幻の鳥カグーに会いにニューカレドニアwith ゴエモン　Part ４ウアントロの丘ミニハイク

2024/04/03 - 2024/04/10

これまで海外の観光旅行は値段や時差の関係から東南アジアや台湾が中心だったのですが、今回少し足を延ばしてフランスの海外領土であるニューカレドニアに行ってみました。一時期は日本でもブームになったことがありましたが、同じような時間で行けるハワイやバリ等と比べると人気はいま一つの様子。今回はニューカレドニアにしかいないという幻の鳥カグーに会いに行くのが第一の目的でしたが、離島観光やフランス領ならではの美味しい食事も楽しんで参りました。ハワイやバリとは一味違うニューカレドニアの魅力を少しでも知っていただければ幸いです。

Part4はホテル近くのウアントロの丘でミニハイキング。

エリア ヌメア(ニューカレドニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機

５日目の朝。

フランス領にきたからには、やっぱり朝の始まりはクロワッサン。

ゴエモン「にわかフランスかぶれの出来上がりだ。」

ヒルトン ヌメア ラ プロムナード レジデンシズ ホテル

本日はアンスバタ地区の近くにある「ウアントロの丘」にミニハイキングに出かけます。「ウアントロの丘」は高さ１２８メートルの小高い丘。

行く道すがら、水上に張り出したレストランを発見。

こちらは「ル・ルーフ」という大変有名なシーフードレストラン。夜は照明に浮かび上がる海面に魚などがやってきて、なかなかロマンチックなお店らしいです。なお海辺のテラス席は予約優先のようです。

お値段の方もだいぶ強気なので、goemonp達は今回パスしました。

ル ルーフ フレンチ

ゴエモン「ウアントロの丘までは、こんなゆるやかな上り坂が延々と続くよ。自転車やランニングで登っている西洋人たちも沢山いるよ。goemonp達がまねしたら心臓麻痺で昇天間違いなしだね。」

ゴエモン「道は丘を回り込むように作られているので、頂上までは結構長い道のりだよ。実はこういう脇道に入った方が直線距離的には近いんだけど、結構道が入り組んでいるらしいのでおすすめしないよ。夕方に入り込んで暗くて迷った人もいるらしいしね。」

ゴエモン「だんだん上に登ってきたぞ。向こうの方に僕らが停まっているヒルトンホテルが見えるね。」

ゆるやかな坂は延々と続きます。日頃運動不足のgoemonp達にはこのくらいのゆるやかな坂が丁度いいというものです。

ゴエモン「年寄りだなあ。」

ゴエモン「ぐるっと回って丘の北側の方にやってきたぞ。島なんかも見えてヒルトン前のビーチとはまた違った眺めだね。」

ニューカレドニアは野鳥の宝庫ということで、鳥たちとも出会えます。

ゴエモン「向こうを向いているのでなんだかいまいちわからないね。」

ゴエモン「てなこと言っている内に頂上にやってきたぞ。なんだか大砲が置いてあるな。」

第二次世界大戦時には砲台だったらしいよ。ちなみに今でも奥の方はフランス軍のレーダー基地か何かになっているようで、立ち入り禁止になっていました。

ウアントロの丘 散歩・街歩き

ゴエモン「ううむ　これで『ウアントロ』と読むんだね。フランス語は難しいな。」

ゴエモン「こういう見晴らしのいいところは得てして軍事基地とか砲台にされがちなんだよね。もう二度とここから大砲が撃たれるようなことがないことを願うよ。」

ゴエモン「見晴らしがいいね。」

かつて一世を風靡した原田知世主演の「天国に一番近い島」でもこの丘でロケが行われたそうですよ。

でも今どきの若い人は原田知世なんて「あなたの番です。」とかに出てくるおばさんとしか思わないんだろうなあ。かつては清純派女優の代表格みたいな存在でしたが。

ゴエモン「自分もおじさんだということを忘れずに。」

さてそろそろホテルに戻りましょう。

坂を下りようとすると、頂上近くに遊歩道の入り口がありました。ウアントロの丘にはもちろん沢山野鳥が住んでいるので、遊歩道にはこのような表示板も設置されています。

途中にピクニックエリアみたいな野原があったので寄ってみました。

ゴエモン「広くて見晴らしの良い野原だね。」

この日は日曜日ということもあり、ローカルの人たちがここでピクニックしたり、犬を遊ばせたりしていました。

現地のお父さんと子どもがチャンバラ遊びをしていたのですが、そこはフランス、チャンバラもフェンシングでしたよ。

ゴエモン「水平線まできれいに見えるね。写真ではよくわからないかもしれないけど、この方向の先にこないだいったアメデ島の白い灯台が針の先のように見えるよ。あんなに遠くまで行ったんだね。」

アンスバタ地区に戻ってきました。

白い砂浜にそって歩道が整備されています。

ところどころにこんな感じのイスやテーブルもあって、海を眺めながらビール片手にのんびりするのも良さそうですね。

ゴエモン「もしもし、ニューカレドニアでは公共の場所でお酒を飲むのは禁止だよ。飲むならホテルのベランダか、お店のテラスにしようね。」

ゴエモンに言われたから、というわけでもありませんが、お昼時になったのでカフェでハンバーガーを調達してホテルの部屋でビールとともにいただくことにしました。

ル ファレ カフェ

こちらのハンバーガーはお値段XPF1,200なり。

日本と比べると確かに高いような気もしますが、欧米サイズで大きいのでそこまで割高感はありませんでした。

こういうものだけ食べていれば、ニューカレドニアでも食費を抑えることは可能かもしれません。

ゴエモン「美食家の人には味気なさそうだけどね。」

午後はホテルにせっかくプールが付いているので、プールに行ってみました。

が、秋口に差し掛かっていることもあり、寒くて長くは浸かっていられません。

我々以外も何組かのお客さんがやってきましたが、子供を除いてはみんなすぐに部屋に引き上げていってしまいました。この辺はハワイやバリのようには行きません。

ヒルトン ヌメア ラ プロムナード レジデンシズ ホテル

夜はまたスーパーマーケットに行って自炊。。。の予定だったのですが、遠路はるばるスーパーにたどり着いてみると、なんと駐車場に一台も車がいない。

一抹の、いや大いに不安を覚えつつスーパー入口に行ってみると、目に入ってきたのは「Fermé」の文字。

「閉まっとるやんけ～～～！」

実はここは日曜午後閉店のスーパーだったのでした。ちなみに金土日の午後はスーパー等ではアルコールは買えないので注意しましょう。まあそこはワインの国フランス、ワイン専門店ではワインが買えるというよくわからん抜け道もありますが。。。

ゴエモン「リサーチ不足だな。」

食材がなくては自炊は不可能なので、あわててレストランを探しましたが、外食の高いニューカレドニア、カレー屋やタイ料理屋でもそこそこの値段になりそうなので、ヒルトンのビュッフェにしました。

本日のビュッフェは「新方式ビュッフェ」などと書かれていますが、要は品数の少ないビュッフェで、その代わりお値段がXPF4,300とお安めに設定されています。

豪華な料理を食べたいとか、特別なものを食べたいという人にはあまりお勧めできませんが、比較的リーズナブルなお値段でお腹一杯になりたい人なら利用してもいいかもしれません。

一皿目は前菜あれこれ。

メイン料理の数も控えめ。

メイン料理も特筆すべきものはなし。もちろんホテルなので一定のクオリティは確保されていますが。

デザートも一通りそろってますが、先日の地中海ビュッフェと比べると品数が少ないのは否めません。

というわけでちょっと物足りないディナーになってしまいましたが、明日取り返すとしましょう。

これでPart4は終了。Part5はヌメア海洋博物館を訪問。