2019/01/24 - 2019/01/28
107位(同エリア183件中)
mio3さん
イルデパン島の2日目は無人島であるモロ島へのエクスカーションです。また聞きになりますが、ホテルクブニーが島の酋長さんから管理を委託されているとか。
朝食後、朝9時半にクトビーチに向かうと、それらしきボートに現地の人、大人の男女と子供の男女の4人が乗っていました。?? 調理のお手伝い? 他にお客はなくて、6名を乗せたボートは出発です。
すぐに女性が海を指して、何か言っています。操縦しているムッシューが「カメ、カメ」と言いながらボートを寄せてくれたのですが、近くに寄れる前に亀はもぐってしまいました。まさか生きているウミガメに出会えるとは思ってもいませんでした。
左手に海岸を見ながら20分ほど進むとどこかの海岸に着岸し、女性と女の子はそこで降りて行きました。どうやら便乗だったようです。
というわけで、ボートは貸し切り状態、赤いとんがり屋根の教会が印象的なバオ村を遠目に見た後、小さなボートが集まっているサンゴ礁の浅瀬にやってきました。他のボートはクトビーチの沖合に停泊しているクルーズのお客さんたちのようです。以前ならば、このモロ島エクスカーションは午前中にノカンウイ島に寄っていたのだと思いますが、2017年7月頃から上陸禁止になった模様で、代わりにこの浅瀬に来ているのかも知れません。海の上ゆえ、場所はよく分かりませんが、ここだけ海の色が薄い青で、本当に綺麗です。しばらくゆっくりと浅瀬を進んでいると、ムッシューが海面を指して何か言っています。よく分からなかったので「マンタ?」と聞くと肯定の返事。ひし形の部分で数十センチはありそうな大きなエイが悠然と泳いでいました。
この後、ボートはスピードを上げて、当然かなり揺れながら進みます。このエクスカーション、船に弱い人は駄目でしょう。いくつかの小島を横目にみながら、島に着きました。多分ブロス島だと思うんですが、確かではありません。小さな男の子は一生懸命踏ん張ってイカリを下ろすお手伝いをしていました。そういえば、この日は土曜日です。ここに45分ほど上陸、結構多くの観光客が来ていて、シュノーケルや日光浴を楽しんでいました。私たちは当然シュノーケルで時間をつぶします。
再びボートに乗って、モロ島に移動。ランチが出来上がるまでシュノーケル。島にあるのは、屋根付きのいくつかのテーブルと、炊事用の小屋と、ムッシューたちが休憩するための小屋と、そして一応のトイレ小屋。
連れのシュノーケルはただ浮いているだけ。私はサンゴの塊をあちこち移動していたのですが、そのうちに白黒のボーダー柄のウミヘビに遭遇、そっと逆方向に逃げ、あとは一目散で遠くへ。石垣島でもまったく同じようなウミヘビを見ました。もしかして世界共通?
しばらくして、男の子がテーブルに料理を並べ始めました。すごく大きなロブスターと白身の魚にびっくりです。あと、パパイヤのサラダと白ご飯とバケット。とても全部は食べきれませんでした。残りは砕いてお魚の餌にしているみたいです。食事が終わるとムッシューが自分たちはランチ休憩する、帰りは何時と伝えに来ました。できればカヌメラビーチでもシュノーケルしたかったので、言われた時間より30分早く帰れるようにお願いしました。
が、出航時、潮が引いてボートが離岸できません。引き波に合わせてボートを押すこと十数回、ようやく出航できました。
モロ島からクトビーチまでは15分くらいでしょうか、3時前に帰着。空港への出発が5時なので、4時まで1時間くらいはカヌメラビーチでシュノーケルできます。
やはり一番のシュノーケルポイントと言われているだけあって、魚の数も種類もイルデパンでは最も多く見られました。餌を持っていても、普段慣れていないお魚は寄ってこないのですが、ここでは貪欲なベラがものすごく集まってきました。毎日のように来るクルーズ船のお客が十分に餌付けしている模様です。
ここで小さなアクシデント。ちょっとだけだからと、私だけライフジャケットをしていませんでした。こんなときに限って足がつって、危うく溺れるところでした。油断は禁物です。
戻り際にあるマダムがしきりと海面と指さして周囲の人を誘っています。無数の小魚の群れが上から見ると黒い塊のように一斉に泳ぎ回っていました。その中に入ると、小魚たちはちょっとばらけながら私の両側をすり抜けて行き、また小さな塊に戻ります。映像でしか見たことのないような景色が現実に起こっていて、しばらく夢のような時間でした。
ホテルクブニーに戻って、チェックアウト後のゲスト専用のシャワールームで温かいシャワーを浴びて着替えました。シャワーは2つしかなく、他のゲストも同じような時間にシャワーを浴びようとするので、終えて出るときにはちょっと行列していました。きっと勝手知ったるクルーズ客が無断で使用したりするのでしょうね、クルーズ客禁止の張り紙が・・・。
この日は時間が過ぎるのが分からないというか、あっと言う間だったのか、のんびりゆっくりだったのか、後から思い起こしても不思議な感覚です。ニューカレドニアの3日間の中で最も思い出に残るであろう1日となりました。
このエクスカーション、ホテル明細を見ると2名分税込み19118フラン、日本円にするとひとり1万円弱で、9時半~3時まで5時間半、豪華バーベキューランチ付きです。日本の各地で体験したカヌーやシュノーケルやボートなどのアクティビティが長くても2、3時間でひとり数千円だったことを考えると、最初は高いかなと思いましたが、内容と感動を考えると、実際は驚きのコストパフォーマンスだったことが分かりました。JTBから最終行程表が来るまでイルデパン発の飛行機の時間がわからなかったのですが、18時すぎと遅い便だったために参加できて本当によかったです。
以下、この日の写真から。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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レストランから見る朝のクトビーチ。雲が多くて昨日の午前中ほどには青く見えません。沖合にクルーズ船が停泊しています。昨日も別の船がいました。
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朝食のバイキング会場。もちろん外のテラスでも食べることができますが、鳥にかすめ取られている人もいました(笑)
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サラダバー。旅行中は野菜不足気味になるので、バイキングの朝食でしっかり補充。
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パン類。保存のきく種類のパンなのか、あまりおいしくない。
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ハム類がないなぁと思ったら、冷蔵ケースの中にありました。
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クブニーレストラン前から出航!
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とにかく空も海も青い!
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青い!
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浅瀬に集まっていたボートの一隻。いろいろなタイプがありました。これはゴムボートにエンジンを積んでいます。きっと半端なく揺れるでしょうね。
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この小舟で来ました。
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最初の島にて。ライフジャケットも装着してシュノーケルを楽しみます。
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モロ島に接近
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モロ島到着。
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モロ島に着岸。男の子がイカリを下ろす合図があるまで一生懸命にロープを引っ張っています。
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ランチ! 後でデザートにリンゴ2個来ました。
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巨大ロブスターと白身の魚
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ナイフのサイズと比較しても、ロブスターの巨大さが分かります!
ただし味は大味で、日本のフランス料理でオマール海老を食べるようなのを想像すると、だいぶ違います。 -
楽しかったエクスカーションも、残すはクトビーチまでの短い航海のみ。
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お世話になったムッシュー。英語は数字くらいしかできなかったけれど、仕事はちゃんとしてくれました。ウミガメとエイと豪華ランチ、忘れません。Merci beaucoup!
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前日の夕方に撮影したカヌメラビーチ。クルーズの人たちが帰ってしまった後なので人がいませんが、シュノーケルをしたときは、たくさんの人で賑わっていました。
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