2018/12/10 - 2018/12/20
157位(同エリア387件中)
ぱせりさん
寒い時期の旅行は荷物も多くなるし、歩きまわるのも億劫だなぁ、と敬遠していましたが、一度は観るべきだ、という強い勧めもあり、ドイツとフランス・アルザス地方のクリスマスマーケットを巡る旅に行ってきました。
旅行の途中で、ストラスブールのクリスマスマーケットでのテロのニュースが入り、慌てる場面もありました。また、ホテルで備品を壊してしまったり、予定の電車に乗り遅れたり、といろいろありましたが、振り返れば、クリスマスマーケットは一度は訪れるべきだ、と強くお勧めできる楽しい旅でした。
2018年12月10日 関西国際空港からフランクフルトへ
11日 ニュルンベルク
12日 ローテンブルク
13日 ヴュルツブルク
14日 フランクフルト
15日 マインツ
16日 コルマール、カイゼルベルグ、リクヴィル
17日 エギスハイム
18日 ストラスブール
19日 フランクフルト
20日 帰国
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本場のクリスマスマーケットを訪ねる旅の3日目。
ニュルンベルクから列車で1時間足らずの町、ヴュルツブルクに移動。
駅前広場はトラムの乗り場になっている。クリスマス仕様の車両が停まっていて、ちょっと嬉しくなる。 -
トラムは5系統あり、いろいろな色のラッピング車両がひっきりなしに走っている。これを撮るのを目的に訪れる人もいるのではないかと思えてくる。
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駅からまっすぐ伸びる大通りを100mほど歩いたところにあるユリウスシュピタール(Juliusspital)
1576年にヴュルツブルクの司教によって設立されたとある。シュピタールとは貧しい人や老人のための病院施設のことで、その運営資金を確保するためにワイン造りが行われたようだ。ユリウスシュピタールは今もヴュルツブルクを代表するワイナリーだが、その一角がレストランになっていて、ここでランチをとるつもり。 -
ユリウスシュピタールの中庭をブラブラして、お腹が空くのを待つ。
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WEINSTUBEN、ワインバーとなっているけど、11時開店のしっかりしたレストラン。
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ポテトのお団子が付け合わせ。
レストランは結構広い。いくつかの部屋に分かれていて、奥の方から大勢の楽しげな声が聞こえてくる。この部屋は天井が高く、ちょっと暗いため、テーブルにはキャンドルが灯されている。スタッフもフレンドリー。ゆったりと、ランチが楽しめた。ユリウスシュピタール醸造所 建造物
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最初に向かったのは、世界遺産のバロック建築、レジデンツ。広角レンズじゃないと全景が撮れない。幅167mとあるから赤坂迎賓館より大きい。
領主だった司教の宮殿で、吹き抜けの階段スペースの天井に描かれた壮大なフレスコ画やロココ様式の内装等、見どころ満載だけど、撮影はNG。 -
残念ながら、ここも第2次大戦で破壊されており、300を超えるという部屋のうちには、調度品もなく、ただの空間となっているところもあった。
とはいえ、温かい時期であれば、この建物の裏に広がる庭も楽しめる。英語によるガイドツアーも催されているようだし、ゆっくり訪れるべき観光スポットといえそうだ。 -
レジデンツからマイン川対岸のマリエンベルク要塞へのバスが正面広場からでているということなので、バス停を探したが見つからない。レジデンツの受付とかで訊いてくればよかったのだが、もともと運行本数が少ないということもあり、あっさり諦めて、クリスマスマーケットを目指す。
これは、ノイミュンスター教会。不思議なデザインだ。ベースは11世紀のロマネスク様式だそうだが、新築感があるからか、教会という感じがしない。 -
クリスマスマーケットの会場、マルクト広場。レジデンツから歩いて15分くらいか。旧市街は狭い。300m四方という感じかな。とても、あんなレジデンツのような建物が作れた町とは思えない。
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背景は、聖母マリア礼拝堂(Marienkapelle)。
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礼拝堂では、毎週、戦争と空爆の犠牲者追悼の集いが行われているとか。空爆で街の街の中心部の 90%近くが破壊されたそうだ。
新築感があって変だ、とかのんきなこと言ってる場合ではなかった。 -
また、変わった建物が...
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ファルケンハウス(鷹の家)と呼ばれるこの建物は18世紀の建設で、当時流行のロココ様式。屋根の上で羽根を広げているのは、鷹らしい。
観光案内所は、この建物にある。 -
クリスマスタワー。日本では、あまり見ないけど、こちらでは、クリスマスツリーよりポピュラーみたいだ。
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家の模型。惹かれるんだよなあ...
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木の人形を売ってる。人形といっても、屋根にあるみたいなクリスマスに関係したものなんだろうけど、その方面、疎いもので...
そんなんで、クリスマスだといって浮かれるな!と言われそうな... -
Grödnertalっていうのは、イタリア北部、木彫りの工芸品の産地らしい。本場で仕入れた物、メイドインチャイナではないと言ってるわけ
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いかにも、だな。
マーケットの中に作られた店。
やっぱし、ケーテ ウォルファルト (Kathe Wohlfahrt)だ。昨日、ローテンブルクの本店に行ったばかりだから、パスかな。 -
いかにも、だよなあ
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楽しそうだな...
やっぱし、入ってみよう -
クリスマスマーケットの近く、マイン川に架かるアルテマイン橋。
橋の両側にはヴュルツブルクにゆかりのある12人の聖人の像が並び、対岸の丘の上には司教の館だったマリエンベルク要塞が見える。 -
誰だろう?
さりげなく、マリエンベルク要塞を入れて撮っておこう。 -
誰だろう?
さりげなく、大聖堂を入れて撮っておこう。 -
橋のたもとにワインバーがあるので、橋の上は、ワイングラス片手に幸せそうな人で、いっぱい。
川の流れと街を囲むワイン畑、ライトアップされる要塞を眺めながら橋の上でのむワインは贅沢な1杯。
って、無理に韻を踏んだが、実際のところ、橋の上が人でいっぱいになるのは、暖かくなってからだろうね。 -
ランチで入った店。0時まで開いているらしい。
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暗くなると、マリエンベルク要塞はライトアップされる。
川面に映る明かりがきれいだが、川縁の遊歩道は真っ暗で人通りも少なく、ちょっと怖い。ちゃっちゃと撮ってホテルに戻ろう。 -
と、ホテルで大失敗!写真の机に大きな深いキズをつけてしまった。冷蔵庫なども組み込まれ壁にしっかり固定されている。高くつきそう…
フロントに連絡したが、やってきたお姉さんは、明日、メンテナンス担当者が見ないとどうするか分からないと言う。
とりあえず、旅行保険をかけていたので、緊急連絡先に電話。日本は夜明け前だが、すぐに若い男性の声。状況を説明すると、落ち着いた口調で、保険で補えるので、損害の状況が分かるように写真を撮ること、お金を支払ったら領収書をとること等、とりあえずすべきことを簡潔に教えてくれた。やるべきことが分かり、落ち着くとこができた。
翌朝、メンテナンス担当者から、天板を取り替える必要があるがコンセントが組み込まれていて面倒だ等、説明を受ける。支配人と経理担当?がやってたが、支配人はにこやかに泊まってくれてありがとうと握手、経理担当?はニコリともせず弁償してもらうことになるから後で渡す書類にサインしてくれと言う。みごとに陰と陽のコンビだ。損害を与える原因となった行為等が手際よく纏められた、弁済を約束する文書にサインしチェックアウト。ちなみにここまでのやりとりは英語。
帰国後、保険会社に改めて報告、今後の対応について指示を受ける。ホテルから請求書が郵送されてきたので、何度かメールをやりとりし、送金。入金が確認できた。また泊まりに来てね。とのメールを受け取り、ホテル側とは終了。
所定の書類等を保険会社に送付すると、確認の電話が1本あっただけでホテルに支払った金額と同額の保険金が受け取れた。さすがに、送金手数料は自腹だが、請求金額がかなりの額だったので海外旅行保険のありがたさがよく分かった。
皆さんも、でかけるときには海外旅行保険を忘れずに。
さて、明日はフランクフルトに戻ります。
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