
2018/10/11 - 2018/10/18
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この旅行記のスケジュール
2018/10/14
-
車での移動
ナギーサファリさんの専用車でアスワンまで移動
-
ムーヴェンピック・リゾート・アスワン
この旅行記スケジュールを元に
ご訪問ありがとうございます。
この旅行記は、「数千年の時を経て語りかけるファラオの国/エジプトへ♪ vol.3 ルクソール東岸/スークぶらぶら歩き
https://4travel.jp/travelogue/11440856 の続きです。
エティハド航空でカイロ到着後ルクソールに飛び、西岸では、ハトシェプスト葬祭殿、王家の谷、王妃の谷などを見学、東岸ではカルナック神殿、ルクソール神殿を見学しホテルへ。
昨日は、ルクソール神殿近くのスークに足を運び、地元の人たちの生活を垣間見ました。
今日は、ルクソールからアスワンへ陸路5時間の移動です。
アスワンでは、悠々と流れるナイル川を小船で巡り、メルヘンの世界/ヌビア村へ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*ルクソール/ソフィテル・ウィンター・パレス
朝食付き2泊 US$335.10 Booking.com
*アスワン/ムーヴェンピック・リゾート・アスワン
朝食付き2泊 US$445.14 Expedia
*ギザ/メナ・ハウス・マリオット
マリオットのポイント使用 1泊 公式HP
エジプトでのホテルは、自分達がBooking.comやExpediaやマリオットの公式サイトから予約し、カイロ~ルクソール間の航空券、ルクソールでの西岸・東岸の観光、ルクソール~アスワン間の専用車での移動、アスワン~カイロ間の航空券を現地旅行社「ナギーサファリ」さんに依頼
ナギーサファリ:US$933/1人 代金はカイロ到着時に支払い。
行程 10月11日~10月18日
□10月11日(木)成田~アブダビ エティハド航空 EY0871
□10月12日(金)アブダビ~カイロ エティハド航空 EY0651
□10月12日(金)カイロ~ルクソール エジプト航空
ルクソール西岸観光(王家の谷・ネフェルタリ墓・
王妃の谷・ハトシェプスト葬祭殿・メムノン巨像)
ルクソール東岸観光(カルナック神殿・ルクソール神殿)
ルクソール泊(ソフィテル ウィンター・パレス泊)
□10月13日(土)ルクソールのスーク ぶらぶら歩き ホテルステイ
ルクソール泊(ソフィテル ウィンター・パレス泊)
■10月14日(日)ルクソールから専用車で陸路アスワンへ移動(5時間)
アスワン泊(ムーヴェンピック・リゾート・アスワン泊)
■10月15日(月) ナイル川を緩やかに巡りヌビア村へ
アスワン泊(ムーヴェンピック・リゾート・アスワン泊)
□10月16日(火)アスワンから空路カイロへ エジプト航空
カイロからギザへ
ギザ泊(メナ・ハウス・マリオット泊)
□10月17日 (水)ピラミッド観光
カイロ~アブダビ エティハド航空 EY0648
アブダビ~成田 エティハド航空 EY0878
通貨 1E£(エジプトポンド)=6.4円(2018年10月現在)
旅行記
数千年の時を経て語りかけるファラオの国/エジプトへ♪
vol.1 エティハド航空ビジネスクラス搭乗記&死者の町/ルクソール西岸
https://4travel.jp/travelogue/11414200
vol.2 ルクソール東岸/カルナック神殿・ルクソール神殿
https://4travel.jp/travelogue/11428752
vol. 3 ルクソール東岸/スークぶらぶら歩き
https://4travel.jp/travelogue/11440856
- 旅行の満足度
- 4.5
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。
今日はルクソールからアスワンに陸路向かいます。
朝食は「La Corniche」で。
窓際のお席に案内してくれました。 -
ハムやサーモンとサラダ
オムレツも作っていただきましたよ。
エジプトのオムレツは円形なのね。 -
なぜか南部鉄瓶。
南部鉄瓶で沸かしたお湯は、美味しいだけでなく身体に嬉しい健康効果もありますね。
そういえば、ターキッシュ・エアラインのビジネスでも鉄瓶が登場しましたよ。 -
イチジクをホワイトチョコでコーティングしたスイーツ。
イチジクの赤が鮮やか。
レストランのチーフが現れ、お食事は楽しめましたかとご挨拶。 -
朝食後は出発までホテルのお庭を散策。
-
さすが南国、ブーゲンビリアの花が美しい。
-
庭園からホテルの外観を1枚。
100年の歴史を持つウィンターパレス、やはり素敵です。 -
ウィンターパレスの庭園はかなり広く、木々はきれいに手入れされ、花々も美しく咲いていた。
-
可愛いお花をアップ。
-
入ることのなかったプール。ちょっと残念。
-
庭を散策していると、庭師さんがヤシの木の葉を剪定中。
-
見事な仕事ぶりにしばらく見とれていた。
-
さて、午前11時にナギーさん(の会社)の迎えがあり、チェックアウトしてアスワンに向かう。
これから5時間の陸路の旅だ。 -
のどかな風景が続く。
とはいえ、道路はスピードが出ないよう等間隔で道路が盛り上がっていて、そのたびにスピードを落としながら走る。 -
ルクソール―アスワン間を、クルーズ船は3泊4日、または4泊5日で移動する。
クルーズ船の旅は、途中途中の遺跡などの観光と船内で1日3食の食事つき。
それはそれで楽しいだろうな。
でも、観光のために朝5時起きはちょっと疲れそう。 -
ナイル川の川幅は、こんなに狭い。支流?
-
ルクソール―アスワン間のメインの道路がこんなのどかな道。
のどかな風景の中、サトウキビ畑もあった。
サトウキビの生産量はかなり多いものの、砂糖そのものの輸入もかなりの量らしい。
エジプト人はコーヒーや紅茶に砂糖を5,6杯入れるとのこと。
アルコール禁止のエジプトでは、甘~い飲み物が人気なんですね。 -
砂埃をあげて車は走る。
この道は以前は(今でも?)コンボイ(警察車両が車の前後を護衛して走る)で走ったルートだ。 -
道路の右側はナイル川が流れ、左側は道路と並行して列車が走る。
5時間という長時間の移動だが、周囲の景色も非日常の世界なので、(寝ることもなく)結構楽しめた。 -
こんな様子も見られるしね。
-
少年が羊たちを引き連れてお散歩? いや、お仕事でしょう。
-
羊さんたちも大人しく付いて行くのね。
車が通る道なのに・・・
1回のトイレ休憩の後、ようやく車はアスワンに着いた。 -
アスワンでは、ムーヴェンピック・リゾートに泊まる。
このホテルは、ナイル川の中州にあるエレファンティネ島の中に建っていて、夜になると対岸の街の灯りが美しいらしい。
町に出るには、ホテルの渡しボートが頻繁に行き来しているので不便はない。 -
アスワンは、スーダンに近く、人々の顔つきもアラブ人ではなく、色の黒いヌビア人の顔つきの人が多い。
この壁画もヌビア人を描いている。 -
取りあえず荷物を置いて室内を撮影。
-
スーダンやヌビア人の文化がどういうものかは知らないけれど、独特な絵画が飾られていた。
写真上がヌビア人が描いた絵
下はTV画面(笑) -
洗面はシングルだが、特に問題なし。
-
クローゼットの扉がヌビアらしい。
-
テーブルの上にはファルーカのミニチュアとウェルカムのナッツなど。
かなりローカルな雰囲気。
アスワンでは、「ヌビア村」に行こうと考えていたが、どんなところか分からないし、費用もどのくらいかかるのかもわからない。
そうだ、コンシェルジュに聞いてみよう。
レセプションにいた女性のコンシェルジュに聞いてみると、パソコンの画像を見せてくれて、ホテルの外のナイル川に係留している船で4時間チャーター(往復クルーズ+現地滞在)で40ドルとのこと。
「ヌビア村」とても可愛らしい村、明日が楽しみだわ。 -
明日のスケジュールも決まり、今夜の食事はどこにしようか考えた。
2階のブッフェもあるし、夜景が素晴らしい高層階のレストランなど・・・
ブッフェ・レストランのスタッフが、どうぞ見てくださいと言うので中に入ってみると、な、なんと素晴らしいディスプレイ・・・ -
あまりに美味しそうなので、ここに即決♪
料理の種類も多いし、飾り付けも素敵・・・ -
かなり洗練された雰囲気で、お味もなかなかのもの。
-
外国の癖のある香辛料の食事が苦手な私は、エジプトのローカル食はほどほどに。
-
こんなお洒落なお料理だと食欲が湧くわ♪
-
スイーツも美味しくて~。
-
レストランの外にはラウンジもあり、寛ぎの場所も。
-
レストランの外のバーでは、歌手が歌っていて、寛ぐ人、ダンスを楽しむ人それぞれ。
-
しばらく寛いだ後は部屋へ。
広々とした廊下にはヌビア人の絵画も飾られている。 -
ヌビア人の絵画
今日ルクソールからの長時間の移動で疲れました。
お休みなさい。zzz... -
おはようございます。
ナイルの流れとブーゲンビリア・・・
ビーチのある海辺のリゾートもいいけれど、砂漠に囲まれたリゾートもなかなかのものです。 -
青空を背景に、綺麗に整えられたお庭を見ながらの朝ごはん♪
朝から気分がいいわ。 -
だって、お庭を見ながらの朝食、こんなに気持ちがいいんですもの。
-
昨晩と同じレストランだったが、朝食のメニューも種類が多く、美味しそうなものばかり。
-
ほら、美味しそうでしょ。
初めての死海/ヨルダンではムーヴェンピックに2泊した。
2回目のヨルダン旅では、マリオットに泊まったものの、ムーヴェンピックに入り浸り、夕食も2回行ってしまった。
ぺトラ遺跡でも、遺跡のエントランスの真ん前のムーヴェンピックに泊まったっけ・・・
ムーヴェンピック、いいわぁ♪ -
ここでもオムレツは円形。
ルクソールでも丸かったので、エジプトではオムレツは円形なのね。 -
ヨーグルトとザクロソース:この鮮やかなピンクは、ザクロの自然の色。
ピンクのグラデーションが可愛いスイーツ。
外国では珍しい柿があったので、1つ頂いてみましたが甘くなかった・・・ -
朝食後は、ホテルの目の前に係留されているボートに、ヌビア村へ行ってもらえるか交渉しに行く。
ホテルのコンシェルジュからは、プライベート・ボート4時間の利用で40ドルと言われたが、ボートのオーナーのおにいさんに一応、36ドルでどう? と値切り交渉。
あっさりOK。言ってみるものだわ。
真っ白で新しくて貸切よ~♪ -
イシス神殿を彷彿させるムーヴェンピック・ホテル本館の前からボートは出発。
ムーヴェンピックはエレファンティネ島の中州にあるので、船は一旦北上し、・・・ -
島の北端を回り込んで、・・・
ナイル川を挟んだ対岸はもう砂漠。 -
先端を回り込み、今度はムーヴェンピックの建物を左に見てボートはゆったりと進む。
写真の右側はムーヴェンピックの本館。
左側の建物は新館。 -
右手高台には、アガ・カーン廟が見える。
-
黒い牛がのんびりと水浴びをしていた。
野良かなと思ったが、ビデオのアップで見ると、首には紐がついていたので家畜なのだろう。 -
ボートに乗って30分ぐらいたった頃、丘の上に家が見えてきた。
ボートのお兄さんは、「あの岸辺はヌビアビーチだ」と言っていたが、ビーチには十数頭のラクダがいた。
岸辺には50人は乗れる船も係留してあったので、対岸からビーチにやって来る人もいるのだろう。 -
ヌビア村が見えてきた。
砂色の丘にへばりつくように、カラフルな家々が建っている。 -
船が係留されている。
これだけの船はどこから来るのだろうか。
私達のような貸切船だろうか・・・?
誰かの旅行記(4トラではない)では、アスワンの駅からまっすぐ行った辺りに、渡し船乗り場があって、ヌビア人は1 エジプトポンド(E£)、エジプト人は2E£、外国人は5E£という話だが定かではない。
私達の船が着いたところはここではなく、ちょっと離れたところ。 -
ラクダ君がお出迎え♪
-
ヌビア村には、一般の人たちも住んでいるのだろうが、船着き場近くには土産物店が立ち並んでいる。
この辺りはスーダンに近く、住んでいる人たちは「ヌビア人」と呼ばれる。
土産物もアラブ風ではなく、中部/南部アフリカのような感じだ。 -
香辛料、洋服、お面など、見ているだけでも面白い。
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ワニの剥製も売っていますよ。
お気に召したらお土産にどうぞ。
って、持ち帰り可能なの? -
ボートのおにいさんが町を案内してくれるが、写真ばかり写していて何も買わない。
自由に歩きたいし、ガイドは要らない。 -
ヌビア村の建物はパステルカラーで、とても可愛らしい。
-
ムスタファさん(ボートのお兄さん)は、ヌビア村のとあるお宅に案内してくれた。
-
これが一般のお宅なのか、店なのかよく分からないが、家全体がとにかく可愛い。
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ここは居間でしょうか。
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ペットはワニ!
ナイル川にワニがいるのね。
さっき、ビーチがあったけれど、ナイル川のビーチでひと泳ぎも危ない、危ない・・・ -
ベッドルーム
-
屋上には大きなワニの剥製が置いてある。
-
ここでムスタファさんと共に休憩。
ヌビアンティ(20E£≒120円)を頂く。 -
ムスタファさんから「ヘナ」をやってみないかと。
「ヘナ」または「ヘンナ」とは、マニキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブで、中東やアフリカあたりでよく描かれている。 -
一度、ドバイでやってみたが、一旦描くと1週間は消えないので、要注意。
指先2本ぐらいならいいかなと描いてもらった。(30エジプトポンド≒200円) -
ヌビアンハーブティを頂いて、休憩した後はいざ、街歩きへ。
-
一般のお宅だろうか、窓やドアは閉じられている。
ヌビアの人たちの生活も覗いてみたいものだ。 -
船着き場に近い辺りには、土産物を売るお店があるが、観光客の数は少ない。
と言うか、観光客の姿はほとんど見かけない。 -
土産物店では、アラブの物とは大分趣の違うものが置いてある。
エジプトはアフリカ大陸に位置するといっても、南北に長く、南の方はスーダンに近く、ヌビア地方と言われている。 -
ヌビア (Nubia) は、エジプト南部アスワンあたりからスーダンにかけての地方の名称。
現在では本来の文化や風貌など、古代以降にギリシャ人・ローマ人の移民が流入し続けたエジプトとは異なる独自性を残している。…by wiki -
「ナショナル ジオグラフィック」では、「古代エジプトを支配したヌビア人の王たち ブラックファラオ」という特集を組んだこともある。
彼らはエジプト人でもアフリカ人でもないヌビア人だという高い誇りをもっている民族らしい。
王家の谷の壁画には、どの王のだったか忘れたが、褐色ではなく黒い肌をした王妃の姿が描いてあった。
今思えば、その王妃はヌビア人だったのだろう。 -
ヌビアの人たちの家は、パステルカラーで塗られ、外壁にもさまざまな絵が描かれている。
-
中東や北部アフリカの町では、様々な香辛料やドライフルーツが売られている。
でも、こういう香辛料は使い道がよく分からないので買ったことはない。
私が好んで買うのは干しアンズ、夫はカシューナッツやデーツを買う。
ローズヒップやハイビスカスもあれば買ったりする。 -
「アバヤ」が乾してある・・・アラブの風を感じるな・・・
(アバヤ:アラビア半島の国々の伝統的民族衣装。 砂漠地帯の強い直射日光から全身の肌を守ることができる。色は黒いものが多く、女性の体のラインを最大限に隠すことが出来る。)…by wiki -
パステルカラーの家々
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住人の個性が表われる色合いの家々
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パステルカラーの家々
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家の住人が描くのかな
それにしても、街には人の気配がない。 -
パステルカラーの家々
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町を歩いていると、若いママたちが4,5人たむろっていた。
赤ちゃん連れもいる。
皆ヌビア人だが、英語は通じた。
その中の一人が、私の指先の「ヘナ」を見て、いきなり勝手に私の手の甲に「ヘナ」で花の絵を描き始めた。 -
中東やアフリカに滞在している間は、ヘナはあまり気にならないが、日本に帰ったら刺青のようで恥ずかしいのでやめてほしかった。
勝手に描くなんて! ぷんぷん。
そして何か日本の物を頂戴と。 -
「ない」って言ったら、私がバッグにつけていたお寿司の「いくら軍艦」のキーホルダーに目をつけ、「これでもいい」と。
「やだ、これ高いんだから」ってお断り。
ふふ、100円ショップで買った物なんだけどね。
ヘナの代金は請求されなかったし、特に強制はされなかったけれど、バクシーシで$1渡しました。 -
小高い丘にも登ってみた。
一般の家なのだろうが、パステルカラーの個性的な家が続く。 -
小高い丘からの眺め。
更に歩くと学校もあるらしいが、時間もあるので遠くには行かなかった。 -
町には人影がなく、静まり返っている。
だが、ここには人々の生活があった。
洗濯物の干し方が結構てきとーな感じ。
この辺りは乾燥しているので、テキトーにひっかけてあってもすぐに乾くのだろう・・・(笑) -
もうそろそろヌビア村を離れる時間。
ボート乗り場に向かう途中、「Nubian Art House」で、夫はヌビアンのパステルカラーの絵を見つけた。
値段を聞くと$20と言うので、高いので断った。
これ1枚描くのに1日かかるんだ、と言っていたが、どう見ても30分か1時間で描けそうな気がする。
断って店を去る、追ってきて、いくらなら買う? これからはこちらのペースで。
$5から始まって、何回かのやり取りの後、夫は$8でその絵を買った。
納得のできない価格なら相手は絶対に売らないので、相手も納得の値段だろう。
高いか安いかは分からないが、お互い納得の上のこと。 -
対岸に向かうボート?
-
ヌビア村がナイル川のどこにあるのか、よく分からない。
ずっと川を下って、右側の岸に船はついたので、そこはナイル川の対岸だと思っていた。
でも、地図を見ると(思っていた)そのあたりにヌビア村はない。
川の対岸と思っていたが、グーグルで探してみると、どうも島にあるようだが納得がいかない。。(ナイル川のこの辺は小さな島が沢山ある) -
そろそろヌビア村を離れる時間だ。
-
船着き場に行くと、ムスタファさんが待っていた。
-
再び貸切の白い船に乗り、ナイル川をクルーズ。
と、ムスタファさんがナイルの水面を指さして「あれがカタラクトだ」と言う。 -
無風で波の無いナイル川で、川の一部が渦を巻いている。
「カタラクト」とは「段差」の事。 -
「ミステリーの女王」と言われるアガサ・クリスティはアスワンのホテル「オールド・カタラクト」で「ナイルに死す」を執筆している。
ホテル名の「カタラクト」がこの段差だったのね。 -
静かなナイルの水面に渦巻く不思議な渦。
ナイル川の中州、エレファンティネ島を境にして、川幅が広く、深さもあり、大型クルーズ船が航行する側では見られないだろう。
小型のボートで間近に見た「カタラクト」、興味深い渦だった。 -
ボートはカタラクトのある狭いエリアから川幅のある流れ(本流)に出た。
悠久のナイルの流れに「ファルーカ」が浮かぶ。
これこそがアスワンの風景だ。 -
ナイルとファルーカ
-
ナイル川の右側に見覚えのある建物が見えてきた。
左の低層のホテルがアガサ・クリスティが「ナイルに死す」を執筆した「オールド・カタラクト・ホテル」、右側の高層ホテルが新館の「ニュー・カタラクト・ホテル」だ。 -
20年前にアスワンを訪れた時には、ニュー・カタラクトに泊まり、朝食はオールド・カタラクトでいただいた。
オールド・カタラクトは、外見はビクトリア朝のエレガントな建物だが、内部はイスラムの雰囲気が漂う素敵なホテルだった。
ただ、高層の新館からのナイルの眺めは素晴らしかった。 -
ムムムっ、サファリの帽子をかぶった、遺跡調査員が乗っている・・・
と思ったら、うちの亭主でありました。(爆) -
のんびりとしたナイルのクルーズも間もなくおしまい。
ヌビア村への往復2時間のクルーズは、本当にのどかでよかった。 -
右手にムーヴェンピックの建物が見えてきた。
-
ボートは、エレファンティネ島の先端まで行って、右の本流に回り込んだ。
本流の岸には、大型のナイルクルーズ船が停泊している。 -
ファルーカがナイル川に浮かぶ光景は、まさに悠久の時の流れを感じさせる・・・。
-
ヌビア村へのクルーズが終わった。
ムスタファさん、ありがとう。 -
一旦、ホテルの部屋に戻り休憩。
ここアスワンでは、ミッションが2つある。 -
1つは、長男に頼まれた、2018年サッカー ワールドカップ ロシア大会 エジプト代表のユニフォームだ。
海外に出かけるたびに、その年の、ワールドカップのその国のユニフォームを買っている。
特に日本では買えないマイナーな国のユニフォームは喜ばれる。
ホテルのコンシェルジュに、街にスポーツ用品店があるか聞くと、渡しを渡ってすぐの所にあると教えてくれた。 -
ホテルはエレファンティネ島にあるので、ホテルの渡し船で対岸の町に出る。
渡し船乗り場からすぐの所にスポーツ用品店があり、お目当てのものがあった。
2種類あったので2枚購入。ミッション・コンプリート! -
さて、もう1つのミッションは、以前泊まった懐かしの「オールド・カタラクト」に行ってお茶すること。
え~と、この建物は・・・不明。 -
こちらは、
Coptic orthodox cathedral of the Archangel Michael
コプト教大聖堂 -
コプト教大聖堂
-
コプト教大聖堂とワンコ
ふらふらしてると轢かれちゃうよ~。 -
船着き場からここまで結構な距離があった。
いつの頃からか、5,6人の子供たちが歌を歌いながらずーとついて来る。
ストリート・チルドレンかな、10分位ついて来たけど。バクシーシを待っているのか、でも、無視してしまった。
ところで、「オールド・カタラクト・ホテル」の入り口が見つからず、ホテルの周辺をぐるっと回ってまたここにきてしまった。
門が閉まっていたので、守衛さんに聞いてみると、ホテルに入るだけで200エジプトポンド(≒1,200円)必要なのだとか。
アガサ・クリスティが滞在して本を執筆したとか、映画の舞台になったとか、要人が泊まるなどの理由や冷やかしも多いのかな。
でも、ルクソールのウィンター・パレスだって状況は同じなのに入場料など取ってないぞ。ツタンカーメンの墓を発見したハワード・カーターも宿泊してるし。
ま、前回は泊まって、朝食もオールドの方で食べたことだし、今回はパス! -
ということで、元来た道を帰ります。
日没のアザーンが響く中、ナイルに陽が落ちる・・・綺麗だな♪ -
ナイルとファルーカと落日、目に焼き付けておこう。
-
帰りはタクシーを拾おうと思ったが、タクシーはなかなか来ない。
船着き場まで馬車で。 -
ホテルの船着き場で黒猫ちゃん発見。
-
我が家のEVAちゃん元気かな。
-
アスワンの町を歩いて程よい疲れ。
さて、アスワン最後の夕食は、ムーヴェンピックの高層階の展望レストラン「パノラマ」で。
夜景を見ながら。 -
エレファンティネ島から見る街の灯り。
-
展望レストランから砂漠に沈む夕日は、このホテルに宿泊しなくても見る価値ありとか。
暗くなっては、砂漠の景色は見えないが、昨日の夕方、このレストランに予約に来て鑑賞済み。 -
13階にあるレストラン「パノラマ」でお疲れ乾杯♪
パンと前菜とオレンジジュース -
牛肉の煮込み、マッシュポテト、焼き野菜
牛肉がホロホロに柔らかく感動♪ 美味~ -
骨付きラムの煮込み、焼き野菜、と何か・・・
柔らかいラム肉に大満足。 -
ナイル川の中州の高層階から見る対岸の夜景。
-
明日は、空路カイロに戻り、車でギザへ。
宿泊は、ホテルからギザの3大ピラミッドが見える好立地、わくわく感が堪らない♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
つづく
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