2019/01/24 - 2019/01/28
246位(同エリア489件中)
mio3さん
ちょうど日没の頃、イルデパンからヌメアに戻り、迎えのバスに乗って、またまたラマダは最後。フロントの受付は日本語勉強中というお兄さんでした。なんと独学なんだそうです。4月から東京へ行くという話でした。
まずはお風呂。ゆったりしてしまうと再び外出する元気もなく、お昼が豪華でしたから、夕食は日本から持ってきた缶詰、蒸し豆、チキンラーメンなど、荷物減らしも兼ねて簡単に済ませてしまいました。異国で食べるチキンラーメンは最強でした!
それから明日の予定を考えます。明日も天気は晴れ、午前中にマルシェに行って、軽くお昼を食べて、午後、カナル島にシュノーケルに行くことにしました。ラマダにはクブニーのようなチェックアウト後に利用できる温水シャワーはなく、プールとカフェの境にある砂を落とすためのレインシャワーなら使用可能とのこと。レイトチェックアウトは1時間1000フランで18時まで可能と部屋の案内書に書いてあったので、結局時間いっぱいまでそれを利用することにして、電話でフロントに申し込むと、さきほどの日本語勉強中の彼が応対してくれました。
4日目は日曜日、ニューカレドニア最後の朝です。小さなスーパーオセアニアで買ったサラダとグルマンのフランスパンでゆっくり朝食。日曜日でも開いているのが嬉しい。
朝食後、海岸まで歩いてヌバタの前のバス停からバスに乗ります。一応時刻表が貼ってあったのですが、日曜日は30分に1本しかないようでした。運転手さんからチケットを買って、機械に通します。それをひとりずつやるのですから、時刻表はあってないようなものになるのも納得。
SPTのガイドブックの地図と現在位置を示すグーグルマップを見比べながら、どこで降りるのか、バス車内で泥縄検討。初日にアミちゃんが博物館で降りる、マクドが見えたらボタンを押してって言っていたような、とおぼろげな記憶も戻り、せっかくのシトロン湾の景色を見る余裕もありませんでしたが、あるバス停で数人の日本人が降り、そしてマクドの前を通って、次のバス停でも降りる日本人がいたので、一緒に下車。なんとかなった、と安堵です(笑)
マルシェはいくつかの建物で構成されていて、最初、青果棟のあたりをうろうろしながら海老を探しますがなかなか見つからない、最後にまだ足を踏み入れていないちょっと離れた建物に入ると、そこが鮮魚専門エリアでした。天使の海老16匹を購入、1000フラン。思っていたより安い! 前で買っていた日本人の方は刺身にさばいてもらっていました。青果でカットスイカを買うと、オマケにマンゴーを1個くれました。で、連れがいることが分かると、もう1個くれました。帰国日なので持って帰れないことを伝えたかったのですが、どうにもならず、ご好意いただきました。何とフレンドリーなんでしょうか!
ホテルに戻って、とりあえず海老2匹は刺身でいただいてみます。日本の甘海老やボタン海老のほうが甘くて美味しいかな。残りは全部塩茹でに。これは美味しかったです。
昼食後、シュノーケルの支度をして、アミちゃんが教えてくれていた水上タクシー乗り場に行きますが、人もタクシーもいません。休み? 数百メートルほど先にも水上タクシー乗り場があるので、そちらに向かう途中、黄色のボートが3隻ほど続けて先ほどの乗り場に到着するのが見えました。ここで迷ったのですが、すでに半分以上は来ていたのでそのまま前進したのが失敗。受付は日本人女性でしたので帰りは向こうの乗り場に帰りたいと言うと会社が違うのだそうです。バスの時間間隔を考えると、やはり近い乗り場のほうが安心ということで、またトボトボと来た道を引き返し、あまり歩きたくない連れを小一時間も歩かせることになってしまいました。結局タクシー会社は2社あり、乗らなかったほうの会社はグラスボートを使用し、時刻表で運行している模様(カナル島往復1000フラン)、黄色のゴムボートの会社は日曜日で客が多かったせいか、適当にピストン輸送だったみたい(往復1250フラン)。こちらのタクシー会社はガラス張りの無人に見える建物の階下でチケット販売をしているので、分からなかったのでした。
そんなトラブルの末にカナル島上陸。島を案内図を見ていると、声をかけてきた人がいて、サンゴ礁保護のためにこのあたりはシュノーケル禁止、サンゴの上に立たないで、沖合の水深のあるところでシュノーケルを楽しんで、などとレクチャーしてくれました。海の家のお兄さんみたいな感じなのか、正式な監視員なのかは不明。帰りに見ると、シュノーケルセットの貸し出しをしているブースにいる人みたいでした。
シュノーケル、この日はすごい強風で、海の中も砂が舞い上がっていてほとんど視界がありませんでした。かすかに見えるサンゴは形も色も綺麗そうだったので、とっても残念。また、水の中の覗いている間に風に押されてかなり沖合に流されていて慌てました。知らない場所でのシュノーケルは思いがけない水流に流される危険があると聞いていたので、荷物にはなりますが足ひれを持って行っているわけですが、今回つけていなかったら、戻るのに相当苦労したかも知れません。昨日のカヌメラビーチのことも合わせて、いつも準備を怠らないに越したことはないと、改めて実感した次第です。
タクシー料金を支払ったときのレシートが帰りのチケットで、これを見せて帰りのボートに乗り込みます。到着時は帰ろうとする人が長い列を作っていて、一度に乗り込めないほどでしたが、3時すぎには待たずに乗れました。
ホテルに戻るとき、連れだけ先に行かせて、私はグルマンまで夕食用のサンドイッチを買いに行ったら、カードキーで部屋のドアが開かなかったそうで、フロントに行って「ドア、ノット、オープン」みたいなことを言うと、コンピューターを操作してくれて解決したらしいのですが、英語のできない連れにとってはこの旅行で最大の山場だったかも(笑)
ゆっくりお風呂に入り、荷造りをして、完全に出発できる準備をし、早めの夕食を食べて、チェックアウトしました。もう現金は必要ないので、精算時に現金全部と残額をクレジットカードにしてもらい、海外旅行ではつきものの現地通貨の余り問題もなしです。レイトチェックアウトにできてよかった!
時間通りにPTSのバスが迎えにきて、空港に向かいます。チェックイン後、売店を見ていたら保安検査の入り口が分からなくなって慌ててしまいました。体格のよい男性ばかりのグループが長い列を作っていて、その先だったので、分かりにくかったのも無理ありません。
こうして、思ってもみなかった海外旅行に突然行くことになり、思い出たくさんの時間を過ごした旅は終わりました。めちゃくちゃ濃密な現地3日間でした。連れが言うように、毎月国内の代わりに3か月に1度海外もいいかも。ただし、計画と情報収集が大変なので、次があるかどうかは私の気分次第ですが・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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ヌバタの前のバス停。
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マルシェ。いくつかの棟が連結しています。
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青果。この中で生のココナッツジュースを初めて飲みました。さして美味しいものでもなし。1個300フラン、ナタをふるって割るのは大変だけど、ボロもうけでしょうね(笑)
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別棟の鮮魚棟に入ってすぐのお店。店員の美しいお嬢さん、日本人慣れしているので買い物が楽です。天使の海老はどの店も解凍もののようです。ちなみに裏のほうに回ったほうがちょっとだけ安いです。
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モロ島で食べたロブスター(Longoustes)はもっと大きかったかも。
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サカナを撮ろうとしていたら、イケメンのお兄さんが一匹上に取り出して見せてくれました。マルシェの人たち、ほんとにフレンドリーでした。
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ホテルで調理した天使の海老の刺身。しょうゆのパックの長さが8cmです。生海老の味でいったら、甘海老やボタン海老のほうが美味しいと思いますが、ワサビがあったら、違う感想になったかも。
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16匹を1000フランで購入して、2匹だけ刺身、残りは塩茹でにしました。これは美味しかったです。
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ホテルの部屋での昼食。ピンぼけ。
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グーグルストリートビューから。水上タクシー乗り場は円錐屋根の建物の階下にありました。
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今度来ることができたら、こんなチェアを借りてのんびりしたい!
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価格表。デッキチェア1客1600フラン。ドルとフランのレートが凄い!
看板の後ろに少し見えている大きな屋根付きのスペースは5300フラン。
お支払はバーで、とのことです。 -
バー。本日のカクテル各種1690フラン。
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男性用トイレ。たまたま扉が開いていたのでそのまま撮影しました。
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こちら女性用。2部屋あります。なるべく世話になりたくない^^;)
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機内の朝食。着陸2時間前でした。
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朝日を見て、まもなく関空着陸です。
今回、航空券、空港送迎、ホテルだけをセットにしたツアーで、現地のことはすべて現地に着いてから、と出発前はどんな旅行になるか心配でしたが、その場に行けばそれぞれ何とかなり、ほぼ考えていたとおりに終わってほっとしました。
もし次回があるなら、灯台の島にも自然動物公園なんかも行ってみたいし、イルデパン島や透明度の悪かったメトル島はぜひ再訪したい、そしてもっと長く滞在したい、いろいろなプランが頭に浮かんできます。健康なうちに是非また行けますように!
長い旅行記を最後までお読みいただきありがとうございました。これから行かれる方の参考に少しでもなれば幸いです。
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ニューカレドニアに行こう!
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