埼玉の春2018 ①　フォトジェニック川越！　　　 早朝のお花見＆蔵町散策

2018/03/31 - 2018/03/31

今年の桜は開花から一気に満開になってしまい、気づいたら地元の桜は一部葉桜状態。

丁度この土日に秩父の枝垂れ桜が満開になるという情報だったので、秩父行きを検討するも2週間後に秩父に行く用事が決まっていたので「何回も秩父に行くのもな～」と考え直す。

東京の桜は散りかけだろうし人が多いし、まだ桜が咲き始めの北関東で有名なスポットを探すのも急すぎて計画が立てられない・・・

等々考えながらパソコンをいじっていると、埼玉県西部にある「越生（おごせ）」という町の桜の写真が目に留まる。

越生と言えば梅林が有名だけど、桜も咲くのか～

そこで越生出身の友人にイチかバチかで急遽連絡を入れたら、午後は空いているというのでお昼過ぎに越生で落ち合うことに(*'▽')ﾔｯﾀｰ

トントン拍子で予定が決まりました☆

せっかくなので朝早目に家を出て、川越の街と桜も楽しんで来よう！

ということで、本編は早朝の川越散策旅行記です。

エリア 川越(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

５時前に家を出発。

昨夜 急遽 川越＆越生に行くことを決めて、そこから計画を立てたので３時間くらいしか寝ていない・・・
眠いです。。

昨日は初夏の気候だったのに、今日は最低気温１度まで下がる予報。

駅途中の公園にある桜の木。

もうかなり散ってしまっています。

川越と越生の桜はどんな具合だろう。

大宮駅で川越線に乗換え川越へ。

朝日が眩しい。
天気予報は快晴☆

5：55

川越駅に到着。

思っていたよりも寒い！

現在の川越の気温は4℃。
手がかじかむ～

まずは商店街『クレアモール』を抜けます。

ここは先日放送されたテレビ東京の「モヤさま」で、さまぁ～ずのお二人も歩いていました。

菓子屋横丁や蔵造の町並み方面に向かうにはここを通るのが一番分かりやすいです。

商店街を抜け、大通りを歩いている時にたまたま見つけた『cafe Matilda』。

「川越お洒落カフェ　モーニング」で検索するとヒットするお店です。

モーニングは7：30～。

パンケーキが美味しいらしい。

交差点に面したお店、

時計が気になる・・・

川越の名所・『時の鐘』を模った時計ｗｗ

この道を真っ直ぐ行くと蔵の町並みになりますが、この商店街も昭和の風情があってなかなか面白いんです。

「川越通」はこっちのお店を巡るらしいですよ。

駅から歩くこと約20分。

最初に来たのは『蓮馨寺』です。

ここも桜が綺麗なことで有名。

わー!!

満開です！

蓮馨寺の鐘。

ここでは川越のB級グルメ・太麺焼きそばが食べられます。

散り始めが目立つ木もチラホラ。

朝日に照らされる桜。

まだ人気も少ないのでじっくりお花見ができます。

燈籠にはまだ灯が灯されていました。

夕方にはぼんぼりに灯が点くのかな。

ここは夕暮れ時も来たい場所です。

川越は喜多院や仙波東照宮など、徳川に縁のあるお寺が多いのですが、ここ蓮馨寺もその１つ。

葵の御紋があります。

徳川幕府の定めた国家公認の学問所であったのだとか。

蓮馨寺は室町時代に創建されましたが、開祖は小田原から喚んだ北条氏の感誉存貞。

そのため蓮馨寺には小田原北条の「三つ鱗」と徳川の「葵」の紋がお賽銭箱に描かれているのだそうです。

ぎゃ

何かと思ったら『おびんづる様』という仏様で、お釈迦様のお弟子さんなのだそう。

撫でると悪い部分が治るんですって。

違った意味で夢に出てきそうなインパクトだ・・・

早朝のお寺は清々しくて気持ちが良い。

手水舎。

お手水に桜が映っています。

名残惜しいですが、そろそろ次のスポットへ移りますか！

蓮馨寺の桜、お薦め！

蓮馨寺の前の道路を渡ります。

メインから１本外れた通りに入るのですが、そこも趣のある通りなんです。

道路を渡った途端、目に飛び込んできた妖しい看板。

一体何屋さんなんだ？？


食べてみたいぞ「レレレノカレレ」。

おしゃれ系ラーメン屋さん。

メニュー表。

ここのラーメンも美味しそうだけど、前回 川越で食べた「芋ラーメン」をもう一度食べたいなぁ。

私の大好きな苺大福！

奈良の和菓子屋さんで買った羽二重苺に似ている。

こちらのお家も時代を感じる。

昔おばあちゃんの家の戸ってこんな感じだったような。

コエドビール。

看板建築のお店『大野屋洋品店』。

昭和5年竣工のモダンな建物です。

そしてここから『大正浪漫通り』のメインストリート。

この通りは私が高校に通っていた時はアーケード街だったのですが、その後アーケードが取り外され、今の通りになりました。

今のほうが開放感あって断然良い！

なんと！

気が早いですが、鯉のぼりが飾られていました。

わ～

たくさん泳いでる！

この鯉のぼり、毎年３月末から始まる川越春祭のために、地元のお子さんたちが手作りされているのだそう。

上手だな～

『シマノコーヒー』。

店内もレトロで落ち着いた雰囲気のお店です。

こちらは蔵造。

前から気になっていたお店『ウッドベイカーズ』。

イタリア料理のお店みたいです。
築100年の建物を利用しているのだそう。

HP↓
https://woodbakers.owst.jp/

アヒージョが美味しそう！

人力車はまだ睡眠中・・・(・ω・)Zｚｚ

川越でも着物レンタルなんてするようになったのか。

明治創業の酒屋『伊勢源』。

1807年創業のうなぎ屋『小川菊（おがぎく）』。

店先に可愛い＆カラフルなお花が。

造花かと思ったらちゃんと本物でした！

大正浪漫通りの角に位置するのが川越商工会議所。

昭和3年に銀行の支店として建てられた建物を利用しています。

昔の銀行ってどこも豪華な造りですよね。

大正浪漫通りを抜けると蔵造の町並みが現れます。

蔵造りの街並みの玄関口「仲町交差点」に佇む松崎家住宅。

明治34年建造、蔵造りの町屋の傑作とも言われているそう。

元々砂糖商でしたが、現在は運動具店として営業しています。

こんな洋風の建物もあります。

これも素敵。

『荻野銅鐵店』。

明治時代創業の老舗金物店で、明治26年の大火直後に建てられた町屋造りの建物です。

店先に色々な小物がおいてありますが・・・

ん？？

「猫の置物？？」と思ったのですが、置物にしちゃ大きくない？

近くまで行って見てみたら、まさかのナマ猫！

同じ顔してる～

兄弟かな？

すごい！

可愛い！

器量良し☆

何を見てるのかな～？

あれ、

もう１匹。

更にもう１匹。

そして奥にも１匹寝ています。

一体何匹いるんだ( ﾟДﾟ)

可愛かったなぁ。

楽しませてくれてありがとう♪

蔵造・一番街。

ここは地元の方の生活の主要道路なので、日中は大変車通りが激しいです。

なので町並みをゆっくり見たい方は朝の早い時間帯にいらっしゃることをお薦めします。

ここにも可愛い看板建築の建物があります。

雑貨屋さんや不動産会社のオフィスに使われているそう。

欧州の昔の建物によくあるロゴマークも！

お店の看板も可愛い。

蔵造が建ち並ぶ景観は圧巻。

最近は景観を壊さないようになのか、「なんちゃって蔵造り」のお店も増えているのですが、この並びの建物は重厚感が半端ないです。

こちらは川越大火直後の明治26年建造。
元々当時の呉服商の方が建てた蔵造りで、現在は「陶舗やまわ」が店を構えています。

明治28年に建造された小谷野家住宅。

屋号が「深善」なので「フカゼン」表記の看板を掲げているのだそう。

美術表具店です。

そしてやって来ました、川越のシンボル『時の鐘』。

明治26年に起きた川越大火の直後に再建されたもので、建物の構造は江戸時代に建てられていた姿同様に造られているそう。

現在は自動で鐘を撞いており、6：00・12：00・15：00・18：00の１日4回音が聴けます。

約350年川越で時を刻んでいるということ。

え！

こんな場所にスタバ!?

まだ開業前のようです。

スタバの暖簾。

看板まで和テイスト！

ラーメン屋さん。

紫いも餃子が気になる・・・

埼玉デザインのコーラ瓶。

コカコーラまでご当地デザイン作るようになったのか。

いもメニューが目白押し。
川越と言えばお芋ですよね。

天明の大飢饉ではお芋が求荒作物 として大きな威力を示し、 これが当時の江戸住民に紹介され、川越城主が10代将軍 徳川家治に献上し・・・

という話に遡るワケです。
当時はイモ＝川越イモというくらい有名だったのだそう。

川越猫。

逃げられた。

新河岸川の桜並木を見に移動しています。

途中にあった交差点『郭町』。

その昔、廓があったのでしょうか・・・

川越の中心街には山車の蔵が点在しています。

氷川神社そばにあるのは「日本武尊山車」の蔵。

蔵には窓がついていて、お祭り以外の時でも覗ける造りなっているんです。

日本武尊山車。

各町が素戔嗚尊や牛若丸などの人形を乗せた山車を持っており、お祭りで練り歩くのだそう。

山車一覧↓
http://kawagoematsuri.jp/dashi/list.html

川越でもレンタサイクルが出来るようになっているんですね～

40分200円なのかな？

桜を見る前に、まずは神社をお参り。

氷川神社。

ここは式場が隣接しています。

白無垢でここを歩いたら素敵でしょうね。

7時過ぎ、新河岸川の桜並木にやってきました。

前日の情報で、もう散り始めていることを知っていたのですが、どんなもんかと思って来てみました。

川が桜の花びらでピンク色になっている！

川沿いの桜は枝ぶりが見事ですね。

この時間でも既に橋の上には大勢の人が桜を見にきていました。

テレビ局の撮影も何ヵ所かでやっていましたよ。
有名なんですね。

この橋の上からの眺めも素晴らしかった！

提灯がありました。

夜にはライトアップされるのでしょうね。

散り始めてはいたけれど、とっても綺麗！

来て良かったです。

満足♪

ではそろそろ戻りますか！

スタバの前には警備員さんが立っていた。

オープンはいつからなんでしょうね。

この建物は何屋さんかな？

ハート型の格子が可愛い。

川越にはお洒落カフェもたくさんあります。

『VANITOY　BAGLE』。

ベーグルのお店で、前来たときは外まで行列が出来ていました。

開店は10時から。

足を踏み入れたくなる稲荷小路。

入口には稲荷の名にふさわしい（？）キツネの看板。

菓子屋横丁。

菓子屋横丁マップです。

はっきり言って すっごく小さいエリアなので、期待して来るとがっかりしちゃうかも・・・

今回はこの『楽楽』で朝食を摂るためにやってきました。

通りを挟んで左が『ベーカリー楽楽』、右が姉妹店の『サンドイッチパーラー楽楽』です。

こちらがベーカリー楽楽。

地元の食材を使った独創的なパンが売られています。

ここも大人気店。

でも今日はこちらのサンドイッチパーラー楽楽に行ってみることに。

外観。

いざ入店！

お洒落な雰囲気～

色々なサンドイッチが売っていて、目移りしちゃう～(; ･`д･´)

苺大福サンドイッチとかもあって面白いです。

パンを選んでお会計。

対面販売ですが、お金はセルフレジで払います。

イートインは二階で。

屋上テラスもあるので行ってみる。

残念！

先客がいらっしゃいましたが、今日のような天気の良い日にここで食べると余計美味しく感じちゃうだろうネ！

※結構足音が階下に響くので、お子さんが走り回る場合は注意が必要かもです。

二階席に戻ってきました。

壁には実際販売されているサンドイッチのラフ画が！

絵だけでも食べたくなっちゃいますね☆

私の朝ごはん♪

サンドイッチはエビとアボカド（420円）。
タイ風のちょいピリ辛テイストです。

エビがプリプリで美味しかった～(*‘ω‘ *)

＋200円でモーニングセットにするとサラダとプリンがつきます。
（ドリンクは更に＋200円）

お豆のサラダ。

プリン。

卵のプリン？？
オレンジ色のプリンでした。

これは家に持ち帰った小豆とピーナツバターパン、略して「あんぴー」（200円）。

この組み合わせで美味しくないわけがない！

トーストしたら、ピーナツバターがトロトロになって激ウマでした♪

5月13日にパンマルシェなるイベントが開催されるそうですよ！

興味のある方は是非!!

サンドイッチパーラー楽楽、お薦めですよ～

菓子屋横丁から蔵造の町並みを通って駅に向かいます。

途中、時代劇の恰好をした方たちが歩いていたので何かと思っていたのですが、実はこの日、一番街商店街「小江戸川越 江戸の日」と言うイベントが催されたのだそう。

写真は商店街公式HPより。

‘ 商店街の商人をはじめ、各関係者含め総勢100人ほどが江戸姿で川越を楽しんでもらえるようおもてなしをさせて頂きました ’

とのことです。

8：50

川越駅到着。
これから次のお花見観賞に越生へ向かいます！


～つづく～