2019/02/12 - 2019/02/15
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xiaomaiさん
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久しぶりに冬の京都へ行き、妙心寺、北野天満宮、二条城、修学院離宮を訪れたり、おばんざいや京懐石を楽しんだりした。
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二条城見学の後は、修学院離宮へ向かった。まずは地下鉄で三条京阪駅まで行き、バスに乗り換え。15時からのコースを予約していたものの、40分以上早く到着してしまい、受付の方に近くにある赤山禅院へ行くことを勧められた。
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鳥居をくぐりしばらく歩くと、畑があった。
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ほどなくして、赤山明神に到着。
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ここは都七福神詣りの1ヶ所となっている。
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七福神の旗を見ながら先へ進む。
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こちらのお寺は福禄寿。
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本堂
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自らの心の子と書いて息子
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888年創建の由緒正しき禅院
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骨董品級
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願い事が書かれた紙を入れた玉をつなぎ、数珠状に。
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赤山禅院へは往復の徒歩時間と見学で30分ほど。修学院離宮見学の予約票を提示し中へ。
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参観前に注意事項の説明を受け出発。
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下離宮にある杮葺の御幸門
入るときは横にある小さい扉から。 -
庭園を見ながら進む。
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かわいい川が造成されている。
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寿月観
創建当時のものではなく、文政年間に旧規の通り再興されたもの。 -
一の間は15畳で、3畳の上段が設けられている。
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一の間から見える景色。
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当時はここで華やかなもてなしがなされていたのだろう。
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馬車道を通って中離宮へ向かう。明治天皇行幸の際、馬車で通られたから「馬車道」。両脇の赤松はその時植えられ、元は畦道だった。
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なんと田んぼ出現!
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どうやら人々が田植えをするのをご覧になるのがお好きだったよう。
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もともと個人所有だった田畑を買い上げ、景観を保つため、元の所有者に農作業をお願いしているらしい。収穫したものは政府に納める必要はなく、自由に処分できるようだ。
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中離宮の門
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やはり脇の小さい門から入る。
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階段を上り......
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また門
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光子内親王のための最初の建物である楽只軒。その後、拡大されて林丘寺になった。
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内親王の生活の場
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内部から見える景色
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右手に見えるのが一の間。左手奥に、狩野篤信の作といわれる祇園祭の鉾の絵が描かれた杉戸。
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奥に見える棚は......
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互い違いに配された大小5枚の棚板が霞がたなびいている様子に見えることから「霞棚」と呼ばれ、桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とともに天下の三棚と称されている。
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階段を上ったところにあるのが......
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東福門院逝去後、1682年に光子内親王のために女院御所の奥対面所から移築した客殿。
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階段を上ったところに林丘寺。中離宮は林丘寺から返還されたが、寺そのものはまだ存在している。内部は公開されていない。
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一番左手にある鯉の絵は円山応挙の作と伝えられている。
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漁村で網を干した形を表している低い手すりがあり、「網干の欄干」と呼ばれる。なお、現存している中離宮の建物は創建当時の5分の1のみ。
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松並木の緩い坂道を歩いて(上って)上離宮へ。画像は御成門。
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洛中の景観が広がる。
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歩いてきた松並木。
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御成門を入り、高い刈り込みの間を縫って急な石段を登ると、池を見渡せる隣雲亭。
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隣雲亭の床部分には赤と青の石が1つ、あるいは2つ、3つではめ込まれている(一二三石と呼ばれる)。
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浴龍池。人工ダム式の池で、船遊びができるように、水深は0.5~1メートル。水は循環させ、きれいに保っている。
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千歳橋
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楓橋。秋には真っ赤な楓が橋に彩りを添える。
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楓橋から池を望む。
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宝形造りの茶屋「窮遂亭」。扁額は後水尾上皇の宸筆。
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文政年間に修復があったものの、創建当時の建物で現存する唯一のもの。
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18畳と付属の水屋の一間からなる。
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窮遂亭の全景
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突き抜けるような青空だったら、もっときれいだっただろう。
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池に映る山。振り返ると......
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田んぼと洛中の街並み
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再度、浴龍池。
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修学院離宮の全景。離宮の中に田んぼがあるとは全く思わなかった。ここを訪れる最適の時期はやはり紅葉の季節らしい。ただ、申込者が多く、必ず見学できるわけではない。その次はサルスベリが咲き乱れる5月。夏はきれいな写真が撮りやすい。冬は花もないうえ、天気もパッとしないことが多く、何より寒い。その分、見学者が少なく、静かに見学できるという利点がある。
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その後、バスで祇園界隈へ。
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やってきました、ぎおん徳屋。
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18時閉店なのに、17時半過ぎでも多くの人が列をなしていて、大丈夫なのか不安に思いながらも並んだ。
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入り口の右に芸妓さん(舞妓さん?)の授業日割表。
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徳屋の売りは名物本わらびもち。
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しばらく待って店内へ。ぜんざいなどを注文した人は自分で餅を焼く。
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名物の本わらびもち。きな粉と黒蜜が添えられているけれど、和三盆が練りこまれているから、そのまま食してもおいしい。
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白いのは氷。わらびもちはひとかたまりに見えるけれど、8つに分かれている。
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その後、京都駅へ行き、翌日乗車する有馬温泉行きのバス乗り場を確認。ピンク色に光る京都タワーを見ながら、ホテルへ戻るためのバスを待った。
(終)
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