ミャンマーでミングラバー（幸せになりますように）No.3 バガン編

2019/03/23 - 2019/03/24

No.2 インレー湖編では、以下の旅程について書きました。
▽3/22(金)　旅行2日目
　K7 828 RGN 12:45 - 13:55 HEH（ヤンゴン～ヘーホー）
　◎ノボテル インレー レイク ミャットミン ホテル 泊
▽3/23(土)　旅行3日目
　★インレー湖観光（サラトラベル）
　7Y 241 HEH 17:10 - 18:30 NYU（ヘーホー出発）

No.3 バガン編では、以下の旅程について書いていきます。
▽3/23(土)　旅行3日目
　7Y 241 HEH 17:10 - 18:30 NYU（ヘーホー～マンダレー経由～ニャウンウー）
　◎バガン ティリピセヤ サンクチュアリ リゾート 泊
▽3/24(日)　旅行4日目
　★バガン・ポッパ山観光（サラトラベル）
　◎バガン ティリピセヤ サンクチュアリ リゾート 泊

エリア バガン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 利用旅行会社: Agoda

☆ヘーホーからバガン移動と観光
▽3/23(土)　旅行3日目
ヘーホー空港を飛び立ち、シートベルト着用サインが消えました。この便は、ヘーホーからマンダレーを経由してバガン（ニャウンウー）までです。フライト時間はそれぞれ35分です。そのため機内サービスは、バンコクで作られている「ピザキャンディー」のみです。一体、どんなキャンディーでしょうか？

ヘホ空港 (HEH) 空港

封を切ると、カットされたピザ風のキャンデーが出てきました。なるほど、そおゆうことね。そして味は、レモンティーだと思うのですが、袋にはタマリンドと書かれています。タマリンドだと言われれば、まあそうとも思える微妙な味でした。

経由地のマンダレーに到着しました。乗客の大半が降り、残ったのは私を含めて2人だけでした。暫くすると、中国人の団体客など20人ぐらいが乗り込んできて、バガン（ニャウンウー）へ向け出発しました。

マンダレー国際空港 (MDL) 空港

この経路でも、ピザキャンディーのサービスがありました。緑色の袋を取ると、袋にはマンゴー味と書いてあり、青マンゴーの絵が描かれていました。でも舐めると、メロン味でした。

約20分遅れで、バガン（ニャウンウー）に到着しました。

ニャウンウー空港 (パガン空港) (NYU) 空港

バスに乗りましたが、1分位で建物に到着しました。

預けた荷物は5分ぐらいで出てきました。到着時のイミグレはありませんでした。

空港の出口でドライバーさんと合流。ホテルへ向かいます。道路の脇にはいくつも遺跡がライトアップされていますが、心霊写真のようにしか写真が撮れません。ドライバーさんからは翌日の予定を尋ねられましたが、ツアーを予約済みだと返答すると、残念そうにしていました。

バガンで2泊する バガン ティリピセヤ サンクチュアリ リゾート に到着しました（写真は後日撮影したものです）。

バガン ティリピセヤ サンクチュアリ リゾート ホテル

ミントティを飲みながら、チェックインをします。チェックインが終わったら、すぐに部屋に案内されました。私の予約した部屋はデラックスリバービューです。レセプションから私の部屋まで歩く間に、暗くて川は見えないのですが、川まで距離があることだけは分かりました。

物を運んでくれたベルマンに部屋の説明を受け、落ち着いたところで避難経路が描かれた敷地図を確認します。

黄色い線が描かれた(3)が私の部屋のある平屋のビラです。このビラは4分割されていて、川側と庭側にそれぞれ2部屋ずつあります。そして、割り当てられた部屋は、私の印象では「デラックスリバービュー」ではなく「パーシャルリバービュー」なので、レセプションに戻り、部屋を間違えていないか確認したところ「今は夜なので暗くて見えませんが、朝になれば綺麗な川の景色がご覧になれます」といった回答でした。間違えていないのであれば、仕方ありません。でも、朝になって部屋から川の景色を見ましたが、私としては「パーシャルシービュー」という表現が妥当ではないかと思える景観でした。部屋の名称が、誇大広告ぎみのようです。

では、部屋の様子を紹介します。部屋の構成は、ベッドルーム+バスルームです。ベッドは大きめの1台で希望を出しておきました。

クローゼット、冷蔵庫、セイフティボックスはコンパクトにまとまっています。

寝室の玄関側ですが、今時としてはテレビがやや小さいかもしれません。

洗面所は広くありません。日本のビジネスホテルぐらいです。

バスタブ、トイレ、洗面室は同じ部屋です。作りは日系オーナーの影響なのか、なんとなくビジネスホテルを思い出してしまいました。

お湯は熱いのが出ますし、水圧もしっかりしています。バスタブはやや浅いのが残念。また、シャワーカーテンが昭和のビジネスホテルっぽいのはどうにかならないかなぁ。

お風呂にお湯を張るとこんな感じです。

お風呂上りは、ビールと行きたいところですが、先に洗濯を済ませます。

バーでタイガービール。他にお客はおらず、貸し切りでした。

つまみは、フレンチフライ。こちらのバーは、夕方にハッピータイムがあるほか、ラストオーダーの1時間前、21:30～22:30はウイスキーとブランデーが20%引きとなります。この時、21時20分ぐらいだったので、ビールを飲み終えたら、ウイスキーを飲もうと考えていたのですが…。

21時40分位に周りを見渡すと、スタッフの姿がありません。どうやら客が居るのに帰ったようです。なんだかしらけた気分になったので、レストランで会計を済ませました。飲み足りないまま部屋に戻ったので、スーツケースからバーボンを引っ張り出して飲み直しました。明日はいいことが有りますように。おやすみなさい。

▽3/24(日)　旅行4日目
ミングラバー（おはようございます）。この日は5時15分にホテルを出発して、サンライズを見に行きます。

4時半に起床して、空の様子を確認します。月が見えているので、サンライズが見える可能性はまずまずありそうです。

出発5分位前にレセプションに行くと、気球の送迎バスは来ていましたが、私のガイドさんはまだ来ていませんでした。少しするとこの車と入れ替わりで、ガイドのイェーさんがやって来ました。「おはようございます。今日は1日よろしくお願いします」。イェーさんからは、サンライズを見たい場所は決めてありますか、と尋ねられましたが、私は特になかったのでガイドさんにおまかせすることにしました。

そして、イェーさんのお勧めスポットに到着です。東側の景色です。

西側は、こんな感じです。グーグルマップで場所を確認すると、サンセットのビューポイントとして掲載されており、地球の歩き方2019～20では、P141でスラマニ・ポンドの丘として紹介されていました。私たちが日の出を待っていると、関西弁の男性3人組とミャンマー女性3人組が丘に上がってきました。

暫くすると、空が赤くなってきました。でも、地平線の近くは赤くなっていないので霞んでいるようです。

南東の方向には、小さなパゴダが沢山あります。

西側には大きなパゴダが2つ見えるので、サンセットが見れればかなり綺麗なんだろうなあ、などと考えながら、太陽が昇るのを待ちます。

北側ではバルーンが上がってきました。

太陽が昇ってきました。予想通り、地平線辺りには霞があって、少し上側まで昇ったところで見えてきました。

レンズを少しズームにしてみます。

更にズームを強くしてサンライズを撮影。

バルーンも高い所まで上がってきています。

水平線から昇る太陽は拝めませんでしたが、またバガンへ来る理由ができたと思いながら、ホテルへ戻ります。

ホテルに到着し、部屋に戻る途中で、太陽とバルーンを見ることができました。

私が宿泊している部屋のテラスから、どんな感じでエーヤワディー川が見えるのか、一応紹介しておきます。

この景観がこのホテルでは「デラックスリバービュー」と名付けられています。霞が取れて、青い空が出ても、見える川の面積は変わらないですからねぇ…。

朝食です。前日の朝、インレー湖で食べ過ぎた反省から控えめにしています。

フライドエッグはオーバーハードで注文したのですが、かなりしっかり焼かれて出されました。

消化促進と運動を兼ねて、敷地内を散策します。プールは広いです。ただし、部屋に水着を干すような物が準備されていないので、部屋のデッキチェアの辺りに干すことになるのが、私の感覚としては残念です。

2人か3人は座れそうなブランコ。もうちょっと高い所から吊ったほうがデザイン的には綺麗だと思うのは私だけでしょうか。

大きな木には、リスが住んでいます。部屋に戻って、洗濯物などを取り込んで、9時出発でバガンとポッパ山観光に向かいます。

まずは、シュエジーゴンパゴダです。

シュエジゴン パゴダ 寺院・教会

シュエジーゴンパゴダは1000年近く前に建設され、ヤンゴンのシュエダゴンパゴダのモデルにもなっています。ここを見たときは、大きいと感じたのですが、ヤンゴンでシュエダゴンパゴダを見てしまうと、その大きさを感じなくなるような気がします。観光する順番としては、バガンを先にして、ヤンゴンを後にした方が、感動が2度来るような気がします。

東西南北の4カ所には仏像が配置されており、こちらがシュエジーゴンパゴダが作られた時から残っている仏像だそうです。この仏像がある方角は西だったような記憶がありますが、自信はありません。

先ほどの仏像がある場所からすぐ近くにある南寄りの階段を上がると、お釈迦様の守り神がまつられています。手前が王様で、後ろが王様より先に亡くなったものの神様としての位が高くなった王子です。お札を写真に映っている女性に渡すと、鉢巻に刺しやすくなるように折ってくれますので、私も少額ですが鉢巻にお賽銭を刺させてもらいました。

続いては、ポッパ山へ向かう途中で、シュロの樹液から砂糖と酒を造っている所へ寄りました。お酒は美味しければ買ってもいいかな、と思っていたのですが、匂いがきつく、パスしました。

店のお母さんがタナカを塗っていたので、私もお願いしてみました。タナカを塗って乾くと肌がつっぱる感じがしますが、汗をかいて流れたのか、私の顔は白くなりませんでした。後日、ゴールデンロックのガイドさんが教えてくれましたが、タナカを擦るのは樹皮の部分だけで、芯の木の部分は使わないそうです。この写真をよく見ると、樹皮は残っていませんので、観光客向けに薄いタナカになっているようです。

ポッパ山のビューポイントにやってきました。ガイドさんからは、階段が800段以上あるため、山頂まで登るかどうかの確認がありました。この日は霞が多く、山頂からの景観は期待できない、とのことでした。

旅行に出発する1ヵ月位前ですが、休日出勤した時に計画停電があってエレベータが停まったため、1階から14階まで歩いたのですが、かなり息が上がったことを思い出しました。気温も高いので、登頂はしないことを決めました。

ポッパ山登頂は徒歩になりますが、往復で約1時間かかるそうです。その時間を使って、ポッパマウンテンリゾートへ移動して、先ほどとは異なる角度からポッパ山の景色を楽しむことにしました。

ポパ マウンテン リゾート ホテル

ホテルの敷地に入ったので、ソフトドリンクかビールなどを飲んでお金を落とすことにしました。

暑いので、ビールと春巻きを注文しました。

ホテルを後にして、本来の昼食場所であるヤンゴンレストランにやってきました。1品目は、ガイドのイェーさんお勧めの生エビにニンニクとパクチー、唐辛子を混ぜたソースをかけたものです。辛さは控えめにしてもらいました。香辛料が強いので生臭くはないですが、辛いです。

レストラン ヤンゴン 地元の料理

2品目は、フライドヌードル。3品目は、ピーナツと茶葉などをあえたサラダです。ビルマ族の料理が出されましたが、ミャンマー料理は脂っこい＝ビルマ族の料理なので、フライドヌードルはいまいちでした。サラダの方は、酢っぱ辛い味ですが、日本人が好んで食べる味とは違いました。ここは料理が出てくるのが遅く、2時間半近く居たような気がします。ビールは2人で4本飲んだので、完璧にビール腹になってしまいました。この時、仏教のことや戦争のこと、お互いの人生観などについて、日本語でミャンマーの人と沢山話せたし、意見交換できたことは、とても貴重な体験になり、旅の酔い？思い出になりました。ただし、バガンに戻ってから観光する予定だったアーナンダ寺院には行かないことにしました。

帰りにもう1度、朝寄ったシュロ酒を扱う店に来て、蜂蜜を混ぜると飲みやすいというので試しましたが、まだ匂いがきついのでいらない、と言ったのですが、イェーさんがプレゼントするというので、気持ちを受け取る意味で、持ちかえることにしました。

ホテルに一旦戻って1時間休憩し、17時15分発でサンセットリバークルーズに出かけます。

船着場の近くで、ビールのつまみを買います。まずは、青マンゴー。青リンゴの甘さを抑えたような味で、結構うまいです。つまみにするには、塩と唐辛子を混ぜたパウダーをまぶして食べます。最初にしょっぱい味がきて、後から辛みがきます。

もう1品は、玉ねぎのフライです。こちらはカリっとあがっており、油も十分切れていて、玉ねぎの甘さが強く、とても美味しかったです。

船に乗り込んだら、さっそく宴会が始まります。なお、他のサンセットクルーズ船ではビールを飲んでいる人はいませんので、生まれも育ちもバガンのイェーさんならではのボートビアガーデンなのかもしれません。

乾杯が終わったら、出航です。

船着場の近くにあるプーパゴダが見えます。

玉ねぎのフライがめっちゃ旨いので、ビールがすすみます。

エーヤワディー川から眺めるとても美しいサンセットに、改めて乾杯です。

ほかの船に乗った人達もそれぞれにサンセットを楽しんでいます。

絵になるカップル。

西側には山があるので、地平線に沈む太陽は見ることができません。

静かに太陽が沈んでいきました。今日も素敵な眺めを楽しんだので、船着場へ戻ります。

船を出してる店でイェーさんがもう1本だけビールを飲むというので、付き合うことに。今日何本目のビールか分からなくなりました。最後にイェーさんの名刺をもらい、またバガンで会おうと約束しました。

ホテルに戻ってきて、ようやく呑んべーから解放されました。アルコールが入っていますが、沢山汗をかいたのでお風呂に入ることにしました。お風呂から上がると、汗がなかなかひかないのでエアコンを強めにしたのですが、気付いたらベッドの上で寝ていました。この失敗で、旅行後半は喉がやられた状態になってしまいました。

旅行記「ミャンマーでミングラバー（幸せになりますように）No.3 バガン編」はここまです。「No.4 ガパリ編」へ続きます。

バガン ティリピセヤ サンクチュアリ リゾート ホテル