早春の瀬戸内へ（1）うさぎに胸キュン竹原編 2019年 3月

2019/03/09 - 2019/03/10

前から行ってみたかった、安芸の小京都
竹原と、本当は一泊したかった大久野島
尾道、鞆の浦へと広島県横断の旅です。
先ずは、大久野島・竹原からスタート！

昨年の西日本豪雨の被害を受けて運休されて
いた路線も復旧されていました。

エリア 竹原(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 新幹線 JRローカル 徒歩

土曜日、一時間早退して飛び乗った新幹線。

新大阪駅 駅

お弁当買う時間も無かった事から
ネットで予約出来ないかと調べてみたら
ビンゴ！
席に座って落ち着いた頃に運んでくれました。
「六甲縦走弁当」とお豆腐のお味噌汁
いかなご、タコ、など兵庫の名物が詰まった
美味しいお弁当でした。
お値段も@700円程とリーズナブル ♪

福山駅でのぞみからこだまへ乗り換え

三原駅からは復旧仕立ての
瀬戸内マリンビュー号に

瀬戸内マリンビュー 乗り物

折角なので500円アップして、座席指定を
とりました。（1号車）
2号車は自由席で、私が利用した日は
余裕がありました。

途中には、美しい海水浴場もありました。
瀬戸内を眺めながら走る列車です。

ひと駅ですが忠海駅で下車

忠海駅 駅

駅舎はこんな感じ

駅から三原方向に歩きます。
一つ目の角のここを右折

忠海港のチケットを買って、15:00の船に
乗るつもりが、満員で乗れず…
15:15発のフェリーまで待つ事に

忠海港 乗り物

10分程で大久野島に到着。
フェリーはこのまま大三島に向かいます。

島で唯一の宿泊所 国民休暇村のシャトルバス
を利用しました。
電動アシストの自転車をお借りして
島内観光に出掛けます。

休暇村 大久野島 宿・ホテル

大久野島は、毒ガスを生産していたそうで
地図から消された島だったそうです。
その資料館、是非拝見したかったのですが
16:00閉館。最終入場の時間を過ぎていて
入れず…涙 あぁあ…

大久野島毒ガス資料館 美術館・博物館

毒ガス作りに使われた道具が外に展示されて
いました。

こちらは、毒ガス資料館前にある
ビジターセンター

大久野島ビジターセンター 名所・史跡

ここからの景色も良いですよ ♪

気を取り直して、島内一周観光に再出発！
自動交換機室跡と書いてあります。
こちらも軍の遺構かな…

目の高さで見たウサギちゃん！
カメラで撮ると頭デカっ！ ^^

大久野島 (うさぎ島) 名所・史跡

休暇村の入り口です。
無数の穴はウサギの巣？

浅いものと奥まで通じていそうな穴と
あります。

一回りして戻った時、先程の穴の前に
ウサギちゃんがちょこんと ♪

西側は海岸沿いの道を進みます。

「エサちょーだいよ！」とおねだりに来ます。
その姿が可愛いくてジラすと諦めは案外早くて
サッサといなくなっちゃうんですよね。。

でも、道路まで出て来たらあかんよ。
車は滅多と通らんけど…危ないからね。。

azuraは家から大きめの人参を12本にcatして
持参しました。
島内にエサは売っていません。

そして、貰うと少し離れて確保。
独り占めして食べ始めます。

ふがふが言いながら、無心に食べてます ♪

ウサギちゃんに癒されてたら
すぐ横に毒ガスの保管庫がありました。

ひっつき虫な子もいます。^^

北側は上り坂、上がっていくと椿の群生や
所々で海が顔を覗かせて励ましてくれます。

後ろ姿もキュート ♪

こにらは砲台跡。
島の中には数カ所の砲台跡があるようですが
ここ北砲台跡は島内一周の道上にあります。

野生のウサギちゃん、色んな表情をみせて
くれます。
この子はいきなり放尿してくれました。
尻尾をプリプリと振ったと思ったら即…
何をしても可愛くて癒されまくり… ♪

カサコソ廃墟に群がるウサちゃんたち

ここは発電所跡。
かなりの廃墟感に圧倒されました。
毒ガス作りに必要な電力を供給していたので
しょう。。

発電所跡 名所・史跡

東側には昔の桟橋。毒ガス工場だった頃に
使われていたものです。

桟橋に戻ってきたようです。
次の船が又着岸するようですね。

大久野港 乗り物

気持ち良さそうに寝てた子 ♪
ウサギって、夜行性だったかな。。
こんな所でお昼寝は絶対に気持ち良いよね ♪

南側は海岸線の遊歩道を

流れが速いようです。
方向も変わるのかな。。

人の背の高さに合わせて作られたウサギの耳

頭を入れて、耳に合わせると海の音が
聴こえてきます ♪

帰りの船はこちらから出発するはず。。

こちらを見つめるつぶらな表情 ♪
でも、ウサギって目が悪いんですってね。

穴を掘ってそこに伸びたり、座ったりと
本当に見ていて飽きないです ♪
椋鳥や丸々と太ったネズミたちも
見かけました。

一回りして来ました。自転車を返して
休暇村の日帰り温泉へ。
大きな湯船と、小さな湯船の二ヶ所あり
大きなお風呂へ行きました。
温泉だそうです。

夕焼けが綺麗。。

船の時間まで少しあるので、もう暫く
ウサギちゃんたちと遊ぼうかなっ ♪

ウサギがこんな風に伸びをするの初めて観た！
と驚いた次の瞬間、あくびまで。。
これは我ながらナイスショット！

後ろ足で耳を掻いたり、前足で耳を撫でたり
猫みたいな仕草も多くホントに愛らしい…
観てて飽きません ♪

私の膝に手を掛けて、おねだりしてくるの。。
可愛すぎる。。
もう、無いのよ。。と言っても離れないの。
一匹がそうしたら数匹が同じように…
あっという間にウサちゃん達に囲まれてました。
やっぱり泊まりたかった！
絶対又来るよ！と心に誓った瞬間。
ウサギちゃんたちに、メロメロになりました ♪

今度も小型の船だからちょっと早めに
向かいました。

桟橋には一番のり

船がやって来ました。
行きに乗れなかったこの船は休暇村の船？！
一時間後に本日の最終便が往復します。

忠海港へ戻って来ました。

お日様はもう、沈んでしまったようです。

呉線で竹原へ移動。
忠海駅は無人駅になってて、西行きも東行きも
同じホームから出発してました。
勝手がわからず、ちょっと不安でしたが
アナウンスのお陰で迷わず乗れました。

本日のお宿はグリーンスカイホテル竹原

グリーンスカイホテル竹原 宿・ホテル

竹原駅の前にある綺麗なビジネスホテルです。

ホテルにランドリーは無いとの事で
最寄りのコインランドリーを教えてくれました。

洗濯が終わるまでの時間、近くのスーパーに

お酒コーナーの竹鶴酒造のお酒の上には
『マッサン』達が。。

一旦ホテルに戻り、洗濯物を干してから
予約した夕餉に向かいました。

予約しておいたお魚処 磯っ子さんで
先ずは安芸のお酒飲み比べと
大きな焼き牡蠣

磯っ子 グルメ・レストラン

ご店主曰く、魚が殆ど出てしまったと
穴子か鰆と言われて、焼き穴子を注文。
利酒セットには登場しなかった、竹鶴も一緒に。
広島じゃけーね！^^

で、最後はお楽しみ幻の『竹原魚飯』要予約。
竹原は塩田で栄えた町だったそうで、当時
塩田の持主「浜旦那」が宴の際振舞ったのが
『魚飯」下ごしらえした野菜や小魚を
ご飯の上に並べて出汁をかけて頂くご飯です。

国策により塩田が廃止され、それと共に魚飯も
消えていったそうですが、ある新聞記事を
きっかけに復活、いくつかの飲食店でも
食べられる様になったとか。。

どのお料理もお酒も美味しかったです。
優しそうなご主人や女将さんで
雰囲気も良かった。お店が満員なのも納得でした。

おはようございます。
朝食を用意する時間が無かったので
ホテルの朝食を予約しておきました。

飲物はセルフで、他は運んできてくれます。
綺麗な店内で、特にみりん干しが美味しかった ♪

お部屋からの眺望です。

本日は半日竹原を見学して、午後は尾道へ
向かいます。

ホテルのロビーにはお雛様

ホテルから5分くらい歩くと、出雲神社
その前に 道の駅 たけはら かあります。

そこから3分くらいで町並み保存地区です。

竹原町並み保存地区 名所・史跡

生憎の雨ですが、雨でもステキな景観です。

瀬戸内やなぁ… 柑橘類

脇の道もステキ

雨を見込んでクロックスズックを履いて来た
のですが、滑りがちで足元注意の石畳

現在見学は出来ませんが、マッサンこと
竹鶴政孝氏のご実家 竹鶴酒造さんです。

竹鶴酒造 名所・史跡

酒造業はされているので、竹鶴のお酒は
お店などで頂く事が出来ます。

松阪家
町並み保存地区でも一際大きなお屋敷です。

旧松阪家住宅 名所・史跡

お雛様を飾るイベント中で、古そうな物から
比較的新しい物まで色々なお雛様を
観ることができます。

塩田の主人 浜旦那のお一人だったそうです。

町並み保存地区では少し異風な建物の
竹原歴史民俗資料館です。

竹原市歴史民俗資料館 美術館・博物館

一階には、マッサンとリタのパネル

お庭には竹鶴夫妻の像があります。

学生時代に読んだ、森瑤子さんの『望郷』で
二人の存在を知りましたが、NHK『マッサン』
も年末の一挙放送で観ました。
素敵なご夫婦だと思います。

マッサンとリタの像 名所・史跡

西方寺への階段

お賽銭箱の横の箱に御朱印の書置きが…
「おつとめ中なので」と書かれ、自分で
書置きに日付印を押して志納料はお賽銭箱へ

枝垂は梅かな？

普明閣
朱塗りの鮮やかな楼閣で

西方寺 普明閣 寺・神社・教会

高台から、竹原の町を一望する事が
できます。

パンフによく出てくる景色ですが
ただ今石畳の修復工事中です。

胡堂

胡堂 (恵比須社) 寺・神社・教会

酒処 竹原
酒造り用の井戸です。

脇から入ったみたいです。。

照蓮寺 寺・神社・教会

照蓮寺

浄土真宗のお寺なので、親鸞さんかな。。
満開の梅をバックに…

用水路の上に蔵が立ってる。。
湿気へんねやろか。。

雨は少し本格的に。。

酒造交流館

藤井酒造酒蔵交流館 グルメ・レストラン

光本邸
竹原が誇るアーティスト家族の作品が
展示されています。

郷土の至宝今井政之陶芸の館 美術館・博物館

今井政之氏、疎開先だった竹原に窯を持ち
瀬戸内の生物を象嵌技法で。
息子の眞正氏は、彫刻科で培われた経験を
元に生物を造られます。歴史民俗博物館の
竹鶴夫妻の像は眞正氏の作品。
政之氏からは孫にあたる、完眞氏は父・祖父
とも違う然し彼らの流れは含む斬新な作品を
造られます。
今井家 三代のアーティストたち
それぞれに生き生きとした作品で、とても
素敵でした。

館内 写真はNG。撮影OKな休憩室にあった
今井家三代の作品集より撮らせて貰いました。

町並み保存地区からは、少し離れますが
森川邸

旧森川家住宅 名所・史跡

こちらも塩田経営のご主人、浜旦那のお一人。
小堀遠州風の作庭

こちらも大きなお屋敷で大変見応えが
ありました。

八雲琴のミニコンサートもあり
楽しませて頂きました。

ホテルで荷物を受け取り、出発します。

竹原駅から

竹原駅 駅

本日もマリンビュー号で、尾道へ