ドイツでの仕事に合わせ、まだ訪問したことのないポーランド・クラクフに週末を利用して行ってまいりました。また、今回は２月に就航したANAの羽田ーウィーン便での渡欧でしたので、ウィーンにも少々滞在し、オペラなどを楽しんで参りました。<br /><br />行程<br />HND-VIE-FRA（NH,OS）<br /><br />FRA-KRK（LH）<br /><br />KRK-VIE（鉄道）<br /><br />VIE-HND<br /><br />今回は、そのクラクフ２日目編です。

ドイツ・ポーランド・オーストリア周遊③「クラクフ２日目」

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2019/03/05 - 2019/03/14

398位(同エリア937件中)

エリア

クラクフ(ポーランド)

早目に起きました。ホテル前にオブヴァジャネックの売店が出ているので、買ってきて朝食。２ズロティ。もう少し寂れたところにいくともう少し安く買えるところもあるようですが、１ズロティ以下のお釣りが増えても使いきれないです。
オブヴァジャネック、なかなか美味しいですよ。
さて、７時半頃トラムに乗って少し郊外へやってきました。駅名は忘れましたが。（ポーランド語の地名は覚えにくい）
団地、住宅街を通って抜けていくと、左手前方にやや赤い屋根の家が見えてきます。帰りに写真を撮り忘れたので、奇跡的に写っていたのはこれだけなのですが、この赤で囲ったのが、シンドラーのリストでレイフ・ファインズが演じたアーモン・ゲート親衛隊大尉の旧宅です。今は個人所有のため、中は見る事ができないようですが、庭に向かってテラスがあり、このテラスで収容所に向けて銃を撃っていたそうです。
周辺にはこんな看板が。
「訪問者へ。あなたは今、ナチス・ドイツの強制収容所プワショフ跡に入ろうとしています。どうぞこの歴史遺産に敬意を持って云々」
数少ない当時の建物
当時の概要図は、所々にあります。
ただ基本は荒れ野原です。ここは収容所前は、シナゴーグとユダヤ人墓地だったそうで、壊されたシナゴーグの跡が少し残されています。翌日にお話ししたポーランドのガイドさんが、ここはちょっと掘るとお墓が出てくる事があるんですよ、と仰っていました。
このような野原。朝８時頃で、全く人はおらず少し怖いくらいです。たまに犬を散歩させている人とすれ違うくらいですね。
高台には記念碑
数々の慰霊塔。この十字架は収容所時代もあったものを1946年に再現したとか。
一通り周り、来た道を戻ります。
少しトラムに市内方向へ乗り、かつてのゲットーの壁を見学。
どういう状況でこうなったのか、銃痕だらけの家。
そして、カジミエシュ地区までやってきました。このピンクの色の家を通ると
この階段があります。ご存知の方も多いのではないでしょうか？
シンドラーのリストのこのシーンで使われたところですね。
上のアーケードも
このシーンで
さて、これからバベル城へ向かいます。途中、カチンの森の犠牲者を悼む碑が。この時代、ドイツにもソ連にもひどい目にあっているポーランド。
バベル城。失礼ですが、それほど。。。でした。
旧市街を周り、途中スタバなどでのんびりしてから、昼食に向かいます。
目指すレストランは、ウ・バブチ・マリニーというお店
建物の中庭に入り

ウバブチマリニ地元の料理
看板を頼りに地下へ
注文はカウンターでして、番号カードを貰えるので簡単。呼ばれたら取りに行く。食器は、自分で返却口に返す。というわけでチップもいらず、メニューも豊富、英語メニューもあるのでオススメです。
頼んだのはジューレック、カツレツ、ビール。
このジューレックは、とても美味しかったです。パンの容器なのですが、
このパンは全ては食べきれなかったです。
カツレツも美味しかったぁ。
値段も安く、これ以外にビール0.5リットルも頼んで1500円以下でした。
さて、午後はオスカー・シンドラーの工場見学を予約しています。近くでトラムを降りて、工場に向かう途中、オスカー・シンドラー・ビラが残されています。こちらに住んでいたようですが、メンテナンスはされていないようですし、一見シンドラー宅とはわかりませんね。正直、私も詳しいことは知りません。
さて、私は事前にネットで予約していきましたが、結構飛び込みの人も多く、問題なく入れるようです。予約したメールをプリントアウトしておいて良かったのですが、それとクラクフカードを見せることで、無料で入れました。

シンドラーの工場博物館・美術館・ギャラリー
これは映画のシーン
中は、工場の跡というより資料館ですね。シンドラー関係はそれほど多くはありません。
この階段も
こんな風に登場しましたね
この後、ホテルで一休みし夕飯を兼ねて外出。夜景を撮りつつ軽く散歩しました。
明日は、アウシュビッツ・ビルケナウの見学に行く予定です。