2019/03/31 - 2019/03/31
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ケロケロマニアさん
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前夜に航空機にて大邱入りし、胡散臭い一夜を明かした後に、今度はムグンファ号で慶州にやって来ました。
日本人観光客にもお馴染みの慶州ですが、私が前にこの町に来たのは何と1995年のことでしたので、21世紀になって初めて、四半世紀ぶりの訪問となりました。
別に避けていた訳でもないのですが、恐らく、台湾と同じような理由で、人気がある所には敢えて行かない、みたいなへそ曲がり根性が災いしていたのでしょうね。
でも、前回の訪問はまだ20代の頃で、慶州の良さがあまり解っていなかったように思いますが、四十路を過ぎてこの町をしみじみと歩いてみると、やっぱり人気があるだけの素晴らしい街だなと改めて思い至りました。
しかも今回は丁度慶州の桜の満開の時期に見事に訪問することが出来て、町中、桜が満開で美しいこと美しいこと。慶州にこれだけの桜が溢れていたとは正直知らなかったので、感動しっぱなしの一日となりました。
(表紙:ハングル語で桜は”ポッコッ”といいますね。桜祭りは”ポッコッチュクチェ(桜祝祭)”と呼ばれます。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
東大邱BTでの夜明かし。
4時過ぎに起きて、KORAIL駅の方に移動します。
カラフル大邱、って、何のこっちゃ…。
きっと平成元年の名古屋のデザイン博みたいな売り出し方を目指しているんでしょう。まあ、東京=ソウル、大阪=釜山とすれば、やっぱり名古屋=大邱だがね! -
出発時刻表。
4時台のソウル行ムグンファ等も魅力的ですが、ここでは5時45分発の浦項行き利用で、慶州までのチケットを購入しましょう。東大邱駅 駅
-
京釜線のムグンファ号運賃表。
ソウルまでは2000円ちょっとですね。
ソウルあるあるですが、やはり貧民トラベラーの方はソウルまでKORAILの上級(貧民にとっては、他の選択肢がある場合はたとえムグンファ号でも上級扱いになります(-_-;))列車を利用せず、チョンナン(天安)かスウォン(水原)までムグンファ、そこからソウル近郊区間運賃で市街地のどこかを目指す、というのが基本でしょうね。
釜山だと7500Wですが、亀浦までだと6400Wで行けますので、釜山市内で都市鉄道への乗り継ぎがある場合は、亀浦で乗りカエルた方がお得ですね。 -
大邱からだと東海線周りでの釜山(釜田)行きは当然遠回りなので高くなりますね。釜田まで11600Wですが、機張までは10000Wなので、この辺りから釜山の市内バスに乗りカエルて、無料トランスファーを利用して都市鉄道各駅に向かう、というのが基本でしょう。
海雲台の駅が従来の都市鉄道駅傍の駅でなくなったのは、つくづく不便に感じますね。
因みに、ここには、慶州の仏国寺(プルグックサ)までの運賃も記されていますね。慶州までが5000w、仏国寺までが5700wなので、仏国寺観光の際には、この駅まで乗車したくなりますが、この駅から寺まで4キロ近く歩かなければならないので、1700w(場合によっては1300W)のバス代払って慶州駅等から仏国寺に向かうか、1000Wけちって、仏国寺駅から歩くか、この辺りは、貧民トラベラーにとっては悩みの種となりますね…。 -
まあ大邱からだと仏国寺駅までは殆どが乗りカエルが必要になりますし、乗り継ぎも恐らくうまくいかないと思いますので、時間優先でここでは慶州までの乗車券を購入します。
東大邱から慶州まではバスだと始発が7時前だったので、KORAILの方が安く早く慶州に行くことが出来ますね。(バスの運賃は前旅行記で記させて頂いた通り、5600Wです。) -
無事、切符を購入できましたので、モーニングコーヒーと洒落こみましょう。
まあ、貧民トラベラーですので、こちらの300Wコーヒーですが…(-_-;)。 -
うーん、うんみゃい。
やっぱり韓国ではこれだよなぁ~。 -
東大邱は、特に早朝発に沢山の行き先の選択肢があってつカエルますね。
貧民トラベラー的には、BT泊で早朝発のムグンファに乗る、というのが定番になりそう。6時発の江陵行きなんてのも、シブくて良いですね。(多分、列車利用だとソウルより時間かかるだろうし…。) -
5時前に一旦、出発ホームの様子を見に行きますが…。
流石に、まだ入線していないようです…(・_・;)。 -
KORAIL駅側から見たバスターミナルの入口。
正確には「複合乗換センター」という名前のようです。 -
コンビニにて、キムパプを買いましょう。
そのお値段が何と2100w。
幾らコンビニ価格とはいえ、高くなったものよのう…(;´Д`)。 -
で、韓国の別の名物、まずいホット缶コーヒーも買ってみましょう。
これで1000Wもするのか…。デザインも全然違うのが出てきたし…。
缶コーヒーに関しては、やはり日本のは特に美味しいと思いますね。 -
先程の下見の段階で、その辺にいたおっさんに尋ねてみると、入線時刻は5時20分頃ということだったので、その時間きっかり位に訪問してみると、既に入っていました( ´∀` )。
なんか、面白いデザインの子ですよ('◇')ゞ。 -
まあ、韓国版・北海道の恵み号みたいなのと思っておきましょうね。
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この使い古されたサボの風情もステキですね。
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行き先は浦項ですので、韓国・浦項の恵み号とでも名付けておきましょう。
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浦項も長いこと行ってないので、そのうち足を運ばないとね…。
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3両編成でしたが、2両目はこちら。
私の指定席車両もこちらのようです。 -
2両目のサボの様子。
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この車両の後方はカフェになっているようですね。
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で、3両目はこちら。
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そのサボはこちら。
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後ろから眺めるとこんな感じ。
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では、乗車しましょう。
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1号車の様子。
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通路にも何やら描かれています。
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突き当たりのデザインの様子。
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最前方から振りカエルと、こんな感じです。
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1号車の後方には、こんなサロン席(?)もありました。
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2号車の様子。
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カフェブースの様子。
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カフェには飲料自販機が設置されていましたが、故障中でした(;´д`)。
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3号車の様子。
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では、座りましょう。
てか、座っていたら、周囲はガラガラなのに、隣の指定席番号を持った人がやって来た…(-_-;)。
2人並び席を確保しておくために、敢えて一人客は相席に押し込めてしまうのかな?
何れにせよ、KORAILではこういう事が案外多いように思う…。 -
で結局、お隣は次の駅で下車、というオチ。
何だかなぁ…(;´д`)。 -
隣がいなくなりましたので、キムパプを食べましょう。
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カープの投手のような(?)名前の、永川(ヨンチョン)駅に到着。
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これはどこかな?
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まだまだ知られざる駅が色々ありますね。
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高層マンションに取り囲まれた立地の西慶州駅。
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で、東大邱から1時間余りで慶州駅に到着しました。
慶州駅 駅
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どうもお世話になりました。
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さいなら~(^o^;)。
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駅ホーム前に、びっしりと鍵が…(´;ω;`)。
やっぱりこれ、韓国人は好きだよね~(^o^;)。(日本でも他の国でも見かけるけど、頻度が圧倒的に多いと思う…。) -
ホーム側から見た駅舎の様子。
漢字表記だと日本の駅っぽく感じてしまいますね。 -
やっぱり観光地だけに、終始チャラい雰囲気で統一されているようです("⌒∇⌒")。
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待合室に入ると…。
ありゃ?こちらは地元の方向けの、案外普通のテイストですねぇ~(^o^;)。 -
外から見た慶州駅舎の様子。
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慶州駅前にて、最初に見つけた桜です(以後、桜の画像に関しては、通し番号で…。)。
慶州の桜1。 -
ここから釜山方面への運賃も確認しておきましょうね。
釜田まで6,600w。機張までが5,000w。
この辺りが、後程のバス運賃との比較となりそうですね。 -
では、町の散策を始めましょう。
こういうのがポコポコ見られるのが、慶州らしい風景ですね! -
慶州といえば、地味に有名なのがパンだと思いますが、中でもこちらのお店は超人気店ですね。
皇南パン パン屋
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慶州の桜2。
皇南パンの向かいに続く桜並木。
これが素晴らしい! -
慶州の桜3。
墳墓と桜とのコラボ、というのは、春の慶州らしい風景だと思います。 -
慶州の桜4。
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慶州の桜5。
韓国人は朝が遅い人が多いので、桜の見物も早朝が空いていてお勧めです。 -
大陵苑入口の様子。
朝は広大な駐車場もこんな状態。大陵苑 (天馬塚) 広場・公園
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今しがた歩いてきた桜並木の遠景。
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あっち側にも桜並木は続いているようですね。
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慶州はよく、”韓国の京都”のように言われることがあるかと思いますが、この広々とした風情は、京都、というよりは、寧ろ奈良に近いと言えそうですね。
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で、こちらの昔の天文台へとやって来ました。
瞻星台 モニュメント・記念碑
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この付近には菜の花畑も広がりますね。
因みに菜の花は、ハングル語でユチェコッ(漢字で表記すると油菜花となりますね(”花”は漢字由来ではないですが…。))と言います。 -
慶州の桜6。
少しマイナーな丘の付近で見かけた桜です。 -
おおっ、延胡索っぽいのも咲いてるぞ~。
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慶州の桜7.
この辺りの桜は、一層のボリュームを感じます。 -
ここには、こういう史跡もあるんですね。
半月城 石氷庫 史跡・遺跡
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石氷庫内部の様子はこんな感じです。
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慶州の桜8。
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慶州の桜9。
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次はこちらに入ってみましょう。
入場時刻は9時からとなっていたのに、何故か8時35分位でもう入れてくれたよ。
よっぽどお金儲けしたいんでしょうね( ´∀` )。
月池とも称される雁鴨池、入場料は大人2000Wとなっています。雁鴨池 広場・公園
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慶州の桜10。
月池エリア内の桜のボリュームも凄かった! -
慶州の桜11。
月池の畔の建物と共に。
建物のすぐ脇には桜があまりないので、こんなアングルに。 -
月池と何とかいう建物の様子。
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因みに、ここの端の方には線路が通じています。
鉄道マニアの方は、列車の通過時間を見計らっての月池訪問がお勧めですね。
慶州の桜12。
奥にも、ズラッと続く桜並木が望めますよ( ´∀` )。 -
慶州の桜13。
月池エリアでは、対岸から建物と桜とのコラボを楽しむと良さそうです。 -
慶州の桜14。
月池の有料エリア内には、何か所か、素晴らしい桜の銘木があって、夜間開放もされていてライトアップの対象になっていますので、桜の季節は夜の訪問もお勧めですね。 -
ちょっと歩き疲れましたので、コーヒーブレイク。
ここでも韓国名物のちょっとだけコーヒーで。 -
ここのは観光地価格(?)で、400Wのしかありませんでした。
うーん、贅沢ですねぇ~(-_-;)。 -
キョンジュ ポッコッチュクチェ。
慶州桜まつり、の案内板ですね。 -
ポッコッウマッケ。
これは直訳すると、「桜音楽会」を意味しますね。
金曜日の夜に開催されるようです。 -
続いては、皇龍寺(址)を目指して歩きましょう。
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慶州の桜15。
ここの道沿いがまた素晴らしい桜並木になっています。
月池から遠方に見えていたのもこちらの桜ですね。 -
慶州の桜16。
この桜並木の途中に踏切があります。
鉄道マニアの方は是非、列車が通る瞬間を狙って、桜と列車とのコラボで撮影してみて下さいね。 -
慶州の桜17。
皇龍寺址のエリアからは、少し桜並木から離れて、広々とした遠景で楽しむことが出来ます。 -
しかし、広いなぁ~。
レンタサイクル代をケチって(観光地慶州のレンタサイクルはちょっと高めの値段設定)、歩いて巡っているのですが、流石に疲れてきました。
しかも、この日は風が強くて、ちょっと寒い…。
特にこの皇龍寺址は風通しが良い分、寒かったですね。 -
慶州の桜18。
そんな矢先に、遠くから汽笛が聞こえてきました。
いよいよ先程の線路を通過する列車がやって来たようです。
急いで遠景を撮りに向かいますが、私の安物カメラで撮った画像では、
何のこっちゃ…。
ですね(~_~;)。
少しあの踏切の所で待てば良かったかも…(;´Д`)。 -
皇龍寺址の案内図の様子。
蒙古軍が焼き払わなければ、さぞかし立派なお寺であったことでしょう。
今でも至る所で発掘作業が続いている様子でした。皇龍寺址 史跡・遺跡
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こんな感じの道を歩いていきます。
平城京跡などの風情に似ていますね。
やっぱりここは、”韓国の奈良”なのだと思います。 -
ここの突き当り付近には、”現役”の素晴らしいお寺もあります。
それがこの芬皇寺です。
入場料1300Wを払って中に入ってみましょう。芬皇寺 寺院・教会
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ここには素晴らしい三層石塔がありますね。
国宝になっていますが、元々は更に高層の建造物だったようです。
角っ子には獅子だけでなく、オットセイも配置されている、というのがユニークですね。
獅子は北からの敵を、オットセイは海からの敵を防ぐために設置された、という説が有力なようです。 -
四方の下部入口には、仁王様も配置されています。
石塔に仁王門を配置したような考え方なのかもしれませんね。 -
この寺には他にも幾つかの貴重な文化財がありますが、こちらの普光殿もその一つ。中には金色に輝く薬師如来立像が安置されていますが、内部撮影は禁止されています。
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なので、代わりに壁面上部の装飾画でも…。
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慶州の桜19。
芬皇寺のすぐ向かいで見つけた桜の木です。 -
慶州の桜20。
再び、先程の桜並木を歩いて、元来た道を戻ります。 -
慶州の桜21。
時々、枝が張り出した桜の木などもあって、ボリューム満点ですね。 -
慶州の桜22。
歩道が整備されているので、安心して歩けますね。 -
で、続いてやって来たのは、こちらの国立慶州博物館。
ここも、慶州の人気観光スポットの一つですね。
凄く見応えがある博物館なのに、入場無料というのが素晴らしいですね!
まさに、”新羅国”の威信をかけて、現代の韓国が築いた博物館と言えそうです。国立慶州博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場は無料ですが、何故か入口ではこちらのチケットを受け取るシステムとなっています。入場者数をカウントしているから、なのかもしれませんね。
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新羅という国は、”黄金の時代”もあったんですね。
こうした宝物のクオリティはとても高くて、目の保養になりますね。 -
貴重な展示物も色々と見られますが、その代表はこちらでしょうか。
そういや、いつか韓国内のどこかの空港(確か仁川だったと思いますが)で、これのレプリカを眺めた記憶がありますが、こちらはオリジナルのようです。 -
新羅の微笑、と称される、人面文円瓦。
完全体で残っていない姿が、また味わい深いですね。 -
国立慶州博物館内には幾つかの施設がありますが、展示品を美術品として楽しむ、美術館もありますね。
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そして、屋外にも国宝がひっそりと置かれていますので、こちらも要注目です。
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丁度、この日の午前中に巡ったばかりの月池での発掘品を扱った、月池館なんてのもありますね。
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ここの展示品はより実用的な物品が多く見られますね。
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そして、もう一つの国宝がこちらの鐘ですね。
いやホント、素晴らしい施設です。 -
国立慶州博物館見物だけで、かなりの時間を消費してしまいました。
博物館の敷地内にコンビニもありますので、こちらのイートインで遅めの昼飯としましょう。 -
ここでは節約して1600Wのカップ麺を…(;'∀')。
因みに、博物館内のコンビニ、ということもあり、カップ麺購入時には、店内で食べて下さい、と釘を刺されます。まあ、食べるな、ということではなく、やはり博物館施設内なので、外に持ち出して、博物館としての品位を損なわないように、という配慮かなと思われます。
まあ、元々店内イートインで頂く予定でしたので、全く問題ありませんが…。因みにここのイートインは、同じようなカップ麺族(?)が沢山いらっしゃいますので、遠慮なく頂くことが出来るのも良かったです。 -
博物館見物を終えて、今度は慶州最大の観光地へと向かいましょう。
博物館前のバス停から、ちょっと高級な座席バス(1700W)に乗車して…。 -
途中、KORAILの仏国寺駅前も通りますが、ここから急に乗客が増えます。
仏国寺駅乗り換えだと大変なことになっていたかもしれませんね(~_~;)。 -
で、仏国寺前に到着。
慶州の桜23。
いやはや、ここの入口の桜が凄かったけど、人混みもまた尋常でなかったよ…('◇')ゞ。 -
慶州の桜24。
韓国の春、といえば、桜と共にこのケナリ(レンギョウ)のイメージが強いですね。
黄色とピンク、そして青空のブルーと雲のホワイト。
それらがミックスされたカラフルな風景ですね。 -
慶州の桜25。
仏国寺の境内自体にはあまり桜はない風情でしたが、その入口に続く広場が完全に桜の独壇場となっていて、ここで花見をされている方が多いこと多いこと。
一向に好転の気配が見えない、昨今の日韓関係ですが、少なくとも桜の愛で方を観ている限りでは、両国民に差はないように感じます。 -
慶州の桜26。
桜も満開でゆっくりと寝そべって眺めていたいものですが、やはり本日は、約25年ぶりに仏国寺に詣でることを決めていたので、先に進みましょう。 -
ここがチケット販売所ですね。
どれどれ?幾らかな??? -
と思ったら、大人で5000W。
韓国のお寺としては流石にかなり高額ですが、京都などの有名なお寺の拝観料などを鑑みても、無茶苦茶高い、という訳でもなさそうですね。
それにしても、本日は月池で2000w、芬皇寺で1300W、そして仏国寺で5000Wと、有料施設に三つも入ってしまいました。貧民トラベラーとしてはとても珍しい一日です('◇')ゞ。 -
では、中へ。
有名なこちらの橋ですが…。
あれっ?昔は登れたような記憶があるのですが…。
今は立入禁止になっているみたいですね。
そういや、約25年前にここを訪れた頃は、まだ、世界遺産とかいう物自体、そんな大騒ぎされていなかったような気がする。来る人が増えて、国宝の橋を通過する人が多くなって、保存のために立入禁止にしてしまったのかもしれませんね。青雲橋 白雲橋 観光名所
-
それにしても、この日は日曜日ということもあり、桜見物の客がついでに仏国寺も、というテイストの流れも大きくて、尋常でない混雑ぶりでした。
世界遺産の登録制度、というのも、どうにかならないもんでしょうかねぇ~。屋久島とか知床とか小笠原とか、特に自然遺産に関しては、登録しない方が良い、なんてこともあるよね~。 -
ま、そういう状況なので、あまりまともな観光をする気もなれず…。
こんな日に5000Wも払ってしまったのは、ちょっと失敗だったかな…(~_~;)。大雄殿 寺院・教会
-
因みに、桜、という観点では、仏国寺境内には案外桜の木は少ないので、お花見目的の場合は、有料エリアには入らなくても良いかと思いますね。
慶州の桜27。
仏国寺境内、毘盧殿付近で見かけた桜の木。毘盧殿 史跡・遺跡
-
何やら、仏国寺内にも博物館的なのがありました。
-
私は3月31日の訪問でしたが、何とその二日後から有料化されるようでした。
儲けてまんなぁ~(-_-;)。 -
慶州の桜28。
何やら疲れに行っただけのような仏国寺参詣を終えて、再び寺に続くエリアに広がる”桜公園”の満開の桜を愛でながら、バス停を目指します。 -
慶州の桜29。
メインストリート沿いには、ズラッとお店も並びます。この辺りは日本も韓国も似たようなものですね( ´∀` )。 -
慶州の桜30。
桜とレンギョウと車の波のコントラスト。
車訪問客で溢れてウザい光景も、日韓に差はありません(;´Д`)。 -
で、勿論、バス待ちの行列も覚悟しないといけませんね。
仏国寺からは実はどちらの方向に乗車しても、基本的には市街地にある駅やバスターミナル方面に行くことが出来るようです。(12番の石窟庵行き等は除いて…。) -
ここは韓国ですので、おとなしく列の順番を待っていたりすると席に座れなくなってしまいますので、他の客と競うように車内に押し入り、何とか後方の座席をゲット。ギューギュー詰め状態の中で市街地へと向かいます。
慶州駅前や市場前を過ぎた頃にはようやく車内は空いてこんな状態に。
てか、最後の最後、バスターミナルに入るところで凄い渋滞になりますので、待ちきれない多くの韓国人は、殆ど市場の前で降りちゃったんですけどね…(;´Д`)。
私も当初は終点の市外バスターミナルまで乗車予定でしたが、渋滞が酷いので、しびれを切らして、一つ手前の高速バスターミナル前で下車しました。慶州高速バスターミナル バス系
-
で、高速BT内を確認した後、徒歩で市外BTへ足を運び、まず釜山や梁山方面へのバス運賃を確認しておきます。
慶州市外バスターミナル バス系
-
なんだかんだで16時を過ぎ、そろそろ日没時間帯が気になってきましたが…。
慶州の桜31。
今度は、徒歩でこちらの古墳公園にやって来ました。
ここで見かけた桜の様子です。路東洞 路西洞古墳公園 史跡・遺跡
-
市街地でも沢山の陵墓を見かける慶州ですが、ここもこのような小山が沢山見られますね。思わず登ってしまいたくなるのですが、基本的に史跡なので、登っちゃダメみたいです(^^;)。
-
で、朝も訪問した大陵苑入口に続く道沿いの桜の様子を再び観に足を運んでみると…。
慶州の桜32。
あのひっそりとした朝の風情が嘘のような渋滞ぶり。
車の路駐もびっしりで、ウザいことこの上ない…。
やっぱり、韓国の桜を静かに楽しみたい方は、朝に訪問するように心掛けましょうね…(;´Д`)。大陵苑 (天馬塚) 広場・公園
-
虫をあしらった乗り物も運行中。
私的には、勿論、触角を隠したらあの動物に見えるケロ~、なんて思いながらすれ違いますけどね(^^;)。 -
再び、朝も立ち寄った、こちらの”天文台”へも。
ここも流石に、朝とは違って訪問者が多かったです。瞻星台 モニュメント・記念碑
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そろそろ、歩き続けた慶州の一日旅も、フィナーレが近づいてきました。
-
最後に立ち寄ったのが、慶州郷校。
ここは夕刻ということもあってか、訪れる人も少なくてひっそりとしていました。慶州郷校 史跡・遺跡
-
このエリアには一つ、行列が出来る人気店があります。
普段はこうした店には一切興味ないタイプですが、今日は人混みに揉まれ続けた(?)一日でしたので、話のタネに最後に並んでみましょう。 -
キョリキムパッ。
テレビでもよく紹介されることがあるそうな…。
何かしらのランキングでベストテンに入っているらしいですね。キョリキムパッ (慶州校洞本店) 地元の料理
-
しかし流石にお値段は高くて、事前のリサーチでは二人分で6400Wとのことでしたが、更に値上がりしていて、これだけの量で8000Wもしました(・_・;)。
しかし、これを用意するおじさんの早業の凄いこと。何やら、ぼそぼそ呟きながら、棒状のキムパッを刻んで、トレイに入れて、更に10000ウォン札で購入する人が多いようで、そのお釣りの2000Wを渡す作業までも、何やらロボットのような高速な動きです。
確かに、これだけ行列だと、お釣り用意するのも大変だよね…。半端な金額で対応するのが面倒臭くなって、このお値段になったのかな、とか、意地悪なことも思いつつ頂きます。
基本的には帰りのバス車内(この時点で、慶州→釜山間に関しては、バスの方が鉄道より安いことが判明したので、バスに乗ることは決めていた)で頂こうと思いましたが、冷めないうちに幾つか頂いておこうと、数個をパクリ。
これがまた、流石に絶品の美味しさです。これだけ錦糸卵が詰まったキムパッを食べたこともありませんでしたが、とにかく、流石人気を誇るだけあって、味に関しては間違いないと思います。
まあ、平民レベルの方でしたら、そんな無茶苦茶高い、という訳でもありませんので、たまの贅沢には良い一品だと思います。 -
山の端に、夕日が沈んでいきます。
太古のロマンを感じるのにはとても良い時間帯ですね。
慶州という町は夕暮れも似合う町だなと改めて思いました。 -
ハヌルニム アンニョニ カシプシオ~
ネイル トマンナヨ~。
何のこっちゃ…。 -
で、最後は市外バスターミナルに戻り…。
慶州市外バスターミナル バス系
-
こちらのバスチケットを購入。
釜山の老圃まで、5400Wでした。
貧民トラベラーの私のことですから、本当は運賃をケチって梁山行き(は4700Wだった)にしようと、窓口でそれを告げると、何と次のバスは20時までない(私が照会した時点で18時半でしたが、頭上に掲示されていた梁山行きには19時の便が記されていた)とのこと。
この日も安宿泊まり予定ですので、安宿アルアルの遅く到着しすぎるとチェックインできなくなる、という危惧も恐れて、流石にこの700Wの差額は諦めることにして、ド定番の釜山行きにした、という訳ですが…。 -
この時間帯の市外バス、そりゃ、混みますわな…。
座席指定制ではないので、早い者勝ちのシステムです。
勿論、流石に長距離は立席では乗せませんので、一台目の定員に間に合うかどうかが心配になってきた…(;´Д`)。
因みに隣の列は大邱行き。どっちがどっちだか分からない状況なので、色々な人に大邱か釜山かを頻繁に尋ねられました…。 -
で、私が乗車する直前に、ドライバーさんが一旦客の入りを制止して、人数を確認。残り6席の空席、ということで、めでたく、ギリギリで1台目のこちらのバスに乗車することが出来ました。
-
最後から6番目に乗車した割には、後方の最右方、という、私が結構好きな座席をゲット出来てラッキー。
韓国人の一つの特性として、どうやら、早く降りられる通路側に座りたい、という方が多いように感じますね。まあ、韓国のバスに乗車されたことがある方ならご存じだとは思いますが、決して乗り心地が良い乗り物ではないので、あまりバスに対しては、移動の途中行程を楽しむ、という期待はそもそもないのかもしれないですね。文字通り、単なる移動手段、としての位置づけなのでしょう。 -
そんな車内で、小さくなりながら、先程購入したキムパッの残りを頬張りながら…。美味しいけど、この窮屈な環境下で無理して食べる位なら、ちょっと我慢して、後で温め直してから食べても良かったかな…(;´Д`)。
-
で、1時間余りの所要で、あっという間に釜山の老圃バスターミナルに到着です。
という訳で、ここから先は釜山旅程となりますので、慶州の散策をテーマとした本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
また万が一、お時間等がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。釜山総合バスターミナル バス系
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