2019/04/24 - 2019/05/02
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xindeさん
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初めてのトルコ旅行です。トルコには現在18ヶ所の世界遺産があるそうですが、そのうちの定番、必須の5ヶ所を巡る6泊9日のツアーに参加しました。イスタンブールに2泊、リゾート地アイワルクとパムッカレにそれぞれ1泊、カッパドキアに2泊、アンカラを経由して帰国という行程です。フライトは往復とも成田/イスタンブール間の直行便でした。
まずはイスタンブール編から。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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初日、4月24日(水)、成田発のフライトは21時40発ですが、ちょっと早めの午後6時すぎに成田到着。トルコ航空のチェックインカウンターは既に長蛇の列。しかも当夜のフライトはオーバーブッキングがあったそうで、2度もフライトを変更し、翌日に延ばせられないか、尋ねられた。ツアー参加なので土台無理な話。
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最初の機内食は深夜になると思われたので、チェックイン後軽食を取ることにした。”杵屋”の温玉ぶっかけうどんをいただく。かき揚げ付き。
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なんとか乗れました。イスタンブールへの直行便です。約12時間のフライト。ドーハなど中東を経由するツアーも少なくないですが、そうなると20時間以上かかるようです。
機材ばトリプル7。文字通り満席です。 -
最初の機内食。トルコ風牛肉のハンバーグ。豚肉は使っておりません。
写真右上は”フムス”(豆のペースト)。トルコ気分が盛り上がります。
初めてトルコ産の赤ワインをいただきましたが、しっかりした味で美味しかった。 -
機内映画のチョイスは豊富でした。日本語の吹き替え、もしくは字幕付きのものもかなり充実しておりました。
私が観たのはアポロ11号で最初に月面に降りたアームストロング機長の半生を描いた『ファースト・マン』(ライアン・ゴズリング主演)。 -
ひと寝入りするとロシア上空。もう少し。
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二度目の機内食。和食を選びました。汁のかかった焼き魚ときんびらごぼう。
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4月25日午前3時過ぎ、定刻よりも若干早くイスタンブール空港に到着。
実はイスタンブール新空港は4月5日オープンしたばかり。同時に従来の国際空港、アタチュルク空港は放棄、閉鎖された。
新空港、どんなに立派かと期待したが、いきなりバスのお出迎え。これかよ! -
ぞろぞろとタラップを降りてバスに乗り、ターミナルに向かう。
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ターミナルはひとつだが、広大。バゲージ・クレイムの回転台が延々と続く。
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ターミナル出口で現地ガイドさんと待ち合わせ。
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現地ガイドさんに促されてトルコ・リラに両替。レートは悪かった。公表されている換算レート(仲値)は1リラ=20円割れだが、手数料込みで実質24円くらいで換算されている。多分街中の両替屋のほうが手軽だし有利みたい。
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空港からホテルまで40分ほど。深夜なので渋滞はない。(日中のイスタンブール市街地は慢性的に渋滞している印象でした)
午前5時前、ホテルにアーリー・チェックイン。 -
後日撮ったホテルのエントランス。ヒルトン・イスタンブール・ボモンティ。丘の上にある34階建ての高層ホテル。
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部屋の中はこんな感じ。バスルームは広くて、タブと別にシャワールームがあります。
シャワーを浴びた後、2時間ほど仮眠を取る。 -
起きて窓の外を見る。我々の6階の部屋からはアパート群が見える程度で、綺麗な眺望はなし。丘の上の高層ホテルなので、もっと上の階の部屋からなら金角湾なりボスポラス海峡なりが見えるのでは。
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4月25日午前8時半、朝食を取る。2日目のスタートです。朝食はバフェ。
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窓際の席で朝食を取る女性。
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オムレツとポテトなど。赤いソーセージは牛肉のソーセージです。ベーコンやハムなどの豚肉製品は置いておりません。(豚肉類はトルコ滞在中、最後までお目にかからず)
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スウィーツは豊富。またトルコ人はチーズ、ヨーグルトをよく食べるようです。元々が遊牧民族だからか。
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現地ガイドによるツアーは午後1時からスタート。それまで時間があるので、午前9時半にホテルを出てタクシーでガラタ塔に向かう。
写真は空港で撮ったタクシー。イスタンブールのタクシーはフィアットかヒュンダイが多かった。トルコでは全般に日本車は少ないようです。 -
ホテルからガラタ塔、ガラタ橋付近への経路。車で20分弱、25リラ(500円ほど)でした。歩いて1時間強と出ているが、坂が多く、道が入り組んでおり、迷う可能性大。
タクシーではバックミラーの左上隅に料金が刻々表示される仕掛けになっており、いくらくらいかかるか想像がつく。 -
金角湾の北側、イスタンブール”新市街”にはかつてイタリア・ジェノバ商人の居留地があった。そこにジェノバ人が灯台兼見張り塔を建てた。これがガラタ塔で、高さ67メートルあるそうです。
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旧市街側から見ると、高台にそびえるガラタ塔はこんな風に見える。
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入場まで20分ほど並んだ。壁の、手が届くあたりには落書きがいっぱい。
今トルコはインフレがひどく、あるガイドブックには入場料18リラと書かれておりましたが、35リラ取られました。 -
切符売り場の向いに、帝政時代の民族衣装を着て記念写真を取るセットが用意されておりました。
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エレベーターで展望台に昇る。ボスポラス海峡の向こうにアジア側が見える。
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左奥はマルマラ海、手前は金角湾。金角湾の対岸が旧市街。
ボスポラス海峡は金角湾を過ぎると広くなってマルマラ海となり、その先再び狭くなってダーダネルス海峡となる。 -
展望台にはカフェもある。
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ガラタ塔見学を終え、金角湾の入り口に架かるガタラ橋まで坂を下る。1キロ近い橋は真ん中だけ、船が通行できるが、あと橋の下はレストラン街になっている。
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橋のたもとに、たくさんのカモメが群れている。ちょっと怖い。
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またこのあたりには焼き栗、焼きとうもろこしの屋台が多い。焼き栗はイスタンブールの名物だそうだが、食べる機会を失った。残念。
そろそろいい加減な時間になったので、ホテルに戻る。 -
午後1時、ホテルを出発し、旧市街に向かう。ガイドツアーのスタート。イスタンブール旧市街歴史地区が世界遺産。
旧市街の大通りにローマ時代の水道橋跡が残っている。 -
イスタンブール滞在の2日間、何度もこの下をくぐることになった。
ガイド、バス、運転手、すべてイスタンブール空港到着時からアンカラまでずっと同じ。 -
最初に訪れたのは、スレイマニエ・ジャミィ(イスラム教の寺院モスクはトルコ語でジャミィという)。旧市街の高台にあるため、一番目立つ大きなモスク。
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信者はここで手足を洗って身を清めてから入場する。
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オスマン帝国最盛時、スレイマン大帝のために、当時の天才建築家スィナンによって建てられた。
正面奥に聖地メッカの方向を示す”ミフラーブ”というものがある。そちらに向かって祈りを捧げる。 -
ドーム内部の意匠は美しい。
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スレイマニエ・ジャミィの次はアヤソフィア。
1453年、オスマン帝国は東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルを攻略し、東ローマ帝国は滅亡した。そしてコンスタンティノープルはイスタンブールと名を変えた。
紀元4世紀以来の長い歴史を持つキリスト教寺院アヤソフィアはモスクに姿を変えた。更に、オスマン帝国がトルコ共和国に変わってから、アヤソフィアは博物館となって公開されている。 -
最初の建てられた”初代”アヤソフィアは木造だったそうで、早くに喪失した。写真は2代目アヤソフィアの遺構。これもほとんど残っておらず、現在見られるのは3代目のキリスト教大聖堂をイスラム風に変えたもの、いわば4代目。
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高さ56メートルの巨大ドーム。ここの改修も建築家スィナンが行っている。
左に見えているのは、修復のための足場。後で述べるように、漆喰をはがしてキリスト教時代のモザイク画を修復している。 -
アラビア語で書かれたコーランがドームの装飾になっている。
イスラム教では”偶像崇拝”が禁じられている。なので、キリスト教のように、人物の絵画や彫刻で教会を飾ることはない。その代わり、モスクはこのように飾り文字や図案化した草花、幾何学模様などで彩られている。 -
キリスト教寺院時代のモザイク画はモスクになってから長く漆喰で塗り潰され、隠されていたが、近年漆喰がはがされて元のモザイク画の修復が行われている。
写真の中央はイエス・キリスト、左は聖母マリア、右は洗礼者ヨハネ。 -
このキリスト像がビザンチン芸術の傑作とされている。
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聖母子をはさんで皇帝ヨハネス2世コムネノスと妃。
このほかにもいくつかモザイク画が見られるが、写真ではうまく取れなかった。 -
巨大な大理石の水瓶。
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壁の支柱に空いた穴に親指を突っ込み、360度手のひらが回ると願いが叶うと。
モスクには入る際には、女性はスカーフで髪を隠す必要があるが、ここアヤソフィアは博物館なので、スカーフは要らない。 -
ワンちゃんコレクション、その①。アヤソフィアの外で見かけた黒い犬は死んでいるわけではく、単に眠っているだけと思う。
アヤソフィア見学の後、ガラタ橋を渡って新市街に向かう。 -
新市街にはいってすぐのところにある”ペラ・パラス”ホテル。19世紀末、オリエント急行で到着した旅客達を迎えるためにできたトルコ初の西洋式ホテル。アタチュルク、ヘミングウェイ、アガサ・クリスティーなどの著名人が泊まったことで有名。特にアガサ・クリスティーはここに泊まって『オリエント急行殺人事件』を書き上げたとも。
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イスタンブール随一の繁華街、イスティクラール通りを散策。土産物を買うにはちょっと早いか。
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お菓子屋さん。”ゆべし”に似たロクムがトルコ名物。ナッツを刻み込んである。
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ガレリア風カフェもありました。
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イスティクラール通りを走る”ノスタルジックトラム”。後ろにつかまってタダ乗りする輩がいる。
我々も始発駅から終点まで乗りました。わずか1キロほど。 -
ぎゅうぎゅう満員です。
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終点、タクシム広場近くで下車。
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タクシム広場の銅像。トルコ共和国建国の功労者たち。中央がアタチュルク。
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タクシム広場を抜けて、夕食のレストランまで歩く。結局この日は1万9千歩あまり歩きました。
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すりつぶした豆のスープ。だいたいトルコの食事はスープから始まるようです。それも多くは豆のスープ。西洋風のポタージュとはだいぶ味わいが違う。
ビールは”エフェス”。これが一番ポピュラーな銘柄。ピルズナー・タイプの、日本のビールに近い味です。 -
メインは羊肉のドネル・ケバブ。重ねた肉を回転式のグリルで焼いて、焼けた部分から削いでいく料理。
今日はここまで。ホテルに帰る。
翌日は...イスタンブール編②に続く。
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