信州まったり旅　緑のお湯と戸隠そば

2019/03/09 - 2019/03/09

信州まったり旅。目的地は地獄谷温泉でした。さてこの後どうしよう。
実は事前に地獄谷温泉を調べていた時に、あまりにも見物客から近いのでやっぱりこれは無理だろうなぁ～と半ば諦めていたんです。
なので保険として近くにある温泉をいくつかピックアップしていました。
その中でもちょっと変わった温泉があり、なんでもお湯の色が翡翠のような緑色だとか。
画像を見ると確かにバスクリンを入れたような鮮やかな色でしたが
最近は彩度をあげたりと簡単に写真加工出来るからなぁ・・・
まぁでもここまで来たのですから行ってみます。
上林温泉からは車で30分くらいだったかな。

熊の湯温泉 熊の湯ホテルに到着。
ホテルの隣はスキー場なので、スキー帰りに温泉もいいかもしれません。
料金はタオル付きで1000円。
タオルは大概200円なので入浴料は800円ってところですね。

エリア 長野

脱衣所はこんな感じ。
洗面台にドライヤーが無いので焦りましたが
左側にドライヤーコーナーがありました。
ちなみにドライヤーは2台でした。

熊の湯温泉 熊の湯ホテル 宿・ホテル

内湯です。
天井が高く圧迫感の無い造りで、木造りなので
木の香りと硫黄の香りが混ざってなんともいい匂い。

温泉の色には色々あるようで、例えば元々は透明でも
空気と反応して濁り湯になるケースも良く見かけます。
こうして見ると、ここのお湯は元々緑色なのかしら？

お見苦しい脚で恐縮ですが、
こうすると色付き具合がよくわかります。

内湯の奥にある扉を開けると露天風呂があります。
四角い石造りの湯舟ですが小さめです。
目隠しの竹が圧迫感がありましたが
日の光でお湯の色が一層鮮やかに見えました。
私は硫黄泉と色付きのお湯が大好物なので
こちらの温泉はとても気に入りました。
誰もいなかったのでのんびりと静かに入れました。

ランチは戸隠蕎麦です。
岩手のわんこそば、島根の出雲蕎麦とともに
戸隠蕎麦は日本三大蕎麦と言われているらしいです。
その中でも老舗の大久保西の茶屋へおじゃましました。
何度も言いますが、蕎麦は秩父にあった「ちしま」さんの
蕎麦以上に美味しいと思う蕎麦に出会っていないため
かなりハードルが高いんです。
残念ながらちしまさんが閉業してしまったため
美味しい蕎麦を探して蕎麦屋巡りをしているというわけ。
店構えは、藁葺き屋根の一軒家。いいですね～
ここのお店は横浜のららぽーとにも出店していたみたいです。
全然知りませんでした。

昼食時間をだいぶ過ぎていたので店内は空いていましたが
小さい女の子が出入りしていて、家族経営を想像させます。
注文は、定番の冷たいお蕎麦。とろろが好きな相方は
とろろの冷たい蕎麦にしました。
そして私は口コミのオススメで「お煮かけそば」を
お願いしました。

大久保西の茶屋 戸隠本店 グルメ・レストラン

グツグツと煮える鍋の中身は白菜などの地元で採れた野菜が
ふんだんに入っていて、味噌で味付けしてあります。
この中に茹で上がった蕎麦を浸して食べるというものです。
野菜のお出汁が煮汁に染み出していて美味しいのですが
そばと一緒に食べると蕎麦の香りや甘みが消えてしまいます。

相方のとろろそばは、キリリと冷えたお蕎麦にとろろが
マッチしており、とても美味しかったです。
蕎麦を噛むごとに甘みが出て、麺自体が美味しいものでした。

戸隠の蕎麦はこのように馬蹄型にまとめられていて
これを「ぼっち盛り」と言うんだそう。
ぼっちの数は地域によって違うんですって。面白い。


さて遅いお昼を食べ終わったのですが、次の予定は夕飯。
おやつのイメージで蕎麦を食べたのですが
けっこうお腹にたまってしまいました。
それまで時間を潰そうと権堂駅のヨーカドー前に車を
泊めてから商店街をぶらぶらしました。
アーケードの商店街って大好きです。

そしてのらりくらりと長野駅まで歩いて行き
駅前でショッピング。
長野駅、この間来たばっかりでした。
その時は八幡屋礒五郎でオリジナル七味唐辛子を
作ってもらったのですが
今回はスノーモンキーをあしらった「雪猿缶」を
買いました。猿が赤い山椒を好むことから
初めて赤い花椒（かしょう）を入れたもので
普通の七味よりもマイルドなんだって。

それから、前回長野の居酒屋で飲んだ日本酒
「斑尾」が美味しかったのでそれを
相方が買ってくれました。

帰りは長野電鉄長野船に乗り２駅くらいで権堂駅へ。
結構歩いたんだなぁ。

夜ご飯は上田へ。
なんでも上田の焼き鳥は「美味だれ（おいだれ）」
というたれをかけていただくのが普通なんだって。
楽しみ～～～～