印西市散策（８）・・県立印旛沼公園の梅園を訪ねます。

2019/02/21 - 2019/02/23

舟戸大橋の近く西印旛沼を見下ろす小高い丘の上には、鎌倉時代の師戸（もろと）城址があり、県立印旛沼公園として整備・保全されています。特に桜（約230本）の季節には花見客で大変賑わいます。又この時期、梅林（約70本）を目当ての人も多く、ヤブツバキとともに楽しめます。

2月23日（土）の11:00～14:00、梅園で「梅見の会」が行われ、甘酒が先着50名に無料で振舞われました。おしるこ（もち、200円）、まぜごかん（300円）、天ぷら（3ヶ、100円）などの食べ物やふきのとう（５ヶ、100円）、自家製味噌、ハス、切り干しダイコンなどの販売も行われていました。

エリア 鎌ヶ谷・印西・八千代(千葉)

印旛沼公園の案内図です。
梅（2月中旬～3/上旬）や桜（3/下旬～4/上旬）の他、アジサイ（6～7月）、キツネノカミソリ（8月）、彼岸花（9月）などが咲き、１年を通して散策を楽しめます。

無料駐車場（道場台跡）です。
ここには30台ほどが駐車できます。お花見の時期には、西印旛沼湖畔に臨時駐車場がオープンします。

ちびっこ広場（道場台跡）です。
子供用遊具が設置されています。

自由広場（三の丸跡）です。
野球やソフトボール、ゲートボールで利用されています。

梅園（三の丸跡）です。
印旛沼公園の梅林は、三の丸跡と本丸跡の２ヶ所にあり、約70本の紅白の梅が楽しめます。

梅園の東屋は新しくなっていました。

白梅です。
ここの梅園のほとんどの木に、ウメノキゴケが繁殖しています。

梅の花にズームアップです。
この梅の花は、白色の一重で５枚の花弁と赤みを帯びたガクを持っています。初夏には良く実をつけます。実梅の代表格、南高梅（なんこうばい）でしょうか。この梅園で一番多い品種です。

白梅です。

梅の花にズームアップです。

薄紅梅です。

梅の花にズームアップです。
この梅の花は、薄紅色（ピンク）の八重で赤紫のガクを持っています。この梅園で２本見かけました。

紅梅です。

梅の花にズームアップです。
この梅の花は、紅色の八重で早咲きです。花梅の「八重寒紅；やえかんこう」でしょうか。

紅梅です。
皮が剥けた老木です。臥龍梅に見立て、誘引しているのでしょうか？

梅の花にズームアップです。

菜の花です。

菜の花です。

東屋からの展望です。
ユーカリが丘の高層ビル群と建て替え中の舟戸大橋が一望できます。

「梅見の会」の案内板です。

「梅見の会」の風景です。
天気も回復し風も収まってきています。穏やかな観梅日和です。

東屋では甘酒の無料サービスが行われていました。

まぜごはん、ハス、切り干しダイコンが並んでいます。

天ぷら、ふきのとう、自家製味噌が並んでいます。

三の丸と二の丸の間の空堀です。
空堀や土塁など、師戸城の遺構が良く残っています。

芝生広場（本丸跡）です。

花木園の梅林（本丸跡）です。

芝生広場（二の丸跡）です。
二の丸跡には、藤のパーゴラや展望台があります。

展望台（二の丸跡）です。
西印旛沼が一望できます。対岸の正面（佐倉市側）に、飯野竜神橋と佐倉ふるさと広場が見えます。