厳寒日本を飛び出して夢のミラクルスーパーシティ、ドバイ　アブダビを旅する③　バスタキア地区～アブラ～ゴールドスーク　スパイススーク

2019/02/08 - 2019/02/08

ドバイモールなど新市街で新しいドバイを見た後は、旧市街でオールドドバイを散策します。
夕方からバスタキア地区を散策し、アブラ乗船、オールドスークやゴールド、スパイススークと観光できるのは効率のいいツアーならではかな？

ホテルに送っていただいた後は、ゆっくりホテル周辺を散策しました。
ドバイは裕福な国だけあって余裕もあるのか、オプショナルツアーを強要されない心地よさがあります。

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

バスタキア地区にやってきました。
パール・ドバイにある歴史的建造物を保護する遺産地区。
UAEにはこんな地区がたくさんあるようです。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

地区の入り口には人目をひくアブラ船が展示されています。
狭い区域なのであっという間に廻れますが、夕暮れにも関わらず観光客が多かったです。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

建物の壁面にはサンゴの化石が使用されていました。

かつてのオールドドバイの街並み、趣のある木製の扉や絨毯が掛けられている。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

これらも観光客用のお店になっている様子。
区域内には入り組んだ道が多くあるけれど、狭いので多少迷っても問題はなさそう。

ツアーで最初に提示されたホテルがこの近くだったので、日が暮れてからも散策に来ようと思っていたが、実際のホテルはドバイクリークを越えた場所でした。
ホテルがギリギリまで分からないのも、ツアーのデメリットですね。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

夕暮れでひんやり涼しくなってきました・・・ちょうどいい時間に来たのかな？

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

モスクがのぞく景色、昔ながらの街並みは風通しを良くするために造られたウインドタワーも見える。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

有名なレストラン『バスタキア・ナイト』、今日は終わりか？
営業しているのか、とても静かでした。

バスタキア ナイト 地元の料理

砂漠の中のテントを意識したコテージのような・・・ここで食事もできるのかしら？
雰囲気はあるけれど、モロッコの砂漠で朝食を食べたのを思い出した。
まあ私は1度でいいかな？

バスタキア ナイト 地元の料理

ここも野外のアラビア風テラス席、雨が降らないからこういう座席を作れるんでしょうね。

バスタキア ナイト 地元の料理

周辺をもう一回り、大きな壺は食品を保存するためなのかな？

ファミリー連れの観光客も散策しています。かつてのドバイを垣間見れる地区です。
真珠取りやダウ船の造船などが主な産業だった数十年前までのドバイは、こんな風にひっそりした港町だったのでしょうね。

古いものに惹かれる私は、こういった情景が落ち着きますね。
アラブらしさに溢れているけれど、住まないで旅だから楽しめるのもあるでしょう。

ドバイ博物館に行きたかったなあ・・・でも明日以降の観光でドバイ博物館以上に楽しめる施設に入れました。

ドバイ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

バスにてサクサク移動、ドバイクリークの渡し船『アブラ船』乗車場につきました。
もっと鄙びた場所を想像していましたが、一大観光地ではないですか?

アブラ乗り場 船系

日本でいう矢切の渡しでしょうが、もう何十艘の船が待機しています。

アブラ乗り場 船系

団体だから貸切で出発です。とにかく真ん中に集まって座るので、立つことは出来ません(横転するからね)

アブラ (船) 船系

写真も座って撮り続けますが、柵もないので見通しはいいです。
たくさんの船が行き来しています。

ドバイクリーク （ドバイ川） 滝・河川・湖

ドバイクリークに何艘もの船が行きかって、活気に満ち溢れています。

アブラ (船) 船系

モスクとカモメとアブラ船、日本ではお目にかかれない景色ですね。
これこそ旅ならではのカルチャーショック、ワクワクします。

ドバイクリーク （ドバイ川） 滝・河川・湖

わずか５分足らずの旅でしたが、やっぱり船っていいですね。
もうすぐ向こう岸に到着です。

ドバイクリーク （ドバイ川） 滝・河川・湖

多くの船が行きかっていましたが、さすが船頭さんは手慣れたものでした。

アブラ (船) 船系

降りるとすぐ目の前にはスパイススークの入り口が見えます。
ここも観光客で一杯です。

スパイス スーク 市場

スパイススークは後で寄るとして、まずはゴールドスークにやってきました。
世界一大きなゴールドリング、等身大のマネキンと比べると、その大きさが分かります。

ゴールド スーク 市場

ゴールドスークの通路は広く、観光客で賑わっていました。
きちんと整備されていて、一軒一軒の店にはドアマンがいる所もあり、呼び込みなどもありませんでした。

ゴールド スーク 市場

しかし日本で使うには無理のあるデザインばかりですね。

ゴールド スーク 市場

勿論それなりの資金もありませんので、キラキラ光るゴールドを眺めるだけにします。

ゴールド スーク 市場

トルコやモロッコのスークに比べると随分、大人しい印象を受けました。
まあ現地の人は殆どいないのでしょう。
お金に余裕のあるドバイは躍起になって売る必要もないのかな。

ゴールド スーク 市場

すぐ近くのスパイススークまで歩いてきました。
こちらはゴールドスークと比べて空いていますが、呼び込みは激しかった。

スパイス スーク 市場

キレイに並んだスパイス、写真映えしますが青いのは何だろう？

スパイス スーク 市場

サンドボトルも色とりどりできれいです。
ここで値段を尋ねると５０ディルハム(１５００円くらい)？
これが高いのか安いのか・・・少し様子見です。

ドバイのいい所は、英語がきちんと通じるところです。
私の拙い英語でもストレスはありません。
日本の古い流行語で客引きをしていたので、新流行語の『そだね～』と『半端ないって』を教えておきました。

どういう意味と聞かれ・・・そだね～は『I　Agree』ですが、半端ないってはSuperやmarvelousと訳すべきだったのかな・・・　

呼び込みは凄いけれど、フレンドリーと言えばフレンドリーです。
試食に駱駝のミルクチョコをいただきました。味はまあ可もなく不可もなく・・・何も買わなくてごめんなさい。

スパイス スーク 市場

すっかり日も暮れましたが、ホテルまで送ってもらって本日の日程終了。

OPの方々はダウ船ディナークルーズらしいですが、ベトナムでのディナークルーズと似た感じで１万円以上掛ける価値はなさそうなので、我々は近隣のスーパー巡りに出掛けます。
OPも強要されなくてスッキリ自由時間を楽しめます。

驚いたのは日の暮れた街を歩いているのはほぼ男性ばかり・・・
家族連れや店の従業員に女性はいるものの・・・あたりは濃い顔の男男男・・・
日本の感覚だと囲まれているのは怖い感じですが、治安は良いらしく危険な雰囲気はありませんでした。

ちょっとびっくりしたけどね・・・化粧品売り場も男だらけなんですもん。

スーパーの陳列は食材もそのものずばり、より美味しそうに見えます。

こちらも一部は包装されていますが、日本は衛生面を重視して、なんでも袋に入れてしまいますから、過剰包装気味なんだろうな。
どうせ洗うのにね。
それだけ安全性が、危うくなっているのだと考えると悲しいですね。

スーパーを３～４軒梯子しました。
その店以外で買ったものは、入り口で預けなければいけないルールのようです。

駱駝のミルクを見つけて思わず購入、でもミルクそのものは生臭そうだったので、飲みやすそうなチョコレートミルクにしました。

私的には甘くて美味しかったですが、娘はちょっと匂うとの事。
時間を置かずに冷たくして直ぐに飲むのがいいみたいです。

細かい買い物はお土産編で公開するとして、アザーン時計を買ってしまいました。
１０ディルハム(３００円)くらいのテキトーな価格、店員さんも売る気もなく『これを買うのはイスラム教徒だけだよ、変わっている』と言われてしまいました。
こっちのほうがずっと売れてると勧められた目覚まし時計は、日本でも売っているんだよなあ・・・・。

店員自身も風呂にあるような腰掛に座って接客している・・・なんて緩いんでしょうね。
日本だと店員の接客態度がなっちゃいないと、批判されてしまうのでしょうね。
私の友人は日本が大好きなんだよ・・・と言うので『あなたは日本が好き？』って聞いてみると『いや、友人がだよ』
知ってるって！！社交辞令を言ってよ～(@_@)

ガイドブックに載ってたクレオパトラ石鹸も、スーパーで大人買いしました。花王の石鹸を更に芳醇にしたような香り。
美容部員のお姉さんが『そんなにいい匂いなの？』と嗅ぎに来て『日本で流行っている』と言うとふ～んと不思議そう。

流行は意外とマスコミに作られて踊らされているのかな?
クレオパトラ石鹸もドバイ製ではなく、サウジアラビア製らしいです。

とにかくそんな地元の方々との交流の楽しい夜でした。
明日は他の首長国へ観光に出掛けます、本日の歩数は２４８３０歩。
久々に歩きました。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2019/03/02 13:36:35

  クレオパトラ石鹸

  こんにちは、オカンカンさん
  
  確かにドバイは、裕福だから？
  あまり呼び込みなくて良いですよね。
  でも、私はタクシーには辟易したけれど、、、
  アグラに乗って対岸は行けなかったので、
  今度機会があればスークも楽しんでみたいなぁ。
  
  ところで、クレオパトラ石鹸って知りませんでしたー
  ガイドブックも買わなかったので、あまり下調べしなかったので、、、
  興味あるなぁ。
  名前だけで買っちゃいそうになるわ（笑）
  
  たらよろ

  オカンカンさん からの返信 2019/03/02 19:56:17

  RE: クレオパトラ石鹸

  たらよろさん　　　こんばんは！
  
  いつもありがとうございます。
  たらよろさんのバスタキア地区の旅行記、何度も読んで参考にさせていただきました。
  
  タクシーは1度乗りましたが、タクシー乗り場で並んでいるとレクサスのような料金が高そうなものを進められちゃうんです。
  中国系の人たちはさっさと軽量車を選んで乗りこんでいました。
  
  クレオパトラ石鹸、中々いい香りです。
  地球の歩き方で知って、バラマキ土産に買ってきました。
  ラクダのミルク石鹸の５分の１くらいの値段ですが、普通のスーパーでも売っていてドバイの人にとると何でこんなものを・・・・という感じでした。
  流行はマスコミに作られているんですね。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オカンカン