリアヌス神殿。
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左側、イノシシを狩るアンドロスのレリーフ。
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真ん中にメデューサ。
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右側、女戦士アマゾネスのレリーフ。
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アルテミス(だったと思う)のレリーフ。
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遺跡でくつろぐ猫⑥
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公衆トイレ。下に水が流れる”水洗”です。お隣さんとどんな会話をしたのやら。
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セルススの図書館。当時エジプトのアレキサンドリアに次ぐ規模だったという。確かにでかい。
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舞台があったので、ポーズを取ってみた。なんの意味もない。
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娼館へ誘う広告としての足跡だと言われている。
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大劇場。
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ここでもポーズを取るひとがいる。
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大劇場の大きさがわかる。
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ぞろぞろ北口出口へ向かう。駐車場から昼食のレストランまで30分ほど。
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午後1時半、ようやく昼食。エフェス近くの町、セルチュクのホテル内のレストランで昼食。
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シシ・ケバブ(串焼き)。トルコ料理としては一番有名でしょうか。
添えれているのは、例のパスタ入りのピラフ。 -
ケバブにかけるスパイス3種。唐辛子、クミンとコリアンダーだど思う。
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食後、セルチュク市内の”First Port”という革製品の店に案内された。主に、仔羊の革を使ったジャケットが売り物。最初にイケメン、美女によるファッションショーがあり、そのあと店内に案内される。薄手の仔羊のジャケットは柔らかく、軽い。多くはリバーシブルになっている。いいものだが、10万円を軽く超える。
このあと、セルチュクを発ち、パムッカレに向かう。以下、”パムッカレ編”に続く。
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