南イタリア・シチリア島たっぷり10日間　7日目

2019/02/19 - 2019/02/28

7日目は朝、アルベロベッロの自由散策の後、洞窟住居で有名なマテーラへ向かいました。そこで思いもかけない吹雪。体感温度ー4度の中、石畳は滑るし、散々な目にあった上、その後予定されていた山間の村の観光も安全上の理由でキャンセルになりました。南イタリアは暖かいと思っていたけど一昨日からの3日間の寒波は本当に凄かったです。　

2/19（火）　NH223　羽田～フランクフルト経由ローマへ　ローマ泊
2/20（水）　カゼルタ王宮　ナポリ歴史地区観光　フェリーでシチリア島パレルモへ　フェリー泊
2/21（木）　モンレアーレ　パレルモ　アグリジェント観光　アグリジェント泊
2/22（金）　カルタジローネ　シラクーサ観光　タオルミーナ泊
2/23（土）　タオルミーナ観光　タオルミーナ泊
2/24（日）　カーフェリーで本土へ移動　アルベロベッロ散策　アルベロベッロ泊
2/25（月）　アルベロベッロ散策　マテーラ観光　ナポリ泊
2/26（火）　ポンペイ観光　アマルフィ散策　ナポリ泊
2/27（水）　ナポリ発ミュンヘン経由フランクフルト着　フリータイム　NH224　羽田へ
2/28（木）　羽田着

エリア マテーラ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

部屋から見えたアルベロベッロの朝日。
今日は6時20分モーニングコール、7時朝食、その後一緒に散策をしたい人は7時50分にロビー集合、そうでない人は各自散策の後、9時50分出発でした。微妙に時間をずらしたのは他の団体と被らないようにしたため。
そういえばここで今回の宿泊税８ユーロを集金されました。いつも思うけどこの程度なら料金に含めてほしい。JTBなんかそうしてくれて便利なんだけど。

朝ごはん。いつもの感じ。
卵とベーコンだけテーブルに置かれていました。

行き方は昨夜わかったので友人と二人で7時半に出発。
昨日行かなかった住宅街だというアイアピッコラ地区へ。

ふむふむ。

確かに住宅街で

お店とかは一切見かけなかったです。

トゥルッリの家って住みづらそうだけど

実際は夏涼しく冬暖かく一軒で11部屋あったり、と我が家よりはるかに広くて住みやすいらしい。

アイアピッコラ地区を出てモンティ地区を眺められるテラスへ。

良く見えるから

やっぱり夜より

明るい時間の方がいいようです。

雲は多いけど

この時はまだ晴れ間も見えていました。

とりあえず

昨日歩かなかった道を通って

モンティ地区の

一番奥にある

教会を目指すことにしました。

とんがり屋根が可愛らしい。

教会に向かって

登っていくような

街になっています。

下のテラスからゆっくり歩いて15分ほどで聖アントニオ教会に着きました。

1926年に建てられ、高さは21.5ｍあるそうです。

中はこんなでこじんまりしていました。

21.5ｍの部分かな？

世界遺産のマークがありました。

一番奥まで来たので

ゆっくり戻りながら

陽子さんのお店に行くことにしました。

石畳がトゥルッリに似合います。
少しずつお土産物屋さんが開き始めていました。

陽子さんのお店に着いてとりあえず屋上へ。

明るいほうがやっぱりよく見えます。

かわいらしい三角屋根。

屋上を堪能してお買い物。

友人はチーズとワインを購入しましたが、飲めない私は500ｇのパスタを１ユーロで購入。可愛いお財布があったのですが、なぜかまさかのインド製だったので止めました。陽子さん、なぜここでインド製？？

買い物を終えて外に出ると上ににゃんこ発見。

躍動感。

かわいい！！！

にゃーにゃー鳴きながら

降りてきました。

どうもごはんをねだっているらしい。

陽子さんのご主人が私たちの方へ呼んでくれました。

そして、ごはんを取りに家の中へ。

いい子で待つにゃんこ。

飼ってはいないけど

こうしていつもご飯をあげているそうです。

もらったサラミを

夢中で食べるにゃんこ。

私はちょっと

塩分が心配。

こんなのいつも食べて

大丈夫なんかな？

満足して帰っていくにゃんこ。

すみません、猫ブログのようになってますが、また別のにゃんこ発見。

この子がまた妙に毛艶がよくて

もうつやっつやでした。

この辺りの方が

猫をかわいがっているのがよくわかります。

そして最後に見つけたこのにゃんこは雨どいの上にお座り。

かわえ～～～

思いっきり見下ろされてます。

どの猫も痩せてはおらず

可愛がられているようで良かった。

買い物もしたし、猫も堪能したので戻ります。

可愛らしい、おとぎの国のような街並みでした。実際住むのは不便なようですが＾＾；

昨日は日曜日で閉まっていたホテル近くの小さなスーパー。
ポケットコーヒー１８個入りが4.49ユーロとタオルミーナより0.3安かったのでひとつだけナンピン買い（笑）。
ホテルに戻ったのは９時２０分、９時５０分に出発して70ｋｍ離れたマテーラを目指します。

そして１１時１５分、マテーラ着。
バスを降りて１０分ほど歩きます。すでに雲行きは相当怪しくなっています。
レストランに行くために階段を下りて角を曲がるといきなりこの光景。

こちらは世界遺産、マテーラの洞窟住居の新しいほうの地区だそうです。新しいので外観は普通の家のようですが、中は洞窟なんだそう。

これだけで十分感動。とりあえずものすごく寒いです。

レストランにはいるとここも洞窟レストラン。

こんな寒いのに炭酸水。1.5ユーロ。

この地方独特の耳たぶの形のパスタ。

メインのポーク。硬かった。味は良かったけど。

そしてこんな寒いのに自家製アイスクリーム。しゃりしゃりして美味しかったです。

レストラン入口。
１１時１５分から１２時半までの早めのランチでした。

小雨模様の中、マテーラ観光開始。
広場から歩き始めます。

大聖堂？？

古めかしいですが

前にダリだっけ？の作品が。今年マテーラはヨーロッパの芸術都市に選ばれて（毎年どこかの都市が選出されるらしい）色々な催しが開催されるそうです。

煉獄教会。

地獄に行ったらこうなるっていう？

がいこつがいっぱい。

大天使の下にもがいこつ。中もこんななんでしょうか？

教会が沢山あります。
目的は洞窟住居なのでどこにも入らず。

日本人の作品だそう。町のところどころにこんな風に近代アートが展示されています。

洞窟住居の古いほうのエリア。

こちらは新しいほう。

私、洞窟住居ってこんな穴に住んでるのかと思っていました。さすがにここに住んでいたのは５０００年前だそうです。

この辺りから

景色は素晴らしいのですが

雪が激しくなって

石畳は滑りやすいし

写真を撮るのも必死です。雪（笑）。

風もあるので真横に降る雪。体感温度はマイナス４度だったそうです。

洞窟住居の中を見られるようになっている家がありました。一人２ユーロ払ってくださーい、と当然のように言われましたけどなんでツアー代金に含まれていないのでしょう？？天気がいい時は希望者のみなのかな？

２０世紀まで普通に住んでいたそうですが

家畜なども一緒に住んでいたため不衛生で

病気が蔓延したため１９５０年代に強制退去させたそうです。

現在は整えられて

若い芸術家たちなどが

住み始めているそうです。

マテーラは人口６万人ですが

活気のある、これからの街です、とガイドさんが流暢な日本語で話してくださいました。

ちなみにここで日本語解説のテープが流れたのですが

その声はアルベロベッロの陽子さんだそうです。

チケット。

出口辺りにおみやげ物が置いてあり、この地方で有名なにわとりの笛だそうです。寒かったのでとりあえず暖まって良かった。

外に出るとこれ（笑）。寒い！！

もうなんでもいいから早くバスに戻ることだけを願っていました。

１４時１０分、バスに乗り込みます。いや～寒かったー。
去年のロンドンのミレニアムブリッジを渡った時以来の寒さでした。

次の目的地、「奇岩が連なる屋根が切り立つ山間部にある村カステルメッツァーノ」を目指すのですが

窓の外がこれ（笑）。

もうスキー場のよう。
ヘアピンカーブの続く道にこの天候では危険との判断で観光中止に。
南イタリアは雪が多くないので雪に弱いらしく、除雪車もなかなか出てこないんだとか。

マテーラの標高４０１ｍから降りてくるとこんなで

山の方はまだ厚い雲に覆われていました。あそこから降りてきたとのこと。
１６時３５分から１７時まで休憩。

レモンチェッロなど。

ナポリが近づいて

雪をかぶったベスビオ火山。かなり珍しいそうです。

１８時２０分、ナポリ到着。夕食のレストランへ。

レモンビール、というのがあったので頼んでみました。4ユーロ。レモンの味が強くて飲みやすかったです。でも飲みきれなくて同じテーブルの方におすそ分けしました。となりは友人のピッチャー入りハウスワイン。

ポテトのニョッキ。もちもち。上にかかっているチーズが美味しかった。

鮭のムニエル。自分でも焼けそう。。

これ、なんていうんだっけ、お酒に浸したスポンジケーキ。思いっきりお酒でした。

やっとのことでホテルにたどり着いたのは20時過ぎ。
今日から私の大好きなアメリカ系ホテル、ホリディインに2連泊です。
好きな理由はベッドが広く、枕が二つ以上あり、

お部屋も広めで

バスルームもゆとりがあること。

今回、お部屋も最上階の22階で眺めもよかったです。
ただ、ホテルの場所はあまり治安のいい場所ではないらしく、夜出かけるという雰囲気ではありませんでした。
今日の歩数は14,526歩。雪のマテーラを歩いた結果です（笑）。

この旅行記へのコメント （2）

• Siniさん 2019/03/08 04:10:27

  なつかしー

  アインスさま
  
  何年か前に友人と回ったところと重なり、とても懐かしく拝見しました。
  
  トゥルッリに泊まりました。オーナーは若い女性を含む数人で、少しずつ買い取ってリノベしてビジネス拡大していきたいと言ってました。
  ベッドルームはたしかに小さくてダブルベッドを入れたら歩くのがやっと。
  リビングルームにソファベッド。
  
  中は快適でした。壁が呼吸している感じ。厚みのある壁ですがなんだか落ち着けましたよ。たまった洗濯をして狭い庭にズラーッと干しました。
  
  マテーラでは洞窟ホテルに泊まりましたがこちらはあまりにリノベされすぎて普通のお部屋の天井がやけに高い部屋でした。
  
  引き続き楽しく読ませていただきます。
  
  Sini

  アインスさん からの返信 2019/03/08 06:03:53

  Re: なつかしー

  Siniさま
  
  今回は私の旅行記を読んでいいね！やコメントを下さり、また、フォローまでしていただき、どうもありがとうございます。トゥルッリや洞窟ホテルに泊まったとのこと、羨ましい限りです。
  周遊だと無難なツアーを選んでしまうのですが、いつか自分でも色々回ってみたいと思っています。
  今後ともどうぞよろしくお願いします。
  
  アインス