2019/04/06 - 2019/04/06
30位(同エリア734件中)
へびおさん
今年のお花見はどうしよう
気分は盛り上がらないんだけど平成最後のお花見になるから、どこかに行きたいな~
と考え、お花見プラス@で楽しめる所を探しました。
県内の観光スポットでそれなりに有名で、そこまで混雑しなさそうな場所・・・と調べた結果、今回は自称『埼玉のへそ』東松山市に行ってみました!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
平成最後の春だからどこかお花見に行きたいけど、これといったスポットが思い浮かばず気分も上がらない~
と前日まで悩んでいましたが重い腰を上げて出発。
写真は地元の区役所に咲く桜。 -
朝6時に家を出て30分歩いて駅まで。
ちんたら歩いてたら予定していた電車に間に合わず、ホームで時間つぶしをすることに。
この六角形のベンチ、なにで出来ていると思います? -
埼玉スタジアム2002の芝を再利用しているんです。
六角形の形はサッカーボールをイメージしています。 -
浦和 6:44 → 南浦和 → 北朝霞/朝霞台 → 東松山 7:38
東松山駅はお洒落な駅でした。 -
最初に目指す史跡までは歩くと30分ほど。
奈良の古道歩きで鍛えたので30分くらいの距離はどーってことない! -
歩き始めて約10分。
史跡の案内が出てきました。 -
あれ?
この辺の桜はまだ開花していないみたい。
お花見大丈夫かな~?? -
東松山駅から川越観光バスに乗った場合、このバス停で下車します。
-
おお!
土手沿いに桜並木があります。
満開だ~ -
土手に下りる階段には文字が書かれているんです。
「百」と「穴」で「百穴」ですね。
すごい百穴推し。 -
橋を渡ると吉見町になります。
吉見百穴は東松山市ではなく、比企郡吉見町にあるんです。 -
町内巡回バスのバス停。
おそろしく時間が少ない。 -
そのバス停からすぐの所にある異様な洞窟(?)
-
これは『岩窟ホテル』と言って、地元の農夫の方が明治から大正にかけて手作業で造ったものなのだそう。
実のところホテルとして建設していたものではないらしいのですが、「岩窟掘ってる」が訛って「岩窟ホテル」と呼ばれるようになり、ロンドンタイムズでも報じられるほどの観光名所だったそうですよ。 -
史跡観光の前に桜を堪能しよう。
見事な桜並木。 -
今日は雲一つない晴天!
絶好のお花見日和です。 -
この桜の枝ぶりが見事でした。
-
桜の花は「可憐」という言葉が似あう。
-
でもなかなか写真ではこの素晴らしさが伝えられないんですよね。
写真には全体像が写らないからというのもあるんですが、いくら技術が発達しても人間の瞳に勝るレンズはないんです。
やはり自分の目で見る景色が一番美しい。 -
桜を堪能したので史跡巡りに戻ります。
先ほどの岩窟ホテルの並びにある『岩室観音堂』。 -
弘法大師が諸国遊歴の際、この地にいらして岩窟を選び観世音尊を彫刻し、岩窟に納めたのだそうです。
-
では見学してみます。
ドキドキ -
石仏がたくさん。
四国霊場と同じ八十八寺の如来・菩薩・明王などが祀られているそう。
こちらの岩窟には四国八十八札所の1番~51番まで。 -
逆側の岩窟には52番~88番があります。
-
風化のためか、こちらの石仏は頭が無くなっている仏さまがいくつかありました。
-
お堂に上がれるようなので行ってみます。
-
木彫りのフクロウかしら。
なんだか可愛い。 -
もとのお堂は戦国時代に焼失してしまい、現在のお堂は1660年代(江戸・寛文)に建てられたものだそう。
京都の清水寺の観音堂と同じ懸造で、江戸時代に造られたものとしては珍しく、大変貴重なものなんだそうです。 -
天井が高かったです。
貼られているのは後援者の方の名前かな。 -
お堂からの眺め。
向こうに道がありますね。
行ってみよう。 -
道は二股。
まずは左手の岩場を行ってみます。 -
鎖に捕まりながらでないと上がれない急場です。
-
そしてこれが「胎内くぐり」。
-
下りる時のほうが滑りそうで怖いー。
-
上にも何かあるのかな?
-
枯葉に足を取られつつ登ってみましたが・・・
無理すれば行けないこともなさそうですが、先がどうなっているのか分からないので引き返しました。 -
岩室観音堂もなかなか面白かったです。
少し進むとまた洞窟。 -
この辺は軍事工場としてトンネルが掘られていたようなので、その1つかもしれません。
-
松山城跡の案内板。
戦国時代の山城の姿がほぼそのままに残されている貴重な文化財なんだそうです。
このお城を巡って、上杉・武田・北条が戦ったのだとか。
(当時この周辺は北条が支配していた)
その後、豊臣に攻められ廃城となっています。
東松山は松山藩があったことから、市制施行の時に「松山市」を希望していましたが、既に愛媛県松山市があったことから「東の松山市」で東松山市となったそうです。 -
8:30
吉見百穴の開園時間になったので、そろそろそちらへ移動します。 -
おお!
住宅街に異様な穴山が! -
横断幕もあります。
国の史跡のため、町のこの遺跡に懸ける意気込みを感じます。 -
ちょうど今日はさくら祭りのイベントが行われるので、この時間から準備が始まっていました。
-
文化財センターでは勾玉づくりの体験ができるのか~
ちょっとやってみたい。 -
吉見百穴の読み方は、小学校の時に「よしみ ひゃっけつ」と習いました。
今でも考古学的にはそう呼ぶらしいのですが、私は高校時代に日本史の授業で先生から「あれは本当は『よしみの ひゃくあな』と読むんだ」と教えられました。
地元では「よしみ ひゃくあな」と呼ばれています。 -
観覧料は300円。
お金を払おうと思ったのですが、受付に誰も居ません。
皆お祭りの準備で忙しない。
とりあえず中に入って掃除をしている方に声を掛けると、「今日はイベントがあるから10時からなのよ。いつもは8時半からなんだけどね。写真撮るの?それくらいならいいんじゃない?」と入れてくれました。
しかも今日だけ無料だそうです。
ラッキー☆ -
わ~
桜と遺跡の組み合わせを激写! -
まずは入口近くにある大きな穴に入ってみます。
ここは遺跡を壊して造られた軍需工場の跡地でした。 -
ちょっと前までは中に入って見学ができたらしいのですが、落石があった関係で今は立入禁止となっています。
昭和20年に造られ、一度も使うことなく終戦を迎えたのだそうです。
ちょっと覗いただけでひんやりとした風が吹いてきましたよ。 -
ではでは百穴の様子を見に行きます!
-
案内板。
小学生の時に遠足で来た記憶はあるのですが、その時は「穴がいっぱいある」くらいしか感想がなかったんだよな~ -
階段が整備されていて見学しやすくなっています。
-
子供だったら中に入れちゃいますね。
入っても良いのかな?? -
無棺座・アーチ天井の横穴。
-
この遺跡は古墳時代末期の横穴墓群と考えられています。
そう、これ全部お墓です。 -
「百穴」と呼ばれていますが、横穴は全部で200以上あるらしい。
-
下から見て行くと、穴がだんだん大きくなり、中の構造も立派になっていっているのが分かります。
-
右に一段高いベッドのような造りがあります。
「棺座」と言われるものです。
ここに棺を乗せたのだそう。
この穴は棺座が1つの単棺・平天井。 -
すごく綺麗に造られていますね。
奈良や大阪の大規模古墳でも思いますが、古代の道具も乏しい時代にどうやってこんなものを造っていったのか・・・ -
玄室の形は全部で8種類もあるんですね。
-
こちらの穴は通り抜け出来そう。
-
岩を削った跡が残っているけど、いつの時代につけられなものなのかしら・・・
まさか造られた当時の跡が残っているわけじゃないよね。 -
上のほうまでやってきました。
町並みを見渡してみる。
山が見えます。 -
この穴は大きいな!
-
2棺座。
横穴墓は個人墓ではなく家族墓として追葬されたと考えられています。
ただ、吉見百穴からは鉄剣や勾玉なども出土されているので、それなりの権力を持った一族のお墓なんだろうな。 -
今でこそ穴が開いたままになっていますが、もともとは閉塞石という大きな石で1個1個 穴は塞がれていたそうですよ。
-
一番上までやってきました。
中央に見えるのが秩父の武甲山です。 -
空気が澄んでいれば富士山も見えるんですね。
-
一周回って下りてきました。
こちら側にも軍需工場のトンネル。 -
吉見百穴にはもう1つ凄いものがあります。
それがこのヒカリゴケ。
ヒカリゴケは絶滅危惧種で、国の天然記念物に指定されています。
平野部に自生しているのは珍しいのだそうですよ。 -
光っている姿が見られるかな~?
-
この小さい穴から覗くのか!
-
目を凝らすと・・・
あ!
光ってる!!
棺座が見えるので、横穴墓に偶然自生したんですね。 -
期待していなかっただけに、こんなに綺麗に光って見えるとは感激です。
穴を覗いていたら後ろから係りの女性が「見えましたか?」と声を掛けてくれました。
湿気が多く、天気が良い時のほうがよく見えるのだそうですよ。 -
入口付近に戻ってきました。
よく見ると穴は横一列ではなく斜面ごとに斜行する平行線上に配列されているんです。
そこまで計算して造っているなんて凄すぎ! -
子供の時には良さが全然わからなかったけど、大人になると見る目が変わるんだなぁ。
とっても面白かったです。
来て良かった! -
最後に桜と合わせて。
-
百穴付近の案内図。
実はここから更に30分ほど歩いた場所に、もう1つ横穴墓群があるんです。
それが黒岩横穴墓群。
吉見百穴は全部で200基以上の横穴があるのですが、黒岩横穴墓群は全部で500基以上とも言われているそう。
観光地化された吉見百穴とは違い、未だ発掘されずにいるので保存状態が良好だということ。
見に行ってみたいな~ -
帰りにこちらでお土産を購入。
このお店は吉見百穴の地主さんが経営されています。
私が写真をいっぱい撮っている姿を見て、店内にあった明治時代の写真や展示されている鉄剣などの説明をしてくれました。 -
展示物の撮影は禁止だったのですが、「これは撮ってもいいでしょう」と撮影許可をいただいたのがコチラ!
写っているのはスピッツさん。
なんとプライベートでここに来たそうです。 -
さらに又吉先生の写真まで。
2017年の新聞のコラムに吉見百穴の記事を書くので見学に来たそう。
記事を読んだ地主さんは「さすがに目の付け所が違う」と思ったらしいです。
情報を聞きつけてスピッツファン、又吉ファンがここに来ることもあるんだそうですよ。 -
因みに買ったお土産はこちら。
埼玉・熊谷の銘菓『五家宝(ごかぼう)』です。
これ、子供の時から食べていて大好きなんです。
五家宝は色々なお店で作られていますが、この紅葉家さんのものが一番美味しいと思っています。
お店の方も「紅葉家さんのだったらどこに出しても恥ずかしくない」と仰っていました。 -
袋を開けるとこんな感じ。
きな粉がまぶされた素朴なお菓子ですが、甘さ控えめでモチモチ。
食べ始めたら止まらない!
15個入り(650円)を2箱買ったのですが、翌日には完食してました~(;^ω^) -
吉見町のゆるきゃら よしみん(吉見運)。
額が百穴模様に・・・
吉見町はイチゴが有名なのかな?
イチゴの妖精らしいです。
お腹の数字は吉見町付近で日本一になる荒川の川幅の数字なんだって。
吉見百穴はひみつのケンミンSHOWに出演していた的場浩司さん(埼玉・上尾市出身)が誇らしげに紹介していました。
(隣に座っていた大宮出身の土田晃之さんはそのとき無表情になっていましたが・・・)
他県の方にお薦めするには地味な遺跡ですが、県内ハイキングに来られた際には是非足を運んでみてください~ -
駅方面に戻ります。
途中にあったウォーキングセンターでハイキングの地図をもらいました。 -
一応事前に行きたい場所をピックアップしては来たのですが・・・
どうやって回ろうかな~ -
東松山駅を越えて。
-
まず来たのはこの木。
-
『なんじゃもんじゃの木』と呼ばれる木です。
正式には犬桜と言い、白い花を咲かせます。
4月頃に咲くらしいので期待して来てみたのですが、まだ全然でした。
その土地で見慣れないものを「なんじゃもんじゃ」と呼んだのだとか。 -
駅から歩いて5分。
来てみたかった神社に着きました。
箭弓稲荷神社。
『やきゅう』と読みます。 -
参道。
拓けていて気持ちが良いです。 -
手水舎。
-
手水舎の天井部が鮮やか!
こんな手水舎初めてです。 -
鮮やかな朱色の鳥居。
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榊の枝でしょうか。
-
箭弓稲荷神社の由来は諸説あります。
一説によると、元の名は野久稲荷神社でしたが、下野国へ討伐に出た源頼信がこの神社に太刀一振と馬一頭を奉納すると、その夜に白羽の矢のような形をした雲が敵陣の方へ飛んでいくのを目撃し、これは神のお告げだと確信して敵陣に攻め込んだところ快勝したのだとか。
それで立派な社殿を建造し「箭弓稲荷大明神」と称えたのだそうです。
野久=箭弓(矢弓)から鳥居にも矢の彫刻がされていました。 -
箭弓稲荷のお狐様。
-
阿像!?
-
ではお参りをしましょう。
社殿は県の指定文化財になっており豪壮な権現造。
天保6年(1835)に造営されたとのことです。 -
今年の干支・亥の絵が奉納されています。
近隣にある女子高の生徒さんが描かれたそうです。
地域に根差している感じでいいですね。 -
拝殿には見事な彫刻。
刀を造っている様子でしょうか。
躍動感ある彫刻だな~ -
拝殿の柱にも矢が刻まれています。
-
柱にも細かい彫刻!
こんなに細部まで彫刻されている神社ってあまり見ないかも。 -
拝殿の中にも狐の像があるようでした。
-
拝殿の後ろにはご本殿。
-
立派な鰹木です。
-
本殿を1周してみますか。
-
なんと本殿の後ろには彫刻の説明板がありました。
こういうの初めて! -
写真 左:龍(本殿縁の下持送り彫刻)・・・水にかかわりを持つ架空の霊獣や動物は社殿の近い位置に飾られ、火の災いが起きないように祈りが込められています
写真 右:仙人の烏鷺(本殿大羽目彫刻)・・・烏鷺(うろ)とはカラスとサギのことで、黒石と白石に見立てて囲碁のことを言う言葉。樵(きこり)が仙人の囲碁対局を見て楽しんでいる様子を題材にしている -
こちらが龍の彫刻です。
-
・本殿縁の下持送り彫刻『二頭の一角霊獣』。
頭に一角を持った二頭の霊獣が彫られていますが、このような霊獣は他の神社では類例を見ない珍しい彫刻だそうです。 -
写真 左:獏(本殿縁の下持送り彫刻)・・・亀と波とで大きな獣を形作っており、この獣が悪夢を喰らう獏です
写真 右:山椒魚(本殿縁の下持送り彫刻)・・・山椒魚は長寿の象徴で仙人の化身とされています。また山椒魚は水辺に棲むことから火の災いを受けぬよう祈りがこめられています -
本殿縁の下持送り彫刻。
全部 龍に見える・・・ -
・本殿花頭窓彫刻『二龍』。
龍には自民救済、雨乞い、魔よけ、鎮火などのご利益があります。
箭弓稲荷神社では本殿両脇に二匹の龍が位置し、守護しています。 -
・本殿地紋彫り『入子菱文様』。
菱形の中に菱形が入る紋様を「入子菱」、これが連なっている物を「菱繋」といいます。 -
本殿の真後ろに小さいお社があります。
元宮です。 -
元宮は市の指定登録文化財。
-
こちらのお狐様・阿像は何かを咥えていた!
鍵??
何を咥えているのでしょう。 -
一周して拝殿前に戻ってきました。
ここにも古い狐の石像が。
箭弓稲荷神社は色々彫刻が見事で、大変見応えがありました。 -
箭弓稲荷はその読み方から野球をしている方たちの聖地でもあります。
この日も野球部員であろう高校生の男の子や、野球をやっているお子さんのために絵馬やお守りを買っている方がたくさん居ました。 -
バット絵馬なんてものも ありましたよ!
-
神社から20分ほど歩いて次にやってきたのは不動沼。
ここも桜が綺麗ということと、江戸時代に造られた倶利伽羅像があるということで来てみました。
本数はそれほどでもないけど、桜のトンネルができていた☆ -
水面に映る桜並木。
-
桜の咲く様子って、うら若き少女たちのキャーキャー笑い合っているイメージなんですよね。
桜の笑い声が聞こえるよう。 -
綺麗な桜は見られたけれど、残念ながら倶利伽羅像は見つけられず・・・
うーん
この後どうしよう。
余裕で歩けるつもりだったのですが、気温が20℃と上がってきて、暑さのせいで思った以上に体力消耗が激しい。 -
「東松山のハイキングコースなんて3時間くらいで歩けるな」なんて思って臨んだら大間違い!
埼玉のハイキングコースを舐めていました。
見たい史跡はこの先いくつもあったのですが、泣く泣くショートカットすることに。
行きたかった青鳥(おおどり)城はあっちのほうかな~
青い鳥小鳥、「青い鳥」のお城なんて、なんだか幸せになりそうだ。 -
コースをショートカットしても見たかったのは、そう 古墳!
-
まず神社の鳥居をくぐります。
これは一の鳥居。 -
住宅街に続く参道。
その奥に朱塗りの二の鳥居が見えます。
鳥居と桜の組み合わせが素敵だ。 -
神社入口にあった石碑には、なぜか日光東照宮でお馴染みの見ザル言わザル聞かザルが彫られていました。
-
八幡神社。
長い参道とは裏腹に、質素な佇まいの神社です。 -
八幡神社と言えば主祭神は応神天皇です。
応神天皇と一緒に、父の仲哀天皇と母の神功皇后も祀られていることが多いのですが、この八幡神社はなんだか滅茶苦茶なことになっているな~
ウカノミタマは稲荷神社の主祭神だし、菅原道真は天満宮(天神)ですよね・・・ -
で、古墳がどこにあるかと言うと、
-
神社のお社真下にあるんです!
と言うか、古墳の真上に神社を作っちゃったんですね。
奈良旅をしていた時に気づいたのは、古墳の隣に神社があったり、神社の境内に古墳があること。(お寺の場合もある)
時が経っても古墳を壊して家を造ることには抵抗があるけれど、お寺とか神社だったら罰が当たらないと思ったのかな?? -
石室解体の写真。
結構大きな古墳なんですね。 -
若宮八幡古墳、中を覗いてみます!
-
おお!
結構しっかりした造りです。
この古墳は6世紀末~7世紀初頭に造られたと考えられている円墳ですが、石棺は現存していないということ。 -
天井も広く造られているのが分かります。
埼玉にもこんな興味深い古墳があるんだな~ -
古墳の周辺にはスミレが咲いていました。
-
最後に『おとうか橋』を見学して帰ることにします。
この辺の地名は「唐子(からこ)」と言うのですが、古代中国の唐や朝鮮の韓(から)などに関係があるのかな?
埼玉県西部には700年代に高句麗の渡来系住民を移住させたという高麗郡が今も残っているので、それが由来になっている可能性も否めない。 -
水道庁舎の敷地にある桜並木。
土手沿いにあります。 -
空の青と草の緑、桜のピンクの組み合わせに心が和むわ~
-
今日はハイキングと言いながらもアスファルトの道路をずっと歩いていました。
ここでやっとハイキングっぽい道になる。 -
そして到着、おとうか橋です。
ちょっと期待外れ・・・ -
欄干のない橋としてハイキングコースの見どころの1つになっています。
名前の由来とか何故欄干が無いのかは調べたけど分かりませんでした。
車の往来が激しいので、渡るとき怖かった。 -
昨年行った高知の沈下橋を思い出し・・・
流れている川は都幾川。
荒川水系の一級河川で越辺(おっぺ)川の支流です。 -
駅に向かって歩いていますが・・・疲れたー!
まさかこんなに体力を使うお花見になろうとは・・・
バスに乗って駅に向かいたいけど、バス停が見つからない。
田んぼに沿って歩いていると、菜の花畑を発見。 -
風に揺れる菜の花。
-
目線を低くすると・・・
真っ黄色の世界に(^^♪ -
ここら辺は他になーんにも無い。
冬は吹きっさらしで寒いんだろうなぁ。 -
水路に溜まった泥に何かの足跡。
しかも真新しい。
タヌキ?
まさかイノシシ・・・は流石に居ないか??
でもなんとなく蹄のかたちっぽいような。。 -
萬蔵寺。
-
ここには種類の違う桜の木が1本ずつ植えられています。
-
ソメイヨシノ。
-
こちらは枝垂れ桜です。
-
枝垂れの濃いピンクとソメイヨシノの淡いピンク。
濃淡の組み合わせが素敵です。 -
史跡案内板。
うーん
どっちに向かおうかな。
九頭竜(くずりゅう)はその名の通り龍神様ですが、この辺の地名・葛袋(くずぶくろ)の「くず」との関係が気になります。 -
!
「イノシシに注意」の看板あったー!(゚д゚)!
じゃあやっぱり さっきの足跡はイノシシだな。 -
結局 『唐子橋/葛袋の渡し跡』方面に進んだのですが見つからず・・・
関越高速の下をくぐって駅方面に向かいます。 -
東松山市立南中学校。
なんと2015年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの母校なんです。
埼玉にも凄い人がいるのね。 -
現在12:50
疲れたしお腹空いたし、お昼食べよ~ -
アボカドハンバーグ的な。
結構ボリューミーで、食べたら具合が悪くなる・・・ -
最後にもう一度不動沼に寄ってみます。
行きに見つけられなかった『倶利伽羅不動尊』の案内板があった! -
お堂発見!
-
中を覗いてみると・・・
あった!
不気味~
黒龍が利剣に絡みつき、剣先から呑みこもうとしている様子です。
江戸時代の作と見られ、水場(沼)に祀られていることから水神として造立されたものと考えられているそう。
見れて良かった!
満足です。 -
13:35
東松山駅に戻ってきました。
気づいたら首が物凄く日焼けしていた。
もうそんな季節になったんだ~
これからハイキングに行かれる方は日焼け対策も忘れずに! -
なんだかんだで今日も26km以上(約36000歩)歩いていました。
暖かくなって、長距離を歩くにはそろそろ限界の気候ですね。
計画段階ではあまり気乗りしなかった今回のお花見でしたが、行ってみたら面白くて、埼玉の遺跡探検もハマってしまいそう。
平成最後のお花見、大満足でした!
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