2019/02/19 - 2019/02/28
612位(同エリア2800件中)
アインスさん
9日目、通常のツアーならもう後は帰国するだけのはずでした。が、送られてきた日程表を見てびっくり。
なんとフランクフルトで11時間ほどの乗り換え時間があるではないですか!!
クラブツーリズムも2万円というハイデルベルクへのお高いオプショナルツアーを作っていましたが、友人も私も以前行ったことがあるのでパスし、自分たちでフランクフルト市内を歩いてみることに。
そして旅行に行くまでの数日間、フランクフルトの事ばかり調べて、旅行の目的地がフランクフルトのようになっておりました^^;
2/19(火) NH223 羽田~フランクフルト経由ローマへ ローマ泊
2/20(水) カゼルタ王宮 ナポリ歴史地区観光 フェリーでシチリア島パレルモへ フェリー泊
2/21(木) モンレアーレ パレルモ アグリジェント観光 アグリジェント泊
2/22(金) カルタジローネ シラクーサ観光 タオルミーナ泊
2/23(土) タオルミーナ観光 タオルミーナ泊
2/24(日) カーフェリーで本土へ移動 アルベロベッロ散策 アルベロベッロ泊
2/25(月) アルベロベッロ散策 マテーラ観光 ナポリ泊
2/26(火) ポンペイ観光 アマルフィ散策 ナポリ泊
2/27(水) ナポリ発ミュンヘン経由フランクフルト着 フリータイム NH224 羽田へ
2/28(木) 羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
飛行機が6時5分ナポリ発と早かったため、モーニングコールが午前3時、出発が4時15分でした。前の夕食後に配られた朝食セット。
ジュースだけ飲んでオレンジとアルミに包まれた卵は置いてきました。お水とラスクのようなものはスーツケースへ、パンだけ手持ちバッグへ。 -
空港へは15分ほどで到着。
ビジネスなので優先チェックインできたけど結局25名のエコノミーの方を待つのであんまり意味なかったかな?混乗ツアーなので仕方ないですね。
LH1931に乗り込みます。 -
3-3の座席でした。
隣になった一人旅の女性の方と話が弾み、手相を見ていただいたりして楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。 -
ミュンヘンまで1時間40分のフライトでもちゃんと朝ご飯が出ました。持ってきたパンも一緒に食べてしまいました。
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ミュンヘンには時間通り7時45分頃到着し、8時30分発のフランクフルト行に乗り継ぎます。
トイレに行く時間もあるかどうかというぎりぎりの乗り継ぎ時間でした。 -
なんでナポリからフランクフルトに直行せず、ミュンヘン経由になったのかは不明。
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LH0095便、ミュンヘン発フランクフルト行もほぼ定刻の8時半に出発。今回は非常口後ろの座席だったせいか、通路側の私の座席前はCAさんの座席のため、足元が妙に広かったです。
1時間のフライトでしたが、国内線で初めて友人と隣同士になったのでずっとおしゃべりしていました。 -
飛行機で出たチョコバー。
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フランクフルトにほぼ定刻9時35分過ぎに到着。さすがルフトハンザ。
私の中には何故かドイツへの信頼があります。 -
ここから20時45分発NH0224便まで時間があります。
添乗員さんが色々と空港の中を説明してくれて、20時にゲートで、と解散。
途中、同じフランクフルトカードを買う予定のご夫婦が見つけてくれたインフォメーションカウンターでフランクフルトカードを購入。 -
一日券10.5ユーロ、無事ゲットです。
スタッフの方は路線図やフランクフルトの地図など下さりとても親切でした。 -
最初の目的地、シュテーデル美術館を目指してまず地下のSバーン乗り場へご夫婦と一緒に移動。
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S8かS9は1番線に来るのですが、すぐにやってきました。
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最初、妙に囲まれたエリアに4人で座ったのですが気づくとファーストクラス、と書いてあったので慌てて隣の車両へ移動。それでもこんなにきれい。
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15分ほどで中央駅に到着。
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かっこいい!
ドイツ、本当に何の検札もないのですが、チェックする係員がそこここに3人一組で立っていました。 -
乗ってきた電車と向こう側にかっこいいICE。
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駅を出るとこんな景色で
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振り返るとこんな。
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いつかSバーンとか使いこなして旅行してみたいものです。
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天候にも恵まれ、今日は17度くらいまで上がるそうです。
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あれが後で行こうと思っているマインタワーかと思って撮ったら銀行のビルでした。
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シュテーデル美術館への道はとてもわかりやすく、というかフランクフルトの街がわかりやすいんですかね?
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駅を出て10数分で美術館発見。
残念ながら建物が修復中の様子。 -
美術館への橋の上から旧市街方面を望みます。
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1818年、銀行家のシュテーデル氏の遺言によって設立されたらしい。
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フランクフルトはヨーロッパの金融都市です。
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マイン川に写ってとてもきれいです。
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11時前になっていました。入館に少し並び、フランクフルトカードを見せて2ユーロ引きの12ユーロを支払います。
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大きい方の鞄を預けてさあ観よう!と言う時に血の気が引きました。携帯がない!!
預けたバッグをもう一度見に行ったり、チケットを買ったカウンターに聞きに行きましたが、見つからず。
買う時にカウンターの上に置いてそのまま盗られたのかな、でもロックかかってるし損失は携帯代くらいかなぁなどと考えているとふっと手に携帯の感触が。
ちゃんとコートの胸の内ポケットにしまってありました。あーーやってしまった。ここまで無事にたどり着けてちょっと気が緩んだようです。
後で反省したこと。本当に失くしていた場合は、ちゃんと警察に行って盗難届をもらわないと保険がおりませんね。 -
気を取り直して一番の目的、フェルメールの地理学者へ。
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ルーブルの天文学者と対になっている、と勝手に思っていたのでその大きさに驚きました。真珠の耳飾りの少女くらい大きい。
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そして、海外あるある。
誰も観ていない(笑)。 -
この美術館は上の階が古い年代で下に行くほど年代が新しくなります。ヤンファンアイクのルカの聖母。
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これ、予想外に気に入った、ボッティチェリの女性理想像。
ボッティチェリ、久しぶりでしたけどやっぱりいいですね。 -
ルネッサンス期のフィレンツェの画家らしいBronzinoっていう人の赤い服の貴婦人。パンフレットに出ていたから有名なんだろう。
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レンブラントのシムソンの目つぶし。宗教画かと思いますけど臨場感あふれていて怖かったです。
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ドガの「オーケストラの演奏家たち」。
こういう構図のドガ、始めて見ました。 -
浮世絵から影響受けたでしょ、的な構図のシスレーや
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安定のルノワール、「ランチの後」
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マネの「クロケットの試合」
モネの初期の作品がマネに見えて友人と「モネだ」「マネだ」と混乱(笑)。
モネがあんなに人間の輪郭をはっきり描いている時期があったんですね! -
セザンヌなどなど。
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12時半になったので美術館のカフェでランチ。
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美術館のカフェって落ち着いてアカデミックな雰囲気がして大好きです。
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ここもショップと隣接していい感じでした。
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朝3時に起きてバタバタしていたのでやっと一息。
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炭酸水1.8ユーロ、チョコクロワッサン1.8ユーロ、フルーツ3.5ユーロ、合計7.1ユーロのランチ。
友人はキヌアを食べていましたが、味が同じすぎて最後飽きたと話していました。 -
最後に地下の近代アートをぐるっと観て終了。
ピカソの良さはかろうじて理解できます。 -
美術館を13時半に出て博物館エリアを歩いて行きます。
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左がマイン川、右が博物館各種。
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建築博物館と
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映画博物館とか文化博物館とか並んでいました。
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遠くに大聖堂を見ながら橋を渡って
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金融街へ入っていきます。
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目指したのはこれ、ユーロマーク。
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フランクフルトには欧州中央銀行があります。
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今はこのマークの周りは広場というか公園になっています。
周囲はオフィス街だから小さな日比谷公園って感じかな? -
横から見たマーク。
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次に目指したのはマインタワー。
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56階だから大したことないんですが、天気もいいのでせっかくだから登ってみることにしました。
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チケット売り場の女性がセキュリティの男性のランチを買いに出かけていたためチケットが買えず数分待つことに。ドイツとはいえ、のんきですねぇ。
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チケット。7.5ユーロのところ、フランクフルトカードで6ユーロになりました。
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エレベーターで
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54階まで行ってそこから階段で2階分登ります。
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展望台は屋外でした。
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これから行く予定の
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レーマー広場と
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大聖堂が
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はっきり見えます。56階ってそんなに高くないからかえって良く見えるのかも。
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その向こうに見える白い建物はなんだろう?
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こっち側は
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やってきた中央駅の方向。
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美術館は見えそうで見えないアングルでした。
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オフィス街。右がドイツ銀行本店のツインタワーです。一応有名な建物の名前を書いたプレートが置いてあります。
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オペラ座も見えました。
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隣のビルの方が高いくらいかな?
タワーを降りて -
そのビルの前を通って
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ゲーテハウスを目指します。
ゲーテが生まれ育ったお家らしい。 -
近いので5分で到着。
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入口は新しい建物ですが
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家はこちら。
ゲーテは裕福な家庭に生まれたそうです。 -
ただ、第二次大戦の空襲でこの壁一枚を残して焼失してしまい、あとは復元したものだそうです。
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フランクフルトカードを見せて半額の3.5ユーロになりました。
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チケット。
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ここは新しい建物にあるお部屋。
小さな劇場などもありました。 -
いよいよ入口です。
ここでチケットを渡します。
友人がチケットをロッカーに預けたバッグに入れてしまったので取りに戻り。さっきの美術館の私の携帯といい、若干疲れている私たち。 -
入口で英語で解説された間取図をもらって観ていきます。
なかなか素敵なお部屋です。 -
ここに来る前、ゲーテって??と調べて「ファウスト」や「若きウェルテルの悩み」を書いたドイツの文豪だ、という事を理解した程度の私たちですが
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18世紀のドイツのかなり裕福なお家の
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暮らしぶりを
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うかがい知ることができて
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興味深かったです。
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建物は復元ですが
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家具は疎開していて空襲の難を逃れたオリジナルだそうです。
ドレスと壁紙の模様が同じでおしゃれ。 -
ゲーテ本人?
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壁紙も素敵だなーと思って観ていましたけど
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天井とかは復元でしょうねぇ。
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これは、開くと何かの楽器のようです。
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姉妹のお部屋だった場所。
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とにかく裕福だったのは
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間違いないらしく
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5階建ての広い家でした。
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凝った寄木の家具。
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絵画室もあったり
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読書室。
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絵画室から見るお母さまのお部屋。
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左から戦前、焼失時、復元中、現在の建物の写真。
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そしてこれが
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ゲーテがファウストの原型を書いたといわれるデスク。
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ゲーテが合間に休んだ椅子。
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展示されていたオリジナル。ゲーテが持っていた人形劇の舞台だそうです。しかも一部のみ。
ゲーテのこと、よく知らなかったけど当時の暮らしぶりなどがわかって良かったです。 -
ゲーテハウスに45分ほど滞在して向かったのはパウロ教会。すぐでした。
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今回フランクフルトの街歩きに使ったのは私が日本からプリントしていったグーグルマップの地図一枚のみ。すごくアナログですけど歩きやすい街のせいか、十分事足りました。
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教会の前の素敵な建物。
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なんだろう??
Ratskellerはレストランのようですが。 -
教会に入ってみました。
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中はものすごく現代的なデザインでした。
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そこからレーマー広場はすぐそこでした。
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ルーテル教会。
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広場には人がいっぱいでガイドさんの話を熱心に聞いているツアーの方もいらっしゃいました。
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これが、名前の由来になった旧市庁舎らしいです。
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広場の雰囲気が
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中世ドイツのように素敵なのに謎のミッキーもどきが映り込み;;
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ここも大戦時空襲でかなり被害があった模様。
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剣に天秤を持つ勇ましい女神像。
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正義の女神だそうです。かっこいい!
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近くに見える大聖堂を目指します。
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途中にあった胸像。ガイドさんが解説してたけど、誰だかわからず。
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到着。大きすぎて全部映らず。
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空襲後の写真がありました。教会なので爆撃されなかったようです。
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入ってすぐに昇架のイエス様。
回りの人たちをこれだけ配している図は珍しいのでは。 -
祭壇。
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振り返るとこんな感じ。
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パイプオルガンに
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薔薇窓。美しい。
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マリア様の昇天でしょうか。
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大聖堂も見て、16時も過ぎたのでUバーンで2駅の中央駅へもどります。
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大聖堂駅。
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わかりやすい案内図その1。
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わかりやすい案内図その2。
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乗りまーす。
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中央駅はすぐで
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終点でした。
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駅近くのスーパーREWEへ行ったのですが地下鉄から出た場所から行くにはものすごく迂回するか、道を突っ切るかだったので疲れていた私は地元っぽい人を見習って突っ切って行ったのですが、その際ちょっと危ない時もあり、友人をハラハラさせてしまいました。
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直前に行ったハノイの、信号なくてもなんとか渡れる!というイメージが残りすぎていました。反省^^;
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スーパーで買ったもの。
ダルマイヤーのコーヒー5.99ユーロと、安売りしてたリンツチョコレートカカオ70%のトリュフとブルーベリー味のもの。一枚2.19ユーロ。日本の定価だと700円以上なので半額以下です。
このチョコが多すぎてセキュリティで引っ掛かり、バッグを開けられ、チョコを見て笑われました。恥ずかしい(笑)。 -
戻るときはおとなしく近くの地下通路に降りました。
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空港へは地下の103番線、と調べていたので迷うことなく到着。
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S8かS9なので、これも迷うことなく乗車でき、計画通り17時過ぎに無事に空港に戻ってくることができました。
思いがけない観光でしたけどフランクフルトを楽しむことができて楽しい一日を過ごせました。
ここで便宜上9日目終了といたします。
フリーで街歩きをしたので19,398歩歩いていました。
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