2018/03/25 - 2018/03/25
1408位(同エリア2134件中)
三峯霧美さん
桜が咲き始めた日曜日の午後、川越で御朱印巡りをしました。
春らしい陽気の暖かい一日、点在する神社を巡っているうちに、あっという間に夕方になってしまい時間切れ。
観光スポットが点在しているので、歩いて回ると時間がかかります。
舐めてました川越、立派な観光地です。
結局、翌週、満開の桜の川越へ、もう一度出かけることになりました。
まずは一回目の御朱印めぐりです。
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14:05 西武新宿線本川越駅からクレアモールへ。
昼間はショッピング、夜は居酒屋通りで、いつも人が多い。川越クレアモール 名所・史跡
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14:16 川越八幡宮
駅から近い八幡通りに面した参道は、近年綺麗に整備され、通りのイメージアップに貢献したと、川越市都市景観賞のポイント賞を受賞したそうです。川越八幡神社 寺・神社・教会
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こちらが正参道
神社は東向きに立っていて、正参道は住宅街です。 -
祭神 誉田別命
創建は1030年 甲斐守源頼信が平忠常の乱を平定するさい、ここで祈願し戦勝したので創祀したと伝わります。 -
昭和9年、天皇陛下の誕生を記念して植樹された雄雌の銀杏の木。
いつの間にか一本の木になり、縁結びイチョウと呼ばれ、良縁に恵まれる御利益があろと、祈願祭も行われ、縁結びのお守りもたくさんありました -
民部稲荷神社 倉稲魂神
まんが日本昔話でも紹介された民話で、八王子の古狐が移り棲んだ山にあったお稲荷さんです。
古狐はの八王子のあたりで「民部」という侍に化けて暮らしていました。
民部を怪しんだ寺の住職に狐であることを悟られてしまい、狐は川越の梵心山に旅立ちます。
その梵心山がこのあたりだったそうです。
古狐は旅立つ際、住職に打ち身の手当の仕方を伝えたそうです。 -
梵心山の民部稲荷神社は荒廃し、丸広百貨店とこの地で祀られています。
古狐の逸話から、打ち身、くじきにご利益があるので、東洋大学の駅伝チームも参拝したようです。ほらあの「山の神」と言われた彼のサインもあります。 -
最近はインバウンド系の方もたくさん見かけます。都内から近い観光地ですからね。
神社もいろいろと神様を祀ることで、ご利益も倍増、参拝者も増えますね。
目の神様 大国主命と少彦名命を祀っています。 -
そして、こちらは聖徳太子の像、目の前に腰かける石があり、そこに座って愚痴を聞いてもらいます。
で「ぐち聞きさま」
人に言えない心のうちのモヤモヤを話してすっきりしようってわけです。
返答の無い心理カウンセラー。 -
こちらは厄払いの「厄割桃」
伊弉諾尊が黄泉の国から戻るとき桃の実を投げて黄泉軍を遠ざけたお話から、素焼きの桃に自分の厄を移し、桃を投げて割り、厄除けします。 -
これがその素焼きの桃。
とぉ!っと投げて木っ端みじんに厄を落としました。
これで大丈夫だ!・・・いろんな意味でね。 -
境内のあちらこちら、興味津々でお参りして回って、由緒や由来を読んで楽しめます。
社務所で御朱印を頂きました。 -
八幡様なので、鳩が飛んでいる御朱印。
八幡宮の祭神 誉田別命が国内を平定した時に、水先案内をしたのが鳩なのだそうですよ。
さて、歩いて次の神社に向かいます。 -
歩いてる途中にあった「小江戸蔵里」。なんだろうと、ちょっと寄り道。
旧鏡山酒造の建物を改装した施設です。
時間が無いので、ちょっとだけ「つどい処」を眺めて退出、クレアモール側にはお土産屋さん、和食屋さん、県内産の日本酒の試飲できる施設があるそうです。小江戸蔵里(産業観光館) お土産屋・直売所・特産品
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14:45 出世稲荷神社
鳥居のそばに大きな銀杏の木が2本。
無人の神社なので、御朱印は頂けません。出世稲荷神社 寺・神社・教会
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今日は世話人らしき方が奉納した旗の手入れをしているようです。
参道にも枝を落とした丸坊主の大木。 -
神社の建物に由緒書きがあり、1832年に地主の立川氏が屋敷鎮守として伏見稲荷大社から分社したとのこと。
祭神 宇迦之御魂大神 佐田彦之大神 大宮能売ノ大神 -
14:54 川越 熊野神社
正参道側から鳥居に近づくと、、笑いながら「いた~い!」って声が聞こえてくる。川越熊野神社 寺・神社・教会
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参道の両側は足踏み健康ロードという、石を敷き詰めた道。
靴を脱いで石の上を歩きます、足裏のツボ刺激で、健康になれるかも。
やばい!痛くて歩けない! -
風もなく陽射しがとても賑やかです。
「春詣」というピンク色ののぼり旗が立っています。
夏越しの大祓と大晦日の大祓の間に、春詣と秋詣を新設(というのか?)したそうで、なぎの輪くぐりと 人形による清め祓いがありました。 -
拝殿
祭神 伊弉諾尊 事解之男尊 速玉之男尊
1590年に近くにある蓮馨寺の住職が紀州熊野から勧請して創建。
明治の神仏分離でお寺と分れたようですね。 -
境内にはたくさんのイベントが並んでいますよ!
まずは
摂社 厳島神社(銭洗い弁財天) 祭神 市杵島姫命
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神仏分離する前、蓮馨寺には宝池という池があり、平成19年に同じ水源から水を引いて池を再興。
宝池なので、金運アップということで、お金洗っちゃう!
隣は 秋葉神社 祭神 火之迦具士命 火伏
その隣は 大鷲神社 祭神 天之鳥船命 12月に酉の市が行われます -
厳島神社と銭洗池の間に 開運成就の「撫で蛇様」
願いを込めて蛇を撫でるとご利益があるそう。
宝池の隣は加祐稲荷神社と運試し輪投げ もう楽しいね!
観光客相手のイベント満載神社。さっきの八幡宮も楽しかったけど、こっちも楽しい。 -
一通りお参りして、御朱印の行列。番号札制ではなく並んで待つパターンね。
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頂いた御朱印は 熊野神社と厳島神社 ともに春詣の印が押されています。
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授与所の奥には開運指南場なる看板が。
手相学、算命学、運命学の講座を行ってるそうで、そのほか予約制で開運指南が受けられる、「チャンスを手にするためのお手伝い」をしてくれるそうです。
裏手を抜けて人通りの多い道へ。 -
15:19 蓮馨寺 れんけいじ
狐峰山 宝池院 蓮馨寺
創建は1549年 河越城主大道寺政繁の母蓮馨により開基
ご本尊は 阿弥陀如来蓮馨寺 寺・神社・教会
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桜が綺麗!!
お寺は江戸時代に関東十八檀林の一つになり、葵の紋が許された幕府公認の僧侶の学びの場でした。 -
呑龍堂
呑龍上人は蓮馨寺にいた源誉存応上人(のちの増上寺十二世)の直弟子で、戦国時代から江戸時代初期の僧。
捨て子や間引きされる貧しい子供たちを保護し養育したので「子育て呑龍」と呼ばれて民衆から尊敬されていました。 -
呑龍上人は還暦のころ、親の病気を治そうとして国禁を犯し鶴を殺した少年の命を守ろうと、少年を伴って、小諸の佛光寺で隠棲します。
小諸にいた間も、上人の徳を慕い、祈願を頼む人があり、難産に苦しむ妊婦を助けたことなどから、安産、子育の呑龍上人と言われます。 -
お地蔵さんにはお供えがたくさん。
呑龍上人が隠棲していた場所は幕府にバレていたはずですが、放置されていたのは、民衆の上人を慕う信仰心と徳の高い僧という立場かもしれません。
6年の隠棲のあと、恩師の存応上人の遺言によって赦免となり、太田市の大光院に帰山します。
生き仏様と、信仰を集めたそうです。 -
桜は三分咲きくらいでしょうか。
境内には焼きそば屋さんと、お団子やさんがあり、ちょっと休憩もできます。 -
御朱印を頂きました。
呑龍上人と小江戸川越七福神の福禄寿の御朱印です。 -
蓮馨寺から北上していきます。
蔵造りの通りから一本西側の道です、菓子屋横丁方面に向かいます。 -
15:41 菓子屋横丁
何年ぶりに訪れたでしょうか・・息子が小学校低学年のころだから、もう20年くらい前。菓子屋横丁 名所・史跡
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横丁の規模は変わっていません。
初めて訪れると「え。こんだけ?」って距離に駄菓子屋さんが並んでいます。 -
数年前に火災がありましたが、ちゃんと復興していました。
訪れた人達もお店の方も、とても楽しそうで、何も買いませんでしたが、心が和む場所です。 -
15:45 六塚稲荷神社
菓子屋横丁を出て、新河岸川の橋のたもとにあるお稲荷さん。
桜が綺麗なので、行ってみると。 -
あら、着物姿のお嬢さん。
拝殿の奥の本殿は再建されたもので、文政二年(1819年)の棟札があるそうです。
200年も前の建築で、縁の下に狐が出入りする穴があって、基壇の中に通じでいるそうです。 -
咲き誇る桜以上に美しいお嬢様たち。後姿をカメラに納めさせて頂きました。
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新河岸川沿いにある見立寺へ。
陽射しが傾いて来ました。 -
15:50 見立寺 けんりゅうじ
創建は1558年 川越城主の大道寺政繁
本尊 阿弥陀如来
お寺は1828年と1840年に火災にあい、古文書類が焼失。本堂は明治(1881年)に再建されました。 -
小江戸川越 七福神巡りの布袋尊をお祀りしています。
浄土宗の徳本上人が訪れた記念の名号碑があります。 -
お墓の入り口に、水琴窟。
きれいな音が響いています。 -
御朱印を頂きました。
布袋さんの御朱印も。 -
蔵造りの道を横切って、喜多院に向かいます。
観光客も多いけど、車の通りも多い。 -
時の鐘が見えますが、寄ってる時間がない。
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16:17 成田山川越別院本行寺
え?本堂の扉が閉まってる・・・そーなんです、16時まででした。残念。
とぼとぼと喜多院方面に向かいます。成田山川越別院 寺・神社・教会
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成田山別院の前の道をまっすぐ歩くと、喜多院。
境内は桜色してる。 -
16:20 うわ!扉が…閉まりかけ。
慌てて、参拝の列の最後尾へ。喜多院 寺・神社・教会
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なんと、参拝は16:50までで、扉が半分閉まってます。
御朱印も受付が終了していました。
慈恵堂は慈恵大師をまつっています。
あ~、川越舐めてたな。
もっと早く来なくちゃダメじゃん。 -
桜はまだ三分咲き。
このあたりで、来週もう一度来ようかなって思い始めました。
そう、勢いがあるうちじゃないと、なかなか来れない近場です。
近いのに、数回しか訪れたことのない川越、喜多院の客殿と書院も見てみたい。 -
こちらの桜はほぼ満開、来週は散っていそうなので、来てよかったね。
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境内は花見客でにぎやか、屋台も並んでいて、暖かく風も無いので、夜桜見物もできそうです。
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ちょっとくたびれたので、茶店でお団子を頂き休憩。お腹減ってきたな。
自分の住まいも近くも、名物は焼き団子。
この辺りは、美味しいお米が作れないので、団子にしたとか・・・。
醤油の香ばしい香りはたまりません。 -
16:38 喜多院の向かい側にある日枝神社
喜多院の境内にあった神社で、近江の日枝神社を勧請したものです。日枝神社 寺・神社・教会
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赤坂の日枝神社は1478年に太田道灌が江戸に城を築くにあたり、この神社を分祀したそうです。
無人ですが、賽銭箱の横の缶に書置きの御朱印が入ってました。 -
重要文化財って書いてある。
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日枝神社本殿 室町末期から江戸時代初期の様式なんだそうですよ。
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16:49 仙波東照宮の門
ちょっと、そばまで行ってみよう。仙波東照宮 寺・神社・教会
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扉が閉まっています。
人は多いけど。
やっぱり来週、もう一度来なくては!ゆっくり歩いて本川越駅へ。 -
17:11 本川越駅
3時間の御朱印巡り散策、思ったほど廻れなかったので、来週リベンジを誓い帰りました。本川越駅 駅
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