ヨーロッパ10カ国鉄道周遊旅行 冬のユングフラウヨッホ編

2019/02/17 - 2019/03/01

ヨーロッパ10カ国を鉄道を使って13日間で周遊してきました。
Eurail.comから10日間のユーレイルグローバルパスを購入しました。
偶然にも、1等車へのグレードアップが無料の期間だったので、1等車のパスを購入しました。
航空会社はフィンエアーを使用しました。直前での購入だったので、往復で14万ほどでした。
今回は、ヨーロッパ10カ国周遊旅行の6カ国目のスイスを紹介します。

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

スイスとの国境の町、フランス・ミュルーズからバーゼルを経由してインターラーケンに向かいました。
バーゼルからインターラーケンに向かう鉄道からはスイスの雄大な自然を堪能することができます。
ベルンからインターラーケンに向かう時は湖が見える進行方向左側に座ることをお勧めします。

インターラーケンからはユングフラウ鉄道に乗り換えます。
ここで注意です。
ユングフラウ鉄道はユーレイルパスだけでは乗車できません。
必ずインターラーケン駅のチケットカウンターで、ユーレイルパスを提示し、ユーレイルパスホルダー特別料金のチケットを購入してください。
価格は18000円程と高額ですが、それだけの価値はあると思います。
山を登っていくうちに写真のような山小屋が並ぶ綺麗な景色が車窓から見ることができます。

ユングフラウ鉄道は3つの路線に分かれており、それぞれの中継地点で乗り換えます。
最後の3つ目はほとんどトンネルですが、雪景色を堪能できます。
車両にはスキー板を置くスペースなどが設けられ、冬場でも利用しやすい車内環境が整備されています。

ユングフラウヨッホの山頂駅に着くと、エレベーターで上に上がります。
すると写真のようなスイス国旗が立てられた記念撮影スポットがあります。
こちらはスヒィンクス展望台より少し標高でいうと下の位置にあたります。
スフィンクス展望台とは別になるのでここだけで満足して帰らないようにご注意ください。
また、冬場は足元が滑りやすいので、その点にもご注意を。
私が訪問した時は、マイナス１度ほどと寒さはマシでした。

スイス国旗の少し下に見える建物がスフィンクス展望台です。
ここへはエレベーターで登ることができるので、雪山を登山する必要はありませんのでご安心ください。

スイス国旗が立つところからは周囲の山々が見えます。
昔母親が訪問した際は氷河があったとのことですが、今回は確認できませんでした。
その代わりにヘリコプターがかなり低空飛行で駆け抜けて行きました。

こちらはスヒィンクス展望台からの景色です。
寒いのが苦手という方は、展望台の中からガラス越しに景色を堪能することができます。

スフィンクス展望台には写真のような記念撮影スポットがあります。
富士山より高い場所に鉄道で登ることができるのは、凄いことですよね。

ユングフラウ鉄道は125周年を迎えたようです。
125年前にこんな山の上に鉄道を作ったのは当時の技術力からしてもかなり凄いことだと思います。

インターラーケンに戻り、一つ乗り換えてイタリアのミラノに向かいました。
イタリアに入った駅では、国境警備隊が車内の乗客のパスポートを確認していました。
私が訪れた時は、片言の日本語で「コッキョーケイビ、コッキョーケイビ」と言ってくれたので、わかりやすかったです。

ミラノでは、チンクエジョルナーデというホテルに宿泊しました。
ミラノ中央駅からはモバイクで移動しました。
しかし、ご覧のようなトラム路線もミラノでは充実しているので、こちらを利用するのもアリだと思います。
グーグルマップでトラム路線の乗換案内が反映されているので、旅行客も簡単に利用できると思います。

晩御飯はチンクエジョルナーデ下のピザ店でピザを食べました。
価格は比較的安く、量もあったので軽くご飯を済ますのにはいいと思います。

レストランの店名と住所はこちら↓
Spontini - Cinque Giornate, Piazza Cinque Giornate, 6, 20129 Milano MI, イタリア

次の日は、ミラノ・ベネチアを一気に周ったので、そちらを紹介したいと思います。