2013/12/14 - 2013/12/18
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エフサさん
この旅行記のスケジュール
2013/12/14
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この旅行記スケジュールを元に
日本の技術力で完成したイスタンブールのアジア~ヨーロッパ間の海底トンネル。そこを電車で通り抜けてきました。
ボスポラス海峡横断鉄道を、こちらでは海峡の南側と接するマルマラ海と、トルコ語で鉄道を意味する ray (ライ)とを掛け合わせて「マルマライ」と呼んでいます。訪れた時は開業してから2ヶ月足らず、まだピカピカでした。
さあ、アニメのCMでも有名になった「地図に残る仕事」の成果を見に行きましょう。
2013年の旅行記です。
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イェニカプ駅。
マルマライのヨーロッパ側の最初の駅はシルケジ。イェニカプは海峡手前2つ目の駅となります。
トラムとメトロの乗換駅になっているアクサライからアタテュルク通りを南の海側に500m程降った所にある駅で、元々地上にある駅の横に地下駅として新たに併設されたもの。
なので最初、間違って古い方の地上側の駅に行ってしまい、駅員さんから
「マルマライ? あっちの駅だよ」
と教えてもらった。やれやれ -
ここからマルマライのプラットホームへ
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窓口のお姉さんにラウンドトリップチケットと言ったらこれを渡された。多分チャージ金額の違いなんだろ。
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自動改札機
このタイプの改札機には痛い思い出がある。
以前、バンコクのBTSで同タイプの改札機にケツの肉をガッツリ挟まれた事があるのだ。事実、これを見るだけでちょっと尻込みしそうになる。 -
のちにタックライさんから教えてもらったのだが、どうも体の前に荷物を抱えながら通るとこいつに噛まれるらしい。そういえばその日ワシは確かにフロントパッカーだった。改札前の手荷物チェックの後、ジップを開いたままのリュックを前に背負ってそれを閉めようともたつきながらゲートインしたのが仇となった可能性がある。
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こいつは腹の通過は検知するが、尻の通過は無視するらしい。なのでワシのケツには二回も激痛が走り青タンが2つできた。ジジイなのにケツが青いと言われるのは極めて屈辱的だ。
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はたしてマルマライの改札機や如何に‥
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セェ~~フ、 ジジイの蒙古斑はまぬがれた様だ。
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新型車両入線。韓国のヒュンダイ・ロテム社製だ。
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開通記念式典に招待された安倍総理がエルドアン大統領に腕をつかまれて運転台に引きずり込まれ、そのまま発車してしまったと言うエピソードがある。おまけに電車が海底のど真ん中で停まってしまったりして。シークレット・サービスはかなり焦ったらしい。
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トルコの女性は皆さんスカーフを着用。アバヤよりこちらの方が華やかだしオシャレの範囲も広がるよね。
ドアはプラグドア方式。
戸袋がなくて、開く時はドアが車体の外側にせり出してから横にスライドするタイプ。閉じると車体表面と一体化してフラットになるため空気抵抗と風切騒音の軽減が期待できる。しかし通勤電車での採用は珍しい。なぜなら戸袋のある引き戸に比べて構造が複雑で故障するリスクが高かまるからだ。特急型車両に比べドアが多く、しかも両開きでその数は倍になり、停車駅が多いため開閉回数も多く故障する確率が確実に高くなる。よほど信頼性に自信があるのだろうが引き戸に比べてランニングコストは高くつくような気がする。 -
実際、マルマライの車両は日本の首都圏の通勤電車と比べるとはるかに静かだった。イスタンブールのメトロも静かなのでプラグドア方式以外にも防音対策がなされている様に思えた。多分騒音に対する基準が日本とは違うのだろう。かつて拓郎が作曲してneko が歌っていた「地下鉄にのって」の様なシチュエーションとは無縁のようだ。
日本は騒音よりも軽量化、省エネ化を優先している様に思える。 -
椅子はプラスチックの硬座。通路の真ん中にも つかみ棒がある。しかも中央の握りが3つに分かれていて、より沢山の人がつかまれる様に配慮されたいいデザインだ。
かつて国電がカラフルに色分けされる前、こげ茶色だった旧国電にも通路中央にポールが立っていた。ワシの若い頃はこの車両が鶴見線や南武線でまだ走っていて乗った事がある。
正直、あると助かるのか、邪魔になるのかよく分からない。 -
程無くして、アジア側のユスキュダル駅に到着。
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地上に出ると、駅の向こうにはジャーミイのミナレットが2本見える。行ってみたいけど、反対側の海岸へ向かう事に。
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乙女の塔が見えてきた。意外と岸から近いのね。
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イチオシ
塔の右側の対岸にはブルーモスクが、その右隣にはアヤソフィア、そして更にその隣にはトプカプ宮殿が見える。
さて、写真も撮れたのでヨーロッパに戻ろう。 -
マルマライでヨーロッパ側に戻り、降りたのは最初の駅のシルケジ。大陸間横断鉄道の旅もわずか4分で終了。でも、この地上側のプラットホームまでたどり着くには10分くらいかかったような気がする。
ここは映画「オリエント急行殺人事件」のロケで使われた所、それともあれはセットだったのかな?
最近リメイクされた物ではなくて1974年の映画の話。あの丸窓の下には羊や籠に入った鶏やら行商人なんかがごちゃごちゃ居て混沌としたプラットホームの人混みの中をポアロが通り抜けて行くシーンがあった。あのにぎわいは何処かへ行ってしまったようだ。 -
駅舎も味のある古い建物だ。
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帰り路の、とある店の前につながれていた看板neko。
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君はオリオン星人に似ているね。ワシが子供の頃、TVで放映されていたアニメ「宇宙エース」に出てきた宇宙人の事だよ。
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さて、ホテル近くのロカンタで夕食をとる事に。食べたい料理は指差しでオーダー。しかも柔らかいパンが食べ放題。「パケット」と一言伝えると、専用のパッケージに入れてくれて持ち帰りも可能だ。パンもごっそり入れてくれる。
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選んだのはこれ。
スル・イェメッキ(ほうれん草の煮込み)が載った羊のキョフテ(ハンバーグ)に更にチーズを載せて軽くオーブンで炙ったもの。これにチョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)を添えて。
もちろんビールはEFES(エフェス)。
いただきま~す
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