2019/04/02 - 2019/04/04
242位(同エリア1276件中)
Chamさん
2度目の広州出張。
前回は、通訳兼仕事のコーディネーターさんが運転手さんを連れてお迎え。高級ホテルも用意してもらい至れり尽くせり。
今回は、ホテルも移動も自分1人でやってみることにした。
そして、案の定ハプニングは起きてしまった…
食の都広東で、四川料理とチベット料理を堪能し、約1日半の弾丸出張で凝縮した時を過ごしました!
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2019年4月2日、昼過ぎまでオフィスで仕事して、羽田空港へ。
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あいにくの空模様。
揺れなきゃいいな。 -
初めて乗る中国南方航空。JALコードシェア。
モニターも大きいし、タッチパネル。
映画などコンテンツもそこそこ充実している。 -
シートピッチひろーい!
自前の旅行はもっぱらLCCなので、それに比べると驚く広さ。
これがレガシーキャリアかー。忘れてた。 -
雲の上は快晴!
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機体安定後すぐにおしぼりとナッツとドリンク。大韓航空はナッツ提供を取り止めたそうな。
たかがナッツ、されどナッツか。
仕事だしな~と、ビールはやめておいたが、隣の日本人のサラリーマンは飲んでたので後悔。夜着くのだし飲めば良かった。機を逸してしまった。 -
機内食はフィッシュを選択。
まぁ、可もなく不可もなく。こんなもん。
映画のシュガーラッシュオンラインとパッドマンを観たらちょうど着陸。
日本時間で20時40分、中国時間の19時40分、予定よりも15分遅れて広州白雲空港到着。 -
市内に到着したら台湾人のコーディネーターの女性と夕飯を食べる約束をしていたが、入国審査と荷物受け取りを終えたら20時20分。遅くなりそうなのでwe chat でお断りを入れ、タクシー乗り場へ直行。
スーツケースをトランクに放り込んで、後部座席にドスンと座る。
運転手さんは英語が一ミリも分からない。とりあえずホテルの名前と地図を見せ、OK!ってことで走り出した。
日本ではあり得ないくらい、煽りながら幅寄せしながら、中国独特の運転で高速を飛ばしているときに、ふと、気がついた。
あーーーーーっっっ!!!!!
両替わすれたーーーーっ!!!
ヤバい。どうするか。
運転手さん英語通じないし。
まぁ、とりあえずホテルにいけばフロントで両替してくれるはず。
幸いグローバルWi-Fiを借りてきたので中国でもGoogle検索できる。スマホの翻訳で日本語を打ち、中国語に変換、運転手さんに見せる。
私(翻訳):クレジットカードは使えますか?
運転手さん:メイヨー!(NO)
私:だよね…
私(翻訳):両替するのをわすれました
運転手さん(翻訳):(一瞬怪訝な顔)○○ペイや、we chat pay はやってないのか?
私:NO
私(翻訳):現金が無いのでホテルのフロントで両替しますから一緒に来てもらえますか?
運転手さん: ハァ(ため息)…OK!
ということでホテルへ。
広州駅の道向かいのT Social HOTEL。
フロントでチェックインと両替をお願いすると、またまたフロントの女性は誰も英語しゃべれない。そして翻訳サイトで、そもそも私の予約は入っていません、とのこと。
えーーっ!エクスペディアでちゃんと支払ってますけど。プリントした紙を見せるも日本語だしわからないわよ!そして、ここは日本円は両替できない!もう他へ行ってくれ!ってなやり取りをしていたらタクシードライバーが中国語でフロントの人にまくし立て、俺の金をよこせよ!知らないわよ!みたいなやりとり。ポカンと見てた私に、ドライバーさんは料金は倍だからな!と。フロントの人も知らないから外でやってよね!と。困った状況に(そもそも私が両替しなかったことが発端でこうなってしまったのだけど)とりあえず、申し訳ないけれどコーディネーターさんに連絡して来てもらうことに。
5分で来てくれて支払いも立て替えたくれた。
フロントの人は言葉のわかる人が来たら嘘のように、あ!予約があった!と。
多目にふんだくったドライバーもニコニコしながら手を振って帰っていった…
恐るべし、中国。
というか、夜分にご迷惑をおかけしました。 -
22時。もろもろで、くたくたになり部屋へ。
夕飯も食べてないけどもういいや。
部屋もヤバかったらどーしよう、と思ったが、至って普通。ベッドはキングサイズで寝心地はよかった。 -
お水2本と、ポットもある
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水回りも清潔にしてあるのでひと安心。
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翌朝、朝食つきで予約したはずなのに、あなたのプランに朝食は付いていないとフロントの人に言われた…。喧嘩するのも面倒だが、追加で払うのもしゃくにさわるので、自販機でカップラーメンを購入して朝ごはん。
その時に気がついたが入り口に各国の国旗が飾ってあるが、日本とアメリカの旗は、なんと一個もなかった…まぁ、たまたまよね~。 -
午前中の商談を終えて、取引先にランチに連れてきてもらった。
広東や飲茶かと思いきや、四川料理。
いま広州では他の地域の料理が流行ってるらしい。 -
沢山頼んでくれた
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白身魚の四川風揚げ鍋。
麻と辣で美味しい。
魚の身はちょっと固め。 -
ホタテ風味の春雨の炒めもの
セロリの味がする茎野菜の炒め
タケノコの花椒炒め
ローストチキン
つみれのスープ
など -
広州は今、中国各地から人が流入してて建設ラッシュ。治安もさらに悪化してるとか。
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一日の仕事を終えて、コーディネーターさんと一緒におすすめのエリアへ。
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レトロでおしゃれなアパートメント
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旧宅を改築したレストラン
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レトロな建物にはレトロな自転車が似合う!
住んでる人はそういうつもりはないだろうけど。 -
だんだん日も暮れてきた19時
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チベット料理をいただく!
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レストラン、喜馬拉雅(ヒマラヤ)へ。
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文字が浮かび上がる照明をよく見かけた。
空港でも多用されていたので、流行っているのだろうな。 -
まずはチベットビールで乾杯!
フルーティーなラガーで飲みやすい。 -
漢方の黒いスープ。
なにやら丸い野菜のようなもの。 -
いろんな漢方薬草と真っ黒い烏骨鶏の足!
お味はバクテーなんかよりもかなり濃厚な漢方。何にかは分からないが、とにかく効きそう。 -
羊肉のロースト。
臭みもなく、柔らか。絶品! -
牛肉のモモ。台湾人のコーディネーターは小籠包だと思ったようでクセのある味に驚いていた。
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突如として爆音でショータイムスタート。
チベット語の歌とダンス。
ワインを頼んで二人で異国女子会。 -
タクシーにてホテルへ帰る途中。
夜の広州駅に統一祖国の文字が浮かぶ。 -
翌日。曇り時々小雨。半袖でも過ごせる。
帰りの便まで少々空くので散策することに。 -
珠江新城駅付近。
広大な土地にビルがそびえ立つ。
こんなに土地あるなら高層にしなくてもよいのでは?と思うぐらいゆとりある建て方。 -
霧に霞む、広州タワー。
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警察官に道を聞き、指を指された方向にあてどなく歩いてきたが、なんとかお目当ての広東博物館を見つけた!
パスポートを提示して、無料でエントリー。
ロッカーも無料で貸してくれた。 -
建物は4階まであって、広州の歴史や文化の展示、土器や陶器の展示、扇子の展示、硯の展示など部屋ごとにコンセプトが別れていて観やすい。
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今までは壺や器の類いは全く良さが分からなかったが、日本民藝館へ行き、そのあとに柳宗悦の本を読んだからか、なんとなく良さが分かったような気がする。いゃ、またまだ奥が深い。
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たくさんの白磁。高そう。
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かわいい。
デスクに欲しい。 -
可愛い!
デスクに欲しい、パート2。
なんだ、枕かー。 -
奥さん、この蛤、美味しいよ~。
どうだい?3個で800円!
にしか見えない。
所詮、私のセンスはこんなものだ。
駆け足で巡ったので注釈もほぼ見なかった… -
珠江新城駅から空港までは3号線で一本。
地下鉄は分かりやすかった。
ただ自動券売機も英語の併記は無いので漢字でたどるしかない。 -
空港でランチ。
排骨拉麺を頼んだが、思ったのと違った。
麺がインスタントみたいな感じなのに800円程した。中国はなかなか食費が高いな、と感じた。 -
帰りはやはり中国南方航空。
行きと違いナローボディの小さめ飛行機。
各座席にモニターは無く、頭上モニター。
ただシートピッチはやはり広い。 -
機内食はビーフにした。
牛丼だった。これまた可もなく不可もなく。
付け合わせの蕎麦はそうめんみたいなゆるゆる食感。 -
途中、モニターが降りてきて映画を上映した。
行きに観た映画、パッドマン。
またもや真剣に観てしまった。
8割りがた乗客は中国の団体観光客だったが、みんな映画などそっちのけ。
これから向かう日本という観光地に向けて、楽しい空の旅をおしゃべりしたり大笑いしたり、座席に立ったり通路を塞いだり大騒ぎしながらそれぞれにエンジョイしていた。
こんなことで驚いていては日本人は太刀打ちできんな。
中国4000年と三國志の歴史から脈々と受け継がれる大陸文化に怯んでいてはこの先一足飛びで抜かされてしまう。主張しない穏やかで奥ゆかしい日本人、それはそれでよいが、たまにはほんの少しこのハートの強さと熱さを見習ってみよう、と思った中国出張でした。
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