スイス　イースター休暇旅行（シュヴィーツ・ブルンネン）

2019/04/20 - 2019/04/23

イースター休暇を利用してドイツから3泊4日でスイスに行ってきました。
今回は友人宅訪問ということで宿泊情報はありません。

---Reiseplan---

□4/20　リギ山 登山
■4/21　ツーリング（Steinerberg - Appenzell - Au ...）
■4/22　シュヴィーツ・ブルンネン観光
□4/23　ベルン・ルツェルン観光

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◆航空券
・Eurowings（DUS-ZRH）往復：EUR 109.98

◆鉄道チケット
・Tageskarte（1日乗り放題チケット・1日間分）：CHF 42.00

エリア その他の都市(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 航空会社: ユーロウイングス
• 旅行の手配内容: 個別手配

■Sonntag, 21. April 2019（Ostersonntag）

今日はイースター当日。一般的には家族と過ごしたり、休暇を利用して近隣国に旅行に行ったりする人もいます。一部の観光地を除いて大半のお店が閉まっているので旅行の際は要注意です。

朝からルバーブトルテを焼き、友人の同僚を招いてブランチ、その後ツーリングに出かけることになりました。

本日のツーリングコース。

スイス北東部を周るルートでした。
（実のところ、私は土地勘が無いうえに、後ろに乗っているだけ…後から聞いて全ルートを把握しました…。）

いざ出発！！今日も天気には恵まれています！

※ツーリングの写真はほとんどありません…。

走行中です。（ドローンにて固定撮影。追尾はしていません。）

走行中です。（ドローンにて固定撮影。追尾はしていません。）

Wattwil（ヴァットヴィル周辺）

休憩中。絵になる男三人衆！

アルプスの山々が美しいです。

特に有名どころの観光地を巡った訳ではないのですが、このスイスの大自然を感じながら走り抜けるツーリング最高です！

Appenzell（アッペンツェル周辺）。

休憩中。今度は私！

アルプスの山の向こう側は、オーストリア。
ボーデン湖の向こう側は、ドイツ。

Walensee（ヴァレン湖）

友人の同僚のお宅で手作りケーキとお茶をご馳走になり、帰りは一気にアウトバーンで帰宅。

夕日に照らされたヴァレン湖がとても綺麗でした。

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Die Landschaft über deiner Schulter war sehr schön ;-)

■Montag, 22. April 2019（Ostermontag）

今日も祝日（復活祭の月曜日）です。ということで、午前はシュヴィーツとブルンネンを散策し、午後は地元のイースターイベントに参加することになりました。

『Schwyz（シュヴィーツ）』

スイス連邦の基礎となった原初三州（シュヴィーツ、ウーリ、ウンターヴァルテン）の一つであり、その州都です。州名はスイス（独：Schweiz シュヴァイツ）という国名の由来となっています。

写真の手前に写っているシュヴィーツ州旗（赤地に白の十字）は、スイス国旗の基となっています。

Rathaus（市庁舎）

中央広場に聖マルティン教会と共に建っています。とても美しい市庁舎です。

外壁には、スイス独立の歴史が描かれています。

中央の絵は「Schlacht am Morgarten（モルガルテンの戦い）」の様子。

1315年、原初三州はモルガルテンの戦いでハプスブルグ帝国に勝利し、スイス独立の礎を築きました。左上には、原初三州の州旗。

St. Martinskirche（聖マルティン教会）

身廊に描かれたフレスコ画とオルガンがとても美しい教会でした。

中央広場の噴水。

Haus Bethlehem（木造家屋・ベツレヘムの家）

1287年に建てられた、ヨーロッパに現存する最古の木造家屋。日本だと鎌倉時代の後期…！現在、内部は博物館になっています。

背景には、Mythen（ミーテン山）が見えています。

Ital Reding-Hofstatt（イタル・レディング-ホフシュタット）

1609年に建てられた邸宅。現在は有料で内部が公開されています。手前の建物は図書館です。残念ながら祝日のため共に休館。

Archivturm（アルヒーフ塔）

13世紀初頭に建てられたとされています。スイス建国の元となった「誓約同盟書」の原本は長らくここに保管されていましたが、現在は、この後行く連邦憲章古文書博物館に移されています。

Bundesbriefmuseum（連邦憲章古文書博物館）

＜開館時間＞
火曜-日曜 10:00‐17:00 ※月曜休館（2019年4月時点）

＜入場料＞
大人：CHF 5.00

今日はイースターということで、休館ではなく、なんと無料開放日でした！

※館内は撮影禁止です

スイスの歴史を伝える文書のオリジナルが保管、展示されています。

中でも最も重要なのが、1291年8月1日に原初三州が恒久の同盟を誓った「リュトリの盟約」。その「誓約同盟書」の原本が展示されています。スイスにとって最も重要な文書！！（しかし日付の信憑性には賛否両論あるみたいです…）

文書が保管されている部屋のドアの厚さが尋常ではなかった！物凄く分厚く、厳重に保管されているのが見て取れました。

また当時の旗のコレクションも充実しており、スイスクロスの発展をデザインから辿ることが出来ます。

ちなみに知っているようで知らない…世界の国旗の縦横比は、「2:3」「1:2」などが多い中で、正方形「1:1」なのはスイスとバチカンだけです！

ここシュヴィーツは、スイスの歴史において非常に重要な役割を担ったことから「スイス発祥の地」と呼ばれています。正直ここに来るまで知りませんでした…。とても興味深い内容で勉強になりました。

博物館中庭の像。

Victorinox（ビクトリノックス本社）

もう一つ、シュヴィーツといえば、あのスイスアーミーナイフで有名なブランド「Victorinox」の本社があります。この本社には、ミュージアムも併設されているのですが…祝日のため休館。

隣町のブルンネンにもあるみたいなので、そちらで行くことにしました。

『Brunnen（ブルンネン）』

シュヴィーツから車で約10分。フィアヴァルトシュテッター湖に面した町ブルンネンに来ました。

湖沿いには船乗り場があり、ルツェルンまで行けるそうです。

Vierwaldstättersee（フィーアヴァルトシュテッテ湖）

この日は強風！かなりの波があったのですが、船は運行していました。

Swiss Knife Valley VISITOR CENTER（スイス・ナイフバレー・ビジターセンター）

1階はビクトリノックスのショップになっており、地下にはミュージアムがあります。

ビクトリノックスの歴史や、歴代のナイフが展示されています。

ギネス認定のマルチナイフもありました。（もはや使う際に、他の刃物で怪我をしそうなくらい色々なツールが付いている…）

実際にナイフを組み立てることが出来る体験コーナーもありました（要予約）。

高台からみたフィーアヴァルトシュテッテ湖と一昨日登ったリギ山。

こちらが一昨日リギ山から見たブルンネンの町（20.04.2019）

昼食は湖畔沿いのカフェにて、フラムクーヘンを食べ、その後町のイベントに参加するため帰宅しました。

＜おまけ / bonus＞
ヨーロッパではクリスマスが終わると早々にイースターに向けた準備が始まります。どこのスーパーもイースター関連の商品がずらり！特にチョコレートメーカーLindt（リンツ)のGoldhasen（金のうさぎ） は、これでもか！というくらい…。

そしてイースターを過ぎると50%OFFになります…。

午後に参加した町のイースターイベント、その名も「Eiersuchen（卵探し）」。

町内に10個隠された卵なるプレゼントを、町民総出で探しまくる（笑）。これが、なかなか見つからない…徐々にサイト上に出されるヒントを頼りに、皆誰よりも早く見つけたい一心で頑張る！

見つけた人は本部に連絡すると、すぐにサイトに名前が反映され、残りの卵の場所にシフトしてくという感じ。で、、、

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Ich dachte nicht, dass du es wirklich finden könntest. haha...

見つけました！！！！（といっても、私の友人がです）驚きと感動！サイト上には私の名前（本名）が載りました♪

「卵探し」という名なので、てっきり卵型のものが隠されていると思いきや、黒い袋に包まれたチョコセットという…。

夜は地元の教会でスイスの民族音楽を聴きました♪とても素敵なイースターになりました！

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wunderbar!!
Es war Schöne Ostern mit dir. ich bin glücklich! Danke : )

この旅行記へのコメント （4）

• jijidarumaさん 2019/05/06 19:55:25

  Brunnenブルンネン

  beachさん、
  今晩は。
  オースターの卵探し、愉快だったことでしょう。
  私はこれをやったことが無いですよ。
  
  Brunnenブルンネンの町には40年以上前に走ったロマンチック街道、南独、オーストリア、スイス巡りをした夏の休暇（Urlaub：1975年8月9日～8月19日）旅行で訪れたけど、よく覚えていません。記録にあるのはホテルの事だけ。
  
  8月15日（金）　晴れ　；130km
  マイエンフェルトのハイジの里からZuerichチューリッヒ、Zugツーク経由でBrunnenブルンネンに至り、ここで1泊した。
  Hotel Eden au Lacホテル・エデン・オ・ラック
  CH-6440 Brunnen am Vierwaldstaettersee　、Axenstrasse 15
  4星・39室
  ルツェルンの東に広がるフィーアヴァルトシュテッテ湖（通称ルツェルン湖）は湖の東側が大きく南へ曲がり、その曲がり角の湖畔に位置するのがブルンネンの町である。
  ホテル・エデンは風光明媚な湖畔沿いに立っていますが、旅行記の中で、船の出航の写真を見て、あれ！ホテル・エデン・オ・ラックだと気づきました（笑）。
  妙に嬉しい気分、卵探しが上手く行ったような・・・？！。
  jijidaruma
  
  

  beachさん からの返信 2019/05/07 00:19:20

  RE: Brunnenブルンネン

  jijidarumaさん
  
  こんばんは。
  いつもコメントありがとうございます！
  
  「ホテル・エデン・オ・ラック」写っていましたか（笑）！！
  jijidarumaさんのコメントを読んで、私も何だか嬉しくなってしまいました(*^^)v
  
  オースターの卵探し、思った以上にハードでした…。
  一昨日の登山、慣れないツーリングでの筋肉痛に追い打ちをかけるような、坂道の連続。しかしながら、結果的に卵を見つけられたので、"Alles gut"になってしまうんですよね^^
  
  ヨーロッパのオースターを少し垣間見ることが出来ました！
  
  それにしても、jijidarumaさんの旅行記「番外編：ドイツ・フランケン地方のオースターブルネン（復活祭の泉）は美しい。」には驚きました。
  見事なオースターブルネンにオースター・アイア―バウム。生憎ここまで美しいオースターの装飾には巡り会えませんでしたが、美し写真を見るだけでも十分感動しました♪
  
  beach
  

• ドロミティさん 2019/05/06 01:54:15

  イースター休暇♪

  beachさん、こんばんは^^
  
  イースター休暇を満喫されていますね。
  毎回羨ましくて垂涎もので拝見しています。
  ヴァレン湖をZurichーLanquartの電車の車窓から眺めて以来、
  クーアフィルステンの山々がとても気になっています^^
  
  欧州に住んでいらっしゃると国内旅行の感覚でヨーロッパ内を
  旅することが出来て本当に羨ましいです。
  遠い昔が懐かしいです。
  これから余すところないくらい精力的に周られてくださいね(^^♪
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ

  beachさん からの返信 2019/05/06 05:53:07

  RE: イースター休暇♪

  ドロミティさん
  
  こんばんは(*^_^*)
  コメントありがとうございます！
  
  最近は新たにスイス開拓中という感覚で…、
  すっかり大自然の中のハイキングにハマりそうです^^
  ドロミティさんの旅行記もゆっくり読ませていただきます。
  興味のあるところが沢山！！ドロミテもいつか行ってみたい！
  
  旅行中の出会いから、また世界が広がり、
  知らない土地に導かれる感じで本当に一期一会を実感しています。
  ありがとうございます♪
  
  「百聞は一見に如かず」
  ドロミティさんと同じプロフィール文言に共感しました。
  
  これからもよろしくお願いします(*^^)v
  
  beach