戸塚駅西口地下通路の浮世絵

2019/02/27 - 2019/02/27

　戸塚駅B!改札から西口にあるトツカーナへと地下中央通路が伸びている。その途中には地上に出る地下通路が何本がある。B1改札から左側にある2つ目の地下通路には入口に地上への階段がある。しかし、良く見ると地下通路はさらに先まで伸びていて、突き当りにも地上に出る階段がある。この地下通路の右側は駐輪場（「戸塚駅西口第十七自転車駐輪場」）になっており、この駐輪場を使っている人でもないと、この地下通路を通ることは殆んどないのが実情だ。
　この地下通路の先の階段を上がって地上に出ると長後街道から延長された道路が線路手前でT字路となっており、例の戸塚バスセンター行のバスが通る道路である。このT字路を左折して戸塚駅西口バス停で殆んどの乗客を降ろして戸塚バスセンターへと向かう。戸塚区総合庁舎（区役所）（https://4travel.jp/travelogue/10756131）にも通じてはおらず、このT字路から自転車を駐輪する場合にしか利用されない地下通路であることが分かる。入口には通り抜け禁止の看板があり、徒歩で駅に向かう人はいない。
　実はこの地下通路には左側壁に浮世絵があがかれている。江戸時代に浮世絵のモデルとなった場所の界隈にはこうした浮世絵が展示されている場所が、ここ神奈川県では多く見掛ける。ここ戸塚駅にもそれがあったのだ。主に東海道五十三次　戸塚宿に関わるものばかりだ。戸塚区総合庁舎（区役所）ができて6年経とうとしているが、ようやく初めてこの地下通路を通った。戸塚駅にもこのような足を踏み入れないデッドスポットが残っていたのだ。
（表紙写真は「東海道五十三次之内　戸塚宿」）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

戸塚区総合庁舎（区役所）前に「戸塚駅西口第十七自転車駐輪場」へ下りる階段。

地下通路には「浮世絵にみる　旧東海道と戸塚宿：のパネルと絵図。

「東海道五十三驛　戸塚」。

「五十三次名所絵図六　戸塚」。

「五十三次　戸塚」。

「東海道五十三次の内　戸塚驛」。

「東海道五十三次之内　戸塚宿」。

「東海道五十三次之内　戸塚宿」。

「五十三次之内　戸塚」。

「戸塚」。

「東海道五拾三次人物志　戸塚」。

地下通路。

「戸塚」。

「戸塚」。

「戸塚駅西口市街地再開発事業完了記念　戸塚区総合庁舎竣工記念」（平成25年（2013年）銘）。

地下中央通路。中央右奥は人通りがない。

地下中央通路にある大きな浮世絵。これは誰でも目にしている。