2018/10/04 - 2018/10/04
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alchemistさん
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リスボンからバスで1時間。
リスボンの街を案内してくれたガイドのOさんオススメの郊外の村にやってきた。
ポルトガル王妃の愛した村オビドス。
城壁に囲まれブーゲンビリアが咲き誇る小さな村だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
地下鉄カンポグランデ駅前からバスに乗って1時間。
9時過ぎにはオビドスに到着した。水道橋 建造物
-
バス通りから長く伸びる水道橋。
ヨーロッパで水道橋というとローマ帝国を想起しがちだが、この水道橋は16世紀に王妃カタリーナが作らせたもの。
カタリーナはハプスブルグ家絶頂期の神聖ローマ皇帝カール5世(=スペイン王カルロス1世)の妹。水道橋 建造物
-
谷間の真珠とも称されるこの町は、13世紀、日本では鎌倉時代に時の王妃が気に入り、国王からプレゼントされて以来、19世紀まで600年にわたりポルトガル王妃の直轄地であった。
むろん、その間にイスラムの支配やそこから脱するレコンキスタがあったわけだから、一貫して王妃が支配していたわけではないだろうが、「王妃の村」と呼ばれてきたところだ。オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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街の中心を貫くディレイタ通りには土産物屋やカフェが並んでいる。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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白い壁と青・赤・黄色など彩度の高い色を配した建物がこの町の特徴。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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歩くだけで楽しくなるかわいらしい街だ。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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街の随所に鮮やかな花が咲き誇っている。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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おお。ここは立派だ。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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この町の教会。
ここにはもう一つドウモがあるらしい。サン ペドロ教会 寺院・教会
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通りすがりの家にはかわいらしいフラワースタンドとなぜかフラミンゴが。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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あてどもなく路地を歩いていくと、だんだん高度が上がってきた。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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オビドスの城壁だ。
オビドスの城壁 建造物
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城壁に穿たれた門をくぐると外には野畑がのどかに広がっていた。
オビドスの城壁 建造物
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目抜き通りに戻ってきた。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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秋めいた日射しの中で土産物のいろどりが映える。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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土産物屋にはだいたいサクランボから作ったこの町特産のリキュールであるジンジャーニャが置いてある。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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1ユーロ払って一杯作ってもらう。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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お猪口はチョコレート製。
飲み終わったらそのまま食べてしまうのがお約束。オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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ここもジンジャーニャを置いてある。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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観光客の人気も高い。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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門のところで学生らしい一団が集まっていた。
音楽グループのようだ。
演奏旅行にでも来たのだろうか。オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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オビドスは宿泊してもいい街だと思う。
夕暮れ時や朝方の散歩は気持ちがよさそうだ。
ホテルも食事もそれなりのものが期待できる。オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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され、国道沿いに出てバスをまとう。
オビドス旧市街 旧市街・古い町並み
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オビドスからナザレに回ろうと思う。
直通の交通機関はなく、このあたりの中心都市であるカルダス・ダ・ライーニャに出れば、ナザレ行きのバスがあるようだ。 -
カルダス・ダ・ライーニャのバスセンター。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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ナザレ行きのバスが出るまで1時間半ほど時間がある。
初めての街だけど少し歩いてみよう。カルダス ダ ライーニャ駅 駅
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カルダス・ダ・ライーニャとは「王妃の温泉」を意味する言葉のようだ。
オビドスに滞在していた王妃がこの地に足を伸ばしていた時、温泉に入っている農民に温泉の効用を聞き、療養施設の整備を命じたのがこの町のはじめだという。カルダス ダ ライーニャ駅 駅
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また、陶器の町としても知られているとか。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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現在はむしろ朝市が観光客には知られているようだ。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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華やかなお花が楽しい。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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こちらは八百屋。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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手前は何だろう、ひょうたんかな。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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ドン・カルロス一世。
19世紀末から20世紀にかけて国王の座にあったが、放漫財政や共和派の弾圧、自らの不倫などにより、君主制を危機に追いやり、最後はリスボンのコメルシオ広場の近くで共和派により暗殺された。
彼の跡を継いだ次男がポルトガル最後の国王となった。ドン カルロス1世公園 広場・公園
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ドン カルロス1世公園は、カルダス ダ ライーニャの中心部にある広い公園。
ドン カルロス1世公園 広場・公園
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公園を一回りしてからバスセンターに戻る。
カルダス ダ ライーニャの朝市 市場
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バスセンターの前にはこんなオブジェが。
カルダス ダ ライーニャ駅 駅
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バスの到着を待つ人たち。
さて、これからナザレだ。カルダス ダ ライーニャ駅 駅
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