幻の鳥カグーに会いにニューカレドニアwith ゴエモン　Part 6本場フレンチランチと帰国編

2024/04/03 - 2024/04/10

これまで海外の観光旅行は値段や時差の関係から東南アジアや台湾が中心だったのですが、今回少し足を延ばしてフランスの海外領土であるニューカレドニアに行ってみました。一時期は日本でもブームになったことがありましたが、同じような時間で行けるハワイやバリ等と比べると人気はいま一つの様子。今回はニューカレドニアにしかいないという幻の鳥カグーに会いに行くのが第一の目的でしたが、離島観光やフランス領ならではの美味しい食事も楽しんで参りました。ハワイやバリとは一味違うニューカレドニアの魅力を少しでも知っていただければ幸いです。

Part6は旅の思い出に今回一番の贅沢フレンチランチをいただいて、ついに日本へ帰国します。

エリア ヌメア(ニューカレドニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよ最終日の朝。

本日の朝ごはんもクロワッサンとパンオショコラ、珈琲とヨーグルト。


ゴエモン「変わり映えのしない朝食だな。わざわざ載せる必要あるの？」

ヒルトン ヌメア ラ プロムナード レジデンシズ ホテル

朝食後の腹ごなしにホテルの近くにある「アンリ・ミラール競馬場」までお散歩します。

ゴエモン「なかなか立派な競馬場じゃないか。ニューカレドニアは競馬狂が多いのかな？」

観客スタンドも整備されていて、結構お客さんが入れそうです。競馬が行われている時は辺りが人々の歓声に包まれるのでしょう。

ゴエモン「ここで競馬が行われるのは、暑さの和らぐ６月から９月までの間だけなんだって。今は静かなもんだね。」

ゴエモン「競馬は行われていないといっても、あと２か月もすればシーズンがはじまるので、芝生はきちんと手入れされていたよ。ちなみに向こう側に見えるのがおととい登ったウアントロの丘だね。」

競馬場の敷地内にある厩舎も今は静まり返っています。

ゴエモン「馬はどこから連れてくるんだろうね。」

本日はニューカレドニア旅行最後のランチということで、ちょっと奮発してフランス料理をいただく予定です。

ホテル前からバスに乗って、近くの停留所までやってきました。予約の時間までは少し時間があったので、近所の公園で時間をつぶします。

ゴエモン「『シャルル・ドゴール』公園だって。ドゴールというとあの空港の名前にもなっている昔の有名なフランスの大統領？」

ゴエモン「空港の名前になるくらい有名な大統領の名前にちなんでいる割には、全然威厳のないたたずまいだな。ただの子ども公園じゃないか。」

２０世紀フランス最大の政治家の一人とされ、身長１９３センチの大男で権威主義的な統治スタイルから、フランス人からでさえ愛憎半ばされる大人物もゴエモンにかかっては形無しです。

予約時間になったので、フランス料理店に向かいます。

お店の名前は「MARMITE　＆　Tire　Bouchon」。

ゴエモン「どういう意味？」

知るか。グーグル翻訳に聞いてくれ。

ラ マーミット フレンチ

名前の謎はともかく、こちらはgoemonp妻が見つけてきたお店でなかなか評価の高いお店のようです。

外側は高級感あんまりないですが、内装はご覧の通りなかなかおしゃれ。テラス席もあります。

何と日本語のメニューがありました。

どれも美味しそうなので奮発して３コースを注文しました。

ワイングラスもお洒落。

goemonp妻前菜。

ロワイヤンズのラビオリ。

ゴエモン「ロワイヤンズって何？」

知るか。グーグル翻訳に聞いてくれ。

goemonp前菜。こちらはエビのカルパッチョ。上からカレー風味のソースを灌ぐという変わり種。

エビは青く透き通っていたので、多分カレドニア名物の天使のエビでしょう。美味しかったです。

グラスワインも赤白泡と何種類かあって、安くはありませんがフランス料理店と考えればなかなかリーズナブルなものもありました。

こちらはgoemonp妻メイン「牛フィレ肉のリフーバニラ炒め」

ゴエモン「リフーバニラって何？」

知るか。グーグル翻訳に。。。

ゴエモン「それは翻訳ではわからないんじゃないの？」

goemonpメインは仔牛肉の低温調理カボチャロースト添え。

ゴエモン「ボリュームありそうだね。ところで低温調理って何？」

知るか。グーグル翻訳に。。。じゃなくてシェフに聞いてくれ。

もちろん赤ワインもいただいたことはいうまでもありません。

ゴエモン「飲みすぎだ。」

goemonp妻デザート。フレッシュフルーツとか書いてあったような気がするけどフレッシュフルーツはどこに？

そしてこちらがgoemonpデザート。

おじさんが食べるには大いにふさわしくない大いに可愛らしいビジュアルのデザートでした。

食後のコーヒーで一服。

料理のアイディア、味ともになかなかの出来でした。サービスも親切。おすすめできるお店です。

円安もあって決して安くはありませんが、せっかくニューカレドニアに来たのであれば、一度くらい本場のフランス料理をいただくのも一興かと思います。

なお有名店らしく平日でも結構混んでいたので、休日などは予約がおすすめ。お店のホームページの予約フォームから予約できます。

さて美味しい料理をいただいた後は、最後の晩餐を買い出しにスーパーマーケットへ。

しかしお昼に美味しいものをいただいてしまったので、夜は簡素にピザでも、ということでスーパーで一番安い冷凍ピザを購入。

ゴエモン「冷凍ピザの割には具材が多くて美味しそうじゃないか。」

暮れなずむアンスバタの海。

この景色も今日で見納めです。

ヒルトン ヌメア ラ プロムナード レジデンシズ ホテル

オーブンでピザを焼くgoemonp妻。

見ての通り電熱式のオーブンで、使ったことがないので焼き加減がわかりません。

じっとピザ表面を見つめ続ける中年夫婦。

そしてできあがったものがこちら。

ゴエモン「何というか。。。箱の絵と比べるとだいぶ具材が控えめな感じだね。」

まあ一番安いピザだからね。とりあえず生焼けでも黒焦げでもなかったので、よしとしましょう。

クリスピーなピザをナンバーワンビールで胃に流し込み、これにてニューカレドニア最後の晩餐は終了。

ヌメア発成田行きのフライトは翌日午前１：００出発なので、ホテルピックアップは夜９時３０分。

ロビーで待機しているとホテル前に大型バスが到着。乗ってるのは全員日本人で、こんなに日本人いたんだと今更驚くgoemonp。

空港でチェックインをすませ、眠い目こすりながら飛行機に搭乗。夜食でサンドイッチやスナックが配られましたが、goemonp妻は食べずに就寝。貧乏性のgoemonpはもちろん全部いただきましたとも。

goemonp「お酒も飲んでたな。僕は知ってるぞ。」

ヌーメア=ラ トントゥータ国際空港 (NOU) 空港

ぐうぐう寝ている妻をよそに、飛行機ではあんまり寝れないgoemonpは「ゴジラ対キングコング」などというB級感満載の映画を視聴。

ゴジラとキングコングが闘うだけの映画かと思いましたが、なんと闘ううちに怪獣同士の間に友情めいたものが芽生え。。。という少年ジャンプみたいなストーリー。

大して面白いとは思いませんでしたが、アメリカでは好評だったのか続編ができるらしいです。ただ特撮はすごかった。まあ暇つぶしにはなりました。

なお朝食のスペイン風オムレツはなかなか美味しかったです。

ということで無事に早朝日本に帰国。１週間のニューカレドニア旅行は終了です。

ニューカレドニアを訪れての感想。
・ハワイともバリとも違う。やっぱりここはヨーロッパ。
・治安は良好そう。ただ時々浮浪者っぽい人が観光施設や商店の入り口で小銭をせびっていたりするので、注意は怠らないことをお勧めします。
・人々は全般的に親切。何か困っていると助けてくれる人多し。
　フランス領だが観光地なので英語はかなり通じる。
・物価は高い。特に外食。ただサンドイッチ等リーズナブルなものもあるし、自炊を織り交ぜればある程度食費は抑えられそう。
・観光地は離島を除いて少ないので、基本的にのんびりしに行くところ。
　ただしダイビングやマリンスポーツをやる人にはいいかも。

友達や恋人同士、夫婦でのんびり「暮らすように旅する」にはとてもいいところだと思うので、日本から直行便もあるしもっと見直されてもいいリゾートではないかと思いました。7/17までならブログ内で書いたニューカレドニア観光局のXPF5,000クーポンも使えるしね。

ゴエモン「野鳥もいっぱいいるので鳥好きにもおすすめできるよ。じゃあまたね。」