2017/09/02 - 2017/09/05
1348位(同エリア2168件中)
QUOQさん
3泊4日で出雲、境港、玉造温泉、松江などを旅行しました。このうち1泊目に泊まった出雲の「お宿 月夜のうさぎ」についてまとめてみました。2017年5月プレオープン、7月グランドオープンしたばかりの宿で、どこもかしこも新しくてきれいで快適でした。
この宿はドーミーインと同じグループ。ただ、ウェブサイトでは「ドーミーイン」とは別の「共立リゾート」というページに区分されており、ドーミーインと比べて、よりリゾート的な要素のある宿というコンセプトのようです。この区分のホテルでは、ラビスタ函館ベイに泊まったことがあり今回が2軒目。
和モダンの雰囲気で、寝るのはベッド、でも大浴場があって館内でのんびり過ごせました。部屋までの案内や、部屋でお茶を淹れてくれたりといったサービスは個人的には無くてもいいし、ベッドなので布団を敷きに部屋に入ってくることもないから気楽。ひとことで言うとホテルと旅館のそれぞれ良い所を合わせたような感じです。
お宿 月夜のうさぎに隣接して同系列の宿「いにしえの宿 佳雲」が建っています。佳雲のほうがハイグレードですが、大浴場、貸切風呂、お休み処などは共用となっています。
<概要>
客室:ツイン(22㎡)
食事:夕食(ビュッフェ)、朝食(ビュッフェ)
予約先:一休
交通手段:レンタカー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
月夜のうさぎは7階建。宿の入口は月夜のうさぎと佳雲とで別々。出雲大社に近い側(西側)が佳雲、遠い側(東側)が月夜のうさぎです。遠い側と言っても、勢溜の鳥居から歩いて8分くらい。駐車場もそれぞれに完備されてます。
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宿のエントランス。自分は車で行ったのですが、駐車場に宿のスタッフがおり、「お泊まりですか」と声をかけてくれ、そのまま中へと案内されました。
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館内はすべて畳敷きなので、入ったら靴は下足入れへ。
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フロントにてチェックイン。
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フロント前にはくつろげるラウンジも。
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ロビーには無料で利用できるコーヒーマシーンがありました。ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの2種類。氷があるのでアイスコーヒーにすることも可。また、紅茶のパックも置いてあり、お湯のボタンを押せば紅茶も飲めます。そして、冷たいおしぼりまで。コーヒー、紅茶は部屋へ持って帰って飲んでも大丈夫です。
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廊下も畳敷きです。
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今回の部屋、608号室。
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6階の見取り図。上側が西向き、下側が東向きになります。ほかの階は分かりませんが、おそらく和洋ツインが東側、和洋デラックスツイン以上が西側に部屋があるようですね。
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イチオシ
和洋ツイン。客室面積は22㎡。この宿で一番狭い(つまり安い)部屋ですが、一人なら充分。シングルやダブルの部屋はたぶんなかったと思います。畳敷きにベッドというスタイルは個人的に嫌いじゃないです。
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窓側から見た部屋。
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同じく窓側から。
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ベッドはふかふかして寝心地は良かったです。2つのベッドの間にコンセントとUSB電源が2口ずつあって便利。
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ベッドサイドに小さな時計。アラーム機能は無し。
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窓側にテーブルと椅子。椅子は向かい合わせではなく2つ並んだ形(移動は可能)。
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テーブルの上に箱が置いてあり、開けるとお茶うけのお菓子が入ってました。宿オリジナルのバニラクリームのゴーフレットで、1階の売店でも販売。
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空気清浄機。
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テレビ、鏡台、クローゼット周辺。
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テレビはシャープ製。部屋の広さの割にまあまあ大きい。
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客室内にて無料でWi-Fiが使えます。接続状況は良好でした。
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テレビの下にコーヒーセットが入っていました。手動のコーヒーミルで豆を挽いてドリップします。
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コーヒーを淹れた状態。先ほどのゴーフレットと一緒にいただくのがおすすめ。
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クローゼットの中は… ハンガー、袢纏、湯かご。湯かごの中にタオル、バスタオル、足袋が入ってました。1人泊ですがツインなので全部2人分用意されてます。
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そして、セイフティーボックス、消臭ミスト。
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クローゼット下の引き出しに作務衣風の館内着。
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さらに下の引き出しにもタオルとバスタオル。
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室内に水道が2か所。こちらには「飲料水」と書かれていたので、飲み水はこちらのほうがいいでしょう。湯沸かしケトルも置いてあります。
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その下の扉を開けると冷蔵庫。奥大山の天然水と出雲産緑茶のペットボトルが入っていました。2本ずつ計4本が無料。
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そしてもう1つの水道。こちらは手を洗ったり歯みがきしたりする用かな。ティッシュ、コップ、ハンドソープなどが置いてあります。
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タオル(手を拭く用?)
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下の引き出しにアメニティー。歯みがきセット、髭剃り、ヘアブラシなど。
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さらに下の引き出しにドライヤー。
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部屋の入口付近。右のドアがバス・トイレ。
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トイレはウォシュレット付き。トイレの奥がシャワールームという構造。
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バスタブはなくシャワールームのみですが、大浴場や貸切風呂があるのでそちらを楽しんだほうがいいです。
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部屋はカードキーではなく、普通の鍵でした。
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イチオシ
東側に面した窓からの眺め。川と田んぼののどかな風景です。
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お風呂へと向かう廊下。
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大浴場「月の湯 月華」
ちなみに、大浴場はもう一つ「雲の湯 蒼雲」があります。利用はしたけど人がいたので写真はありません。 -
脱衣所は鍵付きロッカー式なので貴重品も安心。
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新しいから清潔感があっていいですね。
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水道にはドライヤーやティッシュなども置いてあります。
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温泉分析表。それによれば…
源泉名:出雲温泉 大社の湯
泉質:単純泉
泉温:源泉25.1度、使用位置42度
加水:あり
加温:あり
循環濾過:あり
消毒処理:あり(塩素系薬剤使用)
入浴剤:なし
泉質に期待するのはやめましょう。 -
かけ湯かな?
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イチオシ
窓の向こうは川と田畑が主なのですが、目隠しのようになっているので眺望はほとんどないです。
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寝湯
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打たせ湯はボタンを押すとお湯が出てきます。
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洗い場には隣との間に仕切りあり。シャワー、カランともに一定の時間で自動でお湯が止まるタイプなので、使い勝手はいまいち。
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涼む用のテラス。
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5か所の貸切風呂が無料。利用時間は チェックイン後15:00~深夜1:00 と 翌朝5:00~10:00 です。時間を分けてこのうち3か所利用してみました。この案内によれば、漆の湯と岩の湯だけが天然温泉みたいです。
予約制ではないので空いていたら自由に利用するシステム。チェックインしてから夕食前にかけてなど、利用が重なる時間帯はどうしても空くのを待つことになります。外に待つために座る場所もあるので気長に待ってもいいし、ちょくちょく空いてるか確認しに来るしかないでしょうね。「利用は45分程度でお願いします」と掲示されてました。 -
貸切風呂はこんな感じで横一列に並んでいます。廊下の棚にバスマットが用意されているので、入る時に新しいのを持っていき、出る時には持って出て返却ボックスへ。
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内鍵をロックするとこのようにドア上のランプが点灯し、利用中であることが分かるようになっています。
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まずは、最初に空きが出た絹の湯に入ってみました。貸切風呂にも大浴場と同様の物が揃っています。貸切なのでロッカーではなく脱衣かごが置いてあります。
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浴槽はヒノキ。お湯は入浴剤を入れたように真っ白。ただし温泉ではなくて、浴槽からマイクロバブルが出ていてこのようになるらしいです。たしかに肌触りはなめらかでした。浴室内に洗い場、シャワーもあり。
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イチオシ
浴室側から脱衣所側を見た状態。
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続いて、岩の湯。
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脱衣所
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浴室は露天風の造り。浴槽も床も岩でできています。
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天然温泉とのことで、お湯は薄く茶色っぽい色をしていました。
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洗い場、シャワーは別室になっています。椅子はあるものの、鏡やシャンプーなど高い位置にあり、立って使うのを想定した造りです。
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次は、漆の湯。ここも天然温泉。
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脱衣所
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イチオシ
床は木でできており、窓は障子のようなデザイン。
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漆塗りの浴槽。お湯は天然温泉ですが、岩の湯と違って透明に見えます。気のせいかな??
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こちらは見ただけで入っていませんが霧の湯。お湯は温泉ではありません。浴室全体がミストサウナのようになっていて、その中にまるい浴槽があります。浴室内がすごい湿度なのでちょっと息苦しいかも。
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休み処「月扇」
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こちらでは湯上がりに冷水とアイスのサービスがあります。
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アイスはバニラ、ソーダ、あずきの3種類でした。
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お風呂上がりのアイスは最高です。
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こちらは同じ休み処「月扇」の朝の様子。
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昨晩アイスがあった所は、翌朝は湯上がりドリンク(乳酸菌飲料)になっていました。
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普段こういうの飲まないからなんだか新鮮。
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イチオシ
こちらも自由に使える休み処。本や雑誌が置いてあります。
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夕食は花うさぎにて。時間は18:00~19:30でした。繁忙期は2部制とかになるのかもしれません。
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花うさぎの入口。
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ビュッフェ形式です。人がいないのは終了時間が近づいてきてから撮ったためで、実際はもっと賑わってました。
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テーブルはたくさんあります。
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窓際にはカウンター席もあるので、1人でも利用しやすい。
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イチオシ
海鮮丼、カニ、天ぷら、ローストビーフ、茶碗蒸し、しじみの味噌汁など。
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やっぱり、好きな具をのせて作る海鮮丼がいいですね。
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フルーツ(ぶどう、すいか)、デザート(プチケーキ、ババロア、わらび餅)、コーヒー。
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そして、22:00~23:30には、「夜会処 佳月」にてドーミーイングループ恒例の夜鳴きそばが無料でいただけます。
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シンプルな醤油ラーメン。具はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ。夜食で食べることで余計においしく感じるのかも。
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夜鳴きそばを食べた「夜会処 佳月」の朝の様子。
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朝食は夕食と同じ「花うさぎ」にて。時間は7:00~9:00。
ビュッフェ形式で、夕食に続いて朝食でも自分で作る海鮮丼が食べれちゃいます。海鮮丼の具材はイクラ、甘エビ、マグロ、サーモン、カニ、ブリ。普通のご飯と酢飯と両方用意されてました。 -
はじめは洋食っぽいものを。フレンチトースト、サラダ、ベーコン、ウインナーなど。オムレツはその場で焼いてもらえます。
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イチオシ
そして、朝から海鮮丼。イクラとカニを好きなだけ盛り付けられて幸せ。
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フルーツ(ぶどう、オレンジ、パイナップル)、デザート(マンゴープリン、醤油プリン)、コーヒー。
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1階の売店「結」。品揃えは特に豊富というわけではなく、宿のほうで厳選した物を扱っているといった感じでした。
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★最後にまとめ
おすすめな点:
コストパフォーマンスが高い。新しく清潔感あり。5つの貸切風呂が無料。食事はビュッフェの割に内容充実でおいしい。夜鳴きそば、ロビーのコーヒーマシーン、湯上がりのアイスとドリンクなど無料サービスが充実。Wi-Fiが無料で快適。スタッフの接客が丁寧。一人でも泊まりやすい。出雲大社まで歩いて行ける。
いまいちな点:
温泉だけど泉質はいまひとつ。目隠しがあるので浴槽から外の景色があまり見えない。大浴場のシャワーは自動でお湯が止まってしまうタイプ。貸切風呂は混み合う時間帯は空き待ち必至(時間をずらせばそうでもない)。
こんな方におすすめ:
新しくてきれいな宿がいいという方。和モダンの雰囲気が好きな方。ビュッフェが好きな方。一人旅の方。
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旅行記グループ 2017年9月 島根・鳥取 3泊4日
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