2019/03/26 - 2019/03/26
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entetsuさん
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以前ツアーに参加した「 商連かながわ」からDMで、(一財)横浜市交通局協力会旅行センター主催、横浜銀行後援の「地域をつなぐ架け橋ツアー」なる企画を紹介されました。
神奈川宿歴史街道~横浜市中央卸売市場までウォーキング、貸切りバスに乗って、中華街(ランチ)~三渓園~横浜港へというなかなか魅力あるプラン。価格も@5,900円と手頃。
私どもは鶴見区在住で、同じ横浜市に住みながら殆ど横浜(ど真ん中の横浜)を知らない。
是非行こう、ということで日帰りツアーに行ってきました。
公益社団法人「商連かながわ」は、旧:神奈川県商店街連合会といい、1952年(昭和27年)6月11日 創立され、1970年(昭和45年)4月1日に社団法人化されました。商店街の活性化のために事業の1つとして「商店街を巡る商店街ツアー」を実施されています。
http://shotengai-kanagawa.com/
※以前参加した「 商連かながわ」さん主催ツアーの旅行記
・商連かながわ主催「寒川神社と街を ちょい体験~さむかわ商店街ツアー」
https://4travel.jp/travelogue/11081383
・商連かながわが企画した、「川崎大師商店街ツアー」に行ってみた~。
https://4travel.jp/travelogue/10942317
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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イチオシ
(一財)横浜市交通局協力会は、昭和47年12月14日に(財)横浜市交通局協力会として設立され、同月16日から横浜市営地下鉄の開業にあわせて業務を開始。平成24年4月1日に(一財)横浜市交通局協力会に移行しました。
その協力会の一部門が旅行センター。
なかなか工夫されたツアーが企画されています。
http://www.ryoko.yokohama/
今回はこちら(一財)横浜市交通局協力会主催、横浜銀行が後援というツアーです。
途中まではウォーキング、途中からは貸し切りバスでの移動という変則パターンです。 -
集合は、JR京浜東北線「東神奈川」駅に8:50。
午前中は少し雨との天気予報です。
京浜急行「仲木戸」駅とこの駅は陸橋で結ばれていて、そこを通ると1分もかからないで駅間を行き来することができました。京急線に住む横浜市民である私ですが、知らなかった・・・。東神奈川駅 駅
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東神奈川駅に全員揃い、9:00頃スタートしました。
これは、京浜急行「仲木戸」駅。
駅名は、「江戸時代に、将軍が京都へ行く時や鷹狩りをする時などに利用する『御殿』と呼ばれた宿泊施設があり、この神奈川宿にも、『神奈川御殿』というものがありました。そして、御殿を警護する目的で、周りを囲んでいた木の板が『仲木戸』と呼ばれていたことに由来します。
京急本社は、仲木戸駅が、JR東神奈川駅と隣接していながら、駅名が異なることで乗り換え可能な駅として利用者に十分に認知されていないことから、「京急」を冠したうえで「京急東神奈川駅」とし、乗り間違いを防ぎつつ利便性を高めこととし、2020年3月に駅名を変更することを発表しています。
同じく、「花月園前」駅は、かつて東洋一の遊園地として、その後は競輪場としてにぎわいを見せた「花月園」が2010年に閉場したことや、駅から徒歩7分で、曹洞宗大本山として全国に知られている「總持寺」を駅名に入れて「花月総持寺駅」とし、地域活性化につなげること理由として駅名が変更されます。
2020年3月に駅名が変更されます by entetsuさん京急東神奈川駅 駅
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イチオシ
最初の訪問先は「金蔵院 」。
真言宗智山派の寺院です。源頼朝が戦勝を祈願したとも、徳川家康も宿泊休息所としていたといいます by entetsuさん金蔵院 寺・神社・教会
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こちらは、神奈川宿内で最古の寺院と言われ、1087年(寛治元年)堀河天皇の命を受け勝覚法印が開創した勅願寺と伝わります。
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また、源頼朝が戦勝を祈願したとも言われています。
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更に、徳川家康も宿泊休息所としていたといいます。
家康が出立の際、境内の紅梅を愛で一枝を折って持ち帰ったといわれ、家康公「お手折りの梅」と有名になり、以来住職は毎年1月に紅梅一枝を江戸城に献上していたといわれております。
今は花の時期は終わりましたが、立派な梅の木が植えられていますが、これは三代目の紅梅とのこと。 -
境内に綺麗なしだれ桜もありました。
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次にやって来たのは「熊野神社」です。
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イチオシ
熊野神社は、平安時代に紀伊国の熊野権現を分祀したといわれ、昔は権現山(現 幸ヶ谷公園)にありました。
幸ヶ谷公園は京急「神奈川」駅近くにある高台で、花見の名所です。平安時代に紀伊国の熊野権現を分祀したといわれます by entetsuさん熊野神社 (東神奈川) 寺・神社・教会
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江戸時代中期になって先ほど見てきた「金蔵院」の境内に移転しましたが、その後、明治初めの神仏分離令により金蔵院から分離しました。
境内には、1868年(慶応4年)の神奈川大火、昭和20年5月の大空襲の大火を生き抜いた「火伏の銀杏」と呼ばれる大銀杏があります。 -
2m近いこちらの「狛犬」は、1853年(嘉永6年)、鶴見村の石工・飯島吉六が造り上げた狛犬で、1855年(安政2年)の安政大地震、1923年(大正12年)の関東大震災、1945(昭和20年)の横浜大空襲と、3度に渡り台座から落ち傷だらけになりながらも、氏子が修復を行い残された狛犬です。
さらに戦後、神社境内がGHQに接収される事となり、米兵がブルドーザーで乗り付け、狛犬を京急の線路まで運んで土手に埋めてしまったと伝わっています。
幸か不幸か、狛犬の耳が土の中から出ていて、氏子は通る度に手を合わせていた中、それを見かねた氏子によって、掘り起こされ、当社仮殿の前に置かれたと言われます。 -
「高札場」。
幕府の法度や掟を記した木札を掲示した施設で、神奈川宿の中心付近だった「滝の橋」のたもとにありました。
これは、神奈川宿本陣の石井家文書をもとに神奈川地区センター前に復元したもので、横5m、高さ3.5m、奥行1.5mと大きなものです。神奈川地区センター前にありますが、もとは「滝の橋」のたもとにありました by entetsuさん高札場 名所・史跡
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これが、「神奈川地区センター」です。
神奈川区によって、歴史や伝説を残す要所にガイドパネルを設け道づくりと景観整備を行い、区のルーツを訪ね歩くことができます by entetsuさん神奈川宿歴史の道 名所・史跡
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続いては「成仏寺」。
正覚山法雨院といい、浄土宗のお寺です。正覚山法雨院といい、浄土宗のお寺です。境内には「涙石」と呼ばれる不思議な形の石があります。 by entetsuさん成仏寺 寺・神社・教会
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1854年(嘉永7年)、横浜で行われた日米和親条約交渉の全権委員・林大学頭の宿舎になり、日本開国の最前線基地でした。
開港3か月後にはアメリカ人宣教医・ヘボンが来日し、その宿舎となります。2週間後にブラウンとシモンズも来て、ヘボンは本堂に、ブラウンは庫裡に、シモンズは宗興寺に住んだといいます。
日本で初めて日曜礼拝も行なわれ、領事館員、商館員、水兵、船員が参加して、この寺から讃美歌が聞こえてきたそうです。浄土宗「成仏寺」の門脇に記念碑があります。 by entetsuさん外国宣教師宿舎跡碑 名所・史跡
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境内に、「涙石」と呼ばれる不思議な形の石があります。
これは、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が腰を下ろし、過ぎし日を偲んで涙を流したという伝説が残る石です。潮が満ちてくると湿気を含み、表面が濡れてくるとのことです。石の表面の無数の筋は、浦島太郎が今でも流し続ける涙の跡なのかもしれません。 -
次に訪れたのは、別名「浦島寺」とも呼ばれる「慶運寺」。
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石碑には「浦島観世音 浦島寺」とあります。
浄土宗知恩院派の寺院であり、、開港時にはフランス領事館にあてられました。 by entetsuさん慶運寺 寺・神社・教会
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慶運寺は、吉祥山茅草院といい、浄土宗知恩院派の寺院です。
また、開港時にはフランス領事館にあてられました。
神奈川港開港当時には、この近辺には領事館として使える建物は寺院ぐらいしか無く、幕府からの要望で殆どの寺院がそのような施設として提供されたようです。 -
元は東神奈川の山側の浦島丘にあった「観福寿寺」に浦島伝説が伝わっていましたが、1868年(慶応4年)の大火で焼失したため、廃寺となります。
浦島観世音や石塔がこの寺に受け継がれ、慶運寺は浦島寺とよばれるようになりました。 -
本堂です。
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こちらが「浦島観世音堂」。
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ここには太郎が竜宮城へ行った際に乙姫からもらったとされる、観世音菩薩などが安置されています。
この写真中央が、観世音菩薩、右が太郎・左が乙姫です。
12年に一度、子年に御開帳されます。 -
土橋(どばし)です。
滝の川に架かる橋で、「昭和4年1月竣功」。 -
「神奈川の大井戸」。
宗興寺のすぐ脇に、「神奈川の大井戸」と呼ばれる井戸が復元されています。
この井戸は、江戸時代には東海道中の名井戸に数えられ、当時は宗興寺を「大井戸寺」と呼ぶほどであったといわれています。
徳川将軍や明治天皇が通行の際、この水が使われたといわれています。
また、この井戸の水の量が増えると翌日の天気が良くなるといわれ、街道を通る旅人に「お天気井戸」とも呼ばれていました。 -
こちらは、開塔山宗興寺といい曹洞宗のお寺。創建当初は真言宗のお寺でしたが、寛文年間(1596年~1615年)に曹洞宗に改宗して現在に至っています。
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アメリカ人のヘボン博士は、成仏寺を宿舎としながら宗興寺を施療所として6か月間で約3,500人の患者を無償で診療しました。
このヘボン博士は、「ヘボン式ローマ字」でよく知られ、日本で最初の和英辞典を完成し、聖書翻訳なども行いました。後に、明治学院を創設するなど、わが国の教育にも尽力した人です。
また、1859年(安政6年)ヘボンに半月遅れで婦人と共に来日したシモンズが宗興寺に住みました。シモンズは、横浜病院(後の十全病院、現横浜市大病院)医院長を勤め、横浜の近代医学の先駆者といわれています。「ヘボン式ローマ字」や日本で最初の和英辞典を完成したり、明治学院を創設するなど、多大な功績のあったヘボン博士の診療所跡です by entetsuさん宗興寺 寺・神社・教会
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滝の川に来ました。
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「滝の川」は、川幅5m程度の川で、川に沿って散策路が綺麗に整備されています。
「地域をつなぐ架け橋ツアー」で、神奈川宿を歩いた際通りました by entetsuさん滝の川せせらぎ緑道 名所・史跡
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先ほど見てきた「神奈川地区センター」近くに移設されていた「高札場」は、もともとこの橋のたもとにありました。
(一財)横浜市交通局協力会旅行センターの「地域をつなぐ架け橋ツアー」で歩いて来ました。 by entetsuさん神奈川宿 名所・史跡
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ここには、本陣跡の碑がありました。
神奈川宿は、東海道五十三次の日本橋を出て品川、川崎に次ぐ3番目の宿場です。神奈川町と青木町の二町からなり、両町の境には滝の川が流れていました。本陣が2つ旅籠が58ありました。
滝の川を挟んで、江戸側に神奈川本陣(石井本陣)、京都側に青木本陣(鈴木本陣)が置かれていました。日本橋から3番目の宿場「神奈川宿」には2つの本陣がありました by entetsuさん神奈川町本陣跡と青木町本陣跡の碑 名所・史跡
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横浜中央卸売市場が見えて来た!
「地域をつなぐ架け橋ツアー」で市場の職員さんが館内を案内してくれました by entetsuさん横浜市 中央卸売市場本場 名所・史跡
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直ぐ近くにあるツインタワーのマンション。
次男の嫁さんの実家がここにあります。
写真をラインで送ったら、「あれ、ユーは何故そこに?」(笑)。 -
キャッチフレーズ「横浜食文化の一丁目一番地」!
「横浜市中央卸売市場本場」は、1931年(昭和6年)に全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場として開設された横浜市の公営市場。
水産物部と青果部があって、青果卸棟と水産卸棟が、連絡通路で繋がっています。 -
今日は、特別にこのツアー限定で水産棟を見学させていただきます。
横浜市役所の職員さん(確か水産部)が、館内を案内してくれます。
なお、水産物部では毎月第1・第3土曜日の午前9時から午前11時まで市場を開放し、魚食普及の取組みとして、一般の方々との交流のための各種イベントを実施しています。 -
午前4時頃からセリが始まり、もうこの時間にはスッキリ、何にもありません。
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地産地消。
神奈川らしい地名。
小柴の穴子は絶品です。 -
模擬競りをやってくれました。
手やり(数字の数え方)だけ簡単に教わって・・・。
カランカラン、カラン~。 -
我々が仲卸人役になって、競っていきます。
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イチオシ
はい、100円!
はい、200円! 他には!? -
はい、700円!!
大きな声と凄い迫力、凄いスピードです。
イマイチ競り方がわかんなかったけど・・・。
良い経験でした。 -
仲卸棟にやって来ました。
ここは、仲卸店が小売り業者や料理屋に販売するエリア。
仲卸65店のうち、マグロ専門25店だそうです。
こちらもほぼ今日の分は売り切ってしまっているようでした。 -
一部、このように冷凍マグロが並んでいるところもありました。
今朝、さっきの場所で、さっきの要領で競った結果です。 -
これは市場で使用された発泡スチロールの再生工場。
ビニールに戻して、中国などに輸出するそうです。 -
場外市場に当たる部分。
商店や、食堂が並び、市場が開いている日はいつでも利用することが出来ます。 -
人気の食堂などもあって、一部行列がありました。
川島屋 グルメ・レストラン
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市場での見学を終えて、次の場所「横浜中央市場通り商店会」へ向かいます。
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続いてやって来たのは、横浜中央市場通り商店会の「蔦金商店」。
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こちらが海苔問屋の蔦金商店本店。
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こちらはお笑いタレントの出川哲朗さんのご実家なんです。
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ヤバイよ!ヤバイよ!
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テレビ東京系列で放送中の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の第一回目は、ここからスタートしたそうです。
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出川さんの顔写真を使った「元気のりのり」。
ここは、元は料理屋や寿司屋などの卸が主流でしたが、最近では小売りも増えてきたそうです。 -
この方が社長さん。出川哲朗さんのお兄さんです。
似てるっちゃ似てる。 -
海苔は色んな種類に分類されて、このような昔ながらのケースに入れられています。
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ウチは、海苔屋さんに来てるのに、日高産の昆布を買いました。
物はいいですね~。 -
元気のりのり~。
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社長さんの説明が終わって、買い物タイム~。
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続いてやって来たのは「ガトーよこはま 本店」。
羽田空港などにショップを持ち、「伝説のチーズケーキ」で有名なあの店の本店がこちらなんですね。絶品の「伝説のチーズケーキ」、試食でいただきました by entetsuさんガトーよこはま 本店 グルメ・レストラン
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初代のオーブンが喫茶コーナーに展示されていました。
ここから、貸切バスで中華街に向かいます。
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