広尾発のイスラエル料理店「タイーム」～日本では未定着の中東料理の定番、フムスやファラフェルをリーズナブルに食べられる名店～

2019/05/05 - 2019/05/05

フレンチ、イタリアン、中華、ベトナム料理等、世界の料理を気軽に食べられる東京ですが、まだまだメジャーでないと思われるのが中東料理です。トルコ料理店はかなり前から存在し、ケバブは今や珍しい食べ物ではなくなったと言っても過言ではないですが、中東全域で食べられているフムスやファラフェルについては同じことが言えないと思います。

アメリカのニューヨーク市は市内に中東出身者や移民が居住する地域があり、また長年にわたりユダヤ系の人がたくさん往来している関係上、他の米国の都市と異なり、中東の食べ物は決して珍しくなく、街のあちこちで食べることが出来ます。また、肉でなく、ベジタリアン食としても食べられる理由から現代のアメリカで受け入れられる土壌が備わっていると言えます。

一方、東京については上記のようなことは言えないのですが、ネットで検索すると、思っていた以上に東京都内でファラフェルを提供するお店があることを知り、少しびっくりでした。以前であれば想像しにくかったことですが、近年海外からの観光客や労働者が増え、また、日本人の若い人も海外経験を有する人が増えているので、事情が変わってきているのかもしれません。

中東紛争では対立するイスラエルとパレスチナですが、食べるものはかなりオーバーラップがあり、フムスとファラフェルについてはイスラエルとパレスチナのいずれにおいても食べられています。今回は広尾のイスラエル料理店「タイーム」で食べてきました。

エリア 広尾(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

最寄りの駅は、地下鉄日比谷線の広尾駅です。JR山手線の恵比寿駅からですと、少し遠めになる感じです。

ランチメニューです。ファラフェルセット以外では、鶏肉や羊肉が付くセット類です。

スペシャルプレートを注文しました。

店内です。料理の写真が貼られています。

異国情緒が伝わるお皿が飾られています。

カウンターに座っての食事でした。

調理する作業は見えました。

スープです。

ジャガイモを使っているのでしょうか。このスープは美味しいです。

盛り合わせのスペシャルプレートです。

薬味です。一緒につけて食べると、美味しいです。

メインはフムス（ひよこ豆のペースト）です。それを囲むように、ピタブレッド、赤キャベツのサラダ、フライドポテト、ピクルス、ファラフェル、ババガヌシュ（焼き茄子のペースト）、トマトの煮込みが付いてきます。

見栄えが素晴らしいですが、味の方ももちろんよかったです。

アイスティーです。

イスラエルの首都は、エルサレムです。

イスラエルの地図です。

広尾は外国のレストランや飲食店が多いですね。

「タイーム」はこのビルの一階にあります。

お店の前の通りです。

恵比寿駅方面に向かって歩いていたら、おしゃれなスイーツのお店が目に留まりました。

スイーツのセレブシェフ、鎧塚氏のお店であることがわかりました。

このイラストはいいですね。

ケーキ類だけでなく、チョコレートも扱っているようです。

真っすぐ歩くとJR恵比寿駅に到着します。

「タイーム」からは歩いて10分強の距離でしょうか。

こちらは去年オープンした「タイーム」の丸の内店です。二重橋ビル地下一階の飲食店街にあります。

扱っているものは概ね同じだと思われますが、値段が若干異なります。

スープは同じです。

前月に食べたのですが、この時はファラフェルプレートを頼みました。

味はおいしいですが、丸の内のビジネス街で食べるよりも休日に本店で食べたほうがおいしく感じますね。