ボロベン高原は雨やまず、滝見学とコーヒー豆を求めて

2018/08/14 - 2018/08/15

7/23に、韓国のずさんな計画・工事によってラオス南部のダムが決壊。
被害は下流のカンボジアにまで及んだが、日本ではマスコミの忖度によりほとんど報道されていません。
なので被害にあった人たちを応援できないかと気軽に思ってました。
どうせ水や食料は国や支援団体が支給しているだろうから、スーツケースに詰め込んだ飴などちょっと甘いものでも食べてもらおうという甘い考え。
ホテルの隣の旅行代理店で相談したら、「そもそも道がない」。
かなり迂回しないとダメなので日帰りでは不可能ではとのこと。

ならばゆっくりと滝巡りをしながらパークソンを目指し、コーヒー豆買って帰ってこよう。
こんな気軽な気持ちで出発したが、高原地帯は常時雨雲で覆われ、止む気配なし。
それでもなんとか滝にたどり着き、コーヒー豆も入手、無事にパクセに戻ってこれました。
結果としては初ラオスは雨に祟られたが、それでも十分満足。
次回はしっかり計画立てよう、と思いました。
なお持ってきた飴はお世話になったホテルスタッフやレンタルバイクのお兄ちゃんに分けてきました。

追伸：雨季にバイクをレンタルするときはフルフェイスのヘルメットがいい

エリア パクセ(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日来たらちょうど閉店時間だったので、滝見学の出発前に寄りました。
二日間見てきたが、ラオス人は朝は麺類で、夕食にご飯系を食べているみたいでした。

アヒル麺を注文しました。
結構さっぱりなので、ある程度食べて辛味を追加して味変させました。
麺類食べると、どうしてもご飯が欲しくなります。
日本人の性でしょうか。

今回、3つの滝を見に行きましたが、どこも入場料と駐輪料がかかりました。
高額ではありません。
逆に少額すぎて、大きなお札で支払うとお釣りがないか、細かいお札でいっぱいになってしまいます。
事前に小銭を用意しておくとよかったです。

事前にグーグルマップで確認したところ50分くらい。
でも実際は1時間半くらいかかってタート・イートゥの滝にたどり着きました。
時間がかかったのは、パクセから国道13号、16Ｅ号線とほとんどが緩い登り坂であることと途中舗装されていない箇所がかなりあり、国道を離れて滝に向かう脇道はほとんど濁流と化していたから。
料金払って滝つぼへ降っていくが、滑りやすいので裸足になりました。
脇に竹の手すりがあるが、脇の通路は水没。
腰まで水に浸かりながら進んでみました。

とりあえず行ける所までと思ったが、もう通路があるのか分からない。
竹の手すりはまだ続いているが、手すりさえも水没してます。
本来は滝つぼまでいけるはずだけど、ここで断念。
景色を楽しむどころか、雨季で水かさが増した滝は恐怖しかありません。
ダム決壊の被災者を応援したいと思っていたが、この水量では行ったところで逆に迷惑を掛けてしまうに違いない。

エトゥの滝のあとは、タート･ファーンの滝に来ました。
こちらの滝は国道から近く、簡単にたどり着きました。
エトゥの滝まではかなり大変だったので、先に行っておいてよかったと思いました。
駐輪料金を払おうとしたら「no water fall」と言われました。
ちょっと意味が分からなかったが、とりあえずお金払って滝に向かいました。

近づくと滝の音が聞こえてくる。
大きな落差の滝だということで、期待していったが音だけでどこにも見つからない。
雨のせいか霧がすごくて全く見えない、まさに「no water fall」状態でした。
天候が回復することはないから、すぐに次に向かおう、タート・ニュアンの滝を目指しました。

タート・ニュアンの滝はちょっとした公園のようで、橋や手すりが設置されています。
それでも雨季で水量が多いので迫力があります。
水辺で泥だらけの足を洗いました。

滝つぼ近くに小さな小屋が設置されているが、水しぶきと風圧がすごい勢いで襲ってきます。
ちょっと怖かったので、途中であきらめてしまいました。
後で同じ日にこの滝を訪れた人に尋ねたら、小屋まで行ったが風圧がとんでもなく、立つのもやっとだったと言ってました。

滝つぼから戻って、流れ落ちる滝を見ながらこの後どうするか考えてました。
パクセに戻るにしても長い道のりだから、せっかくだからちょっとパークソンまで足を伸ばそう。
道路状況が悪いので、とにかく日が暮れる前にパクセに戻りたい、急いでパークソンへ向かいました。

パークソンでは、事前にロンプラで調べておいJhai Coffee HouseとWon Coffeeをピックアップ。
まずJhai Coffee Houseを訪問。

コーヒーとチョコレートケーキを注文。
お腹が空いていたので、夢中でケーキを食べました。
コーヒーはとがった感じはなく、まろやかな風味。
雨で冷えた身体には、コクがあるものよりもすっきりした味わいの方が合っていました。

帰りに豆を4袋購入しました。
この袋には、ちゃんとガス抜きの孔が付いていました。
次はWon Coffee、ここから数百メートル行ったところです。

Won Coffeeに到着。
お姉さんに尋ねるが、バイトだから分からない、ボスを連れてくるとのこと。
で、来たのがこのリトルボス。
彼がコーヒーを淹れてくれて、試飲させてくれました。
Jhai Coffee Houseと比べると、コクが強く出ている気がしましたが、身体が冷えて味に鈍感になっているよう。
雨足が弱まるまでコーヒー飲みながらお姉さんと雑談。
話題がダム決壊のことになると、
「政府発表だと死者4人だが、実際は400人以上で、行方不明者も多数。誰も政府と韓国を信じてない」
と暗い表情で語ってました。

雨足は相変わらずだが、午後4時。
そろそろ出発しないと日暮れ前にパクセに到着できないと言われ、コーヒー豆を３袋購入。
もう寄り道なし、パクセに戻るだけだからスピードアップと思ったが、雨が顔に当たって痛い！
時速５０キロ以上で痛く、向かい風だと４０キロでも雨が痛い。
現地の人はほとんどフルフェイスのヘルメットを被っていたので、ちょっと気になっていたが、顔を覆うものがないと痛くてたまらないからだと理解。
手で顔を覆って雨を避けるが、未舗装の場所は両手でハンドルしっかり握って低速運行。

日暮れ前にパクセに戻れました。
何よりも先にシャワーで身体を温めました。
その後はびしょ濡れになったものを乾かさないと。
まずは財布からお金を出して広げました。
アイフォーンはなぜかヘッドフォン装着状態でスピーカーから音が出ない。
もうひとつのスマホは音量が常に最大、電源落とそうとすると何故かエマージェンシーコールになってしまう。
カメラは誤作動で電源ボタン反応ないから電池取り除きました。
最後にデイバッグを裏返して、中に溜まった水を取り出しました。
とりあえず出来ることをやって、２時間ほど休息。

パクセ最後の夜。
昨日訪れたダオリンの向かいのサバイディに来ました。
席に着くが、スタッフはスマホに夢中。
声を掛けても調理場へ隠れてしまいました。
しょうがないから他のレストランに行こう、と思ったら女性スタッフがメニュー持ってきました。
とりあえずビールとおつまみを頼んみました。

豚肉のラープも追加注文しました。
ビールを飲みながら、スマホチェックの合間にラープを摘まんでいたがなんか変。
ポーク頼んだはずなのに、これ牛肉だ！
男性スタッフに尋ねるがポークだと言い張る。
調理場もポークだと言っている、というが調理スタッフ見てないのにどうして分かるんだ？食べてみろと言うと、食べられないと答える。
周りの客に試食させるとみんな「ビーフ！」
それでもスタッフはポークだと言い張り、試食しない。
切がないので、お金だけ置いて出て行きました。

レストランで嫌な気分になったので、今晩も屋台で焼き鳥購入。
ホテルで飲みながら帰りのフライトをネットでチェックイン。
翌朝は早めに起床、生乾きのものはコンビニ袋に入れて、荷作り。
ホテルに迎えに来たトゥクトゥクに乗ってバスターミナルへ、そこから国際バスでウボンラチャタニー、バンコクへと行きと同じ行程で戻りました。

バンコクで最近よくお世話になるＹＨ。
なかなかきれいですが、シャワーの勢いがとんでもなく弱いことが残念な点。
交通の便がよく、近くにマッサージ屋多いので、シャワーの水勢が増せば最強なんだけど...

リブイットアップ アソーク バイ ディー ヴァリー ホテル

お腹が空いていたので、とりあえず屋台でクイッティアオを食べました。
あまりおいしくない。
麺が茹で過ぎででろんでろん状態、まぁ安いからしょうがないか。

バーホッピングでビール飲み過ぎました。
先ほどのクイッティアオがちょっと満足できなかったので、プロンポン方面にちょっと歩いていきました。
この辺に深夜バーミーの屋台が出ています。
お酒飲んだ後の麺ってなぜかおいしく感じてしまいます。