2019/02/27 - 2019/02/27
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lagunaさん
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2月も終盤に近付き、鎌倉の梅の花の様子を見に行ってきました。場所によっては満開を過ぎているところがあったり、これから咲きはじめようとしていたりでしたが、それなりに梅の花を愛でることができました。
コース
JR鎌倉駅 (バス)~天神前バス停~荏柄天神社~鎌倉宮~瑞泉寺~報国寺~浄妙寺 (バス)~JR鎌倉駅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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鎌倉で梅の花を見に行きました。まず、JR鎌倉駅からバスに乗り最初は「荏柄天神社」へ行きました。
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荏柄天神社は鎌倉でも古い神社で、「にわかにかき曇った天から天神画像が降ってきたのを人々は恐れ、その場所に社殿を造営し、画像を納めた」とのいわれがあります。
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「荏柄天神社」は京都の「北野天満宮」福岡の「大宰府天満宮」とともに日本三天神の一つです。
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荏柄天神社では受験シーズンに合ったさまざまなお守りがあります。
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荏柄天神社の境内には白梅・紅梅がバランスよく植えられています。
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老木ながら梅の花をきれいに咲かせています。
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荏柄天神社の本殿に向かって右には「寒紅梅」左には「古代青軸」と紅白一対になっています。
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「古代青軸」の方が咲が遅かったせいか、まだ元気に咲いていました。
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受験シーズンなので、お守りや祈禱の依頼で忙しそうです。
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荏柄天神社境内の梅の花は紅白バランスよく植えられ、とても良い香りがしてきます。
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梅は咲いたか桜はまだかいな~と歌いたくなります。
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この大きな石が有名な清水崑の「かっぱ筆塚」です。
「かっぱ筆塚」の文字はノーベル賞作家の「川端康成」の揮毫です。 -
荏柄神社から鎌倉宮に歩いてきました。
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鎌倉宮にも梅の花は多く見られます。
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白梅がとてもきれいです。梅の花の香りがあたり一面に漂っていました。
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鎌倉宮本殿です。
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鎌倉宮の祭神は後醍醐天皇の子「大塔宮護良親王」で、明治天皇の勅命により創建されました。
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可憐な白梅に別れを告げて「瑞泉寺」へ向かいます。
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瑞泉寺に行く途中、見事な「枝垂れ梅」が咲いていたのでカメラに収めました。
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瑞泉寺に行く途中、見事な「紅梅」が咲いていたのでカメラに収めました。
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瑞泉寺に行く途中、見事な「紅梅」が咲いていたのでカメラに収めました。
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「瑞泉寺」に到着です。
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瑞泉寺本堂下の敷地に植えられた梅はまだ咲いていません。日照の関係でしょうか?とても肌寒い場所でした。
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階段を昇り詰めて瑞泉寺本堂に到着です。
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瑞泉寺の本堂です。威風堂々としています。
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若干ですが「冬桜」が見られます。
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冬桜についてのコメントです。是非、ご一読ください。
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鎌倉市指定の天然記念物の「黄梅」が咲いています。
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「黄梅」のいわれが書かれています。ご一読ください。
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梅の花を見ていると気持ちが落ち着きます。
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日本人は「桜」が好きといわれますが「梅の花」もそれに負けていません。
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古寺と梅の花のコラボレーション いいですね!!
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見ごたえのある梅の花です。淡いピンク色が素敵です。
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こちらにはミツマタが咲いており趣があります。
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「どこも苦地蔵堂」前にある「恵比寿神」です。
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「どこも苦地蔵堂」前にある「大黒天」です。
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昔、この地蔵は「扇ヶ谷」にありました。その地蔵堂の堂守があまりにも生活が苦しいため、ここから逃げ出そうとしたところ、このお地蔵さんが夢枕に現れ「どこも どこも」と言ったといいます。やがて堂守は「貧しいのはどこへ行っても同じだ」と悟り、逃げ出さずにここにとどまったといういわれがあります。
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瑞泉寺庭園は「建長寺庭園」「円覚寺庭園」と並び鎌倉の国指定名勝三大庭園です。
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正面の洞窟は夢窓疎石が彫ったといわれる「天女洞」です。
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この岩場の階段を昇り詰めていくと、「徧界一覧亭」があり、当時鎌倉五山の僧たちが漢詩や漢文をつくったと言われています。
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国指定名勝に咲く梅の花・・・・何とも言えません。
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そろそろ瑞泉寺をお暇して、次に行きます。
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ここは鎌倉宮の祭神で後醍醐天皇の子である「護良親王の墓」がある場所です。
現在も「宮内庁」が管理しており、我々一般人からみると恐れ多い場所です。 -
この階段を上り詰めると「護良親王の墓」がありますが、頑丈な鍵がかけられ墓に近づくことはできません。
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「護良親王」は足利尊氏と対立し、その陰謀で鎌倉二階堂の東光寺に幽閉され、後に足利尊氏の弟足利直義の命で殺害された。首は藪の中に捨てられていたが、理知光寺の住職により埋葬されたといいます。
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理知光寺跡の敷地で梅の花にメジロが止まり、さえずっていました。
残念ながらメジロをカメラに収めることができませんでした。 -
理知光寺跡の敷地で沈丁花の花が咲きはじめています。
春を告げる良い匂いがあたりに漂っていました。 -
梅の香りが何ともいえません
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報国寺に向かう途中で梅の木の老大木がありました。こんなに大きな梅の木は今までみたことがありません。
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実に立派な梅の木です。
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報国寺に到着しました。
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報国寺本堂前です。
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報国寺といえば「竹の寺」として有名ですよね。
何故かこの報国寺を目指して来る西欧人観光客がとても多いです。 -
私も以前フランス人女性から報国寺に行く道を聞かれ、拙い英語で教えたことがありました。たいていの外国人観光客は「バンブーテンプル?」と聞いてきます。
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報国寺の竹にも最近、竹を傷つけたりする観光客が増えているとのことです。
一度竹を傷つけると修復できず、本当に困るそうです。
実に嘆かわしいことです。このような不心得のないよう、気を付けたいものです。
また、このようなイタズラする観光客には堂々と注意しましょう。
我々の財産・・・いや日本の財産なのですから。 -
なぜか、竹庭をみていると心が休まります。
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庭園奥に見える「やぐら」には足利義久の墓といわれる塔があります。
これは、「永享の乱」といって、室町将軍 足利義教と鎌倉公方足利持氏が対立し戦に発展したとき、足利持氏は二階堂の永安寺で自刃し、その子の足利義久がここ報国寺で自刃して果てた。その墓といわれている。 -
報国寺の庭園です。こじんまりしていますが、真ん中にサンシュユの木が植えられ石庭に映えます。
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なかなか見事なな庭園です。
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帰りがけに、和服をめした若い女性に出会いました。
和服姿がとてもよく似合います。 -
この歳になっても何故か胸がときめきます。
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思わず「色即是空」と唱えました。(笑)
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報国寺をあとにして浄妙寺に向かいました。
浄妙寺の山門わきに白梅がお出迎えです。 -
さすがに鎌倉五山第五位の風格があります。
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浄妙寺にも見事な梅の花が咲いていました。
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ゆったりとした敷地にゆったりと咲いています。
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梅の香りがただよい本当にきれいでした。
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春の日差しを受けて、気持ちよく咲いていました。
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浄妙寺のご本尊(釈迦如来)にお参りします。
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せっかく浄妙寺に来たのですから足利尊氏・足利直義の父である「足利貞氏」のお墓もお参りします。
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最後は「足利直義」のお墓です。こちらもお参りしてから帰ることにします。
お参りしないと祟られるといけないので、一応予防策としてです。
足利直義は兄 足利尊氏に毒殺されたという説があります。それが事実とすれば同じ血を分けた兄弟なのに、殺されたとなると相当な「怨み」があるはずです。
長い年月でも「怨み」は消えないと思います。
足利直義の冥福を祈りつつ、霊がついてこないよう、お祈りしました。
このあと、バスに乗ってJR鎌倉駅経由で我が家に帰りました。
梅の花を巡っての「鎌倉散歩」でしたが、季節感だけは味わっていただけたと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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