長江クルーズの旅（上海から重慶へ）その３・九華山に登る

2017/03/10 - 2017/03/20

上海から重慶まで、長江2,300kmのクルーズです。センチュリー・パラゴン号でゆったりと長江沿岸の名所を探訪しながら、広大な中国を東から西へと横断する贅沢な旅行でした。４日目は、池州に上陸して、九華山に登ります。九華山は、中国四大仏教名山の一つです。

エリア その他の観光地(中国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

センチュリー・パラゴン号の朝は、太極拳教室から。私はやりませんでしたが・・・

太極拳を教えてくれる若い先生。

この日は、安徽省の池洲で上陸し、バスで２時間近くかけて、九華山まで行きました。途中かなり山道も通ります。九華山は中国四大仏教名山の一つ（ちなみに他の三つは、五台山、普陀山、峨眉山です。

九華山周辺は、「九華山風景区」に指定され、もちろん入場料が必要です。ツアーですから、個人で払うことはありませんでした。

この日はあいにくの雨。船の中で支給された雨具を着用して、ロープウェイで登っていきます・ロープウェイの終着駅からは、滑りやすい階段をさらに登り詰めていきます。ようやく着いたのがこのお寺です。

九華山には100近いお寺があるそうです。

お寺の中には、仏像が鎮座しています。こうした仏像は、文化大革命の際にほとんどが破壊され、これらはその後再建されたものだそうです。

雨が降って、しかも高いところなので、とても寒かったです。

山を下りて、ふもとの九華街へ。ここで昼食です。

宿泊施設が並んでいます。

自由時間に、九華街を散策しました。

ここにも、いくつかお寺があります。

建物の壁に「南無阿弥陀仏」の6文字が書かれています。

中国の国家スローガンを記したものもありました。

この旅行から１年半ほど経った２０１８年１０月に気になるニュースが飛び込んできました。九華山一帯で、仏教に対する取り締まりが行われ、ふもとにある九記念参道が強制的に取り壊されたり、お香を売る店が閉店に追い込まれたり、一部の店では「仏」という文字が看板から撤去されたというニュースでした。ちょっと心配です。