【スペイン・ポルトガルの旅】２．サンチャゴ大聖堂

2018/09/28 - 2018/09/30

サンチャゴ・デ・コンポステーラで2泊。
ホテルはマリオットグループのホテル・パラシオン・デル・カルメン。
サンチャゴ大聖堂は、多くのクリスチャンが巡礼に訪れるキリスト教の聖地。
いまだに信仰が根強く残っていることはちょっと感動的。

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マリオットのポイントを使ってホテル パラシオ デル カルメンに２泊。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

まだ12時前だったけれど、アーリーチェックインで部屋に入れてくれた。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

このホテルは古い修道院を改装して使っている。
清潔感溢れた白壁と歴史を感じる調度品が、落ち着いた雰囲気を生み出している。
ここはフロントの隣のロビー。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

アサインされた2階の部屋は、寝室とリビングの2部屋。
それぞれがドアを持ち廊下に出られる。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

それぞれの部屋にバスルームがついている。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

アメニティも充実。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

こちらがリビングルーム。
奥に見える窓を開けてみると、

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

先ほどの写真のにあったフロントに通じるロビーが見下ろせる。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

サンチャゴデコンポステラは、バチカン、エルサレムとならぶキリスト教三大聖地のひとつ。
その中心の大聖堂までは徒歩で10分ほど。
川のほとりを歩いて向かう。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

小川にかかる石橋を渡り、

住宅街を通って、

馬のドアノッカー。

サンチャゴ・デ・コンポステラは巡礼の聖地。
以前バスク地方を訪れたが、ここには巡礼路があった。
フランスからピレネー山脈を越え、スペインの北西端のここまで、四国や熊野のお遍路のように、巡礼者が歩み続けるのだ。

Pilgrim's Reception Office　
つまり巡礼登録所。
各地を歩いてきた巡礼たちは、クレデンシャルと呼ばれる巡礼手帳に要所要所のスタンプを押して歩いてくる。
ここで最後のスタンプを押して、巡礼証明書をゲットする仕組み。
四国のお遍路の八十八番大窪寺で納経して、結願記念印をもらうのと同じシステム。
ぼくはクレデンシャルを持っていないので、入場すら断られた。

ツーリストインフォーメーション。
町の地図をゲット。
熊野路の巡礼のポスターが貼ってあった。

サンティアゴ デ コンポステーラ観光案内所 散歩・街歩き

ここでゲットした情報によると金曜の昼過ぎに巡礼者向けのミサが開かれるとのこと。
あれれ、今日がちょうど金曜日だ。

サンティアゴ デ コンポステーラ観光案内所 散歩・街歩き

さっそく
大聖堂に向かう。

サンティアゴ デ コンポステーラ観光案内所 散歩・街歩き

大聖堂の横のプラテリアス広場。

銀細工の広場 (プラテリアス広場) 広場・公園

中央に4頭の馬の彫刻を持つ泉がある。
昔ここに銀細工師が多く集まっていたことからこの広場は銀細工の広場と呼ばれる。

銀細工の広場 (プラテリアス広場) 広場・公園

広場の土産物屋にあった巡礼３点セット。
水筒代わりのひょうたんと、巡礼の杖、サンチャゴの象徴であるホタテ貝。
サンチャゴとはそもそもキリストの12使徒のひとり聖ヤコブ。
スペイン語でサンチャゴ、フランス語でサンジャック。
エルサレムで打ち首となったヤコブの遺骸を弟子が船に乗せ、このサンチャゴの地に流れ着いたとされる。その時の船にホタテ貝の殻がいっぱいついていたことから、ホタテ貝をサンチャゴと呼ぶようになったといわれる。

銀細工の広場 (プラテリアス広場) 広場・公園

この広場に面した入り口が銀細工の門。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

大聖堂に入ろうとする人たちのセキュリティチェックで長い列ができている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

ようやく入れた大聖堂の中は参拝者であふれている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

素晴らしい女声の讃美歌がソロで流れている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

床を見るとお約束のホタテ貝があった。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

この大聖堂で有名なのが、ボタフメイロと呼ばれるこの香炉。
53キロある世界一の大きさとされる香炉は20メートルの綱で吊るされ、8人の男が引っ張って、香の煙をまき散らしながら、聖堂の中を左右に振れる。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

ミサの最後に香炉が振り回されるのだが、いいポジションを取らないとなかなか動画を押さえるのは困難。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

普段はこんな風に吊るされている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

祈りをささげる信者と、観光客とでごった返している。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

祭壇は豪華絢爛。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

祭壇の真下に安置されているのが、聖ヤコブのものとされる銀の棺。
思ったより小さなものだ。
ヤコブの母親は聖母マリアの従妹にあたるという。
つまり、イエスの親戚ということ。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

随所に祈りの対象が安置されている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

この大聖堂で感心したのは、しっかりと信仰が根付いていること。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

周りを気にせず懺悔する女性がいた。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

大聖堂の中にはいくつもの礼拝堂があるが、いくつかでミサが催されている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

中には英語によるミサやフランス語のミサなども。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

外に出よう。
喜捨を求めている。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

バグパイプを奏でる青年。

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

外に出ると大聖堂の前の広場。

オブラドイロ広場 広場・公園

こちらは同じ広場に面した修道院。

サン マルティン ピナリオ修道院 寺院・教会

標準的な巡礼のスタイル。

オブラドイロ広場 広場・公園

年齢層はかなり幅広い。

オブラドイロ広場 広場・公園

くたびれ果ててひと休み。

オブラドイロ広場 広場・公園

広場の一角からプチトランが出ている。
一回りしてみよう。

オブラドイロ広場 広場・公園

大聖堂遠望。
プチトランからの風景。

Hotel Pombal Rooms ホテル

オブラドイロ広場に面してパラドールがある。

パラドール ラス レエス カトリコス ホテル ホテル

パラドールの車庫には、それらしい雰囲気の馬車が。

パラドール ラス レエス カトリコス ホテル ホテル

サンチャゴの町を歩き回ってホテルに戻る。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

いい感じに暮れなずんできた。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

ここがホテルのメインダイニング。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

翌朝の朝食。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

豊富な種類のパン。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

生ハムがおいしそう。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

ジャムもそろっている。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

スイカと生ハムの取り合わせがお気に入り。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル

マリオット系列ではチタンのステータスを持っているので、朝食がついてくる。

ホテル パラシオ デル カルメン オートグラフ コレクション ホテル