2018/08/13 - 2018/08/13
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Make_HongKong_Free_Againさん
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この旅行記のスケジュール
2018/08/13
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その他での移動
レンタルバイクでパクセ→チャンパサック
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hong nang sida
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この旅行記スケジュールを元に
私にとって、『東南アジアの遺跡を歩く(高杉等著)」は東南アジア遺跡巡りのバイブル。
今回のチャンパーサックの情報は少なめ、だけど事前に計画立てるには問題なし。
細かい説明はロンプラが詳しかったから、こちらは見学先選びに活用。
こうしてできた計画は、最初にワットプーを目指し、お昼過ぎまでメコン川西岸を周遊、遅めの昼食を取りながらメコン川を渡って東岸のトモ遺跡を見学、そして東岸からパクセまで国道13号線が通っているので、そのまま北上して戻るというもの。
計画通りに進むことは稀、でも今回は完全に失敗でした。
要因として雨季で、そして世界遺産周辺以外は道路状況が悪いということ。
乾季に再チャレンジすることを心に決めました。
それでもワットプーでは仏足跡と、カンサ王を引き裂くクリシュナ神の彫刻を見つけることが最大の目標だったので、これを達成できたのは大満足です。
特にカンサ王を引き裂くクリシュナは、ネット上で探すと間違ったものが多かったので、実際に本物を目にすることが出来てよかったです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
雨季、湿度は100%だということはすぐに分かりました。
7時半の予定だが予約したバイクが来なかったのでちょっと待ちぼうけ。
気のいいおにいちゃんがようやく登場、合羽を着てホテルを8時前に出発しました。
パクセからチャンパーサックまでの道は舗装済で快適。
8時半過ぎにはワットプーに到着。
チケットを購入するが、駐輪料金が5,000キップと細かい、お釣りがないことがあるので事前に用意しておくといいかも。 -
入り口から参道手前まで電動カートが送ってくれました。
ワットプーの本殿は雲に隠れて見えません。 -
参道を歩いてゆくが、途中泥濘があり歩きにくかったです。
無印のスリッポンはもうビチョ濡れ。
ビーサンで来ればよかったと後悔したが、後々スリッポンに感謝でした。 -
保存状態が悪いが、階段の装飾も楽しめます。
下を見ずに、見上げながら本殿目指して昇っていきます。 -
とにかく天気がよかったらどんな景色が...
-
本殿到着、駐車場にバイクや車があったから先客がいるかと思ったが、清掃するため職員が先乗りしていたよう、なので実質一番乗り。
それでも昇ってくるとき見下ろすと観光客が見えたので、早く周って誰もいない状況を楽しみたい。 -
本殿正面から見ると、3つの入り口がある。
左右の入り口の脇には、それぞれ剣を持ったガーディアンがいます。 -
まずは正面真ん中の入り口から入っていくと、欄干に象に乗ったインドラ神の彫刻があります。
保存状態がすごくいい! -
本殿主祠堂の天井は壊れてないけれど、逆に採光の面ではいい感じ。
こちらの仏様は、後の時代に運び込まれたそう。
みんな、なんか特徴的なお顔をしています。 -
次は右側の入り口に向かいます。
入り口前には、ガーディアンが剣を携えてしっかり警備中。 -
正面からは見えなかったが、脇にはアプサラ像があります。
パッチリお目目に、ちょっと口角が上がった口元、なかなかのラオス美人ではないでしょうか。 -
右側入り口の欄干部分には、ガルーダに乗ったビシュヌ神。
4本の腕があるのでビシュヌ神だと分かります。
表情もくっきり見えます。 -
そして欄干のビシュヌ神の上にも彫刻が。
戦闘シーンなんだろうけど、なんか『鳥獣戯画』のような滑稽な感じでくすっとしてしまいます。 -
左側の入り口です。
右側のガーディアンがが立派なヒゲをたくわえていたのに、こちらのガーディアンはちょっと薄いひげがかろうじて見える感じ。 -
こちらも脇にアプサラ像があります。
右側のアプサラに比べて、こちらはちょっとつぶらな目で表情が寂しい感じです。 -
左側はちょび髭ガーディアンと寂しげなアプサラと少し残念ですが、見上げれば欄干には大蛇と戦うクリシュナ神。
腰から羽が生えていて、空を飛んでいるようにも見えます。 -
本殿の横側、南側の入り口に向かいました。
入り口の欄干にも立派な彫刻が施されてます。
でも、ここワットプー本殿で一番見たかったものは、ちょうどこの欄干の彫刻の後ろに隠れてました。
とにかくこの入り口をくぐって見上げてみます。 -
誰が見ても明らかに、カンサ王が引き裂かれてます!
ちょっと生々しい感じもします。
これを見つけるために、本殿を何周もしてしまいました。
捜し物が見つかるととてもうれしいものです。 -
本殿を満喫した後は周囲を散策。
道なりに歩いてゆくと、象の彫刻に出会いました。
せっかくの大きな岩なのだから、是非彫り進めていって本物の象みたいにしてもらいたかった。
この岩の裏側に道が続いていたが、途中で途切れがちになり、何もなさそうなのでUターンしました。 -
象の岩から林の中に入っていくと、蛇の彫刻発見。
蛇は階段の脇を飾るように見えます。
うろこも彫られていて、ちょっと気持ち悪いです。 -
蛇の石の近くにはワニの石がありました。
最初に見たとき、頭はどっちか分かりませんでした。
よくみると上の方は先細るようになっているから、多分尾なのでしょうか。
下の方が頭になると思うが、長い年月の風雨によってくぼみのようになってしまったのかも。 -
本殿近くまで戻ってきました。
今度は本殿裏側を散策しました。
こちらは多分ヒンドゥ教の3神ではないでしょうか。
中央は5つの顔(4面と上の1つ)を持つからシヴァ神、左は4面と4本の腕からブラフマー、残った右は4本腕のヴィシュヌ神で、上の右手に円盤状のものを持っているといった感じでしょうか。 -
本殿裏は崖になっていて、清水が流れています。
雨季で湿っている上、湧き水が流れているので周辺の足元はゆるくすべりがち。
ビーサンだととても危ない状況。
そんななか崖を右の方向に上っていってみると、仏足跡を発見しました。 -
意外と小さい仏足跡と象の彫刻。
足元がすべりやすかったが、両手両足四つんばいで慎重に昇ってきました。
さすがにここまで来る観光客は他にいませんでした。
後で地元のガイドに聞いたら
「やはり危険だから観光客を連れて行きにくい。見所は他にもまだまだあるから」 -
とりあえず頂上付近で見たいものはすべて見たので、下山開始。
昇ってくるときは極力見上げていたから気づかなかったが、足元の階段にきれいな装飾が残ってました。
昔は参拝者、現在は観光客の多くが昇るから、どんどん磨耗して模様が薄くなるはず。
それでもまだまだ装飾がきれいに残っているということは、建立当初は本当にはっきりと模様が見ることができたはず。 -
階段参道脇には手すりが残っていて、断面が見えます。
単に石を積んだだけでなく、崩れないよう凹凸で組み合わせていることが分かります。 -
階段脇の象は破損されたまま。
まだ建っているだけでも、十分がんばっているのかも。 -
ワットプーは単に山を中心に建立されたのではなく、山の壁面に石を積み重ねてしっかりとした段々を造っていることが見てとれます。
-
下まで降りてきて、脇の遺物も見学しました。
多分兵士の銅像だったのでしょうか、崩れてしまってます。 -
ヨニの残骸もありました。
多分どこかにヨニの穴に挿していた棒状のリンガがあるはずですが、見つけられませんでした。 -
ナンディ廟ですが、ナンディはいませんでした。
-
ナンディの代理が、近くで休んでました。
-
参道の左右に宮殿があり、保存状態がいい彫刻が残っていました。
なかなか見応えのある遺跡です。 -
ふもとの両宮殿は結構大きい。
所々に彫刻が残っているので、足元に気をつけながら見学。
細かいところも残っていて、保存状態はかなりいい。
でも彫刻の強烈さという意味では、やはり本殿の方が見応えがあります。 -
宮殿脇の草むらの中にも、あちこちにいろいろな彫刻が残されてました。
こちらはナーガの装飾ですが、どこにあったものでしょうか? -
はっきり言えば、今までチャンパサック遺跡は全く期待してませんでした。
カンボジアやミャンマー、インド方面の攻略を優先し、その合間にバンコクから二泊三日の小旅行でもいけるだろうと高を括っていました。
でもこうして遺跡を後にすると、後ろ髪を引かれる思いが強い。
ただ満足感で満たされる一方、雨が強くなってきました。
やはり雨季はつらいです。 -
次の目的地、ホンナーンシダ遺跡を目指して出発。
チャンパサック遺跡の外側を時計回りに周回するようにバイクを進めます。
ちょうど写真の右側にはチャンパサックの溜め池が広がっており、この目の前の突き当たりを左折していくのだが、ご覧の通りの水溜り。
この先ずっと、このようなぬかるみ地帯を20分近く走ることになりました。 -
途中、木の橋が2つあります。
橋の安全性も重要だが、橋の手前のぬかるみで体勢を崩して橋から落ちかねない。
かといって橋の迂回路は車の轍跡ででこぼこの上、泥だまりでどうなっているか視認出来ない。
とにかく慎重に進んでいくのみ。 -
遺跡に到着したが、門は閉まっている、というより常時こんな感じみたい。
ちょうど人(見回り?)がいたが、門前が駐輪スペースで右側の階段から入って行けとのことでした。 -
中に入ると立派な看板がありました。
でも右下に世界中で嫌われ者のしるし発見。
ちょうど3週間ほど前にラオス南部で設計不良・手抜き工事が原因でダム決壊が起きたばかり。
さてさて彼らの仕事ぶりはどんな感じでしょうか、ちょっと嫌な予感。 -
うーん、これで補修終わったってことでしょうか?
まぁ、安定のコリア品質といった感じかな。 -
後ろに回ればこんなかんじ。
建物の形跡がほとんどありません。 -
広場に放置された遺物の中に、小さなヨニ発見。
苦労して来たのにあんまり、残念すぎます。
こんな状況を見にわざわざきたとは...
これでまた来た道を戻るなんて悲しすぎます。 -
修復せず、とりあえず並べました、ということですか?
ずっと降り続く雨が、私の心境を表しているよう。
気持ちの切り替えが難しかったが、計画ではこの後メコン川を渡って東岸に向かう予定でした。
しかし思ったより道路状況が悪すぎました。
特に東岸はロンプラで『rough tracks; difficult in wet season』とまで書かれていて、今のこの状況以上だと思うがどれほどかは想像できず。
計画はここで断念、パクセに戻ることにしました。 -
泥沼地帯を抜けてチャンパサックの街を出てしまえば、幹線道路は完全舗装済。
本来なら快適なツーリングだが、あいにく雨足が強くなってきました。
それでもパクセに戻ってから、遅めの昼食。
夕食はしっかりご飯を取りたかったので、軽く麺類をいただきました。
食べたらホテルに戻って休息です。 -
今夜もまた屋台を訪問。
手羽元やレバーなど選んで焼いてもらう。
英語は通じないうえ、こちらもラオス語は分からないので、値段を確認しようがない。
とりあえずポケットから札束を出して50,000キップ渡そうとすると、別の20,000キップ紙幣と細かいお札を取っていきました。
大体300円くらいだけど、そもそも串の長さが30センチ近い。
その串に手羽元や砂肝、レバーが5,6個挟まっていて、全部で6本買ったのでコスパはとてもいい。
袋から砂肝を取り出し、食べ歩きながらレストランへ向かいました。 -
国道沿いのダオリンに入りました。
昼食も遅かったし、ビールのおつまみを購入済みだけど、結局お肉。
カオニャオを軽くつまみ、真ん中のくぼみでお肉を掬うようにして食べていきました。
ちょっとピリ辛な味付けともち米の食感がいい感じ。
カオニャオの入れ物が気になりました。
翌日パークソンへ向かう途中の村々で作っているはずだから立ち寄ってみようと思いました。
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初ラオス、雨季はつらいよ(2018.08.10-19)
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